LIFE!(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『LIFE!』は2013年にアメリカで製作されたヒューマンアドベンチャー映画である。ジェームズ・サーバーの短編小説を基に1947年に製作された『虹を掴む男』を、ベン・スティラーが監督・主演で新たに映画化された。映像や音楽、ストーリーともに高い評価を受けており、日本では公開から4週連続でトップ10にランクインした。「LIFE」誌の写真管理部で働くさえない男のウォルターは、最終号の表紙のネガフィルムがないことに気付く。ネガフィルムを見つけるため、カメラマンを探す旅に出る。

日本語吹き替え:三石琴乃(劇場公開版)、安藤麻吹(ザ・シネマ版)
「LIFE」誌に努める女性社員で、ウォルターの同僚。ウォルターが密かに想いを寄せる相手。一人息子がいるが、夫とは最近離婚し、シングルマザーとなっている。「LIFE」誌のモットーに共感を抱き、転職してきた。マッチングサイト「eHarmony」のプロフィールには、「冒険心と勇気と想像力がある人」が好みで、好きな物は「姉と推理小説」、嫌いな物は「マッチングサイト」と書かれている。本作の終わりにはウォルターと手をつないで歩くシーンが描かれている。

リッチ・メルホフ(演:マーカス・アントゥーリ)

左がリッチ

日本語吹き替え:山本和臣(劇場公開版)、千種春樹(ザ・シネマ版)
シェリルの息子。スケートボードにはまっており、ウォルターの技術の高さに驚いていた。ウォルターからスケートボードのプレゼントを受け取った後、成長した姿をウォルターに動画で送っていた。

ショーン・オコネル(演:ショーン・ペン)

出典: coxones.net

日本語吹き替え:山路和弘(劇場公開版、ザ・シネマ版)
冒険家でありフォト・ジャーナリスト。「LIFE」誌に写真を提供してきた。フィルムカメラ「NIKON F3」を愛用している。携帯電話すら所有しておらず、いつも世界中を飛び回って所在は不明。これままでウォルターと会ったことはなかったが、その仕事ぶりを高く評価している。「LIFE」誌最終号のことは事前に知っていたため、ウォルターに最終号の表紙のネガフィルムを送っていた。いたずらからウォルター宛の感謝の意を込めた財布の中にネガフィルムを入れていたため、ウォルターが気づかないといったお茶目な一面もある。

エドナ・ミティ(演:シャーリー・マクレーン)

出典: stat.ameba.jp

日本語吹き替え:沢田敏子(劇場公開版)、谷育子(ザ・シネマ版)
ウォルターの母親。穏やかで寛容な性格である。夫の形見であるグランド・ピアノを大切にしている。得意料理はオレンジケーキで、ウォルターのことを自慢の息子と誇りに思っている。高齢のため老人ホームに入ることを決める。ショーンが訪れていたことをウォルターに話していたが、ウォルターの妄想癖で聞いていなかったことが後に明らかになる。

テッド・ヘンドリックス(演:アダム・スコット)

真ん中がテッド

日本語吹き替え:花輪英司(劇場公開版)、小原雅人(ザ・シネマ版)
ウォルターの新しいボス。「LIFE」の事業再編の責任者として、『LIFE』誌最終号の統括責任を担っている。リストラを推し進める中、社員の気持ちをつかもうとスピーチをするが、あまりうまくいかなかった。会議中にネガフィルムを見つけたウォルターがやってきて、伝統や社員のことを大切にするよう言葉をかけられる。最終号の表紙は25番ネガフィルムにし、そこには「これを作った人々に捧げる」という言葉を付け加えていた。

オデッサ・ミティ(演:キャスリン・ハーン)

右がオデッサ・ミティ

日本語吹き替え:鯨エマ(劇場公開版)、小松由佳(ザ・シネマ版)
ウォルターの妹。短絡的でカッとなりやすい性格だが、基本的に母親とウォルターとは仲が良い。女優になることを夢見ており、舞台のオーディションを受け続けており、教会のステージではあるが、「グリース」のリゾ役を射止める。

トッド・マハール(演:パットン・オズワルト)

日本語吹き替え:吉見一豊(劇場公開版)、駒谷昌男(ザ・シネマ版)
パートナー探しのウェブサイト「eHarmony」の顧客サービス責任者。ロサンゼルス在住。気のいい楽観主義者。ウォルターからのシステムトラブルの電話を受けたあと、ウォルターのことを気に掛け、本人に代わってプロフィールを書き上げようと、時折電話を掛けてくる。アフガニスタンから帰国したウォルターがロサンゼルスの空港で足止めされたときに、身元引受人として来てくれた。ウォルターに対して当初は冴えないイメージを抱いていたが、実際に会ったときには「ロック歌手に転向するインディ・ジョーンズだった」と例えていた。

ヘルナンド(演:エイドリアン・マルティネス)

右がヘルナンド

ウォルターの同僚。ウォルターのことを上司として慕っており、信頼もしている。ウォルターとともに会社をクビになった時には、エレベーターでハグをし、涙を流していた。

ヘリコプターのパイロット(演:オラフル・ダッリ・オラフソン)

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