日下部篤也(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ
日下部篤也(くさかべあつや)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』の登場人物。人間の負の感情を元に生まれ出づる呪霊と呼ばれる化け物を祓う(倒す)力を持つ呪術師と呼ばれる人間の一人だ。
呪術流派「シン・陰流」の使い手で、実力を示す呪術師等級は一級。実力はたしかだが、極度の面倒くさがり屋なのが玉にキズ。任務全般にストレスを抱えており、呪術師という仕事にポジティブではない。
しかし仲間のピンチを体を張って助けたり、過去に受けた恩を忘れないなど、男気があって義理堅いところもある。
日下部篤也のプロフィール・人物像
出典: comic-kingdom.jp
性別:男
等級:一級呪術師
所属:東京都立呪術高等専門学校(二年担任)
術式:なし
流派:呪術流派「シン・陰流」
技:「抜刀」、居合「夕月」
趣味・特技:釣り
好きな食べ物:トロたく巻き
苦手な食べ物:マグロの目玉
ストレス:任務全般
家族:妹、甥(故人)
最速!キャラクター人気投票:未登場のため順位なし
第1回キャラクター人気投票:未登場のため順位なし
第2回キャラクター人気投票:第39位(58票 / 97,860票)
CV:三木眞一郎
日下部篤也(くさかべあつや)とは、『週刊少年ジャンプ』で連載中の人気漫画『呪術廻戦』の登場人物。人間の負の感情を元に生まれ出づる呪霊と呼ばれる化け物を祓う(倒す)力を持つ呪術師と呼ばれる人間の一人だ。
黒い髪の毛を逆立てた髪型が特徴的な中年の男性であり、よれたロングコートを着ていてハードボイルドな風貌をしている。年齢は明らかになっていないが、読者の間では30代ぐらいと予想されている。面倒くさがりな性分のせいか、いつも気怠げで、覇気はない。禁煙中らしく棒付きキャンディを常に舐めており、腰には武器である日本刀を帯刀している。
ふだんは呪術高等専門学校(以下、呪術高専)の東京校の二年生の担任をしている。現在二年生には呪言使いの狗巻棘(いぬまきとげ)、完全自立型人工呪骸のパンダ、呪術界のエリート家系・御三家の出身の禪院真希(ぜんいんまき)、特級術師の乙骨憂太(おっこつゆうた)の四人がいるが、彼らに授業を行っている姿は描かれていない。渋谷事変ではパンダと共にチームを組んで行動していたため絡みはあるが、教師と生徒というよりは、呪術師同士という仕事仲間として描かれている。
2020年10月から放映されたTVアニメ『呪術廻戦』には登場していなかったが、翌年2021年12月24日に公開された劇場版『呪術廻戦 0』に登場した。
出典: bookwiz.me
実力を示す呪術師等級は一級。一級呪術師というのは、規格外の特級を除けば呪術師の中でも最上位の等級で、今後の呪術界を牽引していく精鋭だ。その実力は同等級の呪術師・冥冥(めいめい)からも賛辞を受けるほどで、「一級」という区分の術師の中では最強の実力者とする声も多い。
しかし性分はものすごく面倒くさがり屋。また死にたくないという理由から格上との戦闘に対してかなり消極的だ。しかし一般人を助けるということを建前に延々と言い訳を並べるなど、戦闘を避けるための熱意だけはある。呪術高専で教鞭を取るのも「教職(=命のリスクがない)をやってお金を貰えるなら、そっちの方が楽っしょ。」というのが理由。呪術界には自分から入っていったわけではないらしく、呪術師というものに対してポジティブな思考を持っていない。
呪術師が生来持っている固有の術式は持っておらず、呪術流派「シン・陰流(しん・かげりゅう)」を使用して戦う。「シン・陰流」は平安時代に蘆屋貞綱(あしやさだつな)という人物が起ち上げた流派で、呪術高専京都校の二年生・三輪霞(みわかすみ)や究極メカ丸/与幸吉(アルティメットめかまる/むたこうきち)、冥冥の妹である憂憂(ういうい)が同じく「シン・陰流」を使用する。剣技を使用する戦闘描写はあるが、日下部篤也が「簡易領域」を使用するところは描かれていない。
呪術高専東京校の学長である夜蛾正道には、過去身内の心を救ってもらった過去がある。
渋谷事変後に死刑宣告をされた夜蛾正道への義理立てとして、拘束されていたパンダを助けて逃したりと義理堅いところがあり、また面倒くさがり屋で死にたくはないが、仲間の命の危機には体を張って助けるなどの男気も持っている。
出典: comic-kingdom.jp
呪いの王・両面宿儺(りょうめんすくな)を体内に宿す主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)という存在については否定的で、渋谷事変で五条悟が封印されてしまった後、パンダに「俺は虎杖悠仁の死刑に賛成だ。」と明言している。日下部篤也は虎杖悠仁達の敵なのか、あるいは味方なのか。注目が集まる人物だ。
日下部篤也の呪術・能力
呪術流派「シン・陰流」
出典: idononaka.com
「シン・陰流」とは、平安時代に生まれた呪術流派の一つである。創始者は蘆屋貞綱(あしやさだつな)という人物。多くの門弟を持つ実力者だったことがわかっているが、その実力が剣士としてなのか呪術師としてなのかは不明である。
平安時代の呪霊や呪詛師は、現代のそれとは比べ物にならないくらい凶悪であった。そんな残忍酷薄な呪霊や呪詛師から門弟を守るために蘆屋貞綱は「簡易領域」を考案する。相手の領域の中に自らを守る領域を作ることで身を守る「弱者の領域」。それが一門相伝「シン・陰流」。もともとあった剣技の流派が「シン・陰流」でそこに「簡易領域」が加わったのか、「簡易領域」が生まれて「シン・陰流」が始まったのか、こちらの詳細も不明である。
蘆屋貞綱はこの技術を故意に門外へ伝えることを「縛り(しばり)」によって禁じたが、「見て盗む」は「縛り」に含まなかったようだ。「シン・陰流」は平安時代から現代まで脈々と受け継がれ、今も多くの使い手が存在している。
抜刀(ばっとう)
出典: bookwiz.me
「シン・陰流」の中でも最速の技。「抜刀(ばっとう)」。刀身を呪力で覆い、鞘の中で加速させる。正面の敵に特化した技である。
『呪術廻戦』の作中では、呪術高専京都校の三輪霞と日下部篤也が使用。三輪霞は姉妹校交流会の時と、渋谷事変最終決戦の二回使用しているが、それぞれ禪院真希と偽夏油/加茂憲倫/羂索に防がれて不発している。一方熟練者の風格をみせる日下部篤也は渋谷事変の際に、夏油一派の呪詛師に対して使用。一太刀で呪詛師二人を斬り倒した。
居合「夕月」(いあい・ゆうづき)
出典: bookwiz.me
原作漫画第114話「渋谷事32」で日下部篤也が見せた「シン・陰流」の技。居合「夕月(ゆうづき)」。
しゃがみこんだ状態から放つ居合のようだが、両面宿儺と漏瑚の戦いによって夏油一派との戦闘が中断されてしまったので、実際にどのような技かは判明していない。
日下部篤也の来歴・活躍
渋谷事変
初登場:第83話「渋谷事変1」
出典: bookwiz.me
日下部篤也の本編初登場は、漫画第83話「渋谷事変1」である。
渋谷事変は2018年10月31日に発生した事件で、人類最強と謳われる五条悟を封印するために偽夏油/加茂憲倫/羂索と特級呪霊のグループが起こした事件だ。渋谷駅周辺に帳(とばり)と呼ばれる結界が張られ、たくさんの一般人が渋谷駅周辺から出られなくなった。偽夏油/加茂憲倫/羂索と特級呪霊の五条悟が単独で来るようにという要求に応え、五条悟は単独で事態を収めるために渋谷の中枢に向かう。日下部篤也はそのバックアップをするために派遣された呪術師の一人だった。いくつかのチームに分かれて渋谷周辺に配置される術師達の中、日下部篤也はパンダとチームを組み、JR渋谷駅新南口に待機することになる。
五条悟が単独で渋谷平定に向かった背景には、渋谷事変での被害を最小限にするため、というものがあった。しかしここでいう「被害」というのは呪術師の被害のことで、一般人の被害はおかまいなしといったかんじだった。パンダはそれに不満を漏らしたが、日下部篤也はそれに賛成する。ことが起こってしまった以上、一般人に被害が出るのも致し方なしということだ。このときはまだ一般人が呪霊や呪詛師に襲われるということもなく、帳の中に閉じ込められたことにパニックになっているだけだったのも大きい。
しかし日下部篤也は帳の中に入った時に、数多の特級呪霊の気配を感じ取っていたため、もう帳の中には入りたくないと零すのだった。
夏油一派・両面宿儺との対峙
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「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。
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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。
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呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。
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呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ
『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、芥見下々によるダークファンタジーバトル漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。この記事では、『呪術廻戦』を彩るオープニング・エンディング主題歌、挿入歌、そして本作の前日譚である『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とする劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌を紹介していく。
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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ
禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。
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目次 - Contents
- 日下部篤也のプロフィール・人物像
- 日下部篤也の呪術・能力
- 呪術流派「シン・陰流」
- 抜刀(ばっとう)
- 居合「夕月」(いあい・ゆうづき)
- 日下部篤也の来歴・活躍
- 渋谷事変
- 初登場:第83話「渋谷事変1」
- 夏油一派・両面宿儺との対峙
- 最終決戦
- パンダの逃亡の幇助
- 妹と甥のタケル
- 夜蛾正道への恩義
- 宿儺との決戦
- 劇場版『呪術廻戦 0』
- 日下部篤也の関連人物・キャラクター
- パンダ
- 三輪霞(みわかすみ)
- 夜蛾正道(やがまさみち)
- タケル
- 日下部篤也の妹
- 日下部篤也の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「世の中の人間は、五条だけじゃないでしょーが!!!」
- 「帰りてぇ~~~~」
- 「ありがとうございます、本当に」
- 日下部篤也の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 日下部篤也のモデルは渡部篤郎
- 溢れ出る男気で人気が上昇
- 狗巻棘を準1級に推薦