ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』とは、2008年に公開された、クライブ・ステープル・ルイスの児童文学シリーズ『ナルニア国ものがたり』の2作品目『カスピアン王子の角笛』を実写化したファンタジー映画である。かつてナルニア国で王・王女と称えられたペベンシー4兄妹。千年以上の時が経ったナルニアはテルマール人によって支配されていた。テルマール人のカスピアン王子はぺべンシー兄妹を呼び戻す。再び平和を取り戻そうと戦う兄妹たちの成長と、カスピアン王子の活躍が見どころだ。

ぺベンシー兄妹4人の中で、一番慎重深い性格であるのがスーザンである。1章ではナルニアの平和を取り戻すため、白い魔女と戦ってアスランからナルニアの女王として称えられた。
現代に戻り、普通の女子学生として平凡な日常を送っていると、「ナルニアは絵本の中の世界なんだ」と思うようになっていた。しかし、突然1年ぶりにナルニアに戻ることになってしまった。そしてカスピアン王子と出会って恋をする。ミラースを倒すためにお互いに奮闘する過程で、カスピアン王子の存在がスーザンの中で大きなものになっていく。
テルマール人の支配を止めて、ナルニアに平和を取り戻した時にはぺベンシー兄妹4人は「あとはカスピアン王子に任せて心配ない」と思っていた。ナルニアと別れの時が近づき、スーザンもカスピアン王子と別れを告げた。スーザンは「ナルニアは絵本の中の国」と思っていたが、カスピアン王子に恋をし、初めて「ナルニアを離れたくない」と思った。

『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ベン・バーンズのナルニア愛

第2章でカスピアン王子を演じたベン・バーンズは幼いころから原作の『ナルニア国物語』のシリーズのファンであった。8歳の時に初めて原作本を読んでから『ナルニア国物語』の虜になっていた。第2章の映画化が決まり、カスピアン王子の役のオファーが来ていると事務所から連絡を受けた時は「あまりにも嬉しくて、雄たけびをあげながら家中を走り回っちゃったんだ!」と2008年の取材で語っている。(シネマトゥデイ)
役が決まってからも乗馬の練習や、刀さばきの練習に励んだ。カスピアン王子の役作りに熱心に取り組んでいる姿勢から、ナルニアの大ファンであることがよくわかる。

残念なアンドリュー・ガーフィールド

『アメイジング・スパイダーマン』シリーズでスパイダーマンを演じて大ブレイクしたアンドリュー・ガーフィールドは、『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』のカスピアン王子役でオーディションを受けていた。しかし、オーディションに落ち、その後担当エージェントに「理由をしりたい」とせがんだ。すると、「あまりハンサムではない」との理由で役を断られていた。ショックな答えを受けたアンドリュー・ガーフィールドだった。しかし、「ベン・バーンズはすごくハンサムで才能がある人です。なので今から振り返ってみると、その決定に不満はありません。彼は素晴らしい仕事をしたと思います」とベン・バーンズを称賛していた。(THE RIVER)

『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』の主題歌・挿入歌

主題歌:Regina Spektor(レジーナ・スペクター)「The Call」

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