地球防衛軍5(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『地球防衛軍5』とは、ディースリー・パブリッシャーの開発による3Dアクションシューティングゲームである。PlayStation 4専用ソフトとして2017年に発売され、その後2019年にSteam版で配信された。はじまりは2022年の日本。突如として現れた巨大な宇宙船団が人類に向け、攻撃を開始した。本作は、全地球防衛機構軍EDFの一兵士となり、人類と未知の異星体「プライマー」との戦いを全110のミッションで描く。

前哨基地により、広範囲の地域が制圧された。EDFは二段構えの破壊作戦を実行。プランAでは爆破チームを編成、基地に接近し、爆弾を用いて破壊を試みる。プランBでは「重戦車タイタン」の砲撃によって破壊を試みる。爆破チームと重戦車、その他部隊と共に主人公は砂嵐にまぎれ、基地に接近する。途中、テレポーションシップから投下された巨大生物やコロニストたちの妨害を受けるものの、何とか接近し、爆弾での破壊を試みた。しかし、基地には傷一つつかず、まるで効果が無かった。次の瞬間、地面が大きく揺れだした。

大きな地鳴りと共に基地は地面から足を持ち上げ、歩き始めたのだ。EDFは直ちにプランBを発動、破壊を試みた。重戦車タイタンの砲撃も意に介さず移動を続ける前哨基地。EDFはなすすべもないまま、移動を見送るしかなかった。

No.32 「洞窟侵入作戦 第一作戦」~No.34 「洞窟侵入作戦 最終段階」

以前探索した洞窟から巨大生物が大量に確認された。EDFは洞窟をこれ以上放置するのは危険と判断し、殲滅部隊を送った。以前撤退した地点の先には、大量の巨大生物とコロニストが存在した。主人公たちは攻撃をかいくぐり、洞窟の深部へとたどり着く。入口を守るコロニストを撃退し、さらに奥へ進むと地面一体に巨大生物の卵が産み付けられていた。主人公たちは卵の破壊を開始する。しかし、そこに巨大生物の女王が姿を現す。EDFは卵を産み付けたこの個体を「マザーモンスター」と呼称した。主人公たちは戦いの末、すべてのマザーモンスターと卵の駆除に成功。EDFはこの作戦を通じ、巨大生物の繁殖力はそれほど高くなく、今回のような温かい洞窟内でのみ増殖するのではないかという見解を得た。巨大生物を絶滅させる希望を見出した。

No.36 「宙を舞う殺戮者」

洞窟侵入作戦後、緊急事態が発生した。飛行型侵略生物が現れたのだ。その姿は蜂に酷似しており、人間を容易に突き刺すほど巨大な針を飛ばして攻撃を加えていた。主人公は大量の飛行型の殲滅に成功した。しかしまた新たな脅威の出現にEDFは頭を悩ませた。

No.37 「怪生物撃滅計画」

EDFは怪生物エルギヌスに対して新型兵器「EMC」を投入。EMCは怪生物エルギヌスに対抗するために考案した新型の兵器である。戦車の上に巨大なアンテナが付いたようなデザインとなっている。アンテナ部分から強力な電撃を放ち敵にダメージを与える。その電力の消費量は町一つ分ともいわれている。EMCを用いてなんとかエルギヌスの討伐に成功する。しかし、喜びもつかの間、巨大な影が作戦エリアに出現した。新種の怪生物が出現したのだ。主人公たちは応戦し、撃退させることに成功。EDFはこの新種を「怪生物アーケルス」と呼称し、作戦を終了した。

No.38 「激突する平原」~No.40 「苛烈なる戦場」

世界のいたるところにエイリアンが降下、敵の大進撃が始まった。EDFは大規模な防衛ラインを築き、交戦を開始した。主人公は作戦中、近くの兵士たちから、ある噂を聞く。「グリムリーパー隊が来ているらしい」「なに!あの死神部隊が!?」。どうやら死神部隊と恐れられたフェンサー部隊が主人公たちと同じ戦場に来ているらしい。戦いが進み、エイリアンが大規模な挟撃を仕掛けてきた。窮地に立たされた主人公たちだったがそこにグリムリーパー隊が出現。ほかの部隊とは一線を画す動きでエイリアンを撃破し、戦況を好転させた。なんとか防衛ラインを守ることに成功した主人公たちに少佐からの通信が入る。「今しがた戦った勢力は敵の先行部隊に過ぎない」。主人公たちは更に激しい戦いを余儀なくされることとなった。

防衛ラインは散り散りになり、目の前には敵の本隊がいる。撤退している友軍の時間を稼ぐため、主人公は軍曹と共に大勝負に出る。大量のテレポーションシップと巨大生物との死闘を繰り広げ、撃退に成功する。しかし敵の大群がすぐそこまで迫っていた。

主人公たちは、更地となった高層ビル街で敵を迎え撃った。大量のドローンと巨大生物に苦戦する主人公であったが、グリムリーパーの助けもあり無事に危機を逃れる。

No.41 「前哨基地 突撃作戦」

激戦を制したEDFはついに前哨基地の破壊に乗り出す。前回の反省を踏まえ、今回は基地の砲台を空爆ですべて破壊する作戦に変更した。主人公たちの活躍もあり無事、砲台の破壊に成功。基地はまたしても移動を開始した。しかしEDFはこの機を逃さず、基地の真下に存在するハッチを攻撃、ダメージを与えることに成功。激しい攻撃をかいくぐり主人公ははとどめの一撃を放ち、見事勝利する。この作戦以降、主人公は「英雄」と呼ばれるようになる。

No.46 「第二次 巨船破壊作戦」

主人公は前哨基地破壊の功績を認められ、特別に「少佐の部下」が派遣された。今後の作戦には常にこの少佐の部下がアシストをするようになる。前哨基地の破壊に成功したEDFは待機状態中のマザーシップを発見、撃墜に乗り出す。作戦に参加した主人公は敵を撃破し続ける中、また新たな脅威が出現する。コロニストとは異なる巨大な二足歩行型の兵士が降下してきたのだ。鎧のような宇宙服を身にまとい、光線銃のようなものを手にEDFに襲い掛かる。高い知能を持ち、のちに「コスモノーツ」と呼称される。いわば今回の地球侵略の要となるような存在である。主人公たちはなんとか襲撃を退けるものの、部隊は散りぢりになってしまう。

No.47 「生存者」

コスモノーツから身を隠した主人公たちは反撃の機会をうかがっていた。主人公は敵に発見されぬように部隊を集め、反撃を開始。見事生還した。

No.60 「山岳調査作戦」

大量の飛行型侵略生物が山岳地帯にて発見される。EDFは部隊を派遣。調査を開始する。主人公は飛行型を撃破しつつ山岳地帯を上る。登り切った先にはなんと巨大な蜂の巣が立っていた。飛行型の巣である。攻撃を開始し、巣を破壊しようとするが、大量の飛行型に阻まれ撤退を余儀なくされる。

No.77 「黄昏の女王」

飛行型には巣を作成する女王が存在する。EDFは先に女王を撃破し、巣を破壊する作戦を考案する。主人公たちは複数の女王を撃破することに成功したのであった。

No.78 「怪物駆除計画」

郊外に巨大生物の一団が現れた。主人公たちは次々に大量の巨大生物を撃破していく。順調に思えたが、怪生物アーケルスが作戦エリアに乱入。甚大な被害をもたらした。EDFはアーケルス撃退のため、ある作戦を考案する。

No.79 「ベース228奪還作戦 第一段階」~No.82 「ベース228奪還作戦 撤収」

アーケルスを撃破するには身体の再生を上回る破壊力が必要であることを理解したEDFはアーケルスと同等の質量を誇る物体を作戦に組み込むことを決定する。その物体とはかつて「鉄くず」と呼ばれた「二足歩行型巨大クレーン・ギガンティックアンローダー・バルガ」だった。もともとは橋の建設などに利用されるはずだったバルガは運用機会がなく、責任問題にまで発展した。しかしアーケルスを撃破するにはうってつけの切り札であった。しかし、バルガが安置されているのは主人公がこの戦争に巻き込まれた基地「ベース228」であった。すでにこの基地は敵の手に落ち、バルガを手に入れるには基地の奪還が必須となった。奪還メンバーは主人公、軍曹、グリムリーパー、「スプリガン隊」で構成された。スプリガン隊はウィングダイバー隊の精鋭チームであり、グリムリーパーとは犬猿の仲であった。隊員同士の不和があったものの、山道を超え、何とか基地にたどり着いた主人公たちは奪還作戦を開始する。

基地の地上部分を制圧した主人公たちは司令官によって新たな役職が与えられた。主人公たちは「遊撃部隊ストーム」として今後は活動することとなった。

基地の内部に侵入したストームチームは大量の巨大生物とコスモノーツを倒し、ついにバルガを手に入れる。しかし地上にはすでにコスモノーツの大部隊が待ち伏せていた。

コスモノーツの大部隊をバルガの力を利用して何とか切り抜けた主人公たちはついに基地の奪還に成功する。EDFはアーケルス撃滅計画を始動させる。

No.82 「アーケルス撃滅計画」

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