Sid Meier's Civilization V(Civ5)のネタバレ解説・考察まとめ
Sid Meier's Civilization V(Civ5)とは、文明をモチーフとしたターン制のシュミレーションゲーム「Civilization」シリーズの第五作目。
プレーヤーは一つの文明の指導者として、自らの文明を繁栄させるべく内政や外交、時には戦争を行う。
それまでのシリーズのシステムの難解さから初心者には敷居の高いシリーズであったが、本作からシステムの簡略化がなされ、比較的初心者にもプレイしやすくなった。
『Sid Meier's Civilization V』の概要
『Sid Meier's Civilization V』とは、文明をモチーフとしたターン制のシュミレーションゲーム「Civilization」シリーズの第五作目。プラットフォームはPCのみ。開発元はFiraxis Games 、2K Games、イーフロンティアで、Take-Two Interactive Japanから発売されている。発売日は北米版が2010年9月21日で、日本版が2010年10月29日。
本作は前述したとおり文明がテーマになっており、プレーヤーは一つの文明の指導者となって自らの文明を繁栄させるべく内政や外交、時には戦争を行う。
たくさんの文明が登場し、文明の数だけ指導者が存在する。日本を選んだ場合は織田信長が指導者となる。
非常に中毒性の高いゲームとして知られており、一度ハマると最後、中々抜け出せずに時間を取られていくことになる。
『Sid Meier's Civilization V』のあらすじ・ストーリー
Sid Meier's Civilization V(Civ5)にはストーリーは存在しないが、「シナリオ」と呼ばれる要素が存在する。
シナリオとは、プレーヤーが歴史上実際にあったシチュエーションで文明を組織できるというモードである。
史実通りに進めるも良し、歴史を変えてみるのも良しと、歴史好きにはたまらないモードになっている。
ヴァイキングの運命の年
イングランド王国のエドワード懺悔王が亡くなり、その後はアングロ・サクソン系のハロルド・ゴドウィンソンが引き継いだ。
だがこの王位は決して安泰というわけではない。
ハロルド・ゴドウィンソンだけでなく、ノルマンディーのウィリアム、ノルウェーのハーラル3世苛烈王、デンマーク王のスヴェンも王位継承者に名を連ねているのだ。
プレーヤーはこのヴァイキングの王たちの1人となり、偉大なるイングランドの王座を手に入れるため自らの文明を組織することになる。
モンゴルの台頭
プレーヤーは、中央アジアの高原に住まう部族の統一を果たした、モンゴルの新たな指導者だ。
モンゴル国内を統一した後にもさらにやることがある。
それはユーラシア大陸の文明を支配下に置くことだ。
モンゴルの周辺には中国やロシア、日本などの文明が栄えている。
これらを支配下に置き、ユーラシア大陸の覇者を目指す。
新世界への侵攻
ヨーロッパ諸国は未知なる大陸、世界の開拓を望んでいた。
各国の勇敢な探検隊は大西洋を横切り、西回り航路を通って中国やインドへ向かうらしい。
彼らは無事に目的地にたどり着けるのか、それとも見知らぬ大陸に座礁してしまうのか、全てはプレーヤーの腕前次第である。
侍の朝鮮侵入
日本国内は長い戦乱の時代を終え、天下は豊臣秀吉の手に握られた。
秀吉は日本国内だけでは飽き足らず、朝鮮半島も我が物にしようと考えた。
隣国が海を越えて攻めてきたとあって焦る朝鮮と中国。
このままみすみす潰されるわけにはいくまいと必死の抵抗を見せる。
日本を組織し、朝鮮、中国を粉砕するのか、はたまた逆の立場になるのか。
全てはプレーヤー次第だ。
太古の遺産
世界遺産は世界に一つしかない遺産であり、誰もがその美しさ、あるいは神々しさにくぎ付けになるものだ。
世界遺産がある文明はそれだけで価値があり、多くの観光客を呼び込むことができるだろう。
プレーヤーは一つの文明を組織し、なるべく多くの世界遺産を建てなければならない。
無論他の文明も世界遺産を建造するために奔走している。
他文明の妨害を振り切り、自文明に遺産をため込むのだ。
未開の楽園
プレーヤーはポリネシアの偉大なる王だ。
ポリネシアはたくさんの島々からなる国だが、現在は他の都市国家が島の一部を勝手に支配している状態だ。
ポリネシアの領土を取り返すために都市国家と戦え。
『Sid Meier's Civilization V』のゲームシステム
初期セットアップ
プレーヤーはゲームを始める前にまず初期セットアップを行う。
文明・指導者
プレーヤーが操作する文明・指導者を選ぶ。
指導者は文明ごとに決まっている。
マップタイプ
マップの種類を決める。
マップタイプは、少数の大陸といくつかの小さな島によって形成される「大陸」、全ての文明が広大な同じ大陸の上に存在する「パンゲア」、たくさんの島で形成される「多島海」、地球に似た世界が形成される「全世界」の四つがある。
ゲーム開始時点ではマップは霧に覆われており、ユニットを移動させ探索することで霧が晴れて何があるか見えるようになる。
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目次 - Contents
- 『Sid Meier's Civilization V』の概要
- 『Sid Meier's Civilization V』のあらすじ・ストーリー
- ヴァイキングの運命の年
- モンゴルの台頭
- 新世界への侵攻
- 侍の朝鮮侵入
- 太古の遺産
- 未開の楽園
- 『Sid Meier's Civilization V』のゲームシステム
- 初期セットアップ
- 文明・指導者
- マップタイプ
- マップサイズ
- 難易度レベル
- ゲーム速度
- 地形
- 草原
- 平原
- 砂漠
- ツンドラ
- 氷土
- 丘陵
- 山岳
- 湖
- 近海
- 外洋
- オアシス
- ジャングル
- 河川
- 環礁
- 死の灰
- 湿原
- 森林
- 氾濫原
- 氷河
- 自然遺産
- 資源活用施設
- 資源
- 戦略資源
- ボーナス資源
- 高級資源
- ユニット
- 近接戦闘ユニット
- 遠隔攻撃ユニット
- 航空ユニット
- 市民ユニット
- ユニットのレベルアップ
- 都市
- 都市の成長
- 都市の生産
- 都市の領土
- 世界遺産
- 建造物
- 技術研究
- 太古
- 古典
- 中世
- ルネサンス時代
- 産業時代
- 現代
- 原子力時代
- 情報時代
- 社会制度
- 伝統(Tradition)
- 解放(Liberty)
- 名誉(Honor)
- 敬虔(Piety)
- 文化後援(Patronage)
- 美学(Aesthetics)
- 商業(Commerce)
- 探検(Exploration)
- 合理主義(Rationalism)
- 他文明との外交
- 取引
- 友好宣言
- 非難声明
- 宣戦布告
- 研究協定
- 都市国家
- 文化都市国家
- 軍事都市国家
- 海洋都市国家
- 蛮族
- 勝利条件
- 外交勝利
- 科学勝利
- 制覇勝利
- 文化勝利
- 時間勝利
- 『Sid Meier's Civilization V』の登場人物・キャラクター
- モンテスマ(アステカ)
- ワシントン(アメリカ)
- ハールーン・アッラシード(アラビア)
- エリザベス(イギリス)
- ハイアワサ(イロコイ)
- ガンジー(インド)
- ラムセス2世(エジプト)
- スレイマン(オスマントルコ)
- アレクサンドロス(ギリシャ)
- ラームカムヘーン(シャム)
- アスキア(ソンガイ)
- 武則天(中国)
- ビスマルク(ドイツ)
- 織田信長(日本)
- ナポレオン(フランス)
- ダレイオス1世(ペルシア)
- アウグストゥス(ローマ)
- エカテリーナ(ロシア)
- 『Sid Meier's Civilization V』の用語
- OCC
- OX
- UA
- UB
- UI
- UU
- 『Sid Meier's Civilization V』のDLC
- DLCで追加される文明
- パチャクティ(インカ)
- イザベラ(スペイン)
- 世宗(朝鮮)
- ハーラル(デンマーク)
- ネブカドネザル2世(バビロニア)
- カメハメハ(ポリネシア)
- チンギス・カン(モンゴル)
- DLCで追加されるマップ
- 『Sid Meier's Civilization V』の拡張パック第一弾「Gods and Kings」
- 追加シナリオ
- ルネサンス時代へ
- ローマの没落
- 曇り空の帝国
- 追加要素・宗教
- 宗教力
- パンテオン信仰
- 宗教創始
- 信仰の証
- 宗教圧力
- 追加要素・スパイ
- 大使館の設立
- 新たな都市国家
- 宗教都市国家
- 商業都市国家
- 新しい文明・指導者
- ハイレ・セラシエ(エチオピア)
- マリア・テレジア(オーストリア)
- ウィリアム(オランダ)
- ディド(カルタゴ)
- ブーディカ(ケルト)
- グスタフ・アドルフ(スウェーデン)
- テオドラ(ビザンチン)
- アッティラ(フン)
- パカル(マヤ帝国)
- 『Sid Meier's Civilization V』の拡張パック第二弾「Brave New World」
- 追加シナリオ
- アフリカ争奪戦
- 南北戦争
- 追加要素・観光
- 追加要素・傑作
- 考古学
- 追加要素・思想
- 自由
- 秩序
- 独裁政治
- 追加要素・世界議会
- 追加文明・指導者
- アッシュールバニパル(アッシリア)
- ガジャ・マダ(インドネシア)
- エンリコ・ダンドロ(ヴェネツィア)
- ポカテッロ(ショショーニ族)
- シャカ(ズールー族)
- ペドロ2世(ブラジル)
- カジミェシュ3世(ポーランド)
- マリア1世(ポルトガル)
- アフマド・アル=マンスール(モロッコ)
- 『Sid Meier's Civilization V』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 都市国家の労働者を拉致できる