こどものおもちゃ(こどちゃ)のネタバレ解説・考察まとめ
『こどものおもちゃ』とは、子役タレントとして活躍する主人公・小学6年生の倉田紗南と、クラスメイトで問題児の羽山秋人を中心に繰り広げられる学校生活を描いた作品である。物語の中では、学校で起こるイジメや問題を紗南が解決しようとする姿、子供ならではの淡い恋心やストレートな感情が描かれている。学級崩壊や家庭崩壊、イジメといった社会問題を取り上げた深刻なシーンも、ギャグを交えながら表現されている。そのため、子供も大人も最後まで楽しむことができる学校生活を描いたコメディ漫画およびアニメ作品。
CV:坂東尚樹
紗南と直澄が共演しているCMを担当した有名な監督。アメリカからやってくる。
アニメ版では、紗南と直澄にゲイリーハミルトンからブロードウェイへの出演依頼が書かれた手紙を翻訳している。
スージィ
CV:岩田光央
紗南のメイク担当をしている。オカマっぽい声で話すのが特徴。
大河内(おおこうち)
CV:桜井敏治
連帯保証人になっていた実紗子が破産してしまった際に、紗南の家に差し押さえに来た税務官。
五條 武史(ごじょう たけし)
CV:高橋広司
紗南の父親役として、深夜ドラマ『夜更かしどさくさ劇場』で共演した俳優。サボり癖があり、今まで一度も何かをやり遂げたことがない。手品などで人を驚かすことが大好きで、「驚いた?」が口癖。
紗南の父親であることやサボり癖のことで黒崎から説教される。『夜更かしどさくさ劇場』だけはやり遂げようと撮影に臨むが、無理がたたり持病が悪化して亡くなってしまう。
12年前は、紗南の実の母親である坂井佳子とは相思相愛だった。しかし、俳優業を成功させるために突然アメリカに渡ったまま連絡がつかなくなっていた。
漫画では紗南の父は、佳子の叔父となっているが、佳子の叔父として設定されていない。
松岡 昌宏(まつおか まさひろ)
CV:松岡昌宏
第1話からの小学生編で、所属するTOKIOが主題歌を担当。第1話の途中で、紗南から「マボちゃん」と呼ばれて登場している。
篠原 ともえ(しのはら ともえ)
CV:篠原ともえ
紗南と羽山が中学に進級する中学生編で主題歌を担当。第52話にリポーターとして登場している。かなりのはっちゃけぶりから印象強いキャラクターとなっている。
中尾 翔太(なかお しょうた)
CV:小西寛子
漫画で出ている、羽山のクラスメイトの小森の代わりに登場する男子生徒。アニメの終盤での重要人物。
家族は、両親と二人の弟がいる。家族仲は良好である。しかし、自分が生まれてきた意味や存在が分からなくなっていた。担任の千石に助けを求めるが、気付いてもらうことができずに自殺を図る。
ゲイリー・ハミルトン
CV:麦人
直澄の実の父親で、舞台のプロデューサーをしている。ブロードウェイのキングとして有名。
ミシェル・ハミルトン
CV:榊原良子
ゲイリーの妻で、シシルの母親。舞台インストラクターをしている有名な振付師。ブロードウェイの女王で大変厳しいことで知られている。シンクロの女王だった過去を持っている。
シシル・ハミルトン
CV: こおろぎさとみ
直澄の異母妹で、ハミルトン家の一人娘。舞台で演じている最中に靱帯を切ってしまい、踊ることができなくなってしまう。不気味な笑い方が特徴。
ラムシー
CV:天野慶子
ブラッドの母親で、ハミルトン家で雇われている家政婦。倉田家にいる家政婦の志村チヨに顔がそっくり。
ブラッド
CV:中﨑達也
アメリカで紗南と直澄が知り合った、羽山にそっくりな少年。
直澄の異母妹であるシシルを守るために、紗南と直澄に嫌がらせをして日本に帰らせようとしていた。いつも引き連れている悪友2人も、一時期羽山を慕っていた子分に顔がそっくりだった。
ユウコ ミズグチ(漢字名不明)
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『こどものおもちゃ』とは、1994年から少女漫画雑誌『りぼん』で連載された小花美穂の漫画である。家庭崩壊や少年犯罪などの社会問題を子どもの視点で描き、シリアスな描写もあるもののコメディ色が強い。そのため子どもから大人まで幅広く人気を集めた。人気子役として活躍する倉田紗南とクラスの問題児・羽山秋人を中心とした学園もののストーリーで、2人を中心にさまざまなカップルが存在する。
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目次 - Contents
- 『こどものおもちゃ』の概要
- 『こどものおもちゃ』のあらすじ・ストーリー
- 子役タレントとクラス崩壊
- 羽山家の再生
- 「母親名のり出なさい」
- 進学、親友、そして失恋
- 罪と罰
- 逃避行の末に
- 『こどものおもちゃ』の登場人物・キャラクター
- 倉田家
- 倉田 紗南(くらた さな)
- 倉田 実紗子(くらた みさこ)
- 相模 玲(さがみ れい)
- 志村 チヨ(しむら ちよ)
- ごん太(ごんた)
- まろちゃん
- 羽山家
- 羽山 秋人(はやま あきと)
- 羽山 夏美(はやま なつみ)
- 羽山 冬騎(はやま ふゆき)
- 羽山 小春(はやま こはる)
- 羽山 紗里(はやま さり)
- 同級生
- 大木 剛→佐々木 剛(おおき つよし→ささき つよし)
- 杉田 亜矢(すぎた あや)
- 松井 風花(まつい ふうか)
- 小森 和之(こもり かずゆき)
- 熊谷 ひさえ(くまがい ひさえ)
- 鈴木 まみ(すずき まみ)
- 五味 真一(ごみ しんいち)
- 安田 幸弘(やすだ ゆきひろ)
- 伊丹 壯十郎(いたみ そうじゅうろう)
- 小島 正平(こじま しょうへい)&粕屋 良太(かすや りょうた)
- 石田 三男(いしだ みつお)
- 学校の先生
- 千石(せんごく)
- 三屋(みつや)
- 田中(たなか)
- 校長(こうちょう)
- 安藤 すみれ(あんどう すみれ)
- 紗南の仕事関係
- 加村 直澄(かむら なおずみ)
- 来海 麻子(くるみ あさこ)
- 明石家 よんま(あかしや よんま)
- 小野 幹雄(おの みきお)
- その他
- 恩多 武蔵(おんだ たけぞう)
- 鹿島 良助(かしま りょうすけ)
- 坂井 佳子(さかい けいこ)
- 坂井 まり子(さかい まりこ)
- 高石 裕太(たかいし ゆうた)
- アニメでのオリジナルキャラクター
- ばびっと
- ぜんじろう
- 東大和 実吉(ひがしやまと さねきち)
- 内山田(うちやまだ)
- 小花 美穂(おばな みほ)
- 幸司(こうじ)
- キムチ タクヤ
- 大地 詩織(だいち しおり)
- 倉田 静(くらた しずか)
- 片桐 三造(かたぎり さんぞう)
- 国定の親分(くにさだのおやぶん)
- 黒崎 利三(くろさき としぞう)
- 夢園 又太 (ゆめぞの またた)
- 阿久戸 以蔵(あくど いぞう)
- 飛田 まゆ(とびた まゆ)
- 綾乃花丸小路 智美(あやのはなまるこうじ ともみ)
- 津(つ)
- タランタール監督
- スージィ
- 大河内(おおこうち)
- 五條 武史(ごじょう たけし)
- 松岡 昌宏(まつおか まさひろ)
- 篠原 ともえ(しのはら ともえ)
- 中尾 翔太(なかお しょうた)
- ゲイリー・ハミルトン
- ミシェル・ハミルトン
- シシル・ハミルトン
- ラムシー
- ブラッド
- ユウコ ミズグチ(漢字名不明)
- リック
- バーナデット
- 尾崎 理穂(おざき りほ)
- 『こどものおもちゃ』の原作漫画とアニメの違い・相違点
- ばびっとと紗南の父の存在
- 言葉やシチュエーションの表現の仕方
- 紗南と直純、紗南と羽山の関係性
- 玲が引き受けてきた仕事の数
- 紗南の「人形病」の話は漫画のみ
- アニメ版の大半はオリジナルストーリー
- 『こどものおもちゃ』の用語
- 劇団こまわり
- 小学生ユニット「少六隊」
- 『水の館』
- 『水の館』とは
- 『水の館』のストーリー
- 『こどものおもちゃ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 紗南「名付けて「親子丼バカ」!」
- 紗南「あーちゃんママはね…あーちゃんを愛してるから…がんばってうんだのよ…だから…ママの分も…がんばって生きてね…」
- 紗南「思うだけでいーんだ。見返りはいらない」
- 直澄「僕のことを好きだなんて言う紗南ちゃんは嫌いだ」
- 羽山「親に嫌われてる子供がおめーみたいにまっすぐに育つかよ」
- 羽山「お前と離れたらダメんなるのはオレの方だ!」
- 実紗子「この先も長く幸せにつきあっていきたいなら、性は真面目に考えなさい…言いたいのはそれだけよ」
- 『こどものおもちゃ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 紗南の言い間違いが多い
- アニメ版出演者の多様な経歴
- 『こどものおもちゃ』が舞台公演された
- 『こどものおもちゃ』特別番外編が発売されていた
- 続編『Deep Clear』とは
- 続編『Deep Clear』のストーリー
- 「ブルッチャ」が発売されていた
- 『こどものおもちゃ』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):TOKIO「19時のニュース」(第1話-第44話)
- OP(オープニング):篠原ともえ「ウルトラリラックス」(第45話-第102話)
- ED(エンディング):Still Small Voice「パニック!」(第1話-第39話)
- ED(エンディング):引田とも子withばびっと隊「DAIJO-BU」(第40話-第74話)
- ED(エンディング):知念里奈「PINCH~Love Me Deeper~」(第75話-第102話)
- 挿入歌:小田靜枝「Good-bye love」(第8話、第10話、第96話)