けいおん!・けいおん!!・映画けいおん!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「けいおん!」とは、かきふらい作の4コマ漫画作品、およびそれを原作としたアニメ・映画・ゲームなどのメディアミックス作品である。廃部寸前だった軽音楽部を舞台にした学園コメディー。帰宅部、楽器経験ゼロの主人公が仲間と共に成長する、等身大の女子高生の日常を描いた作品である。
アニメ第1期・第2期だけでなく、卒業旅行を描いた映画も公開された。
女性キャラが中心であり、友情を感じる名言・名セリフが多く存在し、楽曲とともに高い評価を得ている。

もうすぐ学園祭。梓は学園祭を前にご機嫌であった。「去年の軽音部のライブも観たかったです」と梓が言うと、澪はお茶を噴いた。さわ子先生が撮っていた去年の学園祭の映像を梓に観られたくない澪は、必死に阻止しようとする。さわ子先生の指示により、律と唯に抑えられる澪。さわ子先生のオススメシーンからという事で、梓は澪の黒歴史である、水色ストライプパンツを観て赤面する。
みんなで去年の学園祭映像を観て、懐かしむ唯と紬。そこへ生徒会の和が「講堂使用届が出ていない」と軽音部を訪ねて来た。梓が書記となり、講堂使用届を書いていく。
使用者を「軽音部」と記入した梓は、名称が分からず「バンド名って何でしたっけ?」と言うと、律が「恩那組(おんなぐみ)」、唯が「スイーツスマイル」、澪が「ちょこれーと☆めろでぃ」と同時に言う。その後、「平沢唯とずっこけシスターズ」(唯案)、「ぴゅあ☆ぴゅあ」(澪案)などの案が出るが、なかなか決まらない。さわ子先生が決めようとすると、団結する2年生部員であった。バンド名は一晩考える事になり、練習しようとするが、唯はギターのメンテナンスをしておらず、梓に指摘されるも理解ができず、頭がパンクする。
唯のギターのメンテナンスのために楽器店を訪れた軽音部。メンテナンスの終わったギターに「ギー太!」と抱きつく唯。メンテナンスも終わり律たちは帰ろうとするが、澪はずっとレフティモデルを眺めていた。幼馴染である律が澪を呼びに行き、無理矢理連れ帰ろうとして、澪を転ばせてしまう。澪は「バカ律」と言い、律と澪の雰囲気が悪くなっていく。楽器店の帰りに「お茶でも飲んでくか」と律が提案するが、唯は和と約束をしていた。和と同じクラスの澪は「私も行っていい?」と、唯と一緒に和とお茶に行くのだった。
唯・澪・和でお茶している。律・紬・梓は尾行していたようで、同じお店にいた。律は澪たちの席に乱入する。学校でも律は「学祭まではお昼休みも練習するから」と、澪と和のランチタイムを邪魔したりと、澪と和に嫉妬していた。
澪を部室へと連れてきた律だが、練習しようとはせず、澪をからかっていた。そんな律に澪は怒りを覚える。ケンカする律と澪に、唯・紬・梓は困惑する。場を和ませようと梓がネコミミをつけ「練習しましょう」と言い練習するが「なんか調子出ない」と律は教室へ戻って行った。
それから2日間、律は部活に来なかった。心配する軽音部の面々に、さわ子先生は「代わりのドラムを捜す」提案をする。紬は「りっちゃんの代わりはいません!」と言い、律が戻るのを待つことにした。
律を心配してクラスを訪ねた澪。唯と紬に声を掛けられごまかそうとする澪。唯たちに「律は風邪で休んでいる」と教えてもらった。
律は横になっていたのだが、階段を上がってくる足音を聞いて「澪」と言う。「超能力者か」と言う澪に、「分かるよ 澪の足音は」と律も答える。律を見舞った澪は、「律のドラムがないと寂しい」と本音を話す。
風邪の治った律が部室で「治ったー!」と宣言している所に和が駆け込んで来た。講堂使用届をまだ出していなかったのである。和も一緒に生徒会長に頭を下げ、待ってもらえることになった。部室へ戻り、バンド名を決めようとする軽音部。再度「ぴゅあ☆ぴゅあ」を推す澪、唯は「握り拳」、「靴の裏のガム」を提案する。紬は「充電期間」と縁起の悪い名前を出す。澪は「ポップコーンハネムーン」、唯は「ロケットえんぴつ」を提案していると、さわ子先生が「ゆっくりお茶もできやしない こんなの適当に決めればいいのよ」とバンド名を記入する。こうして桜高軽音部のバンド名は「放課後ティータイム」となった。

りっちゃんの代わりはいません!

おっとりポワポワの紬が珍しく語気を強くして見出しのセリフを言った場面。

初めての学園祭を前に、梓はご機嫌だった。唯のギターのメンテナンスで訪れた楽器店で澪と律に不穏な空気が流れる。和と仲良くする澪に嫉妬する律は、澪に意地悪をする。律と澪はケンカしてしまう。その後、律は部活に顔を出さず、心配になる軽音部のメンバー。さわ子先生は「念のために代わりのドラムを捜す」事を提案する。
珍しく紬が感情を全面に出した見出しのセリフ。「律のドラムじゃなきゃイヤだ!」という澪の気持ちを代弁したようなセリフとなった。

梓「…でも もしこのまま戻って来なかったら …学園祭のライブどうなるんでしょう?」
澪「…練習しよう」
唯「えっ りっちゃんナシで?」
澪「仕方ないだろ…」
唯「えー…」
梓「でも 律先輩 呼びに行かなくていいんですか?」
言葉がでない澪。
さわ子「もしくは代わりを捜すとかね まぁ万一の事も考えとくって事だけども」
唯「えっ… でも…」
紬「りっちゃんの代わりはいません!」
唯「…ムギちゃん」
紬「待ってよう りっちゃんが来るの待っていようよ りっちゃんきっと来るから…」

律のドラムがないと… ちょっと寂しいかな 私 走り気味でもさ やっぱイキが良くってパワフルな律のドラム… 好きなんだよ…

体調を崩した律を見舞う澪。

澪とケンカして練習を止めて教室へと戻って行った律。それから部活に来ない律。代わりのドラムを捜す話も出て軽音部の結束が揺れていた。
心配した澪は律のクラスを訪ねると、「律は学校を休んでいる」唯と紬から教えてもらう。

お見舞いに行った澪。律は寝ていたのだが、階段を上がる足音で澪だと分かる。そこで澪は律への思いを話す。

澪「風邪どう?」
律「んー まだちょい熱ある」
澪「どうりでドラムに力無かったはずだ」
律「学園祭の前… なのにな」
澪「いいから早く治しなよ みんな待ってるからさ」
律「怒ってない?」
澪「ないよ」
律「澪は?」
澪「…ないよ 当たり前だろ ただ…」
律「なぁに?」
澪「律のドラムがないと… ちょっと寂しいかな 私 走り気味でもさ やっぱイキが良くってパワフルな律のドラム… 好きなんだよ…」

ギクシャクしていたものの、「ドラムは律が良い」という想いを語った澪の見出しのセリフ。

#12「軽音!」

学園祭を前に風邪を引いてしまった唯。

平沢家で紬と向き合う唯。唯が「ムギちゃんて眉毛太いよね」と言うと、紬は「実はこれ タクアンなの」と取って見せる。紬の取った眉毛タクアンを食べ「美味い!」と絶賛する唯。これは風邪を引いた唯の夢であった。
ピンチを乗り越え、学園祭に向けて気合を入れ直したHTTだが、唯が風邪をもひいてしまう。学園祭を4日後に控えるが、唯の熱は下がらない。姉ラブな憂は、「口移しで風邪をうつしてもらって変わってあげたい!」と大胆な発言をする。律がうつしたと思われる風邪だが、憂が言うには「さわ子先生の作ったステージ衣装の浴衣を気に入って 1日中それで過ごした事が原因かもしれない」と梓・律・澪に話した。澪は梓にリードギターの練習をするように言う。
翌日、唯抜きで通し練習をするHTTの元に「授業が終わるころに急に良くなった」と唯が現れる。早速5人で通し練習をするが、違和感を覚える律・澪・紬だった。再度、練習をするが違和感がある。澪と律は「完璧に合いすぎる リズムキープが正確過ぎる」と唯に詰め寄る。紬は窓の外を眺め「月が赤い…」と言う。梓は「いいじゃないですか 完璧に合っているなら」と喜んでいた。責められる唯は「梓ちゃん・律さん・紬さん」と呼んでしまう。そこにいたさわ子先生は「唯ちゃんよりおっぱい大きいじゃない!」と唯の正体を妹の憂と見抜いていた。それでもごまかそうとするニセ唯(憂)は、梓にあだ名を訊かれ「あずさ2号」と答えてしまう。憂は何回か唯にギターを触らせてもらったのでギターが弾けたようだ。憂の話を聞くと、唯に弾き方を教えているようで、憂の方がセンスはあるようであった。そこへ、風邪の治らないまま唯が現れる。
無理をしていた唯は部室で看病され、タオルを替える紬の眉毛に手を伸ばし「今度 お茶漬けにさせてね」と、夢と混同しているようだ。熱が下がっていない唯は「私抜きで本番の方がいいかも あずにゃん ギターは任せたよ」と言う。梓は「みんなで出来ないなら辞退したほうがマシです!」と部室を出て行こうとするが、澪に止められた。澪は唯に「本番まで休んで完璧に治して みんなで本番を迎える事」と言い、梓には「今後のためにちゃんと練習をしておくように」と言いつける。
学園祭当日、時刻は12:30だが唯が来ない。そこへ和が「予定通り13時には講堂に入って」と言いに来た。そこで和は幼稚園の頃の唯の思い出話を始めた。
唯はザリガニを釣り、バケツ一杯のザリガニを持って和の家を往復していた。和の家のバスタブに大量のザリガニを運んでいたのだった。和がこの話をした理由は「夢中なことがあると唯はそれしか見えない」と伝えたかったようだ。思い出話をしていると、さわ子先生も部室に現れ、ステージ衣装の浴衣の防寒バージョンを作っていたと言い、防寒バージョンの浴衣を着た唯が顔を出した。HTTが揃った所で移動を促す和。唯はギー太(ギター)が無い事に気付く。ギー太は憂が持ち帰っていたのだった。さわ子先生が別のギターを渡すが、「ギー太以外のギター弾けない」と慌ててギー太を取りに帰る唯。
HTTのライブを観るため憂も講堂に足を運んだ。幕(緞帳)が上がるとそこには、防寒バージョンの浴衣を着たHTTがいた。唯の代役としてさわ子先生もギターで参加している。「ふでペン~ボールペン~」でライブは始まる。
入学してから今日までの事を思い出しながらギー太を背負い走る唯。曲が終わると唯は講堂に到着。唯だけ制服で学園祭ライブを続け、MCをする唯。そして「ふわふわ時間」の演奏となり、講堂は盛り上がり、曲が終わる。余韻に浸るHTT。紬が「ふわふわ時間」の演奏をすると、律、澪、梓と呼応し演奏を合わせていく。唯も参加してセッションのようになり、観客も手拍子をする。

今は私たちにできる精一杯の事をやろう

唯に変装していたことがバレた憂(右)。梓(中央)のネクタイと色が違う。

律の風邪が治ったと思ったら、今度は唯が風邪を引いてしまった。
学園祭3日前に唯抜きの通し練習をしていた放課後ティータイム(HTT)。そこへ「授業が終わる頃 急に良くなった」と唯がやって来た。
5人で通し練習をするが、違和感を覚える澪・律・紬であった。「もう一回やってみよう」と再度通し練習をするが、やはり違和感は拭えない。澪は「唯… 完璧に合い過ぎる! 今までこんな感触無かったのに!」、律は「唯のリズムキープが正確過ぎるんだ 何があった」と詰め寄る。紬は窓の外を眺め「月が赤い…」とつぶやくのであった。梓は「いいじゃないですか 完璧に合っているならそれで 私はすごく気持ち良かったです!」と喜んでいる。
唯は「梓ちゃん・律さん・紬さん」と呼んでしまい、全員が違和感を覚えた。部室に居たさわ子先生は「みんなの目はごまかせても 私の目はごまかせなわよ 唯ちゃんよりおっぱい大きいじゃない!」と、唯が憂であることを見抜いていた。憂から唯のフリをした事情を聞いていると、ボックスティッシュを持った唯が「ヤッホー」とやって来た。しかし、唯の熱は下がっていなかった。
部室で寝込んでしまった唯。澪は考え、見出しのセリフを含む提案をする。

澪「熱全然下がってないじゃないか!」
唯「ごめんね… やっぱりダメだね 私抜きで本番の方がいいかも あずにゃん ギターは任せたよ」
梓「…イヤです ダメです! みんなでできないのなら辞退した方がマシです!」
部室から出て行こうとする梓を「待った梓!」と止める澪。
澪「…唯 本番まで軽音部に来るな」
唯「つ ついに出禁!?」
澪「違う 本番までゆっくり休んで 風邪を完璧に治す事 そしてみんなで本番を迎える事 それまで絶対に諦めるな いいな」
唯「(鼻をすすり)澪ちゃん…」
澪「梓もちゃんと練習はしておくように 唯がいなかった時のためじゃなく 今後のために』
梓「先輩…」
澪「今は私たちにできる精一杯のことをやろう」

今いるこの講堂が 私たちの「武道館」です!

唯を励ますHTT。

学園祭当日、講堂への入り時間を報せに和が軽音部を訪ねるが唯の姿はない。
そこへさわ子先生がステージ衣装の浴衣を防寒バージョンに改良していたとやって来た。唯が防寒バージョンの浴衣を着て現れた。5人揃った放課後ティータイム(HTT)は早速講堂へ移動するが、部室に置いていたはずのギー太(ギター)がない事に気付いた唯。さわ子先生が別のギターを渡すが、「ギー太以外のギター弾けない」と言う。ギー太は憂が家に持って帰っていたため、唯は急いでギー太を取りに帰った。
講堂ではHTTの紹介がされ、ライブの幕が上がる。憂も観に来ていたが、唯がいないことに気付いた。ステージには防寒バージョンの浴衣を着たHTTと唯の代理でさわ子先生が「ふでペン~ボールペン~」の演奏を始めた。
その頃、唯はギー太を背負い、入学式から今日までを思い出しながら講堂へと走る。

唯は講堂へと急ぎながら思い出を振り返り、下記のように語る。
「そういえば入学式の時もこの道を走った」
「何かしなきゃって思いながら 何をすればいいんだろうって思いながら このまま大人になっちゃうのかなって思いながら」
「ねぇ私 あの頃の私 心配しなくていいよ」
「すぐに見つかるから 私にもできる事が 夢中になれる事が」
「大切な 大切な 大切な場所が!」

「ふでペン~ボールペン~」の曲が終わる頃、唯は講堂に到着した。ステージに上がり、さわ子先生やHTTメンバーに謝る唯。
唯「さわちゃん先生 ありがとう」
さわ子「じゃ あとガンバリなさい」
唯「みんな 本当にごめんなさい よく考えたら いつもいつも ご迷惑を… こんな大事な時に…」
泣きながらHTTメンバーに謝る唯。
澪「タイくらいちゃんと結べ」
律「みんな唯が大好きだよ」
観客も唯へ声援を送る。そして唯のMCとなった。
「えっと 改めまして『放課後ティータイム』です 今日は私がギターを忘れたせいでこんなに遅れてしまいました ギー太も忘れてゴメン 目標は武道館とか言って私たちの軽音部は始まりました ギターを買うためにみんなでバイトしたり 毎日部室でお茶を飲んでたくさんしゃべったり ムギちゃんの別荘で合宿をしたり 入部してくれる1年生を捜したり わき目もふらずに練習に打ち込んできたなんてとても言えないけど でもここが 今いるこの講堂が 私たちの『武道館』です! 最後まで思いっきり歌います! 『ふわふわ時間(タイム)!』」
唯の見出しのセリフに観客は歓声をあげ、そのまま「ふわふわ時間」の演奏となる。
武道館という目標は高いが、青春を謳歌している今立つステージも「武道館」だと言う名場面であり、唯の名セリフである。

演奏が終わり、余韻に浸るHTT。
紬がキーボードで「ふわふわ時間」を演奏すると、律もドラムを叩いた。澪もベースを合わせ、梓もギターを弾く。唯も呼応して、講堂はHTTのセッション状態となり、観客は手拍子で煽る「もう一回」と唯は「ふわふわ時間」のサビを歌い、「軽音大好きー!」と叫んだ。

番外編・#13「冬の日!」

手紙の通りに髪を下ろした律。

オープニングは、パソコンで作業する澪、手を温めながら電車を待つ紬、一人登校しながら後ろを気にする律、登校中に三毛猫を撫でようとして威嚇される梓、仲良く登校する平沢姉妹で始まる。
寒くてギターが弾けない唯は、「手袋しながら弾けばいい」と思いつく。しかし、ピックは持てないし、弦に引っかかるのであった。澪は律に声を掛けるが心ここにあらずな律であった。ふざけてごまかす律であったが、幼馴染みの澪は何か気になるようだ。
唯は「日曜日 ウチで鍋しよう」と提案する。紬は用事があり、律は弟を映画に連れて行く約束をしていた。梓は家から出られそうにもないと言い、澪は新しい歌詞を書きたいとのことだった。
梓は純からネコを預かっており、紬はファーストフードでアルバイトをしていた。澪は電車に乗り、律は部屋で寝転んでいた。律はカバンから手紙を取り出し、読み始めた。
「冬の日 どんなに寒くてもぼくは幸せ 白い吐息弾ませて駆けてくきみを見てると 切り揃えた髪がとても似合ってる でも 前髪を下したきみの姿も見てみたい」
律はそこまで読むと、いつものカチューシャを外し、前髪を下ろして鏡を見ていた。律は手紙に書いてある通りに髪を下ろしていた。
梓は預かった子猫に「あずにゃん2号」と名付け遊んでいた。紬は順調にバイトの研修をしていて嬉しそうである。澪は海に来て「いい詞ができそうだ」と喜んでいた。平沢姉妹は鍋の買い物をしていた。
唯は「マシュマロ豆乳鍋とかチョコカレー鍋とか」と新しい鍋開発を提案するが、憂に「無理なチャレンジはよそうよ」と却下される。
律は弟と別れ一人になり、ショーウィンドウを見ながら「あの手紙はラブレターか」と赤面していた。澪は風が強く寒い冬の海を前に「歌詞は浮かばない」と、帰ろうかと考えていた時、紬はオーダーを間違えて落ち込んでいる時、梓はネコの様子がおかしくどうしたらいいか分からないでパニックになっていた時に唯からメールが届く。内容は以下の通り。
「マシュマロ豆乳鍋と
チョコカレー鍋
どっちが
たべてみたい(ひよこ・ペンギン・城の絵文字)」
よく分からないメールに律・澪・紬は困惑する。梓は唯に「こんな時におかしなメールよこさないでください」と電話をかけ、ネコの様子がおかしいことを相談した。
唯と憂は梓の家を訪ねた。ネコは何でもなく、ネコが毛玉を吐く事を知らなくて、梓はパニックになっていたのだった。同時に他のメンバーからも返信があり、紬のバイトするファーストフード店に集合するHTTと憂。
律がラブレターと思っていたのは、澪がパソコンで書いた詞であることが解り、取り乱す律であった。

場面は変わり別の日の部室。
紬の手が温かい事で盛り上がり、いつものようにお茶をするHTTであった。

冬の日も楽しい事たくさんあるしね

新鍋開発案のメールをHTTメンバーに送り、梓からの電話を受ける唯(右)。

寒くてギターが弾けない唯は、「手袋しながら弾けばいい」と思いつく。しかし、ピックは持てないし、弦に引っかかる。
暑いのも寒いのも苦手な唯の、前向きな見出しのセリフ。

寒いので手袋をしてギターを弾こうとする唯だが、上手く弾くことができず手袋を脱ぐ。
唯「失望した!」
澪「そらそうだ なぁ律」
澪は律に同意を求めるがボーっとしている律。律はフザケてごまかし、唯と一緒に遊び始めた。
唯「あっ! ぶーくろちゃん 怒ってゴメンね」
梓「また名前付けてるんですか?」
唯「みんな 冬がいけないんだよ」
梓「冬のせいにしないでください」
唯「そうだね あずにゃん 冬の日も楽しい事たくさんあるしね そうだ! 日曜日ウチで鍋しようよ 鍋」
唯は鍋パーティを提案するが、HTTメンバーは何かしらの用事があるという。

番外編・#14「ライブハウス!」

HTTの初ライブハウスに招待された左から和・さわ子・憂・純。

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@rose24167

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