けいおん!・けいおん!!・映画けいおん!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「けいおん!」とは、かきふらい作の4コマ漫画作品、およびそれを原作としたアニメ・映画・ゲームなどのメディアミックス作品である。廃部寸前だった軽音楽部を舞台にした学園コメディー。帰宅部、楽器経験ゼロの主人公が仲間と共に成長する、等身大の女子高生の日常を描いた作品である。
アニメ第1期・第2期だけでなく、卒業旅行を描いた映画も公開された。
女性キャラが中心であり、友情を感じる名言・名セリフが多く存在し、楽曲とともに高い評価を得ている。

唯とは幼稚園からの幼馴染みである真鍋和は、唯から軽音部に入部したことを聞いた。
母性をくすぐられる唯の自立を、母親のような気持ちで表した和の見出しのセリフである。

乗り越えないと… 自分を…

自分がギターをやる事を考えて恥ずかしさで頭から煙を出す澪(左)。

25万円もするギターを気に入った唯のために、律の提案で軽音部でバイトをすることになった。何のバイトをしようかと検討を始める。
怖がりで恥ずかしがり屋の澪は、律提案のティッシュ配りを「無理」、紬提案のファーストフードは「ダメかも」とたじろいでいた。配達は「怖い人が出てきたらと思うと原案のベルが押せない」、ファミレスやコンビニはチーマーなどを想像し「オーダーが聞きに行けない」と頭から煙を出してしまう。唯が「無理しなくていいから」と謝る。澪は「やる前から無理だとかダメだとかばかり言ってる… 唯のギターを買う為なのに それは軽音部の為でもあるのに… 乗り越えないと… 自分を…」と決心して、見出しのセリフを言う。「私 なんでもやるよ!」と宣言した。そして4人は交通量調査のバイトをすることになった。

みんなー! 本当にありがとねー! 私 ギター買ったら毎日練習するねー!!

交通量調査のバイトを始めた場面。

唯が一目惚れした25万円のギターを買うために軽音部は、交通量調査のバイトをすることになり、無事1日目が終了した。
解散となり、紬は駅へ、澪と律はバスで帰るため、歩いて帰る唯とバス停で別れる。
唯が帰り際に言った、友情への感謝をした見出しの名セリフ。

1日でも早く練習して みんなと一緒に演奏したいもん

見出しのセリフを言った場面。

25万円のギターを買うために軽音部は、2日間の交通量調査のバイトをして、一人16000円のバイト代(計48000円)を唯に渡す。
唯はお母さんからお小遣いを5万円前借りもしていたが、まだ全然25万円には足りないので、またバイトをしようと話し合っていた。唯は「…やっぱりこれいいよ バイト代はみんな自分ために遣って」と返すのだった。
澪・律・紬に渡されたバイト代を返して、自分のためにバイトしてくれる軽音部の仲間に感謝し、楽器未経験で「みんなの為にも 早く上手くならなきゃ」と決意した唯の気持ちの詰まった見出しのセリフ。

#3「特訓!」

唯が追試で100点を取った時の記念写真。

紬の値切り交渉で念願のギターを手に入れた唯は、コードを覚えるため楽譜の読み方から教えてもらいながら練習を開始する。
丁度、桜高は中間テストで、ギターの練習に夢中になっていた唯は赤点で追試となってしまう。合格点をとるまで部活動禁止となり、追試の勉強に励む唯だが、やはりギターの練習に夢中となり、前日に澪に泣きついた。
追試前日に唯の家で追試の勉強をすることになり、唯の妹・憂と初対面となった律・澪・紬。唯とは違い、しっかり者の憂に「できた妹だ」と感心する。
澪に勉強を教えてもらった唯は、追試で100点を取る。大喜びの軽音部は、早速練習再開しようとするが、唯はコードを忘れてしまっていた。

何事も諦めなければ結果はついてくるものよ

音楽教師・山中さわ子。

中間テストで赤点を取った唯は、追試に合格するまでは部活動禁止と言われてしまう。
追試前日に、澪に勉強を教えてもらった唯。追試終了後、さわ子先生に「どうだった追試?」と声を掛けられた唯は、魂が抜け灰になり去って行く。灰になった唯を励ますさわ子の見出しのセリフである。
追試の結果は100点で、唯自身も驚いていた。見事追試をクリアした唯だが、今度は覚えたてのギターコードを忘れるのだった。

#4「合宿!」

紬の別荘で合宿をする事になった軽音部。

ある日、澪は部室で先輩軽音部が学園祭(桜高祭)で演奏したカセットテープを見つけた。(場面は変わり)澪は夏休みを利用して、学園祭ライブへ向けて強化合宿を提案する。
紬の別荘で合宿をすることになったのだが、唯と律は遊ぶことに夢中であった。別荘のスタジオで、見つけたテープの演奏を紬に聴かせ、「負けたくない」と熱い想いを語る澪。しかし、唯と律は水着に着替え遊びを優先するのだった。
日中は海で遊びまくった軽音部の4人。「強化合宿だ!」と燃えていた澪も演奏練習の事をすっかり忘れてしまうほど楽しい時間を過ごす。
夕飯を済ませ、いざ練習とスタジオに入るが、唯と律はだらけていた。練習は出来ず、スイカを食べながら花火で遊ぶ軽音部。
花火をライブ演出に見立て、唯・律・紬が遊んでいる様子を見た澪は感動する。「武道館目指すなら まずこれくらいできるようにならないとな」と、部室で見つけたテープを律と唯にも聴かせた澪だが、テープがB面に切り替わる時に「お前らが来るのを待っていた」と恐ろしい声を聞き怯えるのだった。その後、練習を開始するのだが、澪の聴かせたテープを唯が耳コピして、隠れた才能を見せる。
露天風呂で合宿初日を終える桜高軽音部であった。

…負けないと思う 私たちなら…

合宿へ向かう電車の中で居眠りする紬。

夏休みが明けると桜高祭(学園祭)があるため、澪の提案で合宿をすることになった軽音部。澪は部室で以前の桜高軽音部による演奏テープを聴き、合宿を思い立った。
紬の別荘で合宿することになり、別荘内を見学して回る唯たち。紬の案内でスタジオを見て感激する澪。そこで紬に先輩軽音部の演奏を聴かせる。

紬「なぁに?」
澪「ああ これ」
ラジカセの再生を押し、先輩軽音部の演奏(DEATH DEVIL「Maddy Candy」)を紬に聞かせる澪
澪「昔の軽音部の学園祭でのライブ… この前部室で見つけたんだ」
紬「上手…」
澪「私たちより… 相当上手い…」
紬「うん…」
澪「なんか聴いてたら 負けたくないなって…」
紬「それで合宿って言い出したのね」
澪「…うん でも…」
紬「…負けないと思う 私たちなら…」

ギター初心者の唯も加わり本格始動した軽音部ではあるが、未熟であることを自覚している澪と紬。
それでも「負けない」と自分たちを信じる紬の名セリフである。

武道館目指すなら まずこれくらいできるようにならないとな

流れてきた声を聴き、「見えない聴こえない」と怯える澪。

rose24167
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@rose24167

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