サイン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『サイン』とは2002年に公開されたアメリカのSFサスペンス映画。一時期大きな話題となったミステリーサークルの謎を題材にした映画で、宇宙人襲来のパニックを描きつつ、ある家族の再生と主人公の信仰心を扱った異色作。妻の不慮の死で信仰心を失った男グラハムの営む農場に、ある日突然ミステリーサークルが出現する。それと共に世界中でUFOや宇宙人が目撃。人々は宇宙人の襲来から神の啓示によって救われるのか、それともただの不幸な出来事となるのか。宇宙人から家族を守る鍵はなんとグラハムの信仰心だった。

吹き替え:村上想太(ソフト版)/矢島晶子(フジテレビ版)

グラハムの息子。
UFO騒ぎから妹を守ろうとする優しい兄でもある。
喘息の持病を持っており、時折吸入器を使用している。
宇宙人に興味を抱き、街の本屋で宇宙人について書かれた本を買い、対処法を模索する。
宇宙人襲来時、喘息の発作で気道が閉じていたため、宇宙人の発する毒ガスを吸うことなく助かることができた。

ボー・ヘス(演:アビゲイル・ブレスリン)

吹き替え:黒葛原未有(ソフト版)/川田妙子(フジテレビ版)

モーガンの妹。
幼い時から水に敏感で、水が汚染されているなどと言っている。
農場にサインが現れてから、水が入ったコップを家中に置いておくという奇妙な行動を取る。
後に宇宙人が家に侵入した際、このコップの水がこぼれて宇宙人にかかると火傷のような傷が現れた。
そこで宇宙人にとって水が最大の弱点であることがわかり、撃退に成功する。

コリーン・ヘス(演:パトリシア・カレンバー)

吹き替え:杉村理加(ソフト版)/堀越真己(フジテレビ版)

グラハムの妻。
居眠り運転の事故に巻き込まれ亡くなる。
亡くなる直前に「見て」と「打って」という言葉を残す。
死ぬ直前の言葉がなぜか弟の試合の観戦と思い込んだグラハムは、それ以降神の存在や奇跡を信じなくなった。
しかしコリーンのこの言葉が結果的に宇宙人の襲来から家族を守ることになる。

ヘス家を取り巻く人々

キャロライン・パスキー(演:チェリー・ジョーンズ)

吹き替え:宮寺智子(ソフト版)/藤田淑子(フジテレビ版)

村の警官。
村人のために事件や困りごとに奔走する優しい警官である。
ヘス一家に寄り添いながら、畑にサインが現れた事件を解明しようと奔走する。
コリーンの事故に立ち会った際、グラハムを気遣いながら、事故の残酷な状況を説明した。

レイ・レディ(演:M・ナイト・シャマラン)

吹き替え:根本泰彦(ソフト版)/横堀悦夫(フジテレビ版)

村の獣医。
居眠り運転が原因で、グラハムの妻コリーンを死なせてしまう。
ずっとグラハムに謝罪しようとしていたが、なかなか言い出せず、グラハムの家の電話番号だけは控えていた。
突如襲来してきた宇宙人を家の貯蔵庫に閉じ込め、動転したレイは思わずグラハムの家に電話をかける。
その後グラハムが訪ねると、事故の謝罪と懺悔をし、避難するために立ち去った。

教授(演:クリフォード・デビッド)

吹き替え:塚田正昭(ソフト版)/中江真司(フジテレビ版)

テレビ番組で世界中の畑に出来たサインについて解説する有識者。
宇宙人説やいたずら説などが浮上していることを伝える。

ネイサン(演:ラニー・フラハティー)

畑に出来たサインのニュースを見るネイサン(中央)とネイサン夫人(左)とモーガン(右)

吹き替え:田村勝彦 (ソフト版)/小川真司(フジテレビ版)

街にある本屋の主人。
畑に出来たサインをソーダ水メーカーの陰謀だと思い込んでいる。

ネイサン夫人(演:マリオン・マッコリー)

本屋で話をするモーガン(左)とネイサン夫人(中央)とボー(右)

吹き替え:浅井淑子 (ソフト版)/一龍斎貞友(フジテレビ版)

ネイサンの妻。
ネイサンと共に書店で働いている。
モーガンとボーがここを訪れた際、宇宙人について書かれている本がある棚を教えてあげたり、飲み水を出してくれたりと親切に対応した。

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