地球防衛軍5(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『地球防衛軍5』とは、ディースリー・パブリッシャーの開発による3Dアクションシューティングゲームである。PlayStation 4専用ソフトとして2017年に発売され、その後2019年にSteam版で配信された。はじまりは2022年の日本。突如として現れた巨大な宇宙船団が人類に向け、攻撃を開始した。本作は、全地球防衛機構軍EDFの一兵士となり、人類と未知の異星体「プライマー」との戦いを全110のミッションで描く。

作戦司令本部 「皆、家族や友のために戦い、すでに闘志はつきている。なんのために戦うのか、何のために苦しむのか、胸に手を当てればわかる。強く、熱く、動いている鼓動がある。我々は生きている。生きているものがやらなければならないのだ。この星に生きているものの代表として奴らに一発食らわせる。」

ストームチームは最後の戦いに挑む。少佐から通信が入り、北米ではマザーシップナンバー3の攻撃に失敗したものの、巨大砲台の破壊に成功したとの情報が入る。主人公たちは砲台に攻撃を集中させ、見事に破壊する。その直後、世界中に展開していた10隻のマザーシップすべてが主人公たちの作戦エリアに集結し始める。今まで確認されたことがない動きであった。11番目のマザーシップには一体何があるのだろうか。集結し始めた直後11番目がその正体を表した。その姿はまるで光る卵。ナンバー11こそが神の乗る船、コマンドシップであった。主人公はコマンドシップの激しい攻撃を潜り抜け、砲台を一つ一つ破壊していく。しかし、光り輝く壁が本体への攻撃を防いでいた。主人公はコマンドシップのシールド発生装置を破壊し、直接ダメージを与えることに成功。ついにコマンドシップを撃墜した。EDFは歓声を上げた。しかし、喜びもつかの間、破壊したコマンドシップから何者かが地上に降りてきたのだ。

No.110 「かの者」

マザーシップから降り立ったのは神話に登場する「神」と呼ばれる存在だった。

それは神話に登場する「神」だった。EDFは交戦を開始。神は超能力を用いて、最後の抵抗に出る。主人公は最後の力を振り絞り、神に攻撃を加える。しかし神はいっこうに倒れず攻撃はさらに加速した。10隻のマザーシップが迫りくる中、少佐は「オペレーションオメガ」を発動させた。それはすべての民間人をマザーシップに突撃させ、時間を稼ぐと言う無謀な作戦だった。主人公は神が呼び寄せる隕石をかいくぐりながら、最後の攻撃に出る。グリムリーパー、スプリガン隊、軍曹、生き残ったわずかな隊員たちが一丸となって主人公の援護を行った。そして主人公はついに神を倒すことに成功した。神が倒れるやいないやすべてのマザーシップが地球からいなくなった。人類はついに勝利を手にしたのだった。しかし残された傷は大きく人類の人口は一割を切っていた。しかし、人類にはEDFがいる。最後まで人類の誇りを捨てず、平和を守り、地球を守った熱き兵士たちがいる。傷を癒し、人類の復興を目指し、これからも人類の戦いは続いていく。

『地球防衛軍5』のゲームシステム

基本的なシステム

本作は出撃したいミッションを選択することで、ステージに移行するミッション選択方式を取っている。しかし一周目では、最新のステージをクリアしなければ次のステージが出てこないため、必然的に順番にミッションをこなしていく必要がある。また難易度選択も一周目はEASY、NORMAL、HARDまでしか選択することができない。高難易度であるVERYHRAD、INFELNOは全110ミッションを一度クリアしたのちに選択可能となる。

基本操作

基本的に標準を敵に合わせ、トリガーを引くだけで攻撃ができる。『地球防衛軍』シリーズは簡単に派手なアクションができることを売りにしているため、やり始めればすぐに操作に慣れることができる。しかし、敵の配置や増援の発生タイミングの厳しさはミッションを重ねるごとに高くなっていくため、武器の扱いだけでなく、敵との距離感やリロードタイミング、武器の選択など、試行錯誤を重ねてミッションに挑む必要がある。

協力プレイ

協力プレイではオンラインでルームを作成し、任意で参加することでプレイすることができる。

成長要素

基本的に敵を撃破してドロップしたアーマーや武器などのアイテムを拾うことでキャラクターを強化することができる。また武器に関してはカスタム値が設定されており、同じ武器を拾うことでその武器の最高性能を引き出すことができる。注意点としてアーマー、武器アイテムを拾ったとしてもミッションをクリアしなければすべての収集品を入手することはできない。また難易度EASY、NOMARL、HARDまではミッションを退却しても、それまでに集めた武器、アーマーの一部を手に入れることはできるが、難易度HRDEST、INFELNOでは、ミッションの途中で退却してもそのステージの武器やアーマーは一つも手に入れることができない。最後までしっかりとクリアすることで初めて入手することができる。また武器アイテムの中身は完全にランダムであり、同じアイテムや新しい武器が入っているとは限らない。より性能の良い武器が欲しい場合はできる限り高難易かつ後半の難しいミッションに挑む必要がある。

兵科

このゲームでは、ミッションごとにレンジャー、ウイングダイバー、フェンサー、エアレイダーの四つの兵科から好きな兵科を選び、プレイすることができる。選択した兵科によって戦い方が異なり、自分の好きな戦法やステージの状況に合わせた攻略を楽しむことができる。また選択した兵科によって、ドロップする武器アイテムの内容に偏りが出る。例えば、レンジャーで武器アイテムを入手すると、レンジャーの武器を中心にドロップするようになる。他の兵科の武器もドロップするが、基本的には自分が選択した兵科の武器を中心にドロップする。成長させたい兵科があれば、その兵科を選択してプレイすることで効率よく育てることができる。

特戦歩兵 レンジャー

レンジャー 武器に種類と補助装備一つを装備することができ、火力と耐久力に優れている。また今作から新要素として「ダッシュ」が追加された。移動を素早く行うことができるほかアイテムを取ることにも秀でている。また今作から、戦車やバイクなどのビークルを呼び、運用することができるようになった。補助装備では、自身の移動速度上昇やアイテム獲得範囲の拡大、ダッシュ中の旋回速度を速めたりなど、レンジャーの移動速度や操作性を挙げるものが多い。他の兵科と比べて平均的なアーマー値で、アーマーの成長速度も並みである。協力で扱いやすい武器が多く、一番癖がなく運用できる兵科と言える。

降下翼兵 ウイングダイバー

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