トニートニー・チョッパー（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

トニートニー・チョッパーの概要

トニートニー・チョッパーとは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE』の登場人物。主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の船医である。

青い鼻であること以外、普通のトナカイだったが、ある日悪魔の実「ヒトヒトの実」を食べたことにより、人語を解し”ヒト”へ変身できるようになった。青い鼻だったためにトナカイの仲間に馴染めなかったチョッパーは、ならば”ヒト”の仲間になろうと人里へ降りる。しかし「ヒトヒトの実」の能力で変身した”ヒト”の姿は普通の人間よりもかなり大男であり、そのため化け物と間違えられたチョッパーは人間達から迫害されて怪我を負った。そんなチョッパーを助けてくれたのが医者のDr.ヒルルクである。ヒルルクは医者としての腕はからっきしだったが、傷ついてる、苦しんでいるものを救いたいという熱意は一品だった。最初はヒルルクを警戒していたチョッパーも次第にヒルルクに心を開いていく。しかしヒルルクは不治の病に侵されており、長く生きられない身体だった。ヒルルクを救えなかったと自分を責めるチョッパーに、ヒルルクの友人で一流の医者であるDr.くれは／ドクトリーヌは、正しい知識がなければ人は救えないと諭す。そうしてチョッパーは、「自分自身が全ての病気を治すことができる”万能薬”になる」という夢を持ち、医学の道を志すのだった。

トニートニー・チョッパーのプロフィール・人物像

異名：わたあめ大好きチョッパー
年齢：（人間に換算して）15歳 → 17歳
身長：90cm（人獣型）
懸賞金：50ベリー（エニエスロビー脱出後）→ 100ベリー（ドフラミンゴ討伐後）→ 1000ベリー（ワノ国終了時点）
所属：Dr.くれはの助手 → 麦わらの一味船医、麦わら大船団
所属船：ゴーイング・メリー号 → サウザンド・サニー号
種族：トナカイ
悪魔の実：ヒトヒトの実（動物系）
出身地：偉大なる航路 ドラム島 ドラム王国（現サクラ王国）
誕生日：12月24日（クリスマスイブ）
血液型：X型
夢：「万能薬」（＝何でも治せる医者）になること
好きな食べ物：わたあめ、チョコレート、甘い物全般
嫌いな食べ物：辛いもの全部（甘くないから）
得意料理：ミックスジュース
好きな季節：冬島の春
イメージナンバー：06
イメージカラー：ピンク
イメージマーク：Dr.ヒルルクの桜をあしらったドクロ
イメージ国：カナダ
イメージ県：富山県
イメージの花：チューリップ
イメージ職業：小学校の先生
家族に例えると：末っ子
ニオイ：おれはわかんねぇ（本人談）
弱点：海（カナヅチ）、ニオイの強いもの（香水など）、温暖気候、怒ったときのナミ
家族：Dr.ヒルルク（育ての父）、Dr.くれは（育ての母）

CV：大谷育江、伊倉一恵（代役）

麦わらの一味の1人で、船医を担当している。
人間の力を得る事ができる悪魔の実『ヒトヒトの実』を口にしたトナカイ。非常に愛らしい姿をしており、麦わらの一味の中でマスコット的な存在。
医療大国である『ドラム王国』出身であり、万能薬のような何でも治せる医者になる事を目標としている。

容姿

Dr.ヒルルクから貰ったバツマークが入ったピンクのハットを被っている。『新世界編』以降はハットの上から青いヘルメットのような帽子を装着している。
ヒトヒトの実を食べており『獣型』『人型』『人獣型』、3つの姿に変える事ができ（戦闘の時にはそれ以上に形態変化が可能）、通常時は人獣型で過ごしている。登場初期はトナカイの面影が濃かったが、物語が進むに連れてデフォルメ化が進み、二頭身になって人形のような可愛らしい姿になった。
獣型はトナカイそのもので、新世界編以降は体格が大きくなり立派な大人のトナカイになっていた。
人獣型は雪男のようなずんぐりとした姿となる。新世界編以降では首周りに毛が密集し、上半身が筋肉で肥大化した。ゾロは「唯一人間に近かった形態が…ずいぶん化物じみたな。」と話している。

性格

真面目で優しい性格。登場初期は、トナカイとしても人間としても受け入れられなかった過去から、見知らぬ人間の前に姿を現そうとしなかった。しかし、ルフィの仲間になってからは気にしなくなっている。
ツッコミの役割を請け負う事もあるが、天然な一面も持っており、『そげキング（仮面を被っただけのウソップ）』の正体を見抜けなかったり、全く容姿が違うゾロやサンジの偽物に気づく事ができなかった。
褒められると「褒めたって何も出ねぇぞこのヤロー！」と悪態をつきながらも、にやけながらお茶を出したり、踊ったりする。
甘いもの、特に綿あめが大好き。綿あめを食べている写真が手配書に使われており、『わたあめ大好きチョッパー』という異名を付けられている。

トニートニー・チョッパーの能力

ランブルボール

チョッパーが開発した動物系悪魔の実の能力者の波長を狂わせる事ができる丸薬。
通常、動物系の能力者は『獣型』『人型』『人獣型』の3つの形態に変化できるが、ランブルボールを使用すると異なる形態を使用する事ができる。効力を得られるのは3分となっている。
ただし、ランブルボールは凶薬であり、正常な効果を得られるのは1度目までである。連続して使用するとランダムに変身してしまうようになる。3度連続して使用すると『怪物強化（モンスターポイント）』の形態になって暴走し、理性を失って破壊に及ぶ。
新世界編以降ではランブルボールを使用せずとも怪物強化（モンスターポイント）以外の形態へ変身が可能となっている。また、怪物強化（モンスターポイント）はランブルボール1つの使用で変身できるようになっており、暴走する事もなくなっている。

悪魔の実：ヒトヒトの実

動物系の悪魔の実で、人間の力を得る事ができる。
脳が発達した事で医学の習得や、『ランブルボール』の開発が可能となった。また二足歩行もできるようになった。
動物系の能力者は『獣型』『人型』『人獣型』の3つの形態に姿を変えれるが、チョッパーは動物系悪魔の実の波長を狂わす事ができるランブルボールを開発した事により、更なる形態変化が可能。

脚力強化（ウォークポイント）

本来のトナカイの姿。敏捷性に特化した形態。
角を生かした突進攻撃も強力。

重量強化（ヘビーポイント）

人型の姿。雪男のようなずんぐりとした体型になる。チョッパーの形態変化の中では最も人間の姿に近い。
筋力と素早さを両立させたバランスタイプ。新世界編以降では筋力強化と統合されており、上半身が肥大化し、筋力が大幅に上昇している。
素手での肉弾戦を行う。

頭脳強化（ブレーンポイント）

人獣型の姿。戦闘能力は下がるが、分析能力、思考能力が強化される。
治療を行う際などに有効で、チョッパーが通常時に使用している。戦闘時には敵の弱点などを見つける時などに使用する。

飛力強化（ジャンピングポイント）