上弦の壱・黒死牟/継国厳勝(鬼滅の刃)の徹底解説・考察まとめ

黒死牟(継国厳勝)とは、『鬼滅の刃』に登場する鬼である。
鬼舞辻無惨直属の12人の鬼「十二鬼月」のトップに立つ鬼であり、驚異的な強さを誇る。
人間だった頃は鬼殺隊の剣士であった為に、月の呼吸を使用する。「日の呼吸」の使い手である継国縁壱は黒死牟の双子の弟である。

鬼の始祖にして頭領。偏執的なまでに用心深く、一方で残酷かつ横暴な人物。鬼殺隊の剣士が総力でかかってもなお圧倒されるほどの力の持ち主だが、四百年前に花札模様の耳飾りの剣士に一方的に殺されかかったことがある。炭治郎の耳飾りが同じ柄のものだったことから、「あの剣士と何か関係がある人物なのではないか」と疑い、彼を殺すことに固執していく。
戦国時代、縁壱が呼吸法を鬼殺隊の剣士たちに教えたことで、鬼の討伐数が激増。これによって呼吸法の存在を知った無惨が「その術を使える剣士を鬼にしてみよう」と考え、接触したのが当時はまだ巌勝という名の人間だった黒死牟である。当時痣による寿命の短さに悩んでいた巌勝は、「鬼になれば無限に生きられる」という無惨の誘いに乗り、鬼殺隊の剣士としての立場を捨てて鬼となることを選ぶ。
その高い実力から、無惨は黒死牟のことを鬼の中でも特に評価しており、ビジネスパートナー的な立場の存在として認識。対する黒死牟は、元が侍であることもあって無惨に絶対の忠誠を誓っている。

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童磨(どうま)

鬼の中でも別格で強力な集団・十二鬼月の一員。上弦の弐という、上から数えて2番目に位置する存在で、鬼殺隊の剣士たちの戦い方を研究して編み出した多種多様な術を操る。
鬼のほとんどは人間だった頃の記憶をほぼ失っているが、童磨は例外的に自分の過去を全て覚えている。新興宗教「万世極楽教」の教祖という立場を隠れ蓑に、多くの信者を教え導く一方で食い殺すことを続けている。信者に対しては“立派な教祖”としての顔を崩さないが、本人は神仏を信じないどころか心の存在すら理解していない。高い知能を持ってはいるが、現代でいうサイコパス的なパーソナリティの持ち主。
有能ではあるが人間性に大きな問題があり、上弦の弐という立場にあることを尊重はしても個人としては毛嫌いしていた。対して童磨の側はそんな黒死牟にごく馴れ馴れしく接し、彼の神経をたびたび逆撫でしていた。

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猗窩座(あかざ)

鬼の中でも別格で強力な集団・十二鬼月の一員。上弦の参という、上から数えて三番目に位置する存在で、圧倒的な身体能力に加えて強力な武術を修めた怪物。
人間だった頃は武術家だった。敬愛する師と何よりも大切だった婚約者を毒殺されて怒り狂い、犯行に関わった数十人もの侍を残らず殴殺した後、その場に現れた無惨によってむりやり鬼にされた。
武術家だった頃の性格が残っているのか、やや戦闘狂的な気質はあるものの実直な性格。剣士と格闘家という違いはあれど、武術を志す者としての姿勢は黒死牟と似通ったものがあり、彼からはさらなる成長と活躍を期待されていた。猗窩座が炭治郎たちに敗れたことを知った時は、「私を倒すのではなかったのか」と声を荒げ、八つ当たり気味に周囲にあった柱を切り倒している。

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鬼殺隊

継国縁壱(つぎくに よりいち)

戦国時代に活躍した鬼殺隊の剣士。7つの時に初めて袋竹刀を手に取るなり、兄である巌勝の師範代を務めていた侍を叩きのめすなど、生まれつき規格外の才能を有していた。
自身の剣術を他の者も使えるようにアレンジし、鬼殺隊の剣士たちに伝えていったのが、全集中の呼吸の始まりである。このことから“始まりの呼吸の剣士”とも呼ばれている。
鬼の頭領である鬼舞辻無惨をも一方的に追い詰めたが、彼の生への執着を見誤り、あと一歩というところで取り逃がす。この件と、同じく鬼殺隊の剣士として活躍していた巌勝が鬼となったことを合わせて責任を追及され、同隊を追放。以後は無惨と黒死牟と名を変えた巌勝を討ち果たすことのみを宿願として旅を続けたが果たせず、一生を終えた。
人間だった頃の黒死牟の双子の弟で、彼が一生をかけて追い続け剣士として同じ高みに立つことを望み続けた存在。黒死牟もまた数百年に1人いるかどうかという剣才の持ち主だったが、だからこそ自身と縁壱の力の差をはっきりと理解してしまい、その渇望はやがて嫉妬と憎悪と羨望が複雑に絡み合ったものへと変貌していった。一方で肉親への想いも抱いていたらしく、老いた彼と戦うことになった時は若干ながら動揺し、彼が最後まで自分の贈った笛を持ち続けていたことを知った時は「もうやめろ、私はお前が嫌いだ」と独白する一方で涙を流している。
そんな黒死牟の内面の葛藤を知っていたかどうかは不明だが、縁壱は終生彼を兄として慕い、尊敬の念を抱き続けた。黒死牟が鬼殺隊を裏切って鬼と成り果ててなお「優しい人だった」と言い切っており、少なくとも人間だった頃に兄が見せた優しさは本物だったと感じていたようである。

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時透無一郎(ときとう むいちろう)

鬼殺隊最高位の剣士“柱”の一員。刀を握って2か月で柱にまで上り詰めた、規格外の剣才を持つ麒麟児。黒死牟が人間だった頃に、継国家に残してきた子の血を引いており、つまりは彼の子孫である。
鬼殺隊に入る以前の記憶を失っているが、本人は特に気にしていない。かつては双子の兄と共に山奥で暮らしていたが、ある時鬼に襲われる。これを返り討ちにするも兄は命を落とし、自身も死にかける。彼が記憶を失ったのは、唯一の家族だった兄が目の前で息を引き取る瞬間を目の当たりにし、無意識にこれを自身の頭の中から“無かったこと”にしようとしたため。
無限城の戦いで交戦し、勝負そのものはあっさりと征するもその才覚に感心する。上弦の鬼が何人も倒されるという状況だったこともあり、「お前も鬼にしてもらおう」とトドメを刺さずに新手の相手をするが、これが仇となり死を覚悟して放たれた無一郎の一撃を食らってしまう。これが決定的な要因となり、実弥と悲鳴嶼の猛攻の前に敗死することとなる。

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不死川玄弥(しなずがわ げんや)

鬼殺隊の新人剣士。剣才に恵まれず、銃を主な得物として戦い、鬼の肉片を食べることで一時的にその能力を自分の体で再現できるという異色の剣士。
実弥の弟で、家族を守るために彼が鬼化した実の母親を手にかけた際、その事情を知らずに「どうして母を殺した」と罵倒したことがある。このことで兄弟の仲に亀裂が走り、実弥からは遠ざけられている。当時は鬼の存在すら知らなかったとはいえ、自分の行いを激しく後悔し、兄の力になるために鬼殺隊に入隊。弟を守るためにこそ鬼と戦う道を選んだ実弥とは擦れ違いが続いている。
無限城の戦いで交戦し、歯牙にもかけずに一蹴する。しかしトドメを刺す前に新手が現れ、これを相手にしている間に決死の策を繰り出され、血鬼術と再生能力を阻害される。この隙が黒死牟の敗北の大きな要因となった。

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鬼滅の刃の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

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『鬼滅の刃』とは吾峠呼世晴による和風バトル漫画とそれを原作にしたアニメ・映画・ゲームなどのメディアミックス作品。アニメはufotable制作で2019年4月から放送開始され、社会現象となるほどのブームを巻き起こした。主題歌も大きな注目を集め、大ヒット曲を数多く生み出した。この記事では『鬼滅の刃』のアニメと劇場版で使用されたオープニング・エンディング主題歌、挿入歌を紹介する。

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上弦の陸・妓夫太郎と堕姫(鬼滅の刃)の徹底解説・考察まとめ

上弦の陸・妓夫太郎と堕姫(鬼滅の刃)の徹底解説・考察まとめ

妓夫太郎・堕姫とは、『鬼滅の刃』に登場する鬼である。 鬼舞辻無惨直属の十二人の鬼『十二鬼月』の一体であり、上弦の陸に位している。 兄の妓夫太郎、妹の堕姫の二人で一体の鬼であり、妓夫太郎と堕姫の頸を同時に落とさなければ倒すことができない。遊郭に巣喰い、多数の人間を喰らっていた。

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