ランボー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ランボー』(原題:First Blood)とは、1982年に米国で公開されたシルベスター・スタローン主演のアクション映画で、『ランボー』シリーズの第1作である。 社会から排除されたベトナム帰還兵のランボーが、たまたま訪れた街でランボーを追い出そうとする保安官に出会い、戦いへと発展する。ランボーを通してベトナム戦争の負の遺産として社会問題になった米国の暗部が描かれている。 本作は『ロッキー』に続き、シルベスター・スタローンの代表作となり、ハリウッドスターとしての地位を不動のものとした。

『ランボー』の概要

『ランボー』(原題:First Blood)とは、1982年公開のテッド・コッチェフ監督、シルベスター・スタローン主演のアクション映画である。主人公の名前はジョン・ランボー。『ロッキー』シリーズと並び、シルベスター・スタローンの代表作である。ランボーはディヴィッド・マレルの処女出版小説『一人だけの軍隊(原題:First Blood)』が原作の映画であり、「First Blood」とは最初に血を流すという意味から派生した「先手命中」などの意味を持つ軍事用語である。シリーズ第1作でアクション映画であるものの、「ベトナム戦争によってアメリカが負った傷」というテーマが根底に流れる反戦映画でもあり、捕虜の救出や敵の殲滅などアクションシーンがメインとなった以降のシリーズとは明らか異なる。保安官や警官たちを倒すための戦闘マシンと化していたランボーが、元上官のトラウトマン大佐にベトナム帰還兵の苦悩をぶちまけるラストシーンは映画史に残る名シーンとして知られている。
ジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)がベトナム戦争から帰還して7年後を舞台に社会から孤立したベトナム帰還兵ランボーの苦悩と孤独な戦いが描かれている。田舎街へ入ったランボーは見た目が怪しいという偏見で警察に捕らえられてしまう。警察の拷問じみたいじめに、ベトナムで受けた拷問がフラッシュバックしたランボーは、警察に反抗、対抗、そして脱走するところからランボーと警察の戦いが始まり、ランボーは州兵や保安官隊を相手に孤独な戦いを挑むことになる。
ランボーの怒りに満ちたアクションシーンは圧巻で、全シーンスタローン本人が務めている。クライマックスになるにつれて武器や兵器グレードアップし、盛り上がりを見せる。戦争で米国のために活躍して帰ると、社会からは人殺しのような扱いをされるランボーの孤独と怒りから、当時の米国の社会背景も伺える内容となっている。
映画の根底にあるのは、当時のアメリカにおけるベトナム帰還兵への非難と、そのやり場のなさへの風刺。ベトナム戦争では多くのアメリカ兵が命をかけて戦ったにも関わらず、この戦いで政治的勝利を得られなかったことから、国に戻ってきた帰還兵への風当たりは強かった。PTSD (外傷後ストレス障害)を患った帰還兵も多く、ランボーもその1人であると思われる。ひたすらに敵を倒しまくる痛快アクション映画というばかりでなく、居場所も尊厳も失ったベトナム帰還兵の哀しみや、彼らに対する当時の人々の反発を描いた社会派作品である色が強く、戦場で数々の修羅場をくぐり抜けた屈強なランボーが、腹の出た田舎の保安官にいじめられて、戦いを強いられる虚しさがある。ランボーが感情をむき出しにして思いを打ち明けるシーンは名場面として名高く、アメリカにおけるベトナム戦争の「後遺症」がどのようなものだったかを表している。

『ランボー』のあらすじ・ストーリー

戦いの始まり

1981年12月、アメリカ・ワシントン州。ベトナム帰還兵であるジョン・ランボーは、ベトナム戦争時代の戦友を訪ねて田舎町を訪れる。しかし久々の再会を期待していた戦友は、ベトナム戦争時に浴びた枯葉剤の後遺症から癌を患い既に亡くなっていた。心の拠り所を失ったランボーは戦友の家を去って食事をするために田舎町に踏み入れると、保安官ティーズルが声を掛けた。ティーズルはボサボサ頭で身なりも汚く、目つきもするどいランボーを見た目で危険人物と決めつけ、街でトラブルを起こすと判断し、街を出ていくように告げる。ランボーをパトカーに乗せると街はずれで降ろし、二度と市街地へ踏み入れないよう警告する。しかしランボーはティーズルの言葉を無視し、来た道を逆戻りして市街地のほうへ再び歩いていく。それを見たディーズルは怒り心頭で、高圧的に浮浪罪とサバイバルナイフ所持の罪で無理やり逮捕し保安官事務所へとランボーを連行してしまう。偏見に満ちた保安官たちにいじめに近い取り調べを受けるランボー。協力的に何も話そうとしないランボーに対し、取り調べにあたるガルト、ミッチ、ウォード、プレストンは高圧的に接して嫌がらせを行う。そしてランボーの髭を剃ろうとウォードが羽交い絞めにし、顔に剃刀を近付けた瞬間、ランボーの脳裏にかつてベトナムで受けた拷問が鮮烈に蘇える。その瞬間突然ランボーは保安官全員を打ちのめすと、没収されたサバイバルナイフを奪い取って山の中へと走って逃げる。こうしてランボーの孤独な戦いが幕を開ける。

山狩り

保安官ティーズルは部下を率いてランボーの逃げ込んだ山で山狩りを開始すると、ついにランボーを絶壁まで追い詰める。しかしヘリコプターに乗っていた保安官助手ガルトが独断でランボーを撃ち殺そうと暴走、ランボーは身を守るべく保安官助手に向かって石を投げると保安官助手はヘリから転落して死んでしまう。「事故だ、彼を殺すつもりはなかった」と呼びかけるランボーに対し、死んだ保安官助手の暴走を知らないティーズルは仇を取るべくランボーに向かって発砲する。こうして戦いの火蓋が切って落とされると、史上最強の兵士ランボーはベトナム戦争仕込みの実戦ゲリラファイトで保安官助手達を1人ずつやっつける。山中のゲリラ戦はランボーの最も得意とする戦闘。足場の悪い山道を難なく駆け回り、茂みや木々の裏から突然現れたり、木々を使って仕掛け罠を作ったり、木に縛り付けて身動きが取れないようにしたりと、自然を利用してまるで赤子の手を捻るようにバルフォード、オーヴァル、ミッチ、ウォード、レスター、シングルトン保安官たちを1人ずつ次々と仕留めると、最後にティーズルの喉元にサバイバルナイフを突き付け、「この山では俺が法律だ」と言い残し、さらに山奥へと消えていく。

トラウトマン大佐の登場

ティーズルが下山すると、この事態を収拾すべく対策本部がカーン州警察長を中心とした州警察隊と州兵によって立ち上がっており、国防総省からはランボーのベトナム戦争時代の上官サミュエル・トラウトマン大佐が派遣されてくる。大佐はランボーを、自分が作り上げた最高傑作であり、実戦ゲリラファイトにおいてランボーに勝てる者はいないとして、被害を最小限に抑えるために、ランボー捕獲は諦めて下山させ、街に移動する際に逮捕するよう説得する。しかし怒り心頭のティーズルはそれには耳を貸すことはなく、犠牲を生むことも知らずに自らの手でランボーを捕えることに拘ってしまう。ランボーを説得するため、無線を用いてトラウトマン大佐はベトナム戦争時代の暗号でランボーに呼び掛けると、それに応答したランボーは、ベトナム戦争時代の戦友たちが自分を除いて全員死んだことを伝え、先に仕掛けてきたのは保安官たちだと告げ、自分には投降の意思がないことを告げる。夜が明けて山狩りを続けていた州兵たちに発見されたランボーは廃坑に逃げ込んだところを州兵によって包囲される。しかしクリント・モーガン中尉率いる州兵たちはランボーの強さに恐怖し、ティーズルが殺さずに生け捕りにするよう命令するのも聞かず、廃坑にロケットランチャー弾を撃ちこんでランボーを殺害して生き埋めにしてしまう。崩れ落ちた廃坑を見て、唯一ランボーの理解者であるトラウトマンを除き、州兵、州警察、ティーズルの全員がランボーは死んだと思った。しかし間一髪で坑道に跳び込んで生き伸びていたランボーは坑道の中をひたすら進み、ついに出口を見つけて地上へと脱出する。こうしてランボーの復讐が始まる。

ランボーの反撃

ランボーは通りかかった州兵のトラックとM60機関銃を強奪すると、逆襲のため再び街へと姿を現す。反撃の狼煙とばかりにガソリンスタンドを爆破すると、次は保安官事務所の電源をショートさせ、暗闇の中得意のゲリラ戦に持ち込む。銃砲店を破壊し、保安官事務所に銃弾を連射し、破壊のかぎりを尽くす。保安官、州兵隊は誰も怒りに満ちたランボーを捕らえることができない。そんな中ティーズルはひとり屋上の天窓に潜んでランボーを待ち伏せていたが、踏み込んできたランボーに返り討ちにされ、重傷を負って天井から転落してランボーに捕らえられてしまう。ついにこの戦争を仕掛けた当事者であるティーズルにとどめを刺そうとするランボーの前に、トラウトマン大佐が現れる。

終結へ

トラウトマンはランボーに向かって「周りからは200丁のM16がお前を狙ってる、もう助かる見込みはない、投降しろ、戦いは終わった」と投降するよう説得するが、ランボーは「まだ終わっちゃいない!戦争は続いている!」と心の叫びを上げる。さらにランボーは叫び続けた。ベトナム戦争から帰還した兵士たちに自国民から浴びせられた罵声、ベトナムの戦場では心の底からわかえりあえる友人たちがたくさんいたのに、米国では誰も助けてくれない。戦場で最新兵器を使いこなして米国のために戦った勇敢な兵士も、祖国に戻ると駐車場の警備員にすらありつけない。そして毎日悪夢として現れるギャンブル好きだった親友の無惨な爆死やラスベガスでスポーツカーを乗り回そうと交わした約束。ランボーは子供のように感情を剥き出しにしてトラウトマンの胸の中で泣きじゃくり、ベトナム帰還兵たちの不遇を叫ぶ。ベトナム戦争が終わって7年経った現在でも続く戦士たちの心のトラウマと悲劇が語られる。このランボーの事件の背後に戦争によって引き起こされた帰還兵の悲劇という存在を知った大佐は、ただランボーをその胸に抱きとめることがやっとであった。そしてランボーは投降し、怪我を負って救急車で搬送されるティーズルを眺めながらランボーはトラウトマン大佐の手で連行され、ランボーの孤独な戦争は終結となった。

『ランボー』の登場人物・キャラクター

ジョン・ランボー(演:シルヴェスター・スタローン)

ランボーのフルネームはジョン・ジェームズ・ランボー、1947年7月6日アリゾナ州、ボーウィ生まれである。ランボーは1964年8月6日、17歳でアメリカ陸軍に入隊し、兵役は1965年にレンジフォード高校を卒業した後の1966年1月から始まった。1966年9月には南ベトナムに配属されるが1967年には米国ノースカロライナ州、フォート・ブラッグに戻ってグリーン・ベレーとしての訓練を受ける。1969年後半に彼はベトナムに再配属され、1971年11月には中国とベトナム国境付近で北ベトナム軍の捕虜となり凄惨な拷問を受けた。軍隊時代にヘリコプターの操縦も会得しており、戦争におけるあらゆる殺人術を身につけることとなる。そして1974年9月17日に彼は除隊した。
米国帰国後、ランボーは米国民の多くがベトナム帰還兵を憎んでいることを知った。他の帰還兵たちと共に反戦的なヒッピーから罵倒され、「赤ん坊殺し」と罵られ社会から見放された。ベトナムでの戦争体験と帰還後の国民の反応によって心的外傷後ストレス障害を引き起こし、ランボーは社会を憎むようになった。『ランボー』の物語はここから始まる。

サミュエル・トラウトマン大佐(演:リチャード・クレンナ)

サミュエル・トラウトマン大佐はフォート・ブラッグ駐屯地に勤務する将校である。ベトナム戦争中にはアメリカグリーンベレーの部隊指揮官として活動していたが、ベトナム戦争後は一線を退いている。その風貌は「長身痩躯で、鱒(トラウト)というよりはイタチに似た顔の男」などと表現される。人生のほぼ半分を軍隊生活に費やしており、軍人としての能力は非常に高く、ランボーにとってはかつての上官であるだけではなく、3年間共に戦った戦友の最後の生き残りでもある。その為ランボーは大佐を父親に近い理解者と考えており、トラウトマンもランボーを共に戦った部下を息子のように思っている。ランボーについて「自分の最高の作品」と誇らしげに語っている。米国政府側の説得者として登場するが、トラウトマン自身の心情は政府高官というよりも最前線の兵士に近く、ランボーの心情に理解を示すため、政府側代表者と対立する。

ティーズル保安官(演:ブライアン・デネヒー)

ワシントン州の小さな田舎街の保安官。ランボーの敵役として登場する。ティーズル保安官が車で通りかかるところ、汚い身なりで歩くランボーに不信感をあらわにし、ランボーを逮捕する。ランボーに敵意を剥き出しにした理由として、ベトナム戦争はアメリカの歴史で初めて敗北した戦争で、当時国内で反戦運動が起こり、帰還兵はアメリカ社会では拒絶されていた社会情勢があった。この時代背景から、ティーズルは自分の街に来た、見るからに帰還兵だと分かるランボーを偏見を持って排除しようとした。偏見を持つ人間が拳銃を持って正義を振りかざすには恐ろしいが、米国の社会がそうさせたのである。

カーン州警察長(演:ビル・マッキニー)

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