こどものおもちゃ(こどちゃ)のネタバレ解説・考察まとめ
『こどものおもちゃ』とは、子役タレントとして活躍する主人公・小学6年生の倉田紗南と、クラスメイトで問題児の羽山秋人を中心に繰り広げられる学校生活を描いた作品である。物語の中では、学校で起こるイジメや問題を紗南が解決しようとする姿、子供ならではの淡い恋心やストレートな感情が描かれている。学級崩壊や家庭崩壊、イジメといった社会問題を取り上げた深刻なシーンも、ギャグを交えながら表現されている。そのため、子供も大人も最後まで楽しむことができる学校生活を描いたコメディ漫画およびアニメ作品。
羽山と紗南の娘。2010年に発売された、紗南と羽山のその後を描いた番外編『Deep Clear(ディープクリア)』で登場している。顔は父親の羽山に似ている。
同級生
大木 剛→佐々木 剛(おおき つよし→ささき つよし)
出典: twitter.com
CV:三澤真弓(アニメ版)/高山みなみ(OVA版)
1982年(アニメでは1984年)7月18日生まれのA型。妹は碧乃(あおの)。小学校時代に両親が離婚する。途中から父親姓の「大木」から、母親姓の「佐々木」に変わっている。
6年生では紗南とクラスメイトだったが、中学では亜矢と羽山と同じ1年1組になる。羽山とは幼稚園の頃からの幼なじみで親友。そのため、男子達の中では唯一対等な口調で羽山と話せる存在。
普段は物静かで温厚だが、1年に1回程、母親の悪口を言われてキレて暴れることがある。キレると自分では止めることができないので、いつも羽山がチョップをして気絶させて止めている。暴れる性格は父親譲り。
あまりものの義理チョコを配ってあるっていた紗南に恋心を抱いていたが、それが勘違いであったことを知り、クラスで告白された亜矢と恋人同士になる。
アニメ版では、クラスでキレてしまい担任の千石から羽山と一緒に問題児認定されてしまう。
杉田 亜矢(すぎた あや)
CV:菊地晶子
1983年(アニメでは1985年)2月10日生まれのO型。お菓子作りが得意。
6年生の時は紗南とクラスメイトだったが、中学では剛と羽山と同じ1年1組になる。母親や妹思いの優しい剛に恋心を抱いていた。剛の両親が離婚をした際に、クラスの男子からマザコンとからかわれていた剛を庇った勢いで大声で告白してしまう。翌日から剛と一緒に下校するなど、剛と恋人同士になる。中学になってからも人前でも関係なくイチャイチャするほど剛とは仲が良い。
松井 風花(まつい ふうか)
CV:生駒治美
1982年(アニメでは1984年)12月24日生まれ。体操部に所属している。大阪の小学校に通っていたため大阪弁で話す。
神保中学で紗南と同じ1年8組になる。中学校の入学式の日にトイレで紗南と出会い大親友になる。羽山と剛とは幼稚園が一緒だった。幼稚園で羽山にファーストキスを奪われたことを小学校の友人と話していたことに尾ひれがついた噂が流れ、それがきっかけで両想いだった高石から冷たい態度を取られてしまう。
中学でファーストキス相手の羽山と再会し、事あるごとに羽山に立てつく。しかし、紗南と直澄が付き合っていると誤解して落ち込んだ羽山と付き合うことになる。後に、羽山と紗南が両想いであることを知り、二人の中には割って入れないと思い羽山に別れを告げる。
アニメ版では、千石に目をつけられたり他校の生徒に絡まれて目を負傷してしまったことがきっかけで、羽山に別れを告げている。
小森 和之(こもり かずゆき)
羽山と同じクラスの1年1組。母親の言うことが絶対という家庭環境で育つ。内気で大人しい性格をしているため、実は羽山に憧れている。友人の名前を書かなければいけないプリントに、名前を書いていいかと羽山に尋ねたことがきっかけで、羽山の命を脅かすほどの事件を起こす。しかし、この事件をきっかけに羽山と友達になれる。
アニメ版では似たキャラクターとして中尾翔太が登場するため、アニメには出ていない。
熊谷 ひさえ(くまがい ひさえ)
CV:菊池由美子
6年生では紗南とクラスメイトだったが、中学では1年5組になる(アニメでは紗南と同じ1年8組)。
小学校時代、玲が立て続けに仕事を受けてしまったため、登校も難しいほど忙しくなった紗南が、約束した自分の誕生日会に来なかったことに怒り、紗南をクラスの仲間外れにしようとする。しかし、授業中に女子の間で回していた仲間外れ指示の手紙を羽山に取られてしまう。仲間外れのことを知った紗南が謝ったことで和解する。
鈴木 まみ(すずき まみ)
CV:仲尾あづさ
6年生では紗南とクラスメイトだったが、中学では1年3組になる。小学校時代に羽山に「オニ」(アニメでは「悪魔」)と呼んだことで、羽山やクラスの男子達に裏庭の池に落とされてしまい、紗南たちに救出される。
アニメ版では、教室で羽山と二人っきりになった際に、池に落とされた時の恐怖がよみがえってしまう。
五味 真一(ごみ しんいち)
CV:広田雅宣(アニメ版)/長沢美樹(OVA版)
6年では紗南と羽山のクラスメイトだったが、神保中学校では1年7組になる。小学校時代は羽山の第一子分。羽山の手足となりクラスの男子を率いて悪さをしていた。紗南に促されクラスの女子に謝罪した羽山に幻滅し、自らがボスとなりクラスで暴れる。悪さをやめるよう促した羽山と一戦を交えるが一発で負けてしまう。そのため、ボスの地位も数時間で終わるのだった。中学入学時に父親に丸刈りにされてしまう。
アニメ版では、難関の私立中学受験のために母親に無理矢理勉強させられる。面談時、私立中学受験することを知った羽山が他の生徒に言いふらしたと勘違いする。ストレスから万引きをしてしまい、偶然居合わせた羽山に罪をなすりつけてしまう。自分が万引きしたことを父親に打ち明け、神保中学に進学することになる。
安田 幸弘(やすだ ゆきひろ)
CV:西森瑞絵→竹内順子
羽山とは6年も中学1年もクラスメイト。あだ名は「ゆんち」。
中学になっても羽山を「羽山さん」と呼んでいた。そのため、羽山からさん付けをやめるよう促され、君付けで呼ぶように努力する。
伊丹 壯十郎(いたみ そうじゅうろう)
CV:天野慶子
羽山のクラスメイトで、羽山の子分的存在。
小島 正平(こじま しょうへい)&粕屋 良太(かすや りょうた)
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こどものおもちゃの恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『こどものおもちゃ』とは、1994年から少女漫画雑誌『りぼん』で連載された小花美穂の漫画である。家庭崩壊や少年犯罪などの社会問題を子どもの視点で描き、シリアスな描写もあるもののコメディ色が強い。そのため子どもから大人まで幅広く人気を集めた。人気子役として活躍する倉田紗南とクラスの問題児・羽山秋人を中心とした学園もののストーリーで、2人を中心にさまざまなカップルが存在する。
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目次 - Contents
- 『こどものおもちゃ』の概要
- 『こどものおもちゃ』のあらすじ・ストーリー
- 子役タレントとクラス崩壊
- 羽山家の再生
- 「母親名のり出なさい」
- 進学、親友、そして失恋
- 罪と罰
- 逃避行の末に
- 『こどものおもちゃ』の登場人物・キャラクター
- 倉田家
- 倉田 紗南(くらた さな)
- 倉田 実紗子(くらた みさこ)
- 相模 玲(さがみ れい)
- 志村 チヨ(しむら ちよ)
- ごん太(ごんた)
- まろちゃん
- 羽山家
- 羽山 秋人(はやま あきと)
- 羽山 夏美(はやま なつみ)
- 羽山 冬騎(はやま ふゆき)
- 羽山 小春(はやま こはる)
- 羽山 紗里(はやま さり)
- 同級生
- 大木 剛→佐々木 剛(おおき つよし→ささき つよし)
- 杉田 亜矢(すぎた あや)
- 松井 風花(まつい ふうか)
- 小森 和之(こもり かずゆき)
- 熊谷 ひさえ(くまがい ひさえ)
- 鈴木 まみ(すずき まみ)
- 五味 真一(ごみ しんいち)
- 安田 幸弘(やすだ ゆきひろ)
- 伊丹 壯十郎(いたみ そうじゅうろう)
- 小島 正平(こじま しょうへい)&粕屋 良太(かすや りょうた)
- 石田 三男(いしだ みつお)
- 学校の先生
- 千石(せんごく)
- 三屋(みつや)
- 田中(たなか)
- 校長(こうちょう)
- 安藤 すみれ(あんどう すみれ)
- 紗南の仕事関係
- 加村 直澄(かむら なおずみ)
- 来海 麻子(くるみ あさこ)
- 明石家 よんま(あかしや よんま)
- 小野 幹雄(おの みきお)
- その他
- 恩多 武蔵(おんだ たけぞう)
- 鹿島 良助(かしま りょうすけ)
- 坂井 佳子(さかい けいこ)
- 坂井 まり子(さかい まりこ)
- 高石 裕太(たかいし ゆうた)
- アニメでのオリジナルキャラクター
- ばびっと
- ぜんじろう
- 東大和 実吉(ひがしやまと さねきち)
- 内山田(うちやまだ)
- 小花 美穂(おばな みほ)
- 幸司(こうじ)
- キムチ タクヤ
- 大地 詩織(だいち しおり)
- 倉田 静(くらた しずか)
- 片桐 三造(かたぎり さんぞう)
- 国定の親分(くにさだのおやぶん)
- 黒崎 利三(くろさき としぞう)
- 夢園 又太 (ゆめぞの またた)
- 阿久戸 以蔵(あくど いぞう)
- 飛田 まゆ(とびた まゆ)
- 綾乃花丸小路 智美(あやのはなまるこうじ ともみ)
- 津(つ)
- タランタール監督
- スージィ
- 大河内(おおこうち)
- 五條 武史(ごじょう たけし)
- 松岡 昌宏(まつおか まさひろ)
- 篠原 ともえ(しのはら ともえ)
- 中尾 翔太(なかお しょうた)
- ゲイリー・ハミルトン
- ミシェル・ハミルトン
- シシル・ハミルトン
- ラムシー
- ブラッド
- ユウコ ミズグチ(漢字名不明)
- リック
- バーナデット
- 尾崎 理穂(おざき りほ)
- 『こどものおもちゃ』の原作漫画とアニメの違い・相違点
- ばびっとと紗南の父の存在
- 言葉やシチュエーションの表現の仕方
- 紗南と直純、紗南と羽山の関係性
- 玲が引き受けてきた仕事の数
- 紗南の「人形病」の話は漫画のみ
- アニメ版の大半はオリジナルストーリー
- 『こどものおもちゃ』の用語
- 劇団こまわり
- 小学生ユニット「少六隊」
- 『水の館』
- 『水の館』とは
- 『水の館』のストーリー
- 『こどものおもちゃ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 紗南「名付けて「親子丼バカ」!」
- 紗南「あーちゃんママはね…あーちゃんを愛してるから…がんばってうんだのよ…だから…ママの分も…がんばって生きてね…」
- 紗南「思うだけでいーんだ。見返りはいらない」
- 直澄「僕のことを好きだなんて言う紗南ちゃんは嫌いだ」
- 羽山「親に嫌われてる子供がおめーみたいにまっすぐに育つかよ」
- 羽山「お前と離れたらダメんなるのはオレの方だ!」
- 実紗子「この先も長く幸せにつきあっていきたいなら、性は真面目に考えなさい…言いたいのはそれだけよ」
- 『こどものおもちゃ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 紗南の言い間違いが多い
- アニメ版出演者の多様な経歴
- 『こどものおもちゃ』が舞台公演された
- 『こどものおもちゃ』特別番外編が発売されていた
- 続編『Deep Clear』とは
- 続編『Deep Clear』のストーリー
- 「ブルッチャ」が発売されていた
- 『こどものおもちゃ』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):TOKIO「19時のニュース」(第1話-第44話)
- OP(オープニング):篠原ともえ「ウルトラリラックス」(第45話-第102話)
- ED(エンディング):Still Small Voice「パニック!」(第1話-第39話)
- ED(エンディング):引田とも子withばびっと隊「DAIJO-BU」(第40話-第74話)
- ED(エンディング):知念里奈「PINCH~Love Me Deeper~」(第75話-第102話)
- 挿入歌:小田靜枝「Good-bye love」(第8話、第10話、第96話)