けいおん!・けいおん!!・映画けいおん!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「けいおん!」とは、かきふらい作の4コマ漫画作品、およびそれを原作としたアニメ・映画・ゲームなどのメディアミックス作品である。廃部寸前だった軽音楽部を舞台にした学園コメディー。帰宅部、楽器経験ゼロの主人公が仲間と共に成長する、等身大の女子高生の日常を描いた作品である。
アニメ第1期・第2期だけでなく、卒業旅行を描いた映画も公開された。
女性キャラが中心であり、友情を感じる名言・名セリフが多く存在し、楽曲とともに高い評価を得ている。

ロンドンへ行く準備をする平沢姉妹。カバンを閉めようとするが閉まらない。母が「旅の英会話集も持っていくといいわよ」と声を掛ける。父も「コンセントと変圧器も」と持ってきた。「明日からロンドンかぁ」と唯はウキウキしていると、「いいなぁ」と憂は言った。「憂も来てくれたら安心だよ」と唯が言うと「えっ!?」と憂は驚く。閉まらないカバンを見て「憂は入らないか」と言う唯にもう一度「えっ!?」と驚く憂。それを聞いていた母も驚いて振り返っている。唯は「ウソウソ」とからかっていたようだ。

卒業旅行当日、家族に見送られる唯。駅で待ち合わせるHTT。唯はギー太を持ってきていた。梓も「迷ったんですけど唯先輩は絶対持ってくると思って」とむったんを持ってきた。澪も「偶然誰かミュージシャンに会ったらサインしてもらうんだよ」とエリザベスを持ってきていた。4人は紬の待つ駅へと向かった。律もドラムスティックを持っていたのだった。楽器を持ってる事に気付き「ズルーイ!私も持ってくれば良かった!」と紬は言うのだった。

空港職員に「機内が込み合っているためそちらのお荷物をお預かりさせていただきたい」と言われ楽器を預ける唯・澪・梓。
動く歩道で「学校にもあればいいのに」と言う唯に「歩く廊下なぁ」と律も賛同する。澪から「『動く』だろ」とツッコまれていた。パントマイムをして遊んだり(唯)、「噂の彼とはどうなってんですか?」とワイドショーごっこ(記者役は律と唯、芸能人役に紬)、ムーンウォーク(唯と律)をしてハシャぐ唯と律。その様子に「ハシャぎすぎだろ」とちょっと呆れる澪。

Chapter 6「入国」

梓が「アウトローでスケールでっかいロックな先輩って…」で想像した、「もっすもっす」と食べる唯。

入国審査の時のHTT。

機内で「降りたらロンドンなんだよな」(澪)、「違う国なんだよな」(律)、「本当にみんなで海外に行けるなんて」(紬)、「過去とか未来とか行っちゃったりして」(唯)と興奮気味。そんな唯に「タイムマシンじゃないですよ」と梓は冷静なようだ。前のシートの隙間から紬が「でも時間戻るよ」と梓と唯に言う。唯がどういう事か梓に訊くと「地球の自転と反対方向に行くからじゃ?」と答える。唯は「逆回りすると時間が戻るの? ずっと逆回りしてたらやっぱり過去へ行っちゃう?」と梓に訊くと「そこまでは戻りません」と答える梓。唯がそんなことを言っていると離陸した。

ベルト着用サインが消え、唯は梓に「ここからは日本語禁止だよ」と言い出した。しぶしぶOKした梓に「アズキャット」と言い、「チキン オア ビーフ?」と質問をする。そこへCAが来て「和食と洋食どちらになさいますか?」と日本語で訊ねられキョトンとする唯と梓であった。
就寝中の機内。HTTも寝ていたのだが、唯は目を覚まし窓の外を見る。キレイな景色に感動し、隣の梓に声を掛ける。梓が寝ている事に気付き、そっと梓にアイマスクをする唯は、「あずにゃんの歌詞考えよ」とノートを広げた。ノートを広げたまま寝てしまった唯は、梓にもたれかかる。それで目を覚ました梓は、唯の広げたノートを見る。そこには「ワールドワイド・ロック・スケールでかい・地球・アウトロー・トロたべたい・もちろんカッコイイ」と書かれていた。「何これ?」と不思議に思う梓。そこで唯が目を覚ました。「あずにゃん 何か見た?」と訊く唯。梓は「いえ… 何か書いてたんですか?」と逆に訊かれた唯は「私のこれからの生き方についてね」と誤魔化すのだった。
梓は「何だろう… 本当に放課後ティータイムの方向性を変えるつもりじゃ… 本当に留年しちゃって今後の事 考えないといけないとか!?」と考えていた。さらに「アウトローでスケールでっかいロックな先輩って…」とナイフとフォークを持ち、もっすもっすと何かを食べる唯の姿を想像し吹き出す梓であった。

ロンドンに到着したHTT。唯は大興奮で「もうここイギリス! 国際人だよ! 空飛んじゃったよ!」と跳ねている。入国審査で「サイトシーイング」と答えるように梓は唯に教えるが、唯は「サイドビジネス!」と自信たっぷりに答えるのだった。「ハロー」(紬)、「イ イエス」(律)、「フォーデイズ?」(澪)と答える中、梓は「イエス アイアム セブンティーン」と答えるのだった。荷物受取でギー太と再会し喜ぶ唯。「何で持って来たんでしょうね?」と梓。紬はメールを打っている。
律が澪に「荷物来た?」と声を掛ける。澪の荷物が出てこない。不安になる澪に「秋山さんどうすんの おパンツ レディーとして?」と律はからかっている。涙を溜める澪。紬は「澪ちゃんは履かない派なんでしょ?」と言い、唯は「イエース!シー イズ ノーパン」と言う。澪は「それは寝る時の靴下の話!」と返した。唯が澪の荷物を見つけた。澪の荷物はコンベアから避けられていただけだった。

Chapter 7「寿司」

紬が「バレリーナみたいなお寿司想像しちゃってた」と梓に言っている場面。

空港を出るとロンドンの寒さに肩をすくめる。唯の「ロンドンの空!ロンドンのタクシー!ロンドンの英語!ロンドンにいるー私たち!」という声に合わせてシャッターを切る澪。それにツッコむ律であった。何とかタクシーに乗り「ホテル アイビス プリーズ」と梓は言いホテルへと向かった。ヒースロー空港からホテルへと向かう街並みに感動するHTT。
ホテルへ到着し、タクシーを降りると唯が乗り物酔いしていた。ロビーに座る唯・律・澪。澪が夕飯の話をすると「ローストビーフがいい アイスも…」と途端に元気になった唯。するとフロントから紬の声がする。「ホテルが予約されてないみたいで…」と梓は言う。どうしようかと困っているとフロントの女性が梓のメモを見る。フロントの女性が説明をしている。梓は紬に何て言っているのか訊くと「速いわ」と聞き取れていない様子である。律の後ろに隠れていた澪が「このホテル市内にいくつかあるそうだ アールズコートという所で予約が取れているそうだ」と言うと安心したHTTであった。

地図でアールズコートを確認すると、現在地から結構離れていることが判る。タクシーに乗ろうか相談していると、「バスとかで行けないかな?」と唯が言い出した。調べると「残念ながら1本ではいけそうもないな」澪は言う。「地下鉄なら1本で行けそうです!」と梓が言い地下鉄で移動することになった。最後尾を歩く梓に気付いた唯。梓は新しい靴で来ており靴擦れしたようだ。「新しい靴買いに行こうよ!」と唯は言うが、梓は遠慮する。澪が「私ここに行きたい ロックっぽい服とかあるらしい」と行先を提案した。

カムデンタウン駅を降りたHTT。唯は「ギー太と写真撮らなくちゃ」とカバンからカメラを出そうとする。紬は「荷物アズキャっとくよ」と梓をネタにした。梓の靴を買い一安心すると、唯が「寿司!」と「KAITEN SUSHI RUNGCYU蘭鋳」の看板を見つけ、紬は回ることに感心している。律が「ムギ行ったことないのか?」と言うと、「じゃあ行こうよ!」と唯は言った。澪は「ロンドンに来てまで?」と言うが「ロンドンだからこそだぜ」と律は言う。そして「お手並み拝見させてもらおうかロンドン!」と律は言うのだった。

イメージとは違った豪華な回転寿司屋に圧倒されるHTT。初めて見る回転寿司に「回ってる!」と感動する紬。その言葉に空港でのトラウマを思い出した澪は「嫌な予感がする…」と青ざめる。梓に「思ってたのとちょっと違うわ バレリーナみたいなお寿司想像しちゃってた」と言う紬だった。ステージを見つけた唯。すると長身の男性に話しかけられ、簡単にイエスと答えて行く唯。荷物を預け、ハッピを渡された。「ロンドンのお寿司屋さんてハッピ着て食べるんだ」と唯が言うと「焼肉屋さんのエプロンみたいなもんか?」と律は答えた。すると長身の男性が再び声を掛けてきた。

Chapter 8「ごはんはおかず」

「KAITEN SUSHI 蘭鋳」で「ごはんはおかず」を演奏するHTT。

ステージにギー太・むったん・エリザベスが並べられドラムもセットされている。それを見た紬は「何てこと!?」とステージにいるスタッフに「エクスキューズミー」と声をかける。唯は「お寿司を食べにきただけだよって言いに行ってくれたんだ」と思うが、スタッフはキーボードをセットし始めた。紬は「なかったんだもん」とキーボードが無いことを話していたようである。「ここは私に任せておけ!ヘイユー!」と長身男性に話しかける律。
律は「アイアム ブチョー!ウィーアー オキャクサン!演奏しません」と身振り手振りで話しをする。唯は「頑張ってるけどだいぶ日本語だよ!」と言う。どうも通じてないような様子に律はたじろぎ「アイ ラブ スシ」と弱々しく言って撃沈するのだった。

「とにかくやるしかないね」とギターを持つ唯。何を演奏しようか訊かれた唯は客の中にインド人がいるのを見て「『カレーのちライス』は?」と言う。
チューニングして準備が整った。律の「ワン・ツー ワンツースリーフォー!」で演奏を始める。唯は頭上尾回る提灯に気を取られていた。ハッとして「どうも!放課後ティータイムです」と言い、「カレーのちライス」を歌い出した。長身男性はお店のマネージャーのようで、演奏に感激していた。マネージャーは「Thank you! Love Crycis!」と言った。

寿司屋の入り口に座り話し込んでいたHTT。マネージャーの最後の言葉に唯が「どっかで聞いたことある名前だね…」と言うと、紬が「りっちゃんの友達のバンド!」と気付く。澪は「やっぱり回るのは良くないんだ…」とゲンナリしている。邪魔になるからと立ち上がると「りっちゃん澪ちゃん!」と声を掛けられた。そこには「ラブ・クライシス」がいた。知り合いに会えて大喜びの律。マキがどうしたのか訊くと「お寿司食べようとしたら演奏してって言われて 演奏したらお寿司食べられなかったんだよぉ 下手くそだったのかなぁ」と泣きながら唯が話した。マキは「ここで開店祝いに演奏することになってる」と言う。紬が「ラブ・クライシスと間違えられたんだ」と気付くと、「さすがムギちゃん名推理」と唯は感心する。ライブハウスの川上さんと寿司屋の店長が知り合いらしい事をマキは話した。

やっとチェックインしたHTT。夕飯どうしようかと言う唯はあることに気付いた。憂が入れてくれた日本食を澪たちにも持って行った梓。そこへお風呂上がりの唯もやって来た。唯がドライヤーのスイッチを入れるとドライヤーから火花が出た。驚く唯に「変圧器つけないと」と紬は言うのだった。

唯が「あずにゃん 私留年したよ! これからは同級生だよ!」と言いながら梓に抱きついている。「唯先輩の事を何て呼べばいいんですか?」という梓に「唯でいいんじゃないかな?」と唯は言う。「何かしっくりきません」という梓に「私もう先輩じゃないんだよぉ」と唯はギー太を抱え部室を出て行く。
という夢を見ている梓。

目を覚ました梓は唯がノートに「あずにゃんLOVE」と書いているのを見て、「何コレ!?唯先輩こわっ!」と布団に潜るのだった。

Chapter 9「観光」

観光しているHTT。ペットの汚物入れとは知らずに手を入れてフザけている唯。

律と唯に引きずられロンドンアイに連れて行かれる澪。

唯が梓に肘鉄をくらう場面。

翌朝。ヴィヴィアン・ウエストウッド、ハイドパーク、アビーロード、シャーロックホームズ博物館などの観光地を巡るHTT。(BGM「Unmei♪wa♪Endless!」)

梓は「見ておきたい物があるんですけど 先輩が学祭の劇で使ってた」と言うと 唯は「りっちゃんのお墓だね!」と言いロゼッタストーンのレプリカを見に行った。澪は「オカルト研のもかなり再現度が高いな」と感心している。
アフタヌーンティを飲もうとするが予約が必要で飲めなかったHTT。その後、ロンドンアイ(観覧車)に乗ることになった。回るものにトラウマがある澪は荷物番をしようとするが、唯と律に引きずられロンドンアイに乗せられた。ロンドンアイからの景色に感動する澪は、写真を撮ろうとカバンの中を探していると「荷物アズキャっとくよ!」と律にネタにされる梓であった。
ロンドンアイを降り、バラマーケットでキャンディケーキを見つけおやつにする。澪は持っていたカメラを「ムギ ちょっとこれアズキャっといて」と言う。これに梓は「流行っちゃった」と言うのだった。

ホテルへと戻ったHTT。部屋に入り、「ただいま~」と迫る唯に梓は肘鉄を食らわせてしまう。梓は「私 そういうのじゃないんです!」と唯に言うが、唯は「ギー太に抱きつこうとしただけなのに…」と言うのだった。顔を真っ赤にして「勘違いでした!」と梓は布団にもぐった。唯は立ち上がり「憂に貰った護身術の本が役に立って良かったよ」と言っている。「あずにゃん寝るのかな?子守歌歌ってあげよう」と唯は「ねんねんころーりよー」と歌い出すが、唯の方が寝てしまうのだった。

澪・律・紬の部屋に集合した3年生。澪はブレた写真を見て笑っているが「こんな写真を見るために集まったんじゃないんだよ!」と自らツッコんでいる。紬が「誰かできた?梓ちゃんに贈る曲のコンセプト?」と訊くが、誰もできていないようである。唯は「ロンドンに来ればスケールのおっきい曲が浮かぶと思ったんだけどなぁ」と言い、「ビッグベーン!ロンドンアーイ!テムズ川―!みたいな」と名所を野太い大きい声で叫んでるだけ(律談)であった。「私たちがいなくなった後もその曲聴いたら「やるぞー!」みたいな気持ちになるような」と唯がイメージを話すと、紬が「無敵になれるような」と言った。唯は「ルームキー忘れた!」と言うと澪が「あそこから行けるんじゃないのか?」と言う。唯たちはコネクティングルームとなっていたのだ。梓が目を覚まし唯がいないことに気付く。部屋に飴が落ちているの拾いながら「今度こそ道しるべだ」と寝ぼけているようである。

唯がコネクティングドアから部屋に戻ると、廊下から梓が訪ねて来た。寝ぼけている梓は「お邪魔しました」とコネクティングドアから部屋に戻って行った。すると廊下から唯が「大変だよ!あずにゃんがいない!」と駆け込んできた。部屋に戻った事を聞き、コネクティングドアから部屋に走って行く唯。廊下から梓が「律先輩おかしいです!唯先輩がいません!」と駆け込んできた。澪と紬はコネクティングドアを指差すと「へっ?」と言う梓。そこへ廊下から唯が駆け込んできた。律たちの部屋に入り「大変だよあずにゃん!あずにゃんがいないんだよ!」と梓に言う唯。コントのような唯と梓に言葉を失う澪・律・紬であった。

そこへ律たちの部屋の電話が鳴り驚くHTT。「フロントからかな?」(紬)、「こんな夜中に?」(律)、「日本からじゃないか?」(澪)、「日本は今 朝の6時だよ」(唯)と誰からの電話か話していると律が受話器を取る。律は「ハロー イエース オーイエース」と言っている。黙って律を見る4人。すると「何っ!殺し!」と律は言い、澪が怯えた所で「なーんちゃって 出た途端切れちゃったぁ」とネタバラシ。澪からゲンコツされたんこぶのできた律。

部屋に戻りベッドで「(無敵な曲…)」と唯が悩んでいると、梓が「じゃあ唯先輩の事何て呼べば…」とうなされていた。

Chapter 10「依頼」

川上さんから電話で日本のポップカルチャーイベントへの参加を依頼されるHTT。

川上さんに参加する事をメールした場面。

梓と朝食を食べながら曲を考えている唯。梓に話しかけられるが耳に入っていない。「あずにゃんにゃんにゃん あずにゃんにゃんにゃん」とフレーズを浮かべている。「そんなに見ないで下さい!」と梓に怒られる唯であった。一人散歩する唯は「あずにゃんのための曲」とそればかり考えていた。
楽器店へ行き「唯先輩のと同じギターですね」という梓の言葉も耳に入っていない唯。ゾンビに追われて逃げている時もずっと「あずにゃんのための曲」を考えている唯。走り疲れて一息ついている所に川上さんから律に電話がくる。川上さんのライブハウスには紀美(クリスティーナ)も居て「あとで代わって」と言っている。
川上さんは「マキちゃんから聞いたんだけどあなたたちもロンドンにいるんですって? そっちで日本のポップカルチャーを紹介するイベントがあってね ラブ・クライシスとブラックフリルが演奏するんだけど あなたたちにもお願いできない?」というものであった。詳細はメールで送ってきた川上さん。スーパーで買い物をしながら川上さんからのメールを読む律。「女子高生バンドとして紹介したい」という事らしい。唯は「日本から送ったメールって過去に向かって送ってる事になるの?」と唯らしい質問をする。梓は「ならないですよ」と答える。川上さんの話に悩んでいると「こっちからのメールは未来に向けて送ってるんだ!」と唯は言い出した。梓は「話がゴチャゴチャになるから黙っててください」と厳しい言葉を唯に言う。
律は「じゃあ断る?」と確認すると「私 演奏したいよ」と唯は言った。「何かよく解らないけどすごくラッキーじゃない?」という唯の言葉に紬も「やりたい!」と言う。律は「川上さんに返事出すな」と言って携帯(ガラケー)を掲げた。律がみんなを手招きすると、澪、紬、唯も携帯に手を合わせる。「早くあずにゃんも」と唯に言われ梓も手を合わせた。律が送信すると「未来に向けて送信したー!」と唯は喜んでいる。梓は「あの明日って帰国する日じゃ 飛行機に間に合うんですか?」と切り出した。5時くらいに空港に着かないといけないようだ。律は「演奏は夕方の4時からだ」と言うと、「大丈夫!」と唯はピースしている。梓は「唯先輩の大丈夫はとても危険な気がします」と言うのだった。

部屋に戻り話し合うHTT。唯は「ごはんはおかず」を英訳したようだ。みんなが心配する中、唯の英訳を訊く梓。「ごはんはすごいよ」は「ライス イズ スーパー」、「なんでも合うよ」は「バッチリ ジャスト フィット」と直訳している。英訳で盛り上がるHTT。

夜中、唯は「今 何か浮かんだ あずにゃんのための曲」とハッとする。「何かすごい大発見のような気がしたんだけど…」と考えながら梓の方に目をやる。梓は「じゃあ私唯先輩の事何て呼べば…」とまた寝言を言っている。唯はそのまま寝てしまった。

Chapter 11「ロンドンライブ」

紬がヒースロー空港到着時に電話して空輸してもらっていたキーボード。

ジャパンフェスティバルでのHTTの演奏を聴くオーディエンス。

「ごはんはおかず」の演奏終了時に「スカイハイ!」と手をあげる唯。

rose24167
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@rose24167

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