Sid Meier's Civilization V(Civ5)のネタバレ解説・考察まとめ
Sid Meier's Civilization V(Civ5)とは、文明をモチーフとしたターン制のシュミレーションゲーム「Civilization」シリーズの第五作目。
プレーヤーは一つの文明の指導者として、自らの文明を繁栄させるべく内政や外交、時には戦争を行う。
それまでのシリーズのシステムの難解さから初心者には敷居の高いシリーズであったが、本作からシステムの簡略化がなされ、比較的初心者にもプレイしやすくなった。
都市の成長
都市の食料が十分にあると人口が増えていく。
人口が増えると都市の規模が拡大し、都市の周りの資源を多く活用できるようになる。
人口を増やすには、食料のほかに「幸福度」も必要となる。
幸福度は「幸福資源」を都市圏内に確保したり、幸福度の上昇する建造物を都市に建設したりすることで上がる。
幸福度が十分にないと食料がたくさんあっても人口が伸びていかない。
都市の生産
都市には「生産力」が設定されており、これが高いと建造物を建設したり都市でユニットを生み出したりする時間が短くなる。
都市に立てられる建造物には、食料を増やしたり、生産力を増やしたり、幸福度を上げたりと、様々な効果がある。
都市の領土
都市の領土は文化力が一定数溜まると広がる。
文化力を高めるには、都市に文化力を高める建造物を建てたり、「偉人ユニット」を消費したりすることで高まる。
世界遺産
世界遺産は都市に建造することができる。
大抵の世界遺産が都市に強力な恩恵をもたらしてくれるため、建造できればゲームを優位に進められる。
しかし、世界遺産は世界に一つしか存在できないので他文明との競争となる。
狙っている世界遺産があるのであれば、できるだけ早めに建造にとりかかる必要がある。
建造物
都市に建てることができる。
建造物の建造には都市の生産力を使用し、完成までに数ターンかかる。
都市の生産力が上がれば上がるほど完成までのターン数は短くなる。
建造物が建つことで様々な内政ボーナスを都市に得ることができる。
ゲーム開始時点では建設できる建造物は少ないが、技術を研究していくことで建てれる建造物が増えていく。
技術研究
本作では初めの都市を設立した瞬間から「技術研究」を絶えず行っていく必要がある。
技術(テクノロジー)を研究し、獲得することによって新たな建造物、ユニットを生産できるようになったり、新たな資源を発見できるようになったりする。
非常に重要な要素であり、いかに他文明より早くほしい技術を獲得できるかによって戦況が左右される。
技術を獲得するには研究力を必要とする。研究力は都市から産出され、都市を増やしていくと研究力も増えていく。
また、資源や建造物を活用することで都市の研究力を上げることもできる。
技術には時代が設定されており、新しい時代の技術を獲得すると文明は新しい時代に突入する。
太古
最も古い時代。
太古の技術は、「農業」「畜産」「弓術」「採鉱」「陶器」「青銅器」「暦」「石工術」「帆走」「車輪」「トラップ」「筆記」。
古典
太古の次の時代。
古典の技術は、「光学」「建築学」「騎乗」「数学」「通貨」「演劇と詩」「工学」「哲学」「鉄器」。
中世
古典の次の時代。
中世の技術は、「官吏」「ギルド」「鋳金」「神学」「羅針盤」「騎士道」「教育」「機械」「物理学」「鉄鋼」。
ルネサンス時代
中世の次の時代。
ルネサンス時代の技術は、「音響学」「天文学」「銀行制度」「火薬」「活版印刷」「火薬」「建築」「化学」「経済学」「冶金」「航海術」。
産業時代
ルネサンス時代の次の時代。
産業時代の技術は、「考古学」「肥料」「工業化」「軍事学」「ライフリング」「科学理論」「生物学」「ダイナマイト」「電気」「蒸気機関」。
現代
産業時代の次の時代。
現代の技術は、「飛行機」「無線通信」「鉄道」「冷蔵技術」「共通規格」「弾道ミサイル」「内燃機関」「電子工学」「プラスチック」。
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目次 - Contents
- 『Sid Meier's Civilization V』の概要
- 『Sid Meier's Civilization V』のあらすじ・ストーリー
- ヴァイキングの運命の年
- モンゴルの台頭
- 新世界への侵攻
- 侍の朝鮮侵入
- 太古の遺産
- 未開の楽園
- 『Sid Meier's Civilization V』のゲームシステム
- 初期セットアップ
- 文明・指導者
- マップタイプ
- マップサイズ
- 難易度レベル
- ゲーム速度
- 地形
- 草原
- 平原
- 砂漠
- ツンドラ
- 氷土
- 丘陵
- 山岳
- 湖
- 近海
- 外洋
- オアシス
- ジャングル
- 河川
- 環礁
- 死の灰
- 湿原
- 森林
- 氾濫原
- 氷河
- 自然遺産
- 資源活用施設
- 資源
- 戦略資源
- ボーナス資源
- 高級資源
- ユニット
- 近接戦闘ユニット
- 遠隔攻撃ユニット
- 航空ユニット
- 市民ユニット
- ユニットのレベルアップ
- 都市
- 都市の成長
- 都市の生産
- 都市の領土
- 世界遺産
- 建造物
- 技術研究
- 太古
- 古典
- 中世
- ルネサンス時代
- 産業時代
- 現代
- 原子力時代
- 情報時代
- 社会制度
- 伝統(Tradition)
- 解放(Liberty)
- 名誉(Honor)
- 敬虔(Piety)
- 文化後援(Patronage)
- 美学(Aesthetics)
- 商業(Commerce)
- 探検(Exploration)
- 合理主義(Rationalism)
- 他文明との外交
- 取引
- 友好宣言
- 非難声明
- 宣戦布告
- 研究協定
- 都市国家
- 文化都市国家
- 軍事都市国家
- 海洋都市国家
- 蛮族
- 勝利条件
- 外交勝利
- 科学勝利
- 制覇勝利
- 文化勝利
- 時間勝利
- 『Sid Meier's Civilization V』の登場人物・キャラクター
- モンテスマ(アステカ)
- ワシントン(アメリカ)
- ハールーン・アッラシード(アラビア)
- エリザベス(イギリス)
- ハイアワサ(イロコイ)
- ガンジー(インド)
- ラムセス2世(エジプト)
- スレイマン(オスマントルコ)
- アレクサンドロス(ギリシャ)
- ラームカムヘーン(シャム)
- アスキア(ソンガイ)
- 武則天(中国)
- ビスマルク(ドイツ)
- 織田信長(日本)
- ナポレオン(フランス)
- ダレイオス1世(ペルシア)
- アウグストゥス(ローマ)
- エカテリーナ(ロシア)
- 『Sid Meier's Civilization V』の用語
- OCC
- OX
- UA
- UB
- UI
- UU
- 『Sid Meier's Civilization V』のDLC
- DLCで追加される文明
- パチャクティ(インカ)
- イザベラ(スペイン)
- 世宗(朝鮮)
- ハーラル(デンマーク)
- ネブカドネザル2世(バビロニア)
- カメハメハ(ポリネシア)
- チンギス・カン(モンゴル)
- DLCで追加されるマップ
- 『Sid Meier's Civilization V』の拡張パック第一弾「Gods and Kings」
- 追加シナリオ
- ルネサンス時代へ
- ローマの没落
- 曇り空の帝国
- 追加要素・宗教
- 宗教力
- パンテオン信仰
- 宗教創始
- 信仰の証
- 宗教圧力
- 追加要素・スパイ
- 大使館の設立
- 新たな都市国家
- 宗教都市国家
- 商業都市国家
- 新しい文明・指導者
- ハイレ・セラシエ(エチオピア)
- マリア・テレジア(オーストリア)
- ウィリアム(オランダ)
- ディド(カルタゴ)
- ブーディカ(ケルト)
- グスタフ・アドルフ(スウェーデン)
- テオドラ(ビザンチン)
- アッティラ(フン)
- パカル(マヤ帝国)
- 『Sid Meier's Civilization V』の拡張パック第二弾「Brave New World」
- 追加シナリオ
- アフリカ争奪戦
- 南北戦争
- 追加要素・観光
- 追加要素・傑作
- 考古学
- 追加要素・思想
- 自由
- 秩序
- 独裁政治
- 追加要素・世界議会
- 追加文明・指導者
- アッシュールバニパル(アッシリア)
- ガジャ・マダ(インドネシア)
- エンリコ・ダンドロ(ヴェネツィア)
- ポカテッロ(ショショーニ族)
- シャカ(ズールー族)
- ペドロ2世(ブラジル)
- カジミェシュ3世(ポーランド)
- マリア1世(ポルトガル)
- アフマド・アル=マンスール(モロッコ)
- 『Sid Meier's Civilization V』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 都市国家の労働者を拉致できる