地球防衛軍5(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『地球防衛軍5』とは、ディースリー・パブリッシャーの開発による3Dアクションシューティングゲームである。PlayStation 4専用ソフトとして2017年に発売され、その後2019年にSteam版で配信された。はじまりは2022年の日本。突如として現れた巨大な宇宙船団が人類に向け、攻撃を開始した。本作は、全地球防衛機構軍EDFの一兵士となり、人類と未知の異星体「プライマー」との戦いを全110のミッションで描く。

主人公を含めた部隊は巨大生物を駆逐するべく高層ビル街に赴いた。しかし、怪生物エルギヌスもまた同じ作戦エリアに出現し、大規模な被害を出していた。EDFはこれを予測し、エルギヌス討伐を試みる。主人公も作戦に貢献し、ダメージを与えることに成功した。しかし、討伐するには至らず、エルギヌスは逃走。EDFは大きな課題を残す結果となった。

No.22 「前哨基地 偵察戦」

無数の砲台によって守られている堅牢な基地。

殲滅計画後、主人公は相も変わらず巨大生物を相手にする日々を送っていた。そんな中、市街地に巨大な建造物が突如として出現した。一夜にして出現したその建造物をEDFはエイリアンの「前哨基地」と予想、偵察部隊を送った。偵察に参加した主人公は他の部隊と共に基地に接近するが、大量のドローンと巨大生物の襲撃に合う。さらに基地から発射された無数の弾幕に押され、部隊は撤退を迫られる。EDFは当面の目標を「前哨基地の破壊」に設定し、この作戦を終了させた。

No.29 「アイアンウォール作戦」

雨によってコロニストの動きは活発になっているようだ。

雨が降る中、コロニストが大部隊を率いて、進行してきた。EDFは住民を町から逃がすため、大部隊を編成した。その様はまさしく「鉄の盾」を想起させたため、今回の作戦を「アイアンウォール作戦」と呼称した。主人公たちはどうにかコロニストを撃退し、作戦を成功させる。しかし、作戦のさなかエイリアンの襲撃によって失業者が増加し、経済が破綻しかけているニュースを耳にする。

No.30 「前哨基地破壊作戦 プランA」、No.31 「前哨基地破壊作戦 プランB」

前哨基地の正体は自律的に動くことができる移動要塞であった。

前哨基地により、広範囲の地域が制圧された。EDFは二段構えの破壊作戦を実行。プランAでは爆破チームを編成、基地に接近し、爆弾を用いて破壊を試みる。プランBでは「重戦車タイタン」の砲撃によって破壊を試みる。爆破チームと重戦車、その他部隊と共に主人公は砂嵐にまぎれ、基地に接近する。途中、テレポーションシップから投下された巨大生物やコロニストたちの妨害を受けるものの、何とか接近し、爆弾での破壊を試みた。しかし、基地には傷一つつかず、まるで効果が無かった。次の瞬間、地面が大きく揺れだした。

大きな地鳴りと共に基地は地面から足を持ち上げ、歩き始めたのだ。EDFは直ちにプランBを発動、破壊を試みた。重戦車タイタンの砲撃も意に介さず移動を続ける前哨基地。EDFはなすすべもないまま、移動を見送るしかなかった。

No.32 「洞窟侵入作戦 第一作戦」~No.34 「洞窟侵入作戦 最終段階」

超巨大なマザーモンスター。多くのα型を従え、EDFを迎え撃つ。

以前探索した洞窟から巨大生物が大量に確認された。EDFは洞窟をこれ以上放置するのは危険と判断し、殲滅部隊を送った。以前撤退した地点の先には、大量の巨大生物とコロニストが存在した。主人公たちは攻撃をかいくぐり、洞窟の深部へとたどり着く。入口を守るコロニストを撃退し、さらに奥へ進むと地面一体に巨大生物の卵が産み付けられていた。主人公たちは卵の破壊を開始する。しかし、そこに巨大生物の女王が姿を現す。EDFは卵を産み付けたこの個体を「マザーモンスター」と呼称した。主人公たちは戦いの末、すべてのマザーモンスターと卵の駆除に成功。EDFはこの作戦を通じ、巨大生物の繁殖力はそれほど高くなく、今回のような温かい洞窟内でのみ増殖するのではないかという見解を得た。巨大生物を絶滅させる希望を見出した。

No.36 「宙を舞う殺戮者」

巨大な針を射出する飛行型。当たればただでは済まない。

洞窟侵入作戦後、緊急事態が発生した。飛行型侵略生物が現れたのだ。その姿は蜂に酷似しており、人間を容易に突き刺すほど巨大な針を飛ばして攻撃を加えていた。主人公は大量の飛行型の殲滅に成功した。しかしまた新たな脅威の出現にEDFは頭を悩ませた。

No.37 「怪生物撃滅計画」

新型の怪生物「アーケルス」潜在能力は未知数。人類は生き残ることができるのか。

EDFは怪生物エルギヌスに対して新型兵器「EMC」を投入。EMCは怪生物エルギヌスに対抗するために考案した新型の兵器である。戦車の上に巨大なアンテナが付いたようなデザインとなっている。アンテナ部分から強力な電撃を放ち敵にダメージを与える。その電力の消費量は町一つ分ともいわれている。EMCを用いてなんとかエルギヌスの討伐に成功する。しかし、喜びもつかの間、巨大な影が作戦エリアに出現した。新種の怪生物が出現したのだ。主人公たちは応戦し、撃退させることに成功。EDFはこの新種を「怪生物アーケルス」と呼称し、作戦を終了した。

No.38 「激突する平原」~No.40 「苛烈なる戦場」

精鋭部隊グリムリーパー。恐るべき速さと攻撃力を持つ。

世界のいたるところにエイリアンが降下、敵の大進撃が始まった。EDFは大規模な防衛ラインを築き、交戦を開始した。主人公は作戦中、近くの兵士たちから、ある噂を聞く。「グリムリーパー隊が来ているらしい」「なに!あの死神部隊が!?」。どうやら死神部隊と恐れられたフェンサー部隊が主人公たちと同じ戦場に来ているらしい。戦いが進み、エイリアンが大規模な挟撃を仕掛けてきた。窮地に立たされた主人公たちだったがそこにグリムリーパー隊が出現。ほかの部隊とは一線を画す動きでエイリアンを撃破し、戦況を好転させた。なんとか防衛ラインを守ることに成功した主人公たちに少佐からの通信が入る。「今しがた戦った勢力は敵の先行部隊に過ぎない」。主人公たちは更に激しい戦いを余儀なくされることとなった。

防衛ラインは散り散りになり、目の前には敵の本隊がいる。撤退している友軍の時間を稼ぐため、主人公は軍曹と共に大勝負に出る。大量のテレポーションシップと巨大生物との死闘を繰り広げ、撃退に成功する。しかし敵の大群がすぐそこまで迫っていた。

主人公たちは、更地となった高層ビル街で敵を迎え撃った。大量のドローンと巨大生物に苦戦する主人公であったが、グリムリーパーの助けもあり無事に危機を逃れる。

No.41 「前哨基地 突撃作戦」

ハッチを攻撃し、破壊を試みる主人公。

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