地球防衛軍5(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『地球防衛軍5』とは、ディースリー・パブリッシャーの開発による3Dアクションシューティングゲームである。PlayStation 4専用ソフトとして2017年に発売され、その後2019年にSteam版で配信された。はじまりは2022年の日本。突如として現れた巨大な宇宙船団が人類に向け、攻撃を開始した。本作は、全地球防衛機構軍EDFの一兵士となり、人類と未知の異星体「プライマー」との戦いを全110のミッションで描く。

エイリアン

巨大生物を従え、地球にやってきた侵略者たち。戦争序盤では、巨大生物やコロニストを投入し、全世界同時に襲撃を開始した。空飛ぶ円盤マザーシップやテレポーションシップ、破壊されない輸送機などその技術力、文明力は高く、人類に大きな被害をもたらした。

コロニスト

カエルが二足歩行をしたような見た目をしている。手には、化学兵器を持ち、人間のように身を隠しながら銃撃を行う。通常種は緑色の皮膚をしており、単発で弾丸が発射されるタイプの兵器や遠方からレーザーを放つことができる兵器などを装備している。また亜種に赤色の皮膚を持つ個体が存在し、その種だけは、ショットガンのような弾丸を放つ兵器を装備している。巨大で耐久力もあるため、正面からの攻撃は難しい。しかし、視界外からの攻撃に弱く、うまく接近できれば簡単に倒すこともできる。また仲間同士で言語を用いて連携を取っているような描写があり、ある程度の知識を有していると考えられる。
実はコロニストは身体に着けられた銀色の装置によって無理矢理戦わされている。元々はコスモノーツたちとは別の星に暮らす原住民族であったが、侵略され、兵士として地球に連れてこられており、侵略者であると同時に被害者でもあるという複雑な存在である。

タッドポウル / 有翼型侵略生物

コロニストの幼体で飛行能力を有している。大きな口で人間にかみついたり、緑色の炎のようなものを吐き出して攻撃してくる。基本的に空を飛び回りながら群れで行動し、四方八方から攻撃してくる。中には、紫色の皮膚を持つ大きな個体も存在する。おそらく成長途中の個体と思われるが、耐久力、攻撃力共に幼体を上回る。

コスモノーツ

今回の戦争を仕掛けてきた張本人たち。金色の鎧に身を包み、銃のような化学兵器を用いて攻撃してくる。攻撃を与えることで鎧を破壊し、ダメージを与えることができるようになる。しかし、コロニスト同様、正面から挑めばハチの巣にされてしまうため、背後から近づき速攻で倒す戦術が有効である。戦争終盤では、重武装のコスモノーツも登場し、ミサイル兵器やガトリングガンと言った強力な兵器用いて襲い掛かってくる。またコロニスト同様言語やハンドサインを持ちいて、コミュニケーションをとっている描写や通信機で連絡している場面もみられるなど、高い知性をうかがわせる。

銀の人 / 神

コスモノーツたちの頂点であり、インドの神話に語られる卵型の宇宙船から降り立った神とも呼ぶべき存在。今作のラスボス。コスモノーツたちに地球侵略を命じ、戦争の終盤に第十一のマザーシップに搭乗して地球にやってきた。その姿は銀色の巨人と言われる。浮遊能力、ビーム、隕石を降らせる、ワープなどいわゆる超能力を駆使して戦う。またコスモノーツ同様、攻撃を受けると四肢が切断されたりするが、急速に再生するため、その耐久性は今作屈指。主人公の他、少ないながらもほかのEFD隊員たちと協力して戦うが、あっという間に撃破されてしまう。さらに、神のヒットポイントが減少してくると、背後に後光のような光の輪が出現し、隕石を降らせながら、超高速の突進、ワープ能力で部下であるコスモノーツを呼び寄せるなどラスボスにふさわしい、実力を兼ね備えている。撃破時には、拾いきれないほどの装備をドロップする。神を倒した時点で、コスモノーツたちは地球からの撤退を開始する。この勝利によって地球は守られることとなった。しかし、この時点で人類は元々の1割ほどの数に減少しており、快勝とはいかなかった。

ロボット兵器

いわゆるプライマー側の無人兵器を指す。その種類は豊富で多種多様な局面でEDFを苦しめてきた。また巨大生物やコロニストと言ったコスモノーツ以外の生物との相性も良く、組み合わせ次第では、甚大な被害を持たらすことが可能となる。それぞれの特徴を理解し、攻略していくことで勝利に近づくことができる。

バトル・ドローン

飛行能力を持つ無人兵器。複数の赤いレーザーを発射し、人類に攻撃する。常に飛行しているため、近接武器で倒すことは難しい。また敵を発見していない状態の時は、ドローンの機体は青い色の光を発信しているが、敵を発見すると赤色に代わり、周囲のドローンと共に襲い掛かってくる。基本的に単体で登場することはなく、常に大量のドローンと共に出現する。耐久力の少なさを数でカバーしており、集中砲火を受けるとすぐにアーマーがなくなってしまう。亜種にレッドカラードローンが存在するがそちらは個人攻撃に特化したビームを放ってくるため、一度攻撃を食らうとあっという間にアーマーがなくなってしまう。また耐久力にも優れているため、スナイパーライフルやミサイルなど弾速、威力に優れた武器を装備していく必要がある。

タイプ2・ドローン

バトルドローンよりも耐久力に優れ、地上部隊に特化したレーザーを装備している。移動速度もそれなりにあり、攻撃を命中させるのに多少コツがいる。こちらのドローンも常に大量に展開し、集中砲火を浴びせてくる。また通常種は黄土色のカラーリングをしているが、亜種であるインペリアルドローンは黒色の機体をしており、耐久力、火力が倍近になっている。

ボムシップ

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