イエスマン “YES”は人生のパスワード（映画）のネタバレ解説・考察まとめ
『イエスマン “YES”は人生のパスワード』とは、2008年にアメリカとイギリスで製作されたコメディ映画。何事に対しても「ノー」が口癖で人生に消極的な男カールが、ある日参加したセミナーで「どんなことに対しても”YES”と答えることで意味のある人生を送れる」と説かれる。「ノー」と答えると災が起こるという暗示をかけられたカールは、どんな場面でも「イエス」と言うようになる。それ以降人生が好転し始めたカールだったが、思わぬ出来事が待ち受けていたのだった。
ステファニーに復縁を迫られるシーン
復縁を迫るステファニー（画像右）とカール（画像左）
ある日ステファニーから「今すぐ来てほしい」と涙声で言われたカールは、ステファニーの家に向かう。
恋人と喧嘩をして彼が出て行ってしまったと悲しむステファニーは、「これが運命なのかもしれない」と言ってカールにキスをする。そして「泊まっていって」と言うステファニーに、カールははっきりと「ノー」と答えた。
”イエスマン”のセミナーに参加して以来どんなことにも「イエス」と答えていたカールだったが、アリソンへの気持ちには嘘がつけないのだった。
カール「2人で怖がろう」
アリソン（画像右）に思いを伝えるカール（画像左）
一度喧嘩別れのようになってしまったカールとアリソン。カールが改めて気持ちを伝えようと、「昔は自信がなかった。積極的に関わって人に失望されるのが怖かった。でも今は君と分かち合いたいんだ。以前なら出会ってもそれまでだ。君と僕は正反対だし、果敢で、何も怖がらない」と話す。するとアリソンは「私を何だと思ってるの？怖いものなんてたくさんあるわ」と言った。カールはそんなアリソンに「じゃあ2人で怖がろう」と言う。
一見するとネガティブな言葉だが、人と分かち合うこと、乗り越えて行くことの大切さを知ったカールが口にした、前向きな言葉である。
『イエスマン “YES”は人生のパスワード』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
演技に没頭するあまり肋骨を骨折
派手に転ぶカール
物語冒頭でカールがウェイトレスにぶつかって倒れるシーンの撮影中、ジム・キャリーは演技に入り込むがあまり予想以上に激しく床に倒れ、肋骨を3本も骨折していた。
原作者ダニー・ウォレスがカメオ出演
カールが開いたパーティのワンシーン
『Yes Man』の原作者であるダニー・ウォレスは、カールがピーターとルーシーのために開いたブライダルシャワーのシーンでカメオ出演している。
『イエスマン “YES”は人生のパスワード』の主題歌・挿入歌
主題歌：Von Iva and Zooey Deschanel『Yes Man』
作中でアリソンがボーカルを務めるバンドは「Von Iva（ヴォン・アイヴァ）」という実在するガールズ・バンド。アリソンを演じるズーイーが加わった形で登場し、エンドクレジットにも使われている。
OP（オープニング）：Journey『Separate Ways（Worlds Apart）』
本作のオープニング曲であり、主人公カールの携帯電話の着信音。
ED（エンディング）：EELS『Man Up』
本作のエンドロールで流れる曲。
挿入歌：Third Eye Blind『Jumper』
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目次 - Contents
- 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』の概要
- 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』のあらすじ・ストーリー
- ”イエスマン”との出会い
- 仲を深めていくカールとアリソン
- ”イエスマン”の本当の意味
- 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』の登場人物・キャラクター
- 主な登場人物
- カール・アレン（演：ジム・キャリー）
- アリソン（演：ズーイー・デシャネル）
- カールの主な関係者
- ノーマン（演：リス・ダービー）
- ピーター（演：ブラッドリー・クーパー）
- ニック（演：ジョン・マイケル・ヒギンズ）
- テレンス・バンドリー（演：テレンス・スタンプ）
- その他の登場人物
- ルーニー（演：ダニー・マスターソン）
- リー（演：アーロン・タカハシ）
- ティリー（演：フィオヌラ・フラナガン）
- ウェスリー・T・パーカー（演：ロッキー・キャロル）
- ステファニー（演：モーリー・シムズ）
- ファラヌーシュ（演：アンナ・クハジャ）
- ルーシー（演：サッシャ・アレクサンダー）
- 自殺志願者の男（ジャンパー）（演：ルイス・ガスマン）
- スミ（演：ヴィヴィアン・バング）
- 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』の用語
- ”イエス”
- ランニング・フォト
- 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
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