けいおん！・けいおん！！・映画けいおん！の名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ

一文字 とみ（いちもんじ とみ）

CV：千々松 幸子（ちぢまつ さちこ）
平沢家の隣の家に住んでいるお婆ちゃん。とても温和な性格で、唯や憂、和が幼稚園のころから温かく見守ってきた。唯に商店街の演芸大会への出場を頼んだことで「ゆいあず」の結成のきっかけとなる。

「けいおん！！」（アニメ第二期）の名言・名セリフ

#1「高3！」

唯・澪・律・紬は3年生に、梓は2年生に進級した。
目覚ましを1時間間違えて早起きした唯は、部室で練習（「わたしの恋はホッチキス」のアレンジ）を始める。新歓ライブに向けて必殺技（ウィンドミル）を開発したところに、他のHTTメンバーも部室に来て朝練となった。
（※「ウィンドミル」は、ピックを持つ側の腕を大きく廻しながら弦を弾くパフォーマンス奏法でThe Whoというバンドのピート・タウンゼントが得意とする）

クラス分けを見る唯たち3年生部員。去年は、澪だけが別のクラスだったので、澪は怖くてクラス分けを見る事が出来ないでいると、律はそれを茶化す。
唯が人込みをかき分けクラス分けを見に行くと、軽音部3年生メンバーは同じクラスとなっていた。和も一緒ということで律が「誰かが仕組んだみたいだな」と噂をしていると、さわ子先生が担任として入って来た。
クラス分けはさわ子先生が、受け持つ生徒の名前を覚える手間を省く事、卒業を前に思い出作りをしやすいように唯・律・澪・紬・和を同じクラスにして自らが担任となるように策を講じたようである。唯は「高校最後の年にみんなと一緒だよ」と喜んでいた。

軽音部は早速新入部員勧誘をする。憂に勧められて唯が作ったチラシを配る軽音部。去年同様、着ぐるみ（唯：ニワトリ、澪：馬、律：犬、紬：ネコ、梓：ブタ）を着てチラシを配るが、やはり効果はない。
そこで部長の律は廊下で突然倒れ、助けに来た新入生に音楽室へ連れて行ってもらう「行き倒れ作戦」を実行するが逃げられてしまう。続いて唯が新入生に「音楽室はどこですか？」と案内させようとするが、行き方を教わっただけであった。
唯・律・梓は「スパイ大作戦」と題し、柔道部、囲碁部、茶道部、オカルト研究会など、他のクラブを見学に行く。澪と紬はチラシを配りに出ていた。勧誘が上手くいかず、新歓ライブに賭けた軽音部。曲は「わたしの恋はホッチキス」「ふでペン～ボールペン～」「いちごパフェが止まらない」「ふわふわ時間」であった。
「ふわふわ時間」で冒頭の必殺技を披露するなど新歓ライブ演奏の感触は良かったのだが、新入部希望者は来ない。

お昼休み。憂、純とランチをする梓は、純から「軽音部って5人が結束して見えて外から入りにくいんじゃないかな？」と言われる。
放課後、先に部室でお茶をしていた3年生部員とさわ子先生。律は「次の勧誘作戦を考えよう」と盛り上がる。
唯は「しばらくこのままでもいいな」と言い出す。梓が唯の言葉を入口で聞いていて、梓も「今年まではこの5人でやりたくなりました」と言うのだった。

お茶飲んで 練習して 演奏して ずっと5人で

唯、澪、律、紬は3年生に、梓は2年生に進級した。
軽音部3年生メンバーは同じクラスとなり、2年のときに一人だけ別クラスだった澪は涙を流して喜ぶ。さらに和も一緒で、担任はさわ子先生となった。受け持つ生徒の名前を覚える手間を省く事、卒業を前に思い出作りをしやすいように唯・律・澪・紬・和を同じクラスにして自らが担任となるように策を講じたようである。唯は「高校最後の年にみんなと一緒だよ」と喜んでいた。
軽音部は去年同様、着ぐるみ（唯：ニワトリ、澪：馬、律：犬、紬：ネコ、梓：ブタ）を着てチラシを配るが、やはり効果はない。
上手くいかない勧誘に、新歓ライブに賭けた軽音部。新歓ライブ演奏の感触は良かったのだが、新入部希望者は来なかった。
お昼休みに梓は、純から「軽音部って5人が結束して見えて外から入りにくいんじゃないかな？」と言われる。
放課後、梓が部室へ向かうと、部室から唯たちの話し声が聞こえてきた。唯は見出しのセリフで「今のままでも楽しい」という事とHTTの結束、絆を感じさせる。

相変わらず来ない新入部希望者。律が新しい作戦として、大きな虫取り網で新入生を捕まえる「虫取り網大作戦」なるものを提案していると、唯が口を開いた。
唯「…わたし しばらくこのままでもいいな」
唯の顔を見る澪、律、紬。部室に入ろうとする梓。
唯「今はこのまんまでいいよ こうやってみんなと部室に集まって …今 あずにゃんはいないけど お茶飲んで 練習して 演奏して ずっと5人で」
律「…そうだな あと1年でなんとかしようぜ」
さわ子「あなたたち 1年て短いわよ」
唯「えー！ 365日もあるよ あ もう何日か過ぎてるな ところでムギちゃん今日のおやつは？」
紬の持ってきたケーキを選んで盛り上がっているところに梓が入ってくる。
梓を見てケーキを吹き出す唯と律。唯は慌てて「ビラ配りに行くから」と言う。
梓「ムギ先輩 私ミルクティ下さい あとバナナケーキも 私 今年だけはこの5人でやりたくなりました」

#2「整頓！」

ある日の放課後。お昼休みから寝っぱなしの唯に代わり、日直をする紬。和は何度も唯を起こすが全く起きない。律が「練習だぞ ライブだぞ ギターだぞ」と揺さぶるが効果はない。律、紬、澪、和は「唯 ケーキだぞ」とささやく。起きた唯は「…ない ウソツキ」とまた寝てしまう。そこへさわ子先生が「前に貸した着ぐるみを返してくれない？演劇部で使うみたいなの」とやって来た。倉庫から勧誘に使った着ぐるみを引っ張り出し返した律。

整理されていない倉庫を見た澪の提案で大掃除をすることになった。私物だらけの倉庫からは、ヌイグルミが山ほどでてきた。紬はついでに食器棚のティーセットなども整理する。昔の軽音部の私物もあり、中から、さわ子先生のギターも出てきた。梓はさわ子先生が元軽音部だったことに驚く。ギターを持ち帰るように言われたさわ子先生は、「売って部費の足しにしなさい」と言う。

ギターを売りに行く道すがら、澪はチラシを見て「こんなの準備室に置けないかな？」と棚を欲しがる。ホームセンターへとやって来た軽音部。初めてのホームセンターにテンションが高い紬。唯もテンションが上がり、つなぎを着て「これ動き易いよ ライブの衣装にどうかな？背中に「放課後ティータイム」とか書いてさ」と梓に言う。梓は「暴走族ですか」と突っ込むのだった。棚を買い、翌日の配送となった。紬は爆買いしたようでレジ袋を4つ持って律と澪の所へやってきた。梓と唯はペットコーナーで「スッポンモドキ」を見ていた。唯は「スッポンの中でもとびきりの美人さんだね 鼻にピーナッツを入れたくなる可愛さだよ」と訳の分からないことを言っていた。

大企業の社長令嬢である紬の父が経営する会社の系列店である楽器店「10GIA」でさわ子先生のギターを査定してもらうと、50万円と高額であった。査定額におののく唯、澪、律、梓。澪は「ごちそうさまでした」と帰ろうとする。律が澪を引き留めると「だって500万…」と桁を間違えるほどであった。紬は躊躇なく50万を受け取るが、律は50万という査定額について「もしかしてムギに気を遣って？」と店員に質問をする。店員の説明によると、さわ子先生のギターは貴重であったが、フルオリジナルでなかったために多少値段が下がったとのことであった。
ギターを売り、ファーストフード店でお茶をするHTT。あまりに高額なので梓も「ホントに貰っていいんですかね？」と不安になっていると、「5人で分けても一人10万！」と律が10万を梓の前に出した。梓は「私欲しいエフェクターがあったんですよねぇ～」と夢を見る。澪は「大金を見せびらかすな！」と律を注意するが、律は言うことを聞かず「澪も10万だぞ」と札束を見せる。澪は「マルチベースアンプシュミレーターに新しいアンプ」と夢を見る。律は「ツインペダルにやっぱりフロアタブも欲しいなぁ～」と夢を見る。唯は「これがええのんかぁ～」とお札の束で憂に頬をはたかれる夢を見ていた。

翌日、棚が届き整理できた部室にさわ子先生がやって来ると、HTTは固まってしまう。忍び足で逃げようとする律だが、澪に捕まる。さわ子先生からギターの値段を訊かれたのだが、金額を言わずに誤魔化そうとする。「結局いくらで売れたの？」と訊かれ、恐る恐る律は「えっと… い…1万円…」と金額を大きく誤魔化した。さわ子先生に買取証明書を渡すように言われ、思わず口に入れた律。メガネを外し「出しなさい」と言うさわ子先生の迫力に、買取証明書を出しHTTは土下座していた。律は「あまりの金額の多さにオラ気が動転してしもうて！」と言った。さわ子先生は「りっちゃんが言った1万円を部費として計上しておくから棚を買ったことにしなさい」と言う。すると唯は「最後にお願いがあります！ その札束でほっぺを ほっぺを殴って下さい！」と言い、「しあわせぇ～」と夢を叶えるのだった。「ギターを売って部費の足しにしなさい」と言われたので、50万円全額貰えると思っていたHTTにさわ子先生は「仕方ないわね 特別にこのお金でひとつだけ何か買ってあげるから みんなで相談して決めなさい」と言うのだった。
何を買うか相談しながら下校するHTT。テニス部が新入生を指導する姿を見つめる梓。「（梓は）やっぱり後輩が欲しいんじゃないかな？」と唯たち3年生部員で話し合っていた。唯はホームセンターで見たスッポンモドキを買うことを提案する。
梓の後輩として「スッポンモドキのトンちゃん」が軽音部にやって来た。

大丈夫 これからは私がちゃんと面倒見るからね

私物が多く、整理されていない軽音部の部室を整理することになった。するとさわ子先生のギターが出てきたのだが、カビ臭いギターを持ち帰りたくないさわ子先生は「売って部費の足しにしなさい」と言う。
ギターの査定額は50万円と高額であった。フルオリジナルではないが、保存状態が良く、貴重な材料が使えわれているということで、高額査定となったようだ。
さわ子先生に金額を聞かれ「1万円」とごまかしてしまう律。しかし、買取証明書で50万だったことがバレてしまう。「ギターを売って部費の足しにしなさい」と言われたので、50万円全額貰えると思っていたHTTにさわ子先生は「仕方ないわね 特別にこのお金でひとつだけ何か買ってあげるから みんなで相談して決めなさい」と言うのだった。
HTTが何を買うのかを相談しながら下校していると、テニス部が新入部員に指導している様子を見かけた。梓が寂しげな顔で見つめている。
律は「（梓は）やっぱり後輩が欲しいんじゃないかな？」と唯、澪、紬と相談するのだった。
唯の提案で、ホームセンターで梓が見ていたスッポンモドキを買うことにした軽音部3年生部員。
先輩の想いを受けて梓は見出しのセリフを言った。

梓「…何です？ …コレ？」
唯「新入部員のとんちゃんだよぉ」
紬「先生に頼んで買ってもらったの 梓ちゃんの後輩よ よろしくね」
梓「へぇー…」
リアクションの薄い梓。
律「梓がこの亀が好きだって言ったのは唯だぞ」
唯「だってあずにゃん 欲しそうにじっと見つめていたんだもん」
梓「見つめていたのは唯先輩でしょ？ 私はただ変な顔だなって見ていただけです」
唯「へっ…」
律「…やっちまったな…」
へなへなと座り込む唯。
紬「唯ちゃん…」
梓「でもなんで急に？」
律「いやぁー…」
澪「梓 後輩いなくて寂しいかなって思って…」
紬「だから…」
唯「新入りさんなんだけど…」
先輩たちの想いを聞いてはにかむ梓。
梓「…もう こんな早とちりで飼われたら迷惑だよね」
そう言って梓は水槽をつつくと、とんちゃんが頷き驚くHTT。
紬「頷いた！」
唯「カワイイ！」
梓「大丈夫 これからは私がちゃんと面倒見るからね」
唯「いやいや 私もちゃんとするし」
梓「無理でしょ 唯先輩には」
唯「そんな事ないもんっ！」

#3「ドラマー！」

梓の後輩としてやってきたスッポンッモドキのトンちゃんを愛でているHTT。紬は亀を飼っているらしく、「餌が足りなくなったら持ってくる」と言っている。唯・澪・紬・梓がトンちゃんの事を話していると、律が「もうドラムやだ！」と大声を出す。
生徒会で撮っていたHTTの活動記録映像を観ていた律は、みんなにも映像を観せる。律はライトが当たらず暗い状態で、オデコや足が見える程度であった。それが理由で「他の楽器をやりたい」と律は言い出すのだった。唯が「ギターやってみる？」とギー太を渡し、唯と梓でギターコードを教えるが、「いろいろやる事あって大変だなぁ」とギターを諦める。

廊下でさわ子先生とすれ違った律は、「さわちゃん輝いてるっ！？」とさわ子先生に見とれてしまう。
その日の放課後は「今日はキーボードをやってみるぞ」と言い出した。唯が「輝けりっちゃんシリーズまだ続いてるの？」と律に訊くと、「注目されるとキラキラになるんだよ！」と最近充実しているさわ子先生を引き合いに出して、「私もキラキラしたい！」と言うのであった。
早速、キーボードを弾く律。梓は「先輩楽譜読めるんですか！？」と驚いていると、律は音階で返事をする。なぜかそれを解読できる唯。「わたしのキーボードがしゃっべてる」と喜ぶ紬は、律のおかげで「新しい曲のイメージがどんどん湧いてくる」と新曲の着想も得た。
律の弾くキーボードの音色を聴いて「楽しそうだな ムギ 私もちょっと弾かせて欲しい」と立ち上がる澪。律は澪が怖がる音を出してからかった。
唯が「りっちゃん ベースはやらないの？」と律に訊くと、澪が「…ベースは私 ベース以外はやりたくないし ベースじゃないとヤだし… 低くて深い音色とか 目立たずにみんなを支えてる感じとか みんなに合わせてベースのライン作るのも楽しいし 飛び出し過ぎないように… でもみんなの音に埋もれないような… そんなベーシストでいたいっていつも…」とベースへの想いを語る。澪と幼馴染みである律は「知ってるよ だから澪のベースには手を出さないのさ」と言う。恥ずかしくて頭から煙を出して固まる澪。
唯は「りっちゃん 私に任せといて」と律に言うが、「何を任せろと？」とつぶやく律であった。その晩、唯は夕食を終え、部屋の隅で食器をドラムのように叩き「輝けりっちゃん作戦」を考えていた。

別の日、唯、澪、律、紬、和のいる3年2組のクラス集合写真撮影をしている。背の順に並ぶはずだったが、律は後ろに並んだ澪と紬の横に並んだ。前列には唯と和も居て、みんな一緒に撮影するのだが、律は唯の肩に手を出して、心霊写真のようなイタズラをする。

放課後、「輝けりっちゃん作戦」を考えた末に唯は「たまには席替えだよ」と提案し、立ち位置を替えることになった。唯はドラムをセンターに置き、ベース・キーボードを前列に、ギターを後列にする。しかし違和感があったため、さわ子先生に「やっぱりこうよね」と言われ元の立ち位置に戻されるのだった。そこで唯は、ヘルメットに付いたライトで「これでりっちゃんを照らしてあげる！」とライトを向ける。澪が「律が虫の息だ」と唯を止めた。ライトを消すと律は白く灰になっていた。唯は「りっちゃん もしかして寂しい？ こういうのはどうかな？」と、演奏中に音に合わせて振り返ってコミュニケーションを取る方法を提案するが、律に断られるのだった。一緒に下校する梓に唯は、「りっちゃんがドラムやらなかったら私がドラムやろかな」と言うが、梓に「ダメです！私の目が届く範囲にいて下さい！」と却下されるのだった。

部屋で勉強をしていた律は、ドラムへの想いを再確認していた。雑誌を並べ、ドラムの練習をする律。激しく叩いていたため、弟・聡に「うるさい」と怒られるのだった。
翌日、寝坊して遅刻しそうになり走る律と澪。走りながら澪が寝坊の理由を訊くと、「ザ・フーのDVDを観ていた」と答える律であった。ホームルームに遅れた律と澪はこっそり教室に入るが、唯が「りっちゃん澪ちゃん お休みかと思ったよ」と声を掛けたため、教室中にこっそり入ってきたことがバレてしまう。クラスメイトが笑う中、律と澪は「すいませーん」と言いながら立ち上がると、サングラスにマスクをしたさわ子先生に驚く。さわ子先生は「もっとピカピカに」といろいろと美容に力を入れていたようで、やり過ぎてしまったようである。

放課後、「やっぱドラムだよな！」と言う律であった。澪は「やっぱな 昨日キースムーンのDVD観たって言ってたから」と言う。「やっぱドラムはりっちゃんだよ」と唯は言い、律のおかげでバンドの良さを再認識したようだ。
バンドの良さを語る唯に、同調する律。紬も「りっちゃんのおかげで新しい曲ができました」と新曲を聴かせる。紬は「Honey sweet tea time」とタイトルは決めていたようで、「ムギちゃんが弾き語りしたらどうかな」と唯は言い、澪が作詞することになった。
早速作詞を始める澪だが、唯、律、梓が食べるラスクの音に「集中できない…」と、とりあえずお茶にすることにした。

飛び出し過ぎないように… でもみんなの音に埋もれないような… そんなベーシストでいたいっていつも…

トンちゃんを迎え入れたHTT。唯が「ちゃんとお世話しよう」と話していると、「もうドラムやだぁ！」と律が叫んだ。生徒会が撮っていた軽音部の活動記録映像を和から貰いそれを観ていたようだ。
ライトが当たらず、オデコや足が見える程度であったために、律は「他の楽器やりたい」と言い出したのだった。手始めにギターをやる事にした律。唯と梓にコードを教えてもらうが、「ギター無理かも」と、コードを1つ教わっただけで止めてしまう。今度はキーボードに挑戦する律。梓に「先輩 楽譜読めるんですか？」と驚かれると、音色で返事をした律。なぜかそれを解読できる唯であった。唯は「ベースはやらないの？」と律に訊くと、「ベースはダメ」と澪は見出しのセリフでベースへの想いを熱く語るのであった。
澪は、バンドや曲でのベースの立ち位置と自分を重ねているようである。

唯「りっちゃん ベースはやらないの？」
澪「ベースはダメ」
唯「なんで？」
澪「…ベースは私 ベース以外はやりたくないし ベースじゃないとヤだし… 低くて深い音色とか 目立たずにみんなを支えてる感じとか みんなに合わせてベースのライン作るのも楽しいし 飛び出し過ぎないように… でもみんなの音に埋もれないような… そんなベーシストでいたいっていつも…」
律「知ってるよ だから澪のベースには手を出さないのさ」
唯「おぉ～ 妬けますなぁ～ 田井中殿」
律「言うな言うな」
澪「うっ… 語り過ぎた…」
ベースへの想いを熱く語り、恥ずかしくて頭から煙を出して固まる澪。
唯「あれ 澪ちゃん 澪ちゃーん！」
律「いかん 澪が生ける屍に！」
紬「いいなぁ ベースって澪ちゃんそのものって感じ」
梓「私 澪先輩のベース大好きです！」
紬「ウン 私も！」

同じバンドやってても 見える風景も考えてることも違うって