マッドマックス/サンダードーム(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジョージ・ミラー監督、メル・ギブソン主演『マッドマックス』シリーズ第3弾。1985年公開のオーストラリア映画。核戦争により荒廃した砂漠を彷徨うマックスが辿り着いたバータータウン。その街でティナ・ターナー演じる野蛮な女支配者により、球状の檻に囲まれた“サンダードーム”での戦いを強いられた。だが結果、一人砂漠へと追放され行き倒れになったマックスだったが、彼を救ったのは少年少女だけが住む村だった。

『マッドマックス/サンダードーム』の概要

『マッドマックス/サンダードーム』は、バイオレンス・アクション映画の快作『マッドマックス』『マッドマックス2』のヒットを受けて製作されたシリーズ第3作。1985年公開のオーストラリア映画。主演のメル・ギブソンに加え、ソウルシンガーの大御所ティナ・ターナーを起用し、オーストラリア映画でありながらハリウッドと大きくコミットした作品となり、製作予算も前作の3倍となった。

製作・監督・脚本は前作に続くジョージ・ミラーだが、共同監督としてオーストラリアの新鋭ジョージ・オギルヴィーが名を連ねている。これまでジョージ・ミラーと共にシリーズを創りあげてきたプロデューサーのバイロン・ケネディが製作直前に急死したために、傷心したミラーの制作意欲が半減し、アクション部分は演出するがドラマ部分はオギルヴィーに任せたといわれている。映画の締め括りには「バイロンに捧ぐ」とのテロップが流れている。
また前作でミラーと共同脚本を務めたテリー・ヘイズが共同脚本と製作を担当、撮影も前作同様ディーン・セムラーが担当している。
音楽は前作を担当したブライアン・メイ が製作前に急死したため、当初、ジョルジオ・モロダーが予定されていたが、最終的に映画音楽の巨匠・モーリス・ジャールが担当した。出演者のティナ・ターナーが主題歌を歌っている。

本作は、日本公開が 1985年6月29日、アメリカが 1985年7月10日、オーストラリアが 1985年8月8日と製作国が最後となっている。ジョージ・ミラー監督曰く「『マッドマックス』を世界で最初に認めてくれた国は日本だ」との言葉通り、『マッドマックス』ファンの多い日本へのサプライズとして日本での先行公開が実現した。

『マッドマックス/サンダードーム』のあらすじ・ストーリー

核戦争後、荒廃した世界を放浪していた元・警察官のマックスは、乗っていたキャメルワゴンと連れの猿と備品の一式を、航空機を駆る謎の親子に奪われてしまう。

泥棒親子を捕まえるため砂漠の中をひたすら歩いていたマックスは、やがてバータータウンという大きな街にたどり着いた。”バーター”とは”交換”という意味であり、この街は物々交換で成り立っていた。マックスは物々交換の窓口の男に、「自分の腕っぷしを売るから盗人を探して欲しい」と交換条件を出すが男は却下。マックスは持っていた銃を男に突きつけると、男はその度胸を買ってマックスが所持していた大量の武器を取り上げ、武装した男たちがマックスを街の中へと案内する。沢山の人であふれる街の中でマックスのキャメルワゴンが競売に掛けられていたが、マックスが案内された先は街を一望できる監視塔の中で、バータータウンを築き上げ街を支配するアウンティという女性と対面する。アウンティはそこでいきなり部下たちにマックスを襲わせるが、マックスは部下たちを撃退。強さを見せつけられたアウンティはマックスを見込んで、ある内輪の男を殺してほしいと言う。それは街の電気や動力となるメタン工場がある地下施設を牛耳っている小人の男「マスター」と鉄の面をすっぽりかぶった大男「ブラスター」だった。マスターは頭脳、ブラスターは巨体と怪力を生かしてマスターの手足となっていて、二人で一人の行動を取っていた。アウンティは、自分がこの街の長だと言い張るマスターを懲らしめるため、プラスターだけを抹殺したいのだ。マックスはとりあえず彼らを知るためにメタン工場に潜入する。

メタン工場では豚の糞からメタンガスを精製する作業をしていた。労働者を装ったマックスはマスターに近付き彼に暴言を吐いてみる。するとプラスターに首を絞められそのまま軽々と持ち上げられてしまう。恐ろしい怪力ぶりを知ったマックスだったが、工場内に置いてあった車のサイレンが鳴り出すとプラスターは耳を塞いで半狂乱になった。それを見たマックスは持っていた小さな笛を吹いてみると同様に苦しんでいる。プラスターの弱点を見つけたマックスはアウンティの元へ行き、盗まれた車の返却と水・食料を報酬として彼女の頼みを引き受けた。バータータウンには掟があり、揉め事の解決はサンダードームと呼ばれる金網で囲まれたリングで決着をつけることになっていた。マックスはわざとマスターを挑発しケンカを売り、揉めているところをアウンティに見せると、彼女はその解決策として双方にサンダードームで戦うことを命令する。

決闘の日、サンダードームの周りを大勢の群衆がぐるっと取り囲み歓声を上げている。ドーム内では、マックスとプラスターがそれぞれ天井からのバンジーロープで括りつけられる。そのバンジーロープで吊り下げられた状態で、ドーム内に投入されているチェンソーやハンマーなどの武器を使って戦い、どちらか一方が死ぬまで続けられる。サンダードームには「2人が入って1人が出れる」という掟があるのだ。
ついに戦いの火蓋は切られた。マスターは傍らでプラスターに指示を送って参戦している。マックスは力で太刀打ち出来ないことはわかっているので、バンジーロープの反動を利用して必死に相手の攻撃をかわす。何とかして持ち込んだ笛を吹くタイミングを見計らうのだが、相手の素早い攻撃に苦戦し、やがて笛を地面に落としてしまう。死闘の末、何とか笛を手にすることが出来たマックスは思いっきり笛を吹くと、一気に形成は逆転した。マックスは苦しむプラスターに対し、大きな鉄のハンマーを振り上げ、彼の鉄の仮面を外したのだ。誰もがマックスの勝利を確信し、マックスがハンマーを振り上げたが、その瞬間マックスは素顔を晒したブラスターを見るやひるんでしまう。その顔は子供のような笑顔の知的障害者だったのだ。「殺すな!」とプラスターに駆け寄るマスターの姿を見たマックスは、「殺せ!」と叫ぶアウンティを睨み付け、全てを知りながら殺し合いをさせたことに「汚い取引だ!」と怒りがこみ上げた。だが、アウンティの部下が矢を放ちプラスターを抹殺したのだ。サンダードームを出ようとしたマックスだったが、アウンティはマックスがプラスターを殺さなかったことで掟を破ったとして、彼を「運命のルーレット」に掛けることにする。そしてそのルーレットの針は「死の追放」という箇所を示した。マックスは、手足を縛られ頭にぬいぐるみをかぶせられると馬に乗せられ砂漠へと放り出されてしまうのだった。

その後のバータータウンでは、アウンティの支配下でマスターを服従させていた。同じ頃、地下施設で豚の世話係をしていた囚人で「ピッグキラー」と呼ばれる男が、マックスの連れだった猿に水筒を持たせて通気口から放った。彼は、地下施設に潜入してきたマックスに出会った際に「嵐の予感」を感じ取っていたのである。
一方、マックスを乗せた馬は砂漠をどこまでも歩き続け、やがて力尽きて倒れてしまう。そしてマックスもまた脱水症状寸前で気を失ってしまうのだが、そこへピッグキラーの放った猿が現れ無事にマックスに水筒を届けた。なんとか一命を繋ぎ止めたマックスだったが、激しい暑さの中、歩き続ける事は出来ずに再び気を失ってしまうのだった。

砂漠に倒れているマックスの元に一人の野性的な身なりの少女がやって来た。その少女はマックスを引きずって砂漠の中を歩き、やがて少年少女たちだけの部族が暮らす水と緑の豊富な渓谷に到着する。数日の間、意識を失ったまま部族の者たちに介抱されたマックスは、ふと目を覚ますと子供たちに囲まれた異様な光景に驚いてしまう。マックスを助けた少女はこの部族の長老でサバンナという。そしてリーダーのスレイクという少年が、マックスのことを待っていたというのだ。人違いだと思いつつも、過去の経緯を話し始めるサバンナの説明に耳を傾けるマックス。
それは核戦争が起きた時のこと。難民を乗せて都市から脱出した飛行機は戦争の際の核の爆風の影響で荒地の断裂地帯に墜落、その飛行機の機長であるキャプテン・ウォーカー以下生き残った者たちがこの地を気に入って住み着いたという。時が経ち、たくさんの子供たちが生まれ育つと、キャプテン・ウォーカーは大人たちを引き連れ、伝説の地トゥモローランド(実はシドニー)を見つけて必ず戻って来ると子供たちに言い残し旅立ったのだという。
マックスは、そのキャプテン・ウォーカーに間違えられたのだ。機長を神話の人物として伝えられてきたこの部族の子供たちは伝説のトゥモローランドに行ける事を望んでいるのだった。「トゥモローランドなど無い、この地で暮らすべきだ」と言うマックスだったが、子供たち全員が走り出し、眼の縁を黒く塗ったスクルールースという少年が彼を外に連れ出すと、そこには砂漠の砂に埋もれたボーイング機があった。機体の上に乗って「行こう!」と叫ぶ子供たちを後目にマックスは無言でその場を去るのだった。

部族の中では、マックスの言うことを信じるスレイクと、伝説の地の存在を信じるサバンナが対立していた。サバンナは伝説の地を求めて出て行こうとする。一度はマックスに強制的に引き留められるが、夜に3人の子供を引き連れてこっそり出て行ってしまった。この先にはバータータウンしかないと知っているマックスは、サバンナ達を連れ戻すため、同行を志願した3人の子供に大量の水を持たせて後を追う。暫く砂漠を歩いていると、砂地獄に呑まれかけて苦戦しているサバンナ達を見つけた。慌てて皆を砂地獄から引き揚げようとしたマックスだったが、最初に呑まれた一人の子供を救う事は出来なかった。砂漠の中で夜を過ごしていた一行は、遠くに明かりが灯っているのを発見する。それはバータータウンの灯だったが、砂漠にいるよりはマシだとマックスは皆を連れてバータータウンに行くことを決める。

バータータウンに着いたマックス一行は、地下工場の通気口から忍び込む。
工場の中には数人のアウンティの部下と、豚に紛れて寝ているマスター、それに猿を使ってマックスを救ったピッグキラーがいた。
マックスは頭脳明晰なマスターを連れ出す事を考えた。そしてすばしっこい子供たちが工場内に潜入すると、アウンティの部下を次々と翻弄する。マックスが来たことを知り嬉しくなったピッグキラーもマックス側に付き、マスターを救い出したピッグキラーは工場内の資源供給の核となっている巨大な機関車の運転席に乗り込んだ。マックスや子供たちも次々と機関車に乗り込み、エンジンを掛けると機関車はレールの上を走りだす。すると供給のために機関車の車体につないであるパイプが外れて爆発が起こり、機関車が外へ走り出した後に大爆発を起こしたのだ。バータータウンの街は民衆たちが騒いで大混乱となった。
その光景を見ていたアウンティは、マックスが現れたことに驚きを隠せなかったが、冷静を取り戻すと民衆に対し、騒ぎを起こしたマックスたちに制裁を加えマスターを連れ戻すと言い放つ。マスターの頭脳は街にとって必要不可欠なのだ。アウンティは自ら陣頭指揮を執り、バギーの大部隊を繰り出すのだった。

マックス一行とマスターを乗せた機関車は、ビッグキラーの運転で砂漠の中を延々と続くレールの上を猛スピードで走っていた。だが、アウンティ率いるバギーの追手はすぐに追いつき、機関車に乗り込んできてはマスターを奪おうとする。必死に応戦するマックスと子供たち。猛スピードの中、双方が機関車とバギーに乗ったり乗られたり、壮絶なカーチェイスの中でマスターの争奪戦が展開される。そして機関車に連結された後方車輛にアウンティらが乗り込んできた際に後方車輛を切り離し、同時にマックスがマスターを抱えて前方車輛に飛び移った。機関車はどんどんスピードを上げて追手を突き放して行く。大成功と思ったのも束の間、その先には行き止まりがあったのだ。

行き止まりの地点に子供が銃を構えて立っていた。
機関車からマックスたち一行が降りると、その子供は走って逃げて砂に埋もれた廃車のトランクの中へ入り込んだのだ。マックスはそのトランクを開けてみるとそこは地下道の入り口になっていた。子供を追って地下へ降りるとそこにはかつてマックスの車を盗んだ男・ジェデダイアがいた。子供はジェデダイアの息子だった。ジェデダイア親子が飛行機を持っていることを知っているマックスは命を助ける代わりに飛行機を出すように取引をする。全員が飛行機に乗り滑走を始めるが、小型の飛行機のために重くてなかなか飛び立つことが出来ない。そのうち滑走路は行き止まりとなってしまいUターンすると、アウンティーの追手がしつこく迫ってきた。と、そこへキャメルワゴンが走って来た。それはカーチェイスの際に追手が乗っていたマックスのキャメルワゴンをスクルールースが乗っ取ったものだった。マックスは彼を飛行機に乗せると、追手を見て尻込みするジェデダイアに一か八かで飛ぶことを指示。そしてマックスはキャメルワゴンに乗り皆に手で別れを告げると飛行機の前に走り出た。自らが囮となって追手のバギーに正面から突っ込み、衝突寸前に間一髪脱出。双方の車は大破し、その上空を無事離陸に成功したジェデダイアの飛行機が通過したのだった。

脱出したマックスの元へアウンティがやって来た。部下たちに銃を向けられ観念するマックスだったが、アウンティは「お前もなかなかやるじゃないか」とマックスに賞賛の言葉を投げると、何もせずにそのままその場を立ち去ってしまう。それを呆然と見送るマックスであった。
サバンナたちを乗せた飛行機は空から核戦争で滅んでしまった都会を目にしていた。それは、自分たちが夢に見ていたトゥモローランドはどこにもない場所だったということを知る光景だった。
その後、サバンナは修道院のような広い場所で部族の子供たちを集め集会を開いていた。かつてマックスという救世主がいたことも記憶の1ページとして今を生きる人々に伝え続けていた。
そして火を絶やすことなく灯していれば、必ずマックスや仲間は戻ってくる、そう信じていた。

『マッドマックス/サンダードーム』の主な登場人物・キャラクター

“マックス”マクシミリアン・ロカタンスキー(演:メル・ギブソン)

オーストラリア連邦警察メインフォース・パトロール(M.F.P.)の元警官。
砂漠でキャメルワゴンに乗りながら放浪していたが、ジェデダイア親子が乗る飛行機に突如襲われ車輛を奪われてしまう。
やがてたどり着いたバータータウンで、街の支配者であるアウンティにブラスターの抹殺を依頼されてサンダードームで闘うが、止めを刺さなかった為に掟により砂漠に追放される。行き倒れて瀕死の状態に陥っているところをサバンナに助けられ、彼女が住む少年少女の部族に運ばれた。部族の子供たちからは部族の先駆者で後に行方不明となったボーイング機の機長、キャプテン・ウォーカーに間違われた。子供たちに外の世界の現実を突きつけ、部族での一生を過ごす方が得策だと説得するも、サバンナを筆頭とした一部の子供たちが外の世界を知ろうとオアシスを飛び出したため、彼女らを引き止めに向かう過程で再びバータータウンに舞い戻る事となる。
序盤では長旅のせいでロングヘアになっていたが、オアシスに運ばれた際にサバンナに髪を整えられ、前作と同じ髪型に戻った。

アウンティ・エンティティ(演:ティナ・ターナー)

バータータウンを築き上げ、街を支配する女性。
たくさんの荒くれものの部下を従え、街を一望できる監視塔に住んでいる。
バータータウンのエネルギーを製造する地下施設アンダーグランドを指揮する、街の支配者気取りのマスターと対立しており、街に盗人を追ってやってきたマックスの腕を見込んで、サンダードームでマスターの腕となる邪魔なブラスターを殺させようとする。
子供たちと忍び込んだマックス達にマスターを奪われ、バータータウンが壊滅的打撃を受けるが、街の再建を掛け軍団を率いてマックス達の後を追う。

マスター/ブラスター(演:アンジェロ・ロシット、ポール・ラーソン)

バータータウンのエネルギーを精製するメタン工場がある地下施設を牛耳ている。
小人の男「マスター」と鉄の面をすっぽりかぶった大男「ブラスター」だった。マスターは頭脳、ブラスターは巨体と怪力を生かしてマスターの手足となっていて、二人で一人の行動を取っている。
対立するアウンティの策略で、ブラスターはサンダードームでマックスと闘い、自慢の怪力を活かした力業で圧倒する。だがマックスが吹いた笛の音色で弱点を衝かれ頭痛に襲われた所をハンマーで何度も殴打されて鉄の面を外されると子供の様な心を持った知的障害者だった。直後にアウンティの部下にボウガンで射殺された。
一方のマスターはブラスターの死後、拷問の末に無理やりアウンティ達に服従させられたが、バータータウンに舞い戻ってきたマックスと子供達により救われ、バータータウンから脱出した。その後もアウンティ達が彼を取り戻そうと狙われるが、最後はジェデダイアの小型飛行機に乗り、トゥモローランドに辿り着いた。

サバンナ・ニックス(演:ヘレン・バディ)

子供達の部族「最後の部族」の長老となる少女。
砂漠で倒れていたマックスを見つけ、伝説のキャプテン・ウォーカーだと思い込み、自分が住む部族に運んだ。
マックスが、核で世界が終わりトゥモローランドも存在しないと失望させると、外の世界をどうなっているか確かめるために、マックスの制止を無視して数人の子供達と一緒にオアシスから出て行ってしまう。
最後は、廃墟のシドニーだったトゥモローランドでグループのリーダーとなり、子孫たちにマックスの事やマックスが無事にトゥモローランドに辿りつけるよう灯りを灯し続けることを語りかけた。

スレイク(演:トム・ジェニングス)

子供達の部族「最後の部族」のリーダーの少年。
サバンナが見つけたマックスが伝説のキャプテン・ウォーカーだと信じていたが、実際は人違いで外の世界の現実を突きつけられるや、サバンナと対立してオアシスでの定住を説き始める。外の世界を探しに飛び出したサバンナ達を探しに行くマックスを見届け、部族に留まった。

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