ダイの大冒険(ダイ大)の魔王軍六大軍団まとめ
『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』とは、原作:三条陸、漫画:稲田浩司、監修:堀井雄二による漫画作品。
世界征服を目論む魔王が、勇者によって倒されてから十数年。デルムリン島に住む少年ダイは、ある日「勇者の家庭教師」アバンと出会う。勇者に憧れるダイはアバンの弟子となるが、やがて彼こそが伝説の勇者であることを知る。戦いの中倒れたアバンの志を継ぎ、ダイは仲間たちと共に壮大な冒険の旅に挑む。
魔王軍六大軍団は、本作の物語前半の敵組織である。それぞれの軍団長は際立った個性を持ち、人気が高い。
不死騎団に所属するアンデッドモンスター。モデルはドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターの「くさったしたい」だと思われる。
アンデッドモンスターとしては珍しく明確な自我を有しており、誰に対しても丁寧な物腰で接する。戦闘を行う場面は描かれなかったが、ヒュンケルからは不死騎団の雑事全般を任されており、見た目通り執事のような立場で活動していた。
ヒュンケルがダイとポップを取り逃したところに合流し、彼からマァムの護送とクロコダインに手当てすることを命じられる。クロコダインについては「どう見ても助からないのでは」と諦め顔だったが、言われた通り律儀に治療を施していたようである。
その後フレイザードの急襲によって死火山が噴火し、不死騎団の拠点である地底魔城は溶岩に没する。逃げ場を失い、次々と溶岩に飲み込まれていく仲間たちのために鎮魂の鈴を鳴らし続け、冥土でもヒュンケルの供をすると口にしながら地底魔城と運命を共にした。ダイたちとの接点はほとんど無かったが、執事としての在り方を貫いた、見事な最期だった。
氷炎魔団
フレイムやブリザードなど、炎や冷気のモンスターで構成されている軍団。トップであるフレイザードの気性もあって迅速果断な行軍が持ち味で、北方の国オーザムを陥落させている。不死騎団の壊滅後にパプニカ王国に赴くが、バルジ島の決戦で壊滅する。
フレイザード
右半身が氷、左半身が炎で構成された異形のモンスター。ハドラーが禁呪法で生み出した存在で、誕生してから一年程度しか経っていない。
残忍かつ残酷だが勇猛な戦士でもあり、魔王軍六大軍団長の中でも特に決断力に優れ、「魔王軍の切り込み隊長」と呼ばれる。功名心に溢れ、勝利を得るためには手段を選ばない。これは手段という意味だけでなく、自分が傷つくことも厭わないということでもある。
氷炎魔団を率いてオーザムを滅ぼした後、ダイの討伐がヒュンケル一人に任されたことを知って激昂。ダイに敗れた直後のヒュンケルを謀殺する(クロコダインに助けられ、実際には生きていた)。その後氷炎魔団と共にパプニカ王国に赴き、王族の生き残りであるレオナの捜索任務に就くも、ヒュンケルと共に殺したと思っていたダイたちに邪魔される。
クロコダインやヒュンケルといった強敵との戦闘を経て、戦士として大きく成長したダイに苦戦するも、「これほどの強敵なら討ち果たせば大きな手柄になる」と狂喜。部下たちと協力して結界内のフレイザード以外の者の力を弱める氷炎結界呪法を展開する。
一転して優勢になりダイたちを追い詰めるが、マァムの機転で取り逃がす。自身はレオナを人質に結界内に留まり、ダイたちが再び挑んでくるのを待った。
これに乗じてハドラー、ザボエラ、ミストバーンがそれぞれの配下を引き付けてバルジ島に集結し、その物量をもってダイたちを今度こそ倒そうとするも、離反したクロコダインとヒュンケルが参戦したことで作戦は失敗し、結界も破壊される。自身の生みの親であるハドラーがヒュンケルに殺されても「助太刀を買って出ておいてやられるとは」と嘲笑し、これでダイたちを自分が倒せば大金星だと喜んでいた。
ダイたち一行との戦いでは、これほどの強敵を前に無傷での勝利は不可能と悟り、自身の生命を消費して繰り出す大技「弾岩爆花散」で猛攻を仕掛ける。一時は優位に立つも、ダイが土壇場でアバン流刀殺法空裂斬を修得し、自身の肉体の中核を成す部位を断ち切られる。結果右半身の氷と左半身の炎が打ち消し合うようになり、一転して窮地に立たされる。
そこに唐突に現れたミストバーンに助けを求め、彼から魔影軍団最強の鎧を授かる。新たな体を得てダイたちに挑むが、空裂斬を修得したことで完成した、ダイの“真のアバンストラッシュ”を受けて敗北。最後はミストバーンに踏み消されて消滅した。
前述の通り一歳程度しか生きておらず、過去も実績も持っていないことに猛烈なコンプレックスを抱く。異常とも思える勝利と手柄への執着はここから生まれたもので、「勝利の栄光だけがオレを満たしてくれる」と言い切っている。そのためには手段を選ばず、また相手が何者だろうと容赦しない。意図的に女性の顔を焼いたことを咎められた時は、「傷つくのが嫌なら戦場に出てくるな」と一蹴した。炎のような苛烈さと氷のような冷徹さでダイたちの前に立ち塞がり、最後まで彼らを苦しめた。
氷と炎の力を高いレベルで扱えることから、マトリフからは「成長すればメドローアを修得していた可能性」が示唆されたが、幸いにしてそこまで成長することなく敗れ去った。
妖魔士団
魔術師や悪魔の目玉など、魔法を得意とするモンスターで構成された軍団。仮面をつけているので詳細は不明だが、ここでいう魔術師とは人間のそれではなく、魔法に長けた魔族の兵士だと思われる。
ベンガーナ王国の攻略を任されていたが、それ以上に魔王軍の諜報部隊、通信部隊として活躍している。バルジ島の決戦で大きな被害を受けた後、ザボエラが研究職に専念するようになったため、事実上解体された。
ザボエラ
妖魔士団のリーダー。齢890歳にもなる魔族の魔法使いであり、性格は狡猾にして残忍。出世欲の塊のような老人で、様々に暗躍して魔王軍内での自分の地位を高めようとする。ハドラーにおもねってはいるが、それは彼が現在接触できる中ではもっとも強い権力を持っているからに過ぎず、バランがハドラーの地位を危うくしかけた時はあっさりと寝返ることを考えていた。
強力な魔法を操る魔法使いで、さらに体内で数百種類もの毒を調合することができる。話術や変身呪文などで油断した相手に近付き、爪からこれを流し込む作戦がたびたび見られた。自身が前線に立つことは少なく、常に自分には危険が及ばないように立ち回る。
魔法使いとして以上に研究者として優秀で、あらゆる魔物の長所を集めた「超魔生物」を開発しようとおぞましい実験を繰り返している。そのために実の息子であるザムザをも利用しているが、結果として我が子が命を落としたことには意を介さず、彼自身の体を使った人体実験のデータを見て笑いながら「少しは役に立った」と発言した。
魔王軍六大軍団が瓦解していく中で、権力を失ったハドラーではなく、バーンやその側近であるミストバーンに近付こうとする。しかしバーンには歯牙にもかけられず、その薄汚い性分を知るミストバーンには毛嫌いされ、次第に居場所を失う。
手柄を立てるべく躍起になった結果、独断専行が目立つようになり、自身が超魔生物へと改造したハドラーによって牢に入れられる。これはバーンに処罰される前に自分の手で罰したことにしてザボエラを守ろうという意図があってのことだったが、その真意を曲解しハドラーにも恨みを募らせていった。
魔影軍団
さまようヨロイやあやしい影など、暗黒闘気を核とする不定形のモンスターで構成された軍団。カール王国の攻略を担当するも、強力な騎士を多く要する同国に苦戦を強いられていた。
バルジ島の決戦で大きなダメージを受け、さらに鬼岩城の戦いにおいて大敗し、壊滅した。
ミストバーン
常にローブに身を包んだ謎の人物。声を出すことさえ稀で、素性も来歴もまったく不明。
本作で描かれる中では、バルジ島の決戦に参加するまで特に怪しい動きを見せなかった。しかしヒュンケルに心臓を貫かれたはずのハドラーが蘇った際、彼にバーンの力で復活したことを説明。バーンにさらなる忠誠を捧げるよう迫った。このことから、ハドラーには「自分以上にバーンに近しい存在なのではないか」と推測されている。
ダイ一行によって魔王軍六大軍団長が次々と倒されていく中、最後まで事態を静観。バランが敗れ、ハドラーが姿を消した後にようやく行動を起こし、各国の王が魔王軍への対策会議のために集まったパプニカを、魔王軍の本拠地である鬼岩城を巨人の姿に変貌させて襲撃した。
迎撃に向かったポップたちを相手に優位に立ちまわるも、ダイにより鬼岩城を粉砕されて動揺。「バーンへの詫びのためにダイ一行を殲滅し、その後に自分も果てる」と宣言してローブの下の姿を曝け出す。しかし魔族の青年らしき顔が露わになったところでキルバーンに止められ、そのまま撤退していった。
その正体は、バーンの全盛期の肉体に、暗黒闘気でできた不定形のモンスターであるミストが憑依したもの。永遠の命を欲したバーンは、自身の肉体を「魔力と知性」、「若さと力」の二つに分割し、後者に「凍れる時の秘法」という時間経過も含めたあらゆる物理的干渉が不可能になる呪文を施した。そして分割した魔力と知性でもって神に挑むという計画を推進し、若さと力を宿した肉体の管理を、自身の体を持たない暗黒闘気の塊であるミストに任せたのだ。ミストバーンが普段ほとんど口を利かないのは、声から正体を探られることを避けるためである。
肉体を持たない自分を卑下し、役目を与えてくれたバーンに絶大な忠誠心を抱く。また、そのコンプレックスゆえに自ら強くなろうとする者には好意的で、地位も命も捨ててダイたちを倒すために超魔生物への改造を受けているハドラーを見つけ、恥も外聞もなく時間稼ぎを依頼された時も快諾している(これはパワーアップしたハドラーならバーンの役に立つという判断もあったものと思われる)。
物語後半では、ハドラーの後釜として魔軍司令となり、バーンの手足として活動する。
超竜軍団
モンスターの中でも最強の種族である、ドラゴンで構成された軍団。軍団長のバランの力もあって圧倒的な強さを誇り、城塞王国と呼ばれたリンガイア王国をたった一週間で、魔影軍団が苦戦していたカール王国をもわずか五日で滅ぼした。
その強さゆえに軍として行動するには不向きなのか、バランという圧倒的な統率者がいなくなると共に瓦解。残存した者たちはミストバーンの下で再編成されることとなった。
バラン
超龍軍団のリーダー。「竜騎将」の異名で恐れられる人物で、クロコダインは「自分では絶対に勝てない」と恐れ、ザボエラですら敬語を使い「鬼神のごとき強さ」や「化け物」と称して畏怖するなど、本性を隠したミストバーンを別にすれば魔王軍六大軍団長の中でも別格の力の持ち主。野心らしきものを覗かせる場面こそなかったものの、あらゆる面で自身を上回る戦士である彼のことを、ハドラーは「いつ自分の地位を脅かされてもおかしくない」と常に恐怖していた。
その正体は当代の竜の騎士。竜の騎士とは、神々が世を乱す存在を粛正するために用意した調停者である。竜の強さと魔族の魔力、そして人の心を併せ持ち、一つの時代に一人しか現れない。超常的な戦闘力を有し、倒すべき巨悪を滅ぼすことのみをその使命とする。
ハドラーが魔王として活動していた頃、バーンの宿敵でもあった冥竜王ヴェルザーを倒すため、ただ一人魔界で戦い続けていた。ヴェルザーの打倒には成功するものの瀕死の重傷を負い、傷を癒すため奇跡の泉と呼ばれる地を目指し、そこで力尽きかける。その時、近くのアルキード王国の姫であるソアラに助けられ、一命を取り留める。
その後ソアラと愛し合うようになるが、人間の世界ではアバンがハドラーを倒した直後であり、“人間ではない何者か”が一国の姫君と近付くことを不安視する者は多かった。彼らの告げ口でアルキード王国にはいられなくなり、人知れず去ろうとするところをソアラに止められる。彼女の中にはバランの子供が宿っていたのだ。世界を守護するため戦い続けてきた長き竜の騎士の歴史の中でも、前代未聞の出来事だった。
自分の子を身籠ったソアラを捨てることができず、彼女と共に駆け落ち。生まれた男の子にディーノと名付けて平和に暮らしていたがアルキードの手の者に見つかってしまい、妻子のために降伏する。死罪を言い渡され、本人はそれを受け入れるつもりだったが、ソアラが身を盾にして彼を救う。
父がこれ以上夫にひどいことをするところを見ていられなかった、どうかディーノと一緒に幸せに暮らしてほしい。そう言って事切れるソアラを抱き締める一方で、「罪人を庇って死ぬとは愚かな娘だ」と彼女を嘲笑するアルキードの国王に対して激昂し、竜の騎士の力を解放。アルキード王国を消滅させた。
この一件により人間に絶望し、命懸けで彼らを守ってきた竜の騎士の使命にも失望。せめて妻の最後の望みを叶えようと手を尽くしてディーノを探すが、彼を乗せた船が難破したらしく見つけることはできなかった。失意の底にある時に、「まず滅ぼすべきは人間なのではないか」とバーンに唆されてこれに共感。以降は魔王軍の一員として活動する。
フレイザードですら難敵だと目していたリンガイア王国を一週間で滅ぼした後、“魔王軍の総力で勇者を叩き潰す”ためにハドラーに召集される。しかしハドラーからはバルジ島での決戦への参加ではなく、魔影軍団が苦戦しているカール王国への援軍を言い渡される。その際不審を隠そうともせず「ダイという小僧と私があってはまずい理由でもあるのか」とハドラーを問い質すが、それ以上の追及は控え彼の指示に従った。
ハドラーたちがバルジ島で大敗を喫した頃、多くの強力な騎士を抱えていたカール王国を攻め落とす。そこでザボエラから聞いたダイの力を聞き、ハドラーが自分に何を隠そうとしていたのかを悟って激昂。ハドラーの下に押しかけ、「ダイは竜の騎士なのだろう」と問い詰める。ハドラーは証拠が無いと言い張るが、キルバーンに「ならばバランが出向いて確かめればいい」と仲裁され、出撃を許される。
その後自身の出生の秘密を求め辺境の国テランを訪れたダイの前に現れ、自身こそが当代の竜の騎士であることを明かしながら、自分の仲間になって共に人間を滅ぼそうと提案。即座に断られて戦闘になるも、アバンストラッシュを完成させたダイ、応援に駆け付けたクロコダインをも一蹴し、自身がダイの父親であると口にする。
この世で自分以外に竜の騎士がいるとしたら、それは我が子以外にはありえない。バランはダイと戦いに来たのではなく、生き別れた息子“ディーノ”を迎えに来たのだった。ダイはその言葉を否定し、バランを拒絶し、クロコダインと共に全力の攻撃を放つ。その威力に驚嘆したバランは、仲間との絆こそがダイの力の源だと見抜き、竜の騎士の力を利用してダイの記憶を消去。自身も消耗したために一度撤退する。
体力が回復した後、直属の精鋭部隊竜騎衆を引き連れて今度こそダイを我が物とするためにテランへ侵攻。単身足止めに向かったポップを竜騎衆に任せて先行するが、「バランの全力の攻撃を食らい続けることで可能な限り消耗させる」というクロコダインの命懸けの抵抗に手を焼く。
駆けつけたヒュンケルと共に竜騎衆を退けたポップにも合流され、彼らを一掃するために竜の騎士の最強形態“竜魔人”へと変身。それは戦闘力と引き換えに理性を失う禁断の姿だった。恐るべき暴威を振るって一方的な蹂躙を繰り広げるが、そこに記憶を失ったダイが現れる。わずかに残る理性を搔き集め、ダイに自身が父であることを訴えるが、そこにポップが割って入る。このまま魔王軍に連れ去られたらダイは人類の敵になってしまう、そんなことはさせない。覚悟を決めたポップにメガンテ(自爆呪文)を唱えられるが、それさえも凌ぎ切る。
しかし、友の死を目の当たりにしたダイが記憶を取り戻す。再びダイの記憶を消して連れ去ろうとするも、ダイは本来額に現れる竜の騎士の紋章を右手に移すという奇跡を起こしてこれに対抗。猛然と反撃され、闘争心を増大する竜魔人と化していたこともあってこれに全力で応戦。父と子の超常的な戦いを繰り広げる。
これまでの戦いの消耗もあって食い下がられるが、経験の差でダイを追い詰める。しかし決着を付けようとしたその刹那、絶命したはずのポップが呪文を放ってダイを援護。友を想う気持ちが起こした奇跡に激しく動揺し、その隙にダイの必殺技を食らう。
これにより竜魔人化が解け、冷静さを取り戻す。自身も、ダイたちも、もはや戦う力など残っていないことを見て取ると、ポップが完全に死んでいることを確認して改めて驚愕。自身がくだらないと思って捨てた、そして我が子が積み上げてきた人の心の力によって敗れたことを噛み締め、ポップに己の血を分け与える。竜の騎士の血にはその者の闘争心に応じて生命力を増幅させる力があり、これによってポップは蘇生する。その後ダイに傷が癒えたら必ず雌雄を決する旨を改めて告げる。「今さら生き方を変えられん」と自分が勝ったら人間を滅ぼすことを改めて宣言し、激昂するダイに背を向けて去っていった。
その後は長く潜伏していたが、魔王軍との戦いが激化する中で戦線に復帰。ダイとは合流せず独自に魔王軍と戦おうとするが、ヒュンケルの身を挺した説得によって息子であるダイと共同戦線を張ることとなる。
苛烈にして実直な武人肌の人物で、自身の能力に自信があるためかハドラーに対しても敬語を使わない(上司として立ててはいた)。妻との死別を経て人間に絶望する前は正義漢の強い青年だったためか、息子であるダイはもちろんかつての仲間であるヒュンケルやクロコダイン、女性に対しても竜魔人化するまではどこか手加減しながら戦っていた。とはいえ、その上で彼らをほとんど一方的に叩きのめす力を持っていることも事実である。
前述の通り、その圧倒的な実力から曲者ぞろいの魔王軍でも一目以上置かれており、その頂点に立つバーンからも「自分に逆らいうる力を持つ唯一の存在」だと評価されていた。
バラン自身は自分と同じく武人肌のクロコダインを評価しており、人間を憎んでいた頃のヒュンケルのことも「嫌いではない」と語っていた。フレイザードやザボエラなど、性格に難のある軍団長とも特に構えることなく会話しており、魔王軍内部ではわりとフラットな人間関係を築いていたようである。
後にダイに「母親はどんな人だったのか」と問われ、その人となりを語った際に「あれほど誰かを愛することは二度とあるまい」とも話しており、愛情の深い人物であることがうかがえる。また、この時ダイを見ながら「例外があるとすればお前だけだろう」と胸の内でつぶやいているが、様々な因果の果てに本気で殺し合ってしまった我が子に今さらそんな言葉を伝える資格は無いとの想いからか、それを直接告げることは無かった。
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『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』とは、1988年2月10日にエニックスより発売されたファミリーコンピュータ用RPGソフト。1作目や2作目の主人公の先祖である伝説の勇者ロトの物語。アリアハンの勇者オルテガは、魔王バラモスを倒す為に旅立ち、消息を絶った。オルテガの子供である主人公は、父のあとを継ぐために王に願い出て、魔王バラモスを倒す旅へと出発する。
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ドラゴンクエストIV(DQ4・ドラクエ4)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』とは、1990年2月にエニックスから発売されたファミコン用RPGソフト。前作までがロトシリーズと呼ばれているのに対し、今作は天空シリーズの第1弾となる。今回の冒険は、地獄の帝王を蘇らせようとしているデスピサロの企みを阻止し、地獄の帝王を倒すことが目的である。主要なプレイヤーキャラクターは「導かれし者たち」と言われる8人で、第1章から第4章までは仲間の旅立ちが描かれ、第5章で主人公のもとに導かれし者たちが集って魔王討伐に向かうことになる。
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ドラゴンクエストVIII(DQ8・ドラクエ8)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』とは、2004年に発売された「PlayStation 2」専用ソフト。『ドラゴンクエスト』シリーズの8作目の作品となる。邪悪な呪いによって時を止められた王国を救うべく、主人公が仲間達と共に旅をするストーリーが展開される。キャラクターからフィールド背景まで全てが3D表現となったほか、スキル選択による成長、テンション上昇による強化戦闘、アイテム錬金などのシステムが登場した。
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ドラゴンクエストII(DQ2・ドラクエ2)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』とは、1987年1月26日に株式会社エニックスより発売されたファミリーコンピュータ用RPG。『ドラゴンクエストⅠ』の続編で、ドラゴンクエスト1から100年後の世界を舞台としている。前作の主人公の子孫であるローレシアの王子は、同じく前作の主人公の子孫であるサマルトリアの王子、ムーンブルクの王女と共に、悪の大神官ハーゴンを倒す為に旅をする。
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ドラゴンクエストXI(DQ11・ドラクエ11)のネタバレ解説・考察まとめ
ドラゴンクエスト11とは、2017年7月29日に発売された同シリーズ11作目にして初の「PlayStation4(以降PS4と呼称)」と「Nintendo3DS(以降3DSと呼称)」の2機種同時発売のゲームとなる。2013年の企画当初はPS4のみだったが、後に3DS版の開発も決定された。 悪魔の子と呼ばれ、勇者でありながら追われる身となってしまう主人公。その旅のなかで出会う仲間たちとの壮大な冒険が始まる。
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ドラゴンクエストI(DQ1・ドラクエ1)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエストI』とは、国民的RPG「ドラゴンクエスト」の記念すべき第一作目である。発売日は1986年5月27日でエニックスよりファミリーコンピュータ用ソフトとして発売された。ファミコン用ソフトとしては初のRPGゲームである。世界を支配していた魔王ゾーマが倒され、数百年後。アレフガルドは竜王によって再び支配され、ローラ姫がさらわれてしまう。王の命令で伝説の勇者ロトの子孫である主人公は、新たな勇者としてローラ姫を救出するために冒険へと出発する。
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ドラゴンクエストビルダーズ(DQB)のネタバレ解説・考察まとめ
ファミリーコンピュータ版ドラゴンクエストの舞台・アレフガルドの復興のため、ものづくりの才能を持った主人公が奮闘していくブロックメイクRPG。ファミリーコンピュータ版ドラゴンクエストにて「勇者が竜王の仲間になる選択をした」その後の未来が描かれている。従来のドラゴンクエストの世界観を踏襲しながらも、まったく新しいストーリーやシステムが搭載されたシリーズ外伝である。
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ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3(DQMJ3)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』とはスクウェア・エニックスより発売されたドラゴンクエストモンスターズジョーカーシリーズ4作目となるRPGである。物語の舞台であるブレイクワールドでモンスターをスカウトして仲間にしながら、主人公の過去と世界の秘密を解き明かすストーリー。シリーズ初となる仲間モンスターに乗って移動できる「ライドシステム」など新要素も追加されている。ジョーカーシリーズ1作目との繋がりも多く、マイナーチェンジのプロフェッショナル版はシリーズのフィナーレを飾る完結作となった。
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ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章(漫画・劇場アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』とは、原作・川又千秋、作画・藤原カムイによる漫画作品。雑誌『月刊少年ガンガン』で1991年から1997年まで連載された。エニックスより発売されたゲーム『ドラゴンクエストIII』から初代『ドラゴンクエスト』の間の時代を舞台としており、ロトの血を引く主人公アルスが3人のケンオウとともに異魔神(いまじん)を倒す物語。単行本が全21巻、完全版が全15巻、ほか外伝として『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 Returns』が発売。また、1996年に短編映画化されている。
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ドラゴンクエストビルダーズ2(DQB2)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』とは、2018年にスクウェア・エニックスから発売されたブロックメイクRPGゲーム。アクションRPGとサンドボックスゲームの要素を掛け合わせた、『ドラゴンクエストビルダーズ』シリーズの第2作目である。舞台は『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』のその後の世界。見習いビルダーである主人公は、流れ着いた無人島「からっぽ島」で出会った謎の少年シドーと共に、ハーゴン教団によって荒廃した世界を救う冒険をしながら、からっぽ島を開拓していく。
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ドラゴンクエストX(DQ10・ドラクエ10)のネタバレ解説・考察まとめ
ドラゴンクエストシリーズの第10作目。同シリーズナンバリング作品としては初のオンラインゲームである。「エテーネの民」と呼ばれる主人公たちの村が冥王ネルゲルの攻撃により滅びを迎え、アストルティア大陸にて五つの種族のうちいずれかに転生した主人公が、元の人間の姿を取り戻し冥王ネルゲルを倒すため旅を始めるといったストーリーになっている。
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星のドラゴンクエスト(星ドラ)のネタバレ解説・考察まとめ
「星のドラゴンクエスト」とはスクウェア・エニックスより配信されている、スマートフォン用のロールプレイングゲームです。 略称は「星ドラ」で、仲間と共にクエストをクリアし、レベルアップしながらボスを倒していきます。 過去のドラゴンクエストシリーズのストーリーや、キャラクターなども登場するので、ドラクエファンの方はもちろんですが、初心者の方でも楽しめるゲームになっています。
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ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル(DQMJ2P)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』とはスクウェア・エニックスにより発売されたニンテンドーDS向けのRPGで、前作の『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』をベースに、新要素が追加されたマイナーチェンジ版。冒険の舞台は巨大モンスターが生息する孤島。主人公は行方不明になった仲間たちを探し、脱出するために巨大モンスターと戦い、島に隠された謎を解き明かす。『ドラゴンクエスト』シリーズのモンスターをスカウトして育成・配合で強くし、敵モンスターを倒していく育成RPG。
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ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー(DQMJ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』とは、スクウェア・エニックスにより発売されたニンテンドーDS向けのRPGで、『ドラゴンクエスト』シリーズのモンスターを仲間にして育成・配合で強化し、様々な敵モンスターと戦っていく。本作は『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズの4作目であり、また『ジョーカー』シリーズとして初めて発売された作品である。冒険の舞台は7つの島からなるグランプール諸島。この島で主人公は多くの経験を積み、モンスターマスターとして成長していく。
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仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』とは2010年に劇場公開された、テレビ版『仮面ライダーW』をもとにした特撮映画である。仮面ライダーWの住む街、風都がNEVERという凶悪な集団により襲われ、Wとその仲間たちが街を守るために戦い抜く話が展開される。各登場人物の家族を思う人情が複雑に交差しながらも、派手なアクションシーンが展開されるところが見どころである。
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