ホロホロ/碓氷ホロケウ(シャーマンキング)とは【徹底解説・考察まとめ】

ホロホロ/碓氷ホロケウ(うすいホロケウ)とは、『シャーマンキング』の登場人物でアイヌのシャーマンの少年。コロポックルのコロロを持霊(もちれい/シャーマンの相棒)とし、雪や氷を用いた戦闘を得意とする。情に厚く熱血な性格で、夢は「でっけえフキ畑を作る」こと。人間の土地開発により自然が壊されていくことを憂えている。シャーマンファイト終了後は農場や牧場を経営する傍ら、森林の違法伐採をする業者や水の不当管理をする業者を潰す「水源の守護者」として活動している。

シャーマンファイト第二次トーナメントは海底に沈んだムー大陸で行われる。しかし試合形式でぶつかってハオと渡り合えるものがいるはずもなく、ホロホロを含めた全員が試合を辞退し、ハオはシャーマンキングとなる。
ムー大陸には地球の自然環境を再現した10のプラントがあり、その最奥でシャーマンキングとなる者が肉体を捨て、G・S(グレートスピリッツ)と一体となる儀式を行う。その儀式の場で無防備になるハオを叩くため、ホロホロたちは10のプラントを進む。各プラントにはパッチ族の中でも指折りの実力者がシャーマンキングを守るためにひとりずつ控えているため、それらをすべて倒して進まなければならない。

高原のプラントで待ち構えていたのは、シャーマンファイト予選でホロホロの担当者を務めていたカリムだった。
穏やかで情の深い性格のカリムはホロホロと良好な関係を築いており、他のパッチ族とは違って戦闘にも気が進まない様子だったが、それでもパッチ族の使命としてシャーマンキングを守らなければならない。
ホロホロは正面からカリムと一騎打ちするが、全開の攻撃でもカリムを押し切れない。するとカリムはホロホロのことを「碓氷(うすい)ホロケウ」と呼んだ。それはホロホロの本名だった。本名で呼ばれたホロホロは途端に怒り狂い、「それはとうの昔に捨てた名だ」「てめーの好きな女を殺したクソヤローの名だ」と吐き捨てる。
ホロホロが小学生の頃、黒部民子という転校生がやってきた。彼女はダム建設のために都会からやってきた一家の娘で、ダムが完成すればホロホロたちの住んでいる一帯はダムの底に沈んでしまう。そのせいで彼女はダム子と呼ばれ、子供たちから仲間外れにされていた。ホロホロもアイヌの子供であったために仲間外れにされており、ダム子はそんなホロホロに声をかけ、「ホロホロ」というニックネームをつける。ホロホロとダム子は親に隠れてふたりで遊ぶようになり、ダム子はホロホロに案内してもらったフキ畑が大好きだった。しかしある日、ホロホロは祖父から「自然を壊す人間の子供と関わるな」「やがて来るシャーマンの戦いでお前は我々アイヌの未来を背負って戦うのだから」と釘を刺される。ホロホロは口では「関係ねー」と言いながらも、今自分たちがまともに暮らしていけるのは先祖が諦めずに差別と戦ったからで、自分も同じようにしなければならないとわかっていた。ホロホロはそれ以来、ダム子と一切口をきかなくなった。ダム子を切り捨てたのではなく、「自分たちは住む世界が違う」ということが格好悪くて言えなかったからだ。ある冬の日の帰り道、ダム子はホロホロに追いすがるが、ホロホロはダム子を振り切って行ってしまう。
ダム子はそれから学校に来なくなり、春になってから山中で遺体が発見された。ホロホロを探して山の中で道に迷い、凍死してしまったのだった。
ホロホロは「差別していたのは自分の方だった」「自分がダム子を殺した」と深く絶望し、その後、村はダムに沈んだ。ホロホロはせめて彼女が好きだった広大なフキ畑を作ってやるためにシャーマンキングを目指し始めたのだった。
過去を吐露し、涙するホロホロの前でコロロがたちまち姿を変え、アイヌの民族衣装を身に着けた少女になった。あっけにとられるホロホロの前に姿を現したダム子は、山中で死んだ自分の魂を導くために現れたコロポックルたちの力でコロポックルになり、ずっとホロホロのそばにいたのだと言う。コロポックルになったダム子が本当の姿を取り戻せるのはたった一度、「主の氷が溶けたとき」だけだった。ホロホロが自分の過去、心の闇を初めて仲間たちに教えたことでダム子はほんの少しの間だけ本来の姿を取り戻し、「私はホロホロの持霊としてずっとそばにいるよ」と微笑み、ダム子はコロロに戻った。
心の闇が晴れ、なんの重荷もなくなったホロホロは清々しく笑い、自分の心の荷を下ろしてくれたカリムに感謝し、コロロと力を合わせて打ち勝つのだった。

ハオとの決着

10のプラントを抜け、ようやくハオに追いついたホロホロたちだが、既にハオはシャーマンキングとなっていた。ひと睨みで魂を奪われてしまったホロホロたちだが、G・S(グレートスピリッツ)の中で戦いは続く。ガンダーラが集め、託してくれた五大精霊のひとつ、地球上の水を司るスピリットオブレインを得たホロホロは水と氷の力でハオに立ち向かうが、この世の理そのものとなったハオには遠く及ばない。
それでも、ホロホロたちは諦めない。多くの戦い、敗北と勝利、死をも見てきたホロホロたちは、ハオを超えるのは敵を負かそうとする力ではなく与える心であると知っていた。決して諦めない蓮たちを力づくで消滅させようとしたハオだったが、そこにハオの仲間たちが現れる。それだけではなく、ハオが殺したシャーマンたち、麻倉家、道家、ホロホロの家族やチョコラブの家族、リゼルグの家族、X-LAWS、アンナ、まん太、これまでハオが関わってきた多くの人々が次々と現れた。最後にガンダーラのリーダー、サティがハオの幼少の頃の友達、乙破千代(おはちよ)を連れて現れ、さらに1000年間会うことの叶わなかった母までもがハオの前に現れる。
ハオの心を救おうとする人々と母を前に、とうとうハオの心は折れた。ハオは、人類を滅ぼす意思は変わらないが、ホロホロや葉たちが人々の間に蔓延る憎しみと争いをどれだけ変えられるか、しばらくの間見守っていてやる、という譲歩をする。
こうしてシャーマンファイトは終幕を迎え、ホロホロたちは地上へ戻った。
ホロホロは農業高校を卒業し、牧場や農場を経営しながら、違法な森林伐採や水を不当に管理する業者を潰して回る「水源の守護者」として活動している。

ホロホロ/碓氷ホロケウの関連人物・キャラクター

道蓮(タオレン)

シャーマンファイト予選で葉と戦ったことが縁で知り合った。クールでプライドの高く優秀な蓮と、熱血で直情的なホロホロはあまり気が合わない様子だが、シャーマンファイト第一次トーナメントでチームを組んでからは息の合った連携を見せることも多いので相性は悪くないようだ。

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チョコラブ・マクダネル

シャーマンファイト第一次トーナメントで蓮、ホロホロと共にチームを組んだ。
ホロホロは世界一のコメディアンを目指していると言う割に寒いギャグばかり連発するチョコラブの突っ込み役に回ることが多い。

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ピリカ

ホロホロの妹。シャーマンキングを目指すホロホロのサポートをするため、北海道から上京してきた。
フキ畑を作るというホロホロの目標を「私たちの夢」と言い、ホロホロをシャーマンキングにするため地獄の特訓を課す。
ホロホロがアメリカへ旅立つ際には手作りのイクパスイ(アイヌのシャーマンが使う木彫りの祭具)を手渡し、送り出している。それ以降、ホロホロがO.S.に使う媒介はピリカのイクパスイとなっている。

コロロ

ホロホロの持霊で、フキの精霊であるコロポックル。コロポックルはアイヌ語で「フキの葉の下の人」という意味であり、アイヌの伝承において重要な位置を占める。
その正体は、ホロホロが小学生のとき恋していた少女「ダム子」であった。ダム子はホロホロの住んでいた村をダムにするために都会からやってきた家庭の娘で、ホロホロのクラスに転校してきた。クラスで仲間外れにされていたダム子とホロホロはすぐに打ち解ける。
しかしある日、ホロホロの祖父から「我々アイヌと自然を破壊する人間たちとは相いれない」という内容の説教をされ、ホロホロはそれに納得してしまう。ダム子をきっぱり拒絶しきれないホロホロは、無視という手段を取ってダム子を遠ざけようとした。唯一の友達だったホロホロに口すらきいてもらえなくなったダム子はホロホロを追いかけて冬の山中で遭難し、凍死してしまう。
北海道の山中で死んだダム子の魂をあの世へ導くため、ダム子の周りにコロポックルが集まってきた。ホロホロのそばを離れたくないダム子はコロポックルに懇願してコロポックルとなり、後にホロホロの持霊となる。
パッチ族のカリムとの戦いでホロホロが初めて過去を吐露したことで、ダム子はほんの少しの間だけ人間の姿を取り戻し、「ずっと持霊としてそばにいる」とホロホロを励ました。

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ホロホロ/碓氷ホロケウの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「弱肉強食 それはあきらめの言葉ではない」

窮地に陥ったホロホロが父からもらった言葉。
自然の掟は弱肉強食だが、それは「弱いものは強いものに絶対に勝てない」という意味だけの言葉ではない。空には空の、海には海の、陸には陸の王者がおり、例えば小さなモグラはライオンに勝てないが、ライオンは地中のモグラを食べることはできない。力づくではなく各々の個性、強みを生かした生存戦略こそが自然に生きる者たちの知恵であり、それはシャーマン同士の戦いにおいても重要だ。
信条である「弱肉強食」から新たな視点を得たホロホロは、持霊の特性を生かした戦略を取り、圧倒的な実力差を覆して敵に勝利することができた。

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