咲-Saki-(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『咲-Saki-』とはスクエア・エニックスの『ヤングガンガン』で連載されている小林立による麻雀漫画である。麻雀に青春を捧げる少女たちの熱い思いや人間関係、丁寧に描かれる対局の様子が魅力であり、シリーズ累計発行部数は1000万部を突破。多くのスピンオフ作品が描かれ、アニメ作品にもなっている。舞台となるのは麻雀が広く浸透した世界。主人公の宮永咲は原村和という美少女と出会って麻雀の楽しさを知る。そして麻雀を通してなら仲違いしている姉とも話せるかもしれないという思いから全国大会を目指すことになる。

九蓮宝燈(ちゅーれんぽーとう)

面前で「1112345678999+任意の同色牌」で和了した時に成立する役満。滅多に出るものではなく、九蓮宝燈をあがった者は死ぬという迷信があるほど。作中でも白糸台高校の宮永照が和了した時、実況の福与恒子が思わず「宮永照!ここに死す!」と発言していた。英語圏では「Nine Gates」や「Heavens Door」という役名になっており、照があがる際は複数の扉から灯篭が出現するような演出が入った。

天和(てんほー)

天和をあがる優希(右)。

親の配牌の時点で既に和了の形が完成している状態。役満である。小鍛治健夜ですらあがったこともあがらせたこともない役だが、優希はインターハイの決勝で2度天和を出した。これは優希の東場での強さにも規則的な波があり、久のアドバイスのもとその波の最高潮を決勝に合わせた結果である。

大会

全国高等学校麻雀選手権大会(インターハイ)

麻雀の全国規模の大会。それぞれの都道府県で勝ち上がった学校や選手が東京に集まり、全国1位を決める。作中でインターハイと言えば基本的に全国を指し、予選はただ県予選と言われることが多い。前年はプロの競技ルールに近い内容だったが、詳細は不明ながらも今年からは大幅なレギュレーション変更があったとのこと。

団体戦

それぞれの学校が先鋒・次鋒・中堅・副将・大将を出し、各校10万点スタートで半荘を戦う。長野県予選では決勝以外は半荘5回で決着がつき、決勝はそれぞれが前半と後半で半荘2回ずつ、合計半荘10回で決着がつく。補欠要員も認められている。トーナメント方式で勝った学校が次へ進める。インターハイでは都道府県予選を勝ち抜いた1校が全国大会へ出場できるが、東京と大阪、北海道は大きさなども考慮してか、「東東京代表と西東京代表」というように地区で分かれており、2校が進出できる。全国ではそれぞれ半荘2回ずつ戦うが、5位決定戦のみ半荘1回ずつで終了する。

個人戦

2万5千点持ちで半荘や東風戦を戦う。長野県予選ではトーナメント方式ではなく、相手を変えて一定数対局し、収支の合計で順位をつけていた。

その他

のどっち

和のネット麻雀におけるハンドルネーム。ネット麻雀界では伝説とまで言われるほどの実力を誇っていた。

エトペン

のどかが抱いているペンギンのぬいぐるみ。「エトピリカになりたかったペンギン」という架空の絵本の主人公である。和はこれを抱いていないと寝られないらしい。有珠山高校の真屋由暉子もこのキャラクターを知っていた。

冷たい透華

敵が強いほど熱くなるのが龍門渕透華という人間だが、強い敵に囲まれた状況下にいると逆に冷静になることがある。これを国広一は「冷たい透華」と呼んでいる。一種のトランス状態のようで、透華本人はこの状態になっている時のことを覚えていない。4校合同合宿ではこの状態で咲、衣、藤田の3人を相手取り終始完封した。

牌に愛された子

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