ランボー/怒りの脱出(ランボー2)のネタバレ解説・考察まとめ
『ランボー/怒りの脱出』とは、80年代アクション映画の金字塔で、収監されたランボーの元にトラウトマン大佐が訪ねて来て、極東での作戦への参加を提案する。その作戦とはベトナムで捕虜になっている兵士を調査することだった。「80年代は筋肉と爆薬がすべてだった」とスタローンも言ってるように、爆薬の量とアクション描写は、それまでの常識を超えている。また「映画史上最もパクられた本数が多い映画」とも言われており、「ベトナム帰還兵」や「ベトナム捕虜救出」がテーマの映画がビデオ店の戦争アクションコーナーに並んだ。
ランボー「最大の武器は頭脳です」
作戦を取り仕切るマードック将軍に案内されたタイ基地で、世界一先進的な設備や武器があると言われたことに対するランボーのセリフ。ベトナム戦争の経験から、どんなに高価で先進的な武器よりも、最後は自分の身だけが頼りになるという事を知っている、地獄から生還したランボーの経験が言わせたセリフ。
ランボー「日々を生きていきます」
ランボーがラストシーンで祖国への愛を語り、「この先はどうするんだ?」と聞いたトラウトマン大佐に対して言ったセリフ。この後基地に背を向けてどこへともなく去って行った。
戦争は終わり仲間も死に、祖国にも居場所がなくなったランボーにとっては毎日をただ生きていく以外に目的がない虚無感に溢れた言葉。
『ランボー/怒りの脱出』の主題歌・挿入歌
ED(エンディング):フランク・スタローン『Peace In Our Life』
シリーズ第2作『ランボー/怒りの脱出』の主題歌を歌うのは、シルベスター・スタローンの弟フランク・スタローン。俳優でもある彼は兄シルベスターの『ロッキー』シリーズで歌手役としても出演し、ゴールデングローブ賞とグラミー賞のノミネート経験もあるソングライター。同曲の作曲をシリーズ1作目の音楽を担当していたジェリー・ゴールドスミスが務めることで、シリーズの雰囲気をより一層楽しむことができる。
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目次 - Contents
- 『ランボー/怒りの脱出』の概要
- 『ランボー/怒りの脱出』のあらすじ・ストーリー
- 新たなミッション
- 敵地への潜入
- コー・バオの死
- ランボーの反撃
- ランボーの帰還
- 『ランボー/怒りの脱出』の登場人物・キャラクター
- ジョン・ランボー(演:シルヴェスター・スタローン)
- サミュエル・トラウトマン大佐(演:リチャード・クレンナ)
- マードック将軍(演:チャールズ・ネイピア)
- コー・バオ(演:ジュリア・ニクソン)
- パドフスキー中佐(演:スティーヴン・バーコフ)
- エリクソン(演:マーティン・コーヴ)
- バンクス(演:アンディ・ウッド)
- ヴィン大尉(演:ウィリアム・ジェント)
- キン大佐(演:ダナ・リー)
- タイ軍曹(演:ジョージ・チュン)
- ユーシン軍曹(演:ボージョ・ゴーリク)
- ライファー(演:スティーブ・ウィリアムス)
- 刑務官(演:トニー・ミュナフォ)
- 『ランボー/怒りの脱出』の用語
- ベトナム戦争
- ロケットランチャー
- ソ連
- ベトナム帰還兵
- 『ランボー/怒りの脱出』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ポドフスキー中佐役は当初ドルフ・ラングレンだった
- 前作で右腕に負った傷が残っている
- 脚本はベトナム帰還兵からの手紙が元となっている
- 『ランボー/怒りの脱出』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ランボー「I’m expendable(俺は捨て石だ)」
- ランボー「最大の武器は頭脳です」
- ランボー「日々を生きていきます」
- 『ランボー/怒りの脱出』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング):フランク・スタローン『Peace In Our Life』