鬼滅の刃の死亡キャラ・生存キャラまとめ

『鬼滅の刃』の概要

『鬼滅の刃』とは、吾峠呼世晴による漫画作品およびそれをもとにしたアニメ。炭焼きをして暮らす少年・竈門炭治郎（かまどたんじろう）は鬼に家族を惨殺され、唯一生き残った妹・竈門禰豆子（かまどねずこ）も鬼にされてしまった。炭治郎は元凶である鬼舞辻無惨（きぶつじむざん）を倒し、妹を人間に戻すことを目的に鬼殺隊に入隊し、鬼との戦いに身を投じていく。

作中では鬼殺隊と無惨率いる鬼たちとの激闘が何度も登場する。鬼との戦いは苛烈を極め、最終回を迎えるまでに柱や鬼殺隊士、彼らを支援する者など、多くのキャラクターが死亡した。ここでは死亡キャラ・生存キャラに分け、死亡時の状況やどのようにして戦いを生き抜いたのかなどを紹介していく。

鬼滅の刃（漫画・アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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『鬼滅の刃』とは、吾峠呼世晴による漫画作品。2016年11号から2020年24号まで『週刊少年ジャンプ』にて連載され、2019年にはufotable制作でアニメ化された。舞台は大正時代。炭焼きの家の長男・竈門炭治郎は町へ炭を売りに行ったが、家に帰ると家族が何者かに惨殺されていた。そして1人生き残った妹の禰豆子は鬼になってしまう。炭治郎は妹を人間に戻す為、そして惨殺された家族の仇討ちの為、厳しい訓練の末に鬼狩り組織「鬼殺隊」に入隊する。鬼との過酷な死闘を描く和風ダークファンタジー。

『鬼滅の刃』の死亡キャラクター

柱

煉獄杏寿郎（れんごくきょうじゅろう）

強い精神と肉体を持つ鬼殺隊の炎柱。「炎の呼吸」の使い手で、明朗快活な人物。鍛錬を続けて肉体と精神力を鍛え上げており、その強さは柱の中でも上位に入る。
初登場は柱合会議。この時は鬼を連れて戦う竈門炭治郎（かまどたんじろう）のことを認めていなかった。「無限列車編」で再登場し、汽車と一体化した下弦の壱・魘夢（えんむ）から乗客を守り抜いた。その後、上弦の参・猗窩座（あかざ）と死闘を繰り広げる。急所を貫かれても猗窩座を離さず、頸に刃をめり込ませる。しかし日の出の時刻が迫ってきたために自分の腕を引きちぎり、猗窩座は逃走した。その後、炭治郎たちに激励の言葉を贈り、血を流して戦う竈門禰豆子（かまどねずこ）を鬼殺隊として認めることを告げる。死の間際に亡き母の姿を目にし、「立派に出来ましたよ」という言葉をかけられ、微笑みを浮かべて息を引き取った。
彼の言動は死後も隊士たちの心の支えとなった。

胡蝶しのぶ（こちょうしのぶ）

鬼殺隊の蟲柱であり、医学に精通した人物。「蟲の呼吸」を使い、毒をもって鬼を滅殺する。那田蜘蛛山で姉の鬼を瞬殺。柱合会議後は負傷した炭治郎を静養させるために、蝶屋敷に連れて行く。
無限城編では、姉・胡蝶カナエ（こちょうかなえ）の仇である上弦の弐・童磨（どうま）と対決。毒を仕込んだ刀では敵を倒すことは叶わず、絶命した。しかし目論見通り、童磨に高濃度の藤の花の毒が体内に回っている自分を吸収させることに成功。その後、炭治郎の同期の栗花落カナヲ（つゆりかなを）と嘴平伊之助（はしびらいのすけ）が戦いを引き継ぎ、毒で体が崩れる童磨にとどめを刺した。しのぶは自分の命をもって、姉の仇を討伐した。

時透無一郎（ときとうむいちろう）

剣術をはじめてわずか2ヶ月で柱に上り詰めた天才剣士。「霞の呼吸」を使う霞柱である。
双子の兄・時透有一郎（ときとうゆういちろう）を鬼に殺され、自分も瀕死の重傷を負い、記憶も失ってしまう。
刀鍛冶の里で炭治郎と関わるうちに、他人に無関心だった性格が少しずつ変わり始める。里が襲撃された際は痣を発現させ、上弦の伍・玉壺（ぎょっこ）を撃破した。
無限城編では、自分の祖先である上弦の壱・黒死牟（こくしぼう）と対戦。岩柱・悲鳴嶼行冥（ひめじまぎょうめい）と風柱・不死川実美（しなずがわさねみ）、その弟の不死川玄弥（しなずがわげんや）と戦う。腕を切り落とされ、肩を貫かれ、胴を両断されても諦めることなく戦い続け、自分の命と引き換えに黒死牟に日輪刀を突き立て、赫刀化させて敵にダメージを与えた。無一郎の決死の行動があったからこそ、強敵・黒死牟を倒すことができた。

甘露寺蜜璃（かんろじみつり）

煉獄の元継子で、「恋の呼吸」を使う恋柱。いつも笑顔で明るく、素敵な人物には男女問わずときめく。刀鍛冶の里編で、上弦の肆・半天狗（はんてんぐ）の分裂体・憎珀天（ぞうはくてん）と激闘を繰り広げる。その際、胸元に痣を発現させた。
最終決戦では、蛇柱・伊黒小芭内（いぐろおばない）と共に上弦の肆の座に就いた鳴女（なきめ）と対戦。力技で押そうとするものの相性が悪く、なかなか倒すことができないでいたが、味方として鬼殺隊に潜入していた鬼の愈史郎（ゆしろう）のサポートがあり、敵を撃破。
その後、無惨との戦いに挑むものの触手に吸い寄せられて重傷を負う。伊黒や他の柱に助けられて、一旦戦線を離脱するが、次々と仲間が殺されていくのに耐えかねて乱入。怒りを爆発させ、素手で無惨の触手を引きちぎった。その後再び無惨の攻撃を受け、倒れてしまう。
無惨が消滅したことを伊黒から聞かされ、彼に「好きだ」と伝え、来世は結婚しようと誓い合って息を引き取った。

伊黒小芭内（いぐろおばない）

「蛇の呼吸」を使う蛇柱。口元を隠す包帯と、左右で目の色が違うオッドアイが特徴。蛇鬼に支配された一族に生まれ、生贄として育てられた。このことから自分の血筋や鬼を嫌悪している。
最終決戦で甘露寺と共に鳴女との戦いに挑む。苦戦を強いられるものの、愈史郎のサポートがあり敵を撃破。
その後、無惨との戦いに挑むが、猛攻を受けて両目が潰されてしまう。常に側にいる蛇の鏑丸（かぶらまる）のサポートや、愈史郎の血鬼術の力でその後も戦い続け、炭治郎が無惨に噛み付かれそうになった際にはその身を挺して彼を庇った。
無惨が消滅したことを意識が朦朧とする甘露寺に報告。彼女から好きだと言われ、涙を流しながら自分も甘露寺が好きだということを告げる。来世は結婚しようと誓い合い、息を引き取った甘露寺を抱きしめ、その後息を引き取った。

悲鳴嶼行冥（ひめじまぎょうめい）

鬼殺隊最強の剣士で、「岩の呼吸」を使う岩柱。かつては寺で身寄りのない子供たちの世話をしていたが、鬼の襲撃に遭う。その際素手のみで鬼を倒したが、助かった子供の「化け物が殺した」という発言を勘違いし、それ以降は子供は嘘をつく生き物だと思い込むようになる。そのため、柱合会議では竈門兄弟を信用しないと一蹴した。
鉄球と手斧を鎖でつないだ日輪刀を操って戦う。産屋敷邸を襲撃した無惨に一撃を食らわせ、首を落としても死なない個体であることを他の柱たちに告げる。
無限城での戦いでは、苦戦しつつも極限まで練り上げられた肉体と技で黒死牟を撃破。その後は他の隊士や柱たちと無惨との最終決戦に挑む。無惨の攻撃を受けて左脚を失うものの、最後まで諦めずに戦い続けた。赤子の姿になって地面に潜り込み、逃亡を企てる無惨の首に鎖をかけ、他の隊士たちと協力して逃亡を阻止。その甲斐あって無惨は陽光の元に晒され、肉体は消滅した。
その後、負傷した自分を助けようとする隊士を制する。死を待つ間に、寺で共に暮らしていた子供が現れ、実は彼らが目が見えない自分を助けようとしていたことを知る。穏やかな笑みを浮かべて、静かに息を引き取った。

胡蝶カナエ（こちょうかなえ）