地球防衛軍5(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『地球防衛軍5』とは、ディースリー・パブリッシャーの開発による3Dアクションシューティングゲームである。PlayStation 4専用ソフトとして2017年に発売され、その後2019年にSteam版で配信された。はじまりは2022年の日本。突如として現れた巨大な宇宙船団が人類に向け、攻撃を開始した。本作は、全地球防衛機構軍EDFの一兵士となり、人類と未知の異星体「プライマー」との戦いを全110のミッションで描く。

飛行型侵略生物

スズメバチに酷似した生物。南米で発生を確認されてから、瞬く間に世界中に拡散した。飛行能力を持つため、市民への影響が懸念され、優先除去対象とされた。太い針のようなものを一度に複数発射し、攻撃してくる。巨大でありながら、飛行速度は素早く、交戦したヘリ部隊が全滅しているため、非常に高い戦闘力を持つ。亜種には赤い個体の者がおり、通常の者より攻撃力が高く、耐久性も高い。

クイーン

飛行型侵略生物の女王であり、繫殖の要ともいえる存在である。全長は80メートルを超す。飛行能力、攻撃力共に通常個体を大きく上回る。攻撃手段は通常個体と同様針のようなものを複数発射してくるが、針そのものの大きさが段違いであり、一度被弾すれば態勢を崩してしまう。またクイーンは通常個体を操り、巣を作成する能力を持つ。そのためEDFは、クイーンを最優先駆除対象とし、飛行型の殲滅を試みる。亜種個体に戦闘力が飛躍的に向上した個体がおり、「デスクイーン」と呼称されている。

アラネア

ジョロウグモのような姿を持つ生物。侵略性外来生物β型と同様に酸性の糸を使用する。β型の糸よりも強靭で遠距離まで伸ばすことができ、一度捕まると本体いるところまで引きずられてしまう。ある程度の攻撃を加えるか、撃破することで解放される。またアラネアは街中や山中に巨大な巣を張る習性を持ち、巣に引っかかると身動きが取れなくなってしまう。この巣の存在や糸の特性から、ウイングダイバーの天敵と認識されている。

怪生物

怪生物はその生態が謎に包まれた超巨大生物を指す。今作では、二種類の怪生物が登場する。

エルギヌス

二種の怪生物の内の一体。銃撃や砲撃、爆撃を食らってもびくともしない耐久力を持ち合わせており、戦争序盤では、EDFは苦戦を強いられていた。しかし、原子光線砲EMCを複数導入し、エルギヌスの撃退に成功する。エルギヌスはその巨体を生かした突進やとびかかり攻撃などを行う。また口から電撃を吐いて攻撃することもある。

アーケルス

二種の巨大生物のうちの一体。アーケルスはエルギヌスと似通った見た目をしているが、背中にとげの生えた甲羅を持っており、その見た目はカメに近い。エルギヌスよりも生命力が高く、生半可な兵器では、ダメージを与えられない。戦争中盤では、ギガンティック・アンローダーバルガを用いて迎え撃ち、撃退することに成功する。主な攻撃手段として、身体を丸めて転がりながら体当たりをしたり、甲羅から爆発する岩石のようなものを大量に放出してきたりする。

エイリアン

巨大生物を従え、地球にやってきた侵略者たち。戦争序盤では、巨大生物やコロニストを投入し、全世界同時に襲撃を開始した。空飛ぶ円盤マザーシップやテレポーションシップ、破壊されない輸送機などその技術力、文明力は高く、人類に大きな被害をもたらした。

コロニスト

カエルが二足歩行をしたような見た目をしている。手には、化学兵器を持ち、人間のように身を隠しながら銃撃を行う。通常種は緑色の皮膚をしており、単発で弾丸が発射されるタイプの兵器や遠方からレーザーを放つことができる兵器などを装備している。また亜種に赤色の皮膚を持つ個体が存在し、その種だけは、ショットガンのような弾丸を放つ兵器を装備している。巨大で耐久力もあるため、正面からの攻撃は難しい。しかし、視界外からの攻撃に弱く、うまく接近できれば簡単に倒すこともできる。また仲間同士で言語を用いて連携を取っているような描写があり、ある程度の知識を有していると考えられる。
実はコロニストは身体に着けられた銀色の装置によって無理矢理戦わされている。元々はコスモノーツたちとは別の星に暮らす原住民族であったが、侵略され、兵士として地球に連れてこられており、侵略者であると同時に被害者でもあるという複雑な存在である。

タッドポウル / 有翼型侵略生物

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