Sid Meier's Civilization V(Civ5)のネタバレ解説・考察まとめ

Sid Meier's Civilization V(Civ5)とは、文明をモチーフとしたターン制のシュミレーションゲーム「Civilization」シリーズの第五作目。
プレーヤーは一つの文明の指導者として、自らの文明を繁栄させるべく内政や外交、時には戦争を行う。
それまでのシリーズのシステムの難解さから初心者には敷居の高いシリーズであったが、本作からシステムの簡略化がなされ、比較的初心者にもプレイしやすくなった。

文明の文化的圧力として登場。
世界遺産や後述する傑作などにより蓄積される他、外交により他文明に国境を開放をすることで観光力が増える。
本DLCから文化勝利の条件が、自文明を除く全ての文明の文化力の累計を自文明の観光力累計で上回ることに変わったため、勝利条件に直結する重要な要素である。

追加要素・傑作

傑作とは、偉人が生み出した芸術品。
偉人ユニット「大芸術家」「大著述家」「大音楽家」のいずれかを消費することで得られる。
都市に建てることのできる建造物「博物館」や「図書館」や「オペラハウス」などの文化施設に配置され、文化力や観光力を生みだしてくれる。
傑作は他文明と取引により交換することができる。

考古学

「考古学」の技術を研究することでユニット「考古学者」を生産できる。
考古学者は各地に点在する「旧跡」を調査し、遺品を発掘することで傑作として博物館等に展示ができる。
展示された遺品は上記の傑作と同じく文化力や観光力を生み出す効果を発揮する。
考古学調査は自文明の領内だけでなく、都市国家や国境を開放した文明の領内でも行うことができる。

追加要素・思想

「工場」を文明に3つ建てた状態でターンを進めるか、文明の時代が現代に突入すると採用可能になる。
思想には以下の3つがある。

自由

外交勝利や文化勝利など、戦争をしない方針でのプレイスタイルに向いている思想。
文化力や宗教力がプラスされる。偉人に対するボーナスが多く、偉人が生まれる速度が速くなる。
偉人を多用する文化勝利や科学勝利がやりやすくなる。

秩序

都市の数に比例して文明の生産力と研究力が上がっていく。
制覇勝利または科学勝利に向いている思想。

独裁政治

軍事力や観光力など攻めることに特化した思想。
一応内政系の効果もあるが、やはりメインは戦争であり、制覇勝利に向いている。
軍事ユニットを量産しやすくなり、戦争で勝ちやすくなる。

追加要素・世界議会

国際連合創設に先駆け、世界議会が発足する。
全ての文明と一番最初に接触した文明が技術「活版印刷」を獲得すると、その文明が議長国となって発足される。
世界議会では様々な議案のもと多数決による「議決」がなされる。この会議は30ターンごとに行われる。

本DLCから外交勝利の条件が世界議会による指導者投票で「世界の指導者」に選ばれることとなった。
無印版の国連による投票と基本は同じだが、議長国は追加で投票権を得ることができ、都市国家との同盟によって投票権を増やせるようになっている。

追加文明・指導者

アッシュールバニパル(アッシリア)

アッシリアの指導者。
比較的戦争好きな傾向。
近くにいる場合は注意しておく必要がある。

ガジャ・マダ(インドネシア)

インドネシアの指導者。
固有の高級資源があり、多くの幸福度を確保して巨大化する。
特に海岸に都市がある場合は、たくさんの高級資源を有することになる。

エンリコ・ダンドロ(ヴェネツィア)

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