咲-Saki-(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『咲-Saki-』とはスクエア・エニックスの『ヤングガンガン』で連載されている小林立による麻雀漫画である。麻雀に青春を捧げる少女たちの熱い思いや人間関係、丁寧に描かれる対局の様子が魅力であり、シリーズ累計発行部数は1000万部を突破。多くのスピンオフ作品が描かれ、アニメ作品にもなっている。舞台となるのは麻雀が広く浸透した世界。主人公の宮永咲は原村和という美少女と出会って麻雀の楽しさを知る。そして麻雀を通してなら仲違いしている姉とも話せるかもしれないという思いから全国大会を目指すことになる。

ハギヨシ

CV:小野大輔
演:玉城裕規

龍門渕家の執事。透華の3学年上の19歳。本名は萩原だが、フルネームは不明で作中では「ハギヨシ」としか呼ばれない。裁縫や料理など何でもできるそつがない執事であり、透華や衣が呼ぶと瞬間移動のごとく颯爽と出現する。衣の付き人も務めており、衣が孤独を抱えていることについて胸を痛めていた。

杉乃歩(すぎの あゆむ)

CV:永田依子

龍門渕高校の1年生で龍門渕家のメイド。団体戦の補欠のメンバー。おどおどした性格で、料理が苦手とのこと。

風越女子高校

一昨年まで6年間連続で長野県予選を優勝している強豪校。昨年は龍門渕高校に優勝を持っていかれ、インターハイへの出場を逃した。

福路美穂子(ふくじ みほこ)

CV:堀江由衣
演:加村真美

風越女子麻雀部の3年生でキャプテンを務める先鋒。校内ランキングも1位であり、風越女子高校の絶対的なエースとして君臨している。オッドアイで普段は右目を閉じている。性格は温厚で穏やかだが、同級生からは「ウザい」と言われるらしい。麻雀部では進んで雑事を引き受けたり、厳しい指導をするコーチから後輩を守ったりすることから、よく慕われている。

麻雀ではオーソドックスな打ち手で、勝負どころとなると右目を開けて強力な観察眼を発揮、相手の視線移動や理牌などからも情報を得て盤面を有利に進める。県予選の決勝では優希をアシストして純を止め、自らも和了して1位で先鋒戦を終えた。県予選の個人戦では1位を取っており、個人戦の代表として東京へやって来た。

竹井久のことは3年前のインターミドル個人戦の頃から知っていた。当時は上埜久という名前だった彼女に苦しめられて以来、再会を望んでいたが、長野県の強豪校である風越女子高校で久の姿を見ることはなかった。4校合同合宿以降久と仲良くなり、彼女の前では右目を閉じることなくリラックスした表情を見せるなど、親密な様子が描かれている。

池田華菜(いけだ かな)

CV:森永理科
演:武田玲奈

大将を務める2年生。風越女子高校では校内ランキング2位の実力者。小柄で、たびたび髪が猫耳のように逆立つ描写がある。責任感が強く、去年は自分が天江衣に敗北したせいでインターハイへ行けなかったことを気に病み、今年のインターハイでのリベンジを誓っていた。今年の決勝戦では一時は0点になって絶望するも、持ち前のポジティブさで奮起し、役満をあがる活躍を見せた。最終的に4位で終わってしまったが、実際にあがった役満を含め、3度の役満和了機会があった。

吉留未春(よしとめ みはる)

CV:神崎ちろ
演:吉崎綾

風越女子高校の次鋒。華菜と同じ2年生で華菜からは「みはるん」と呼ばれる。眼鏡をかけている。強豪校のレギュラーというだけあって決して弱くはないのだが、県予選の決勝では初心者の妹尾佳織に振り回された。インターハイでは、華菜と同じく個人戦に出場する美穂子の付き添いとして上京している。

文堂星夏(ぶんどう せいか)

CV:又吉愛
演:樋口柚子

中堅の1年生。糸目とおかっぱが特徴的。たった2ヶ月で校内ランキングを78位から5位にまで伸ばした実力者。しかし県予選の決勝では久の牌譜の異常性に気づきながらも対応することができず、大量失点をしてしまった。お菓子に付属するプロ雀士のカードを集めており、4校合同合宿の帰り際には鶴賀学園の津山から小鍛治健夜のカードをプレゼントされた。インターハイでは美穂子の付き添いで上京した華菜の代わりに、華菜の妹の面倒を見ている。

深堀純代(ふかぼり すみよ)

CV:斎賀みつき
演:星名美津紀

副将を務める2年生。太めの体型の女の子で、口数が少ない。インターハイでは文堂と同様、長野に残って華菜の妹の世話をしている。

久保貴子(くぼ たかこ)

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