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SCRAP三太夫（ゆでたまご）のネタバレ解説・考察まとめ

『SCRAP三太夫』とは集英社の『週刊少年ジャンプ』上で、1989年24号から40号まで連載したゆでたまごによるギャグ漫画作品。連載前に2度の読み切りを経て連載化された。
西暦20XX年の未来を舞台に、ダメなロボット警察官である三太夫が悪を倒すストーリーである。第1話にて読者アンケートによる人気投票で第2位を獲得したが、第2話以降でどんどん人気が下降して連載打ち切りとなった。ゲストキャラクターとして、ゆでたまごの大人気作品『キン肉マン』に登場した超人ウォーズマンが登場している。

女性型の看護ロボット。胸からジェット水流を出せる。心優しい性格で、人情味あふれる三太夫に好意を寄せている。スピード、パワー、知能すべてにおいて完璧なロボットに与えられる、A級ライセンスの持ち主。三太夫を「三ちゃん」と呼んで慕っており、たまにデートしたり手作りプレゼントを贈ったりと、三太夫とは良い関係である。

アレン

B級ライセンスを持つ情報収集ロボット。東京我楽多シティ支部に勤めている三太夫の同僚。透明なドーム状の巨大な頭脳を持ち、情報収集に特化しているため頭が良くて真面目な性格だが、力は非常に弱い。三太夫より先に登場しているが、三太夫を「先輩」と呼んで慕っている三太夫の良き友人である。

ヘーシンク

ロボット警備隊基地の東京我楽多シティ支部に勤めているA級ライセンス所持のエリート射撃ロボット。両肩の後ろの2箇所にホルスターがあり、そこに拳銃を納めている。そこから拳銃を抜いての早撃ちの技能は全国トップクラスである。瑳川と三太夫を仲よくさせる事を目的として、色々と画策したことがある。

留棲架（ルスカ）

C級ライセンス所持の暴動鎮圧ロボット巡査。カバのような姿をしており、大きな身体をしている。C級ライセンスらしく失敗する事も多く、ロボット清掃局からはスクラップにされる事が決定されている。その喋り方は、なぜか名古屋弁である。

バトルマン

「ロボット警備隊基地「ROK（ロック）」」港シティ支部の警官で、酒飲みのダメロボットだが、その正体はウォーズマン。孤独と絶望の中死に場所を求めて「ロボット警備隊基地「ROK（ロック）」」に行き着いていたが、20世紀後半に活躍した超人レスラー達にまつわる品々を展示している超人博物館で発生した盗難事件で並々ならぬやる気を見せて奮闘し、最後はベアー・クローを付けて缶ヘッドを倒した。

作中登場のロボット

ミスター・スイ・ハーン

動物園から動物を誘拐して珍しい動物として客に見せていた、炊飯釜のような頭を持つロボット魔術師。元々は普通の炊飯釜だったが、炊いたご飯をたびたび犬と猫に盗み食いされ、ご飯がなくなった事で持ち主家族から暴行を受けて、ゴミとして捨てられた恨みからロボット「スイ・ハーン」として生まれ変わったため、人間を恨んでいる。

ナベローン

喋る語尾に「ナベ」とつける凶悪ロボット。鍋のような身体で、中に物を閉じ込めることができる。三太夫の柔道着を奪って鍋の中に納めてロボット基地を乗っ取り、大暴れした前科99犯の凶悪ロボット。最後はアレンが笑わせて柔道着を奪い返し、それを着用した三太夫に敗れ去る。

ジョロリーン

ジョウロがモチーフの脱獄囚ロボットで、口から出す塩酸シャワーが武器。上半身がじょうろのような見た目で、両手が刃になっている。女性を人質に取って逃走を図り、アレンを痛めつけたが、最後は三太夫が正義の怒りを爆発させて退治した。

テッキチ

天才泥棒と言われた投げ縄使いのロボットで、逮捕されて刑務所に服役中に三太夫と知り合い、出所後は改心して真面目に公園掃除をして働いた優しきロボット。もう投げ縄を使わないという条件で出所していたが、火事で逃げ遅れた子供を救うために投げ縄を使ってしまう。しかしその優しき心からお咎めなしで終わった。

サユリちゃん

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