絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』とは2014年にスパイク・チュンソフトより発売されたPSVita向けのゲーム。2017年6月にはPS4版、PC版も発売している。ダンガンロンパシリーズにおいては3作目であり、1、2の間を描いた外伝ストーリーとなっている。
今作は1年半にも及ぶ監禁生活を強いられていた苗木こまるが、「超高校級の文学少女」である腐川冬子と共に世界の異変に立ち向かうストーリーとなっている。
言子の裏切り
会長の霊は、こまるの体を借りつつ、話を始めた。
会長は名を「塔和十九一」と名乗り、灰慈の事を知っているこまる達に驚いた。
そして続けて「では、妹の最中の事も知っているのか?」と言った。
唐突に知らされた、灰慈とモナカの兄妹という関係。
驚くこまるに会長は「やはり最中も知っていたか。頼む!手段は問わん!最中の暴走を止めてくれ!」と頼み込んだ。
その様子をずっと見ていた腐川は「マズイわね…こまるが完全に幻覚と喋ってるわ…なんとかして正気に戻さないと…」と不安げだった。
しかし、会長はお構いなしに話を続ける。
どうやら、灰慈とモナカは兄妹ではあるが、モナカの母親は元々会長の愛人だった。
だが、モナカの母親は育児放棄し、モナカを会長に押し付けたのだ。
「それも忘れて反旗を翻すとは、あの恩知らずめ!」と会長はモナカに対し、怒っていた。
更には「おのれ…全部『あの女』のせいだ!あの女が最中を狂わせたのだ!」と会長は言った。
「あの女って…?」と聞くこまるに答えようとした会長だったが、腐川のいい加減な読経が入り、会長の霊はこまるから退散してしまった。
「腐川さん、何するの!せっかく大事な話をしてたのに!」と言うこまるだったが、「あんないい加減な読経で消える霊なんているわけないじゃない!あんたの妄想よ!」と腐川に言われ腑に落ちなかったが、ひとまずはまた進む事にした。
しばらく進んだ時、モノクマに襲われ困っている言子を見つけたこまる達。
見捨てるわけにもいかず、ハッキング銃で言子を助ける。
何故モノクマ達に襲われていたのかと問うと「誠に残念ながら、私も裏切られてしまったようです」と言子は笑って言った。
言子は、「楽園になど興味がない」と言っていたモナカと渚の会話を聞いていた。
希望の戦士達がこまるに敗北した際、モノクマキッズ達が襲ってきたのもモナカの仕業だろうと言子は考えていた。
「あいつは『希望の戦士』を裏切っただけでなく、殺したんですよ…」と若干演技の崩れた顔で言子は言った。
しかし、すぐ元の笑顔に戻り「あいつは、手柄を独り占めして、『みんなの楽園』ではなく、2代目江ノ島盾子として『自分だけの王国』を作りたいんでしょう」と続けた。
とは言え、元・希望の戦士である言子の言う事を信用してもいいものか、こまる達は悩んでいた。
その会話を聞き、言子は「では、信じて貰えるように、耳寄りな情報をお教えしましょう」と真面目な顔をした。
「嘘つきモナカの居場所」を教えてくれると言子は言った。
モナカが居るのは、この塔和ヒルズの屋上ヘリポートに停泊中の「エクスカリバー号」。
一番最初にこまるが希望の戦士達から放り出された、あのヘリだった。
そして、モノクマを操っているのはモナカだから、制御装置もそこにあるだろうと付け加えた。
腐川は十神の居場所も教えろと詰め寄った。
十神は、ヒルズ最上階付近の倉庫に閉じ込められているが、その倉庫の鍵もモナカが持っているとの事。
それだけ言うと、言子はどこかへ行ってしまった。
いずれにしても、モナカの所へは行かなければならない。
二人は最上階のヘリポートを目指した。
江ノ島盾子とモナカ
ヘリポートを目指す途中、気になる部屋を見つける。
部屋の中は血が散乱しており、腐川は「早く出るわよ」とこまるを急かした。
こまるは床に書かれた血文字を発見する。
腐川に話しかけようと振り向いたら、そこにはいつの間にか灰慈が怖い顔をして立っていた。
灰慈は「ここは…拷問部屋だ。ガキ共はここでオレらの身内を拷問してやがったんだ」と言った。
子供達は、大人達の秘密基地に置かれた宣伝車を通して、身内が拷問される様子を大人達に見せつけていたのだ。
灰慈はひとまず、この拷問部屋に残ると言っていたので、こまると腐川は部屋から出てきた。
結局、床の血文字は読み取る事が出来ずじまいとなってしまった。
拷問部屋を出てから更に進むと、また変な扉を見つけた。
中に入ると、部屋の中央には魔法陣が書かれている不気味な部屋だった。
その部屋には隠し通路があり、通路の奥には梯子が掛かっていた。
梯子を上った先にはまた扉があり、中に入った二人の視界に飛び込んできたのは、壁中に貼られた江ノ島盾子の写真だった。
部屋の隅には、江ノ島盾子と一緒に笑顔で写っているモナカの写真があった。
腐川は「江ノ島盾子の隣で、こんな笑顔ができるなんてまともな訳がない。ここはきっと、そのモナカってやつの部屋ね」と言った。
こまるは「でも…なんか変じゃないかな…」と何かが引っ掛かっていた。
「もうすぐだから、それは本人に聞けばいい」と腐川に言われ、再びヘリポートを目指す。
ようやく屋上へ辿り着き、エクスカリバー号の中へ入ったこまる達。
エクスカリバー号の最奥にあった扉を開いた先でこまる達を待っていたのは、モナカではなくクロクマだった。
クロクマは一通りマシンガントークを繰り広げた後、「モナカちゃんはおねんねの時間なんだ」と言った。
そして、部屋の右側に見える3つの扉を見て「モナカちゃんの安眠を妨害する勇気があるなら、その扉を開けてみな」と続けた。
3つのうち、2つはうるさいクロクマに起こされないよう、トラップが仕掛けられていて、開ければ待っているのは「死」らしい。
だが、「モナカちゃんは一度寝ると三年は起きない」というクロクマ。
こまるは考えた末に一番上の扉を開けた。
すると、そこから勢いよくモナカが飛び出して華麗に着地した。
こまるはモナカの足が実は不自由ではない事を指摘した。
こまるが抱いた違和感とは、江ノ島盾子の写真だらけだったあの部屋だった。
本当に足が不自由なら、あんな梯子を登った場所に自分の部屋を作ろうとは思わない。
それ故にこまるは、モナカが寝ている部屋を当てたのだ。
葛藤するこまる
何故モナカは足が不自由なフリをしていたのか。
モナカは複雑な家庭事情のせいで、家の中にもずっと居場所がなかった。
おまけに父や兄以上に優秀だったモナカは嫉妬の対象となり、疎まれ、虐められていた。
どうすれば良いのかと悩んだ結果、モナカは「可哀想な子供」になり、同情されるように車椅子に座り、足が不自由なフリをしていた。
車椅子生活は苦労もあったが、「同情」によって希望の戦士達が集まり、父や兄が少しだけ優しくなったという見返りもあった。
モナカの事を「最悪だ」と言うこまる達に、モナカは「腫れ物でよそ者のモナカがあの家で生きるには、ああするしかなかったんだよー」とケロリと言った。
モナカの言う父と兄は、塔和グループの会長と灰慈で間違いなかった。
召使いと共にこまるを本拠地に誘い込んだのもモナカがやった事。
モナカにとっては、「コドモの楽園」などどうでもよく、大事なのは「2代目江ノ島盾子」だけだと言い切った。
そしてこまるに対しモナカは「お姉ちゃんは『2代目江ノ島盾子』に必要不可欠な人だからね」と言った。
モナカはそこまで言うと、懐からコントローラーを取り出した。
モナカが取り出したコントローラーこそが、モノクマやモノクマキッズをコントロールしている装置だった。
「このコントローラーを壊して、モノクマちゃん達を止めたいんでしょ?塔和グループロボット開発部最高責任者、塔和モナカが開発した魔法なのじゃー!」とモナカは無邪気に言った。
灰慈が言っていた、開発責任者とは、なんとモナカの事だったのだ。
そして例によって巨大ロボを出現させ、こまる達に襲い掛かるモナカと巨大ロボ。
こまる達が巨大ロボに立ち向かう様子は、塔和ヒルズの外にも映し出されていた。
大人達は、こまると腐川に声援を送る。
今までの巨大ロボとは違い、かなりの難敵だったが、こまる達の奮闘によりモナカが敗北。
モナカは「え…?嘘…?モナカ…負けちゃったの…?」とその場にへたりこみ、呆然としている。
こまるはコントローラーをモナカから取り上げ、壊そうとする。
しかし、何かがこまるの中で引っ掛かっていて、壊すのを躊躇う。
すると、慌てた様子で言子がこまる達の元へやってきた。
子供達の洗脳が解けるというのを知らなかった言子は、せっかく出来たモノクマキッズ達という友達が居なくなってしまうことを危惧していた。
「だから、コントローラーを壊すのを待ってください!」とこまる達にお願いした。
果てはモナカと言子が口論してしまう始末。
更に追い打ちをかけるようにモナカは「ねえ…苗木こまるさん、モナカからもお願いだよぉ…。お願いですから、正しい選択をしてくださいね」とこまるに言う。
こまるは混乱していた。
どうするのが最善なのか、本当に壊してもいいものなのか。
腐川は「あんたに任せるわ。任せるからには、何が起ころうが遺書に責任は負うわよ」とこまるに投げかけた。
悩んだ末にこまるが出した結論は「今は壊さない方がいいと思う。少なくとも…今は」というものだった。
すると、灰慈が扉を開き、中へ入ってきた。
モナカは「お兄ちゃん、モナカを助けに来てくれたんでしょ?」と灰慈に言う。
それを聞いた灰慈は笑い出し「親父の子だから仕方なく置いてやってただけだ!家族なんて思った事は一度もねーんだよ!」と吐き捨てるようにモナカに言った。
泣き出すモナカに、灰慈は「モナカ、お前はもう終わりだ!オレが終わらせてやる!」と畳みかけ、コントローラーを壊せとこまるに言った。
壊せと言う灰慈と、壊さないでと言う言子に挟まれるこまる。
それでも、こまるは壊さない選択肢を選ぶ。
しかし、外では集まった大人達がこまる達の様子を見ていて「壊せ!壊せ!」と叫んでいる。
そして灰慈は「壊せないならオレが手伝ってやる」と言って、「モナカにこれまでの事を全て正直に話せ」と詰め寄った。
モナカは語り始めた。
最初のきっかけは、まだモナカが希望ヶ峰学園付属小学校に通ってい時。
モナカが希望の戦士達に集団自殺をけしかけた時、江ノ島盾子が現れた。
その瞬間に、モナカは江ノ島盾子は自分の退屈な世界を照らす光そのものなんだと思った。
しかし、その出会いは偶然ではなく必然だった。
江ノ島盾子がモナカに接触してきた時、既にモナカは塔和グループの開発最高責任者だった。
人類史上最大最悪の絶望的事件に投入する為、モノクマを量産出来る企業を探していた江ノ島盾子は、モナカを利用する為に接触してきたのだった。
江ノ島盾子からの期待に応える為に、モナカはすぐにモノクマの量産を始めた。
父や兄もその行動を知ってはいたが、稼いでいるうちは好きにさせておこうという事で見て見ぬフリをしていた。
父である十九一が気付いた時には、既に人類史上最大最悪の絶望的事件にモノクマが大量投入された後だった。
そして、モナカにモノクマの生産を止めるように言ったが、モナカは父親を逆に脅した。
「今更遅いんじゃないかなー?そんな事したら、ジュンコお姉ちゃんにバラされちゃうよ?殺人マシーンのモノクマを大量生産してたのは、実は塔和グループでしたーって」
更にモナカは、自分でモノクマを作っておきながら、それに対抗する為の武器の製造も自分でしたのだと言う。
そもそも、毒ガスに有効な空気清浄機を開発出来たのも、毒ガスを製造したのが塔和グループだからであり、塔和シティーが事件の被害を受けなかったのは、絶望に加担していたからであった。
最終的には十九一も金と名誉の為に、あの事件に加担し、江ノ島盾子のパトロンみたいになっていたらしい。
だが、渚の話にもあったように、これからという時に江ノ島盾子は死んだ。
それでもなんとか立て直そうとしていたモナカだったが、父である十九一は「潮時だ」と言って絶望から手を引いた。
モナカの目的は、一貫して「コドモ達の楽園」でも「オトナ達への復讐」でもなく、「江ノ島盾子の遺志を継ぐこと」だった。
「世界を絶望に染め上げたい」という江ノ島盾子の遺志を継ぐ事こそが、モナカの目的だったのだ。
「コントローラーを壊せば、世界は絶望に染め上げられる」とモナカは言った。
やはり、コントローラーを壊す事を躊躇うこまる。
すると、言子が「思い出しました。コドモ達が被っているモノクマヘッドはモノクマの動力と連動してて…モノクマの動力が止まったのを認識すると爆発する仕組みになってるって…」と言った。
いつだったか、モナカとクロクマが話しているのを聞いた時の話らしい。
余計に混乱するこまるは、やはりコントローラーを壊す事は出来ない。
言子が言った事もモナカのハッタリかもしれないが、可能性としてある以上、壊す事はこまるには出来なかった。
それでも「壊せ」と言う灰慈。
その様子を見ていて、黙っていた腐川がようやく言葉を発した。
モナカに向かって「あんたの企みには乗らないわよ!あんた…『塔和シティーと未来機関の戦争』を起こそうとしてるんでしょ」と言った。
もしも本当に子供達が爆発する事になり、未来機関がそれを知ったら、まず間違いなく生き残っている大人の仕業と考える。
更に塔和グループがあの事件に加担していた事を知ったら、未来機関は塔和シティーの大人達を「絶望の残党」とみなす。
そうなったら、未来機関は目の色を変え、この街を制圧しようとするだろうと、腐川は予想していた。
しかし、モナカは「塔和シティーと未来機関の戦争だけじゃ終わらないよ」と言った。
世界に散らばる「絶望の残党」達も、塔和シティーの大人達を自分らと同じ「絶望の残党」だと思うはず。
そうすれば、絶望の残党達は塔和シティーに集まってくる。
「そして、ジュンコお姉ちゃんの起こした絶望が、もう1度この街を起点にして始まるんだよ」とモナカは言った。
続けて「そこまですればさ、2代目江ノ島盾子を名乗ってもいいよね?」と言った。
灰慈は困惑しながらも、モナカの話を「ハッタリだ」と言い続ける。
そんな灰慈を差し置き、モナカは「それで…結局こまるさんはどうするの?どうやって、これを終わらせるの?」とこまるに詰め寄る。
続けて「コドモの命を奪って、オトナから祝福される?それとも、コドモの命は助けてあげる?それだと…コドモのオトナへの虐殺は続いちゃうけどね。どちらを殺して、どちらを生かすか…これはそういう選択肢なんだよ」と言った。
そこまで言って、こまるに選択を迫るモナカ。
こまるが「む、無理だよ…私には壊せないよ…だって…そんな事したら…」と言葉に詰まると、モナカはすかさず「ううん、お姉ちゃんはそのコントローラーを壊すよ。モナカにはわかるんだー」と言った。
そして、子供達の頭が吹っ飛び、戦争がはじまり、新しい絶望の象徴である「2代目」が華々しく誕生する。それが、モナカの思い描いている未来だ。
それを聞きながら、言子が「あんたなんか、ジュンコお姉ちゃんの2代目なんて器じゃありません!」とモナカに言った。
するとモナカは「ねぇ、言子ちゃん…いつ『モナカが2代目になる』って言ったっけ?」と言い出した。
続けて「2代目江ノ島盾子になるのはモナカじゃなくて…苗木こまるさんだよー」と衝撃的な発言をした。
「世界を絶望に染め上げたい」という江ノ島盾子の願いを達成する為には、モナカよりも「苗木誠の妹」であるこまるが2代目江ノ島盾子になった方がより絶望的だ。
モナカは「だからねー、コドモ達を大量殺戮するのは、お姉ちゃん自身じゃないとダメなんだよー」とこまるに投げかけた。
コントローラーを壊した直後、その様子は未来機関へ映像として、モナカの「こまるが2代目江ノ島盾子を襲名した」というビデオメッセージ付で送られる手筈になっている。
灰慈は一貫して、それでも壊せと言ってくる。
渋るこまるとの堂々巡りだ。
モナカはその事態になる事を分かっていたようで「こまるさんの『復讐』の為に協力してって、お父さんとお母さんに頼んどいたよ」と言うと、手を叩いた。
モナカの合図と共にモノクマキッズがモニターをこまる達の所まで運んできて、映像を流した。
映像には、先程行った拷問部屋が映っていて、真ん中には一組の男女の死体が吊られている。
女性の着ているワンピースの裾には血で文字が書かれているようだった。
「こまる」「まこと」と書かれた血文字を認識した瞬間、こまるはその場にへたりこんだ。
それは、紛れもなく自分と兄の名前だった。
こまる以外は死体が誰なのか理解出来ずにいた。
モナカが「死に際に自分の子供の名前を残すなんて健気だねー。素敵な親で羨ましいよー」と言うと、腐川も「まさか…あの死体って…そんな訳ないわよ!」と気づいた様子だった。
しかし、モナカは「憎い?憎いでしょ?そりゃあ憎いに決まってるよね?あんな風に、大切な人の死体を弄ばれたら、ぶっ殺してやりたいくらい憎くて当然だよね」とこまるを煽った。
ビッグバンモノクマ
絶望に打ちのめされたこまるは、モナカを睨みつけ「そんなに壊して欲しければ…壊してやる。もうどうだっていい」と悲しみと怒りでコントローラーを壊そうとする。
腐川が止めるが、今のこまるにとっては、オトナやコドモ、この街、世界がどうなろうと、もうどうでもいい。
「どうなったって知るか!」と言って、コントローラーを振り上げるこまる。
そして、腐川に対し「腐川さん…ごめんね。私には…無理だったよ…私はお兄ちゃんみたいにはなれないよ…!」とこまるは泣きながら言った。
それを見ながら、モナカはニッコリして「こうなる事は最初から決まってたんだよ。あなたが抱いた希望は、最初から絶望する為のものだったんだもん。最初から絶対絶望するって決まってたの」とこまるに言う。
こまるは遂にコントローラーを壊そうとしていた。
その瞬間、腐川がこまるを突き飛ばし、コントローラーを奪った。
こまるはコントローラーを壊そうとしたけれど、本当のこまるはそんな事は望んでいない。
ずっと一緒にいた腐川には分かる。
だからこそ、自分がコントローラーを守らないとならない、という思いからの行動だった。
コントローラーを守る腐川を見て、モナカは「ダメガネ」と書かれた鍵をチラつかせた。
十神が捕らえられている倉庫の鍵だった。
「コントローラーと交換で鍵を渡す」というモナカは、腐川にも選択を迫った。
腐川にとってはこまるも十神も、大切な存在だ。
腐川が選んだのは、こまるも十神も連れて帰り、どっちも守るという選択肢だった。
一時、場は混乱状態となっていたが、そこへ窓の外からのぞき込むビッグバンモノクマが現れた。
ビッグバンモノクマは拳を振り上げ、エクスカリバー号を襲撃。
本来であればビッグバンモノクマは、灰慈と十九一しか操作出来ないように設計されていた。
灰慈がこまる達と一緒にエクスカリバー号に居る中で、誰が操作しているのかと、灰慈は疑問だった。
何故ビッグバンモノクマが動いているのか分からなかったが、ビッグバンモノクマは容赦なくエクスカリバー号を破壊している。
腐川達は巻き込まれないよう、こまるを連れて避難した。
モナカだけがその場に立ち尽くし、ビッグバンモノクマを見上げて「この感じ、知ってるかも……もしかして!」と笑って言ったその瞬間、ビッグバンモノクマはエクスカリバー号の天井を破壊した。
何とか外へと逃げてきた腐川とこまる。
こまるはまだ呆然としている。
そんなこまるの目を覚まさせたのは、腐川の平手打ちだった。
平手打ちした後、腐川は「痛いじゃないのぉ!」とこまるに叫んだ。
叩かれたのはこまるだが、叩いた腐川の手が痛かったらしい。
そして腐川は「でも…痛いのは手だけじゃない…人の顔を叩くなんて初めてよ!何させてんのよ!」とこまるに怒った。
更にこまるに対し「ほら…あんたも叩きなさいよ」と自分も叩くように言う腐川。
今まで友達が居なかった腐川は、こういう時にどうすればいいのか分からなかった。
こまるも腐川を叩けば、おあいこになるから「とにかく叩きなさいよ!」と腐川は言う。
腐川の気迫に負け、こまるは言われた通りに腐川に平手打ちをした。
するとこまるは「ホントだ…痛いの…手だけじゃないんだね…」と言った。
腐川は泣き出すこまるの頭を撫でながら「あたし達は一緒なのよ。あんただけじゃどうしようもない時は、あたしが頑張ればいいんだし…あたしだけじゃどうしようもない時は、あんたが頑張ればいい」と優しく言った。
そして、その後はいつもの腐川に戻り「言っとくけど…あたしは慰めも同情もしないわよ」と言い、「あれがあんたの両親かなんてまだ分かんないし。そんな訳わかんない事より、今よ。あんたは今どうしたいの?」とこまるに尋ねる。
こまるは泣きながらも、目には強い意志を宿し「どっちか選ぶんじゃなくて、大人も子供も助かる方法を探したい!」と力強く言った。
二人がそうやって話していると、コントローラーを狙ったビッグバンモノクマが目の前に現れた。
戦うと決意し、「腐川さん、手伝ってくれる?」と言うこまるに「当たり前じゃない」と腐川もこまると一緒にビッグバンモノクマに立ち向かった。
「もう諦めたりしない!捨てたりしない!屈したりしない!絶望なんかしない!絶対絶望するなんて…それは違うよ!」と腐川という友達の力を借りて強く成長出来たこまるは言う。
こまると腐川が協力して放った希望の弾丸がビッグバンモノクマを貫く。
二人の力で崩壊したビッグバンモノクマ。
ビッグバンモノクマは崩れていったが、結局誰がビッグバンモノクマを操縦していたのかは不明のままだった。
その様子を見ていた灰慈は「オレ達の希望が…」と呆然としていた。
モナカは、崩れた天井の瓦礫に挟まり、動けなかった。
モナカの所まで戻ってきたこまると腐川は「これで本当に終わりね…」とモナカに言った。
それでもモナカは「何も終わってないよ…こんなの…ただ結論を先送りにしただけじゃん。コドモの洗脳も、オトナ達の復讐心もそのままで…」と瓦礫に挟まれながら言った。
更に「ハッピーエンドでも、バッドエンドでもなくて、希望でも絶望でもないなんて!こんなの…最初の時と何も変わらないじゃん!」とモナカは喚いた。
モナカに近寄り、まだモナカを睨みつけるこまる。
モナカは「モナカを殺して、ささやかに復讐する?それはそれで、絶望的な終わり方だしいいけど」と言ったが、こまるは答えず「十神さんの部屋の鍵…渡して」とだけ言った。
拍子抜けの答えに戸惑うモナカだったが「このあたりが妥協点かもね…」と言って、大人しく鍵を差し出した。
十神という人質が居なくなれば、未来機関がやってくる。
そうなれば、「絶望の残党」も集まってきて、モナカの当初予定していた計画通りには程遠いが、ある程度の戦争は起こる。
「モナカも妥協してオトナになる」と最後に呟いた。
こまるの決断
鍵を受け取り、そのまま十神の元へ向かったこまると腐川。
瓦礫に埋もれながら、モナカは「これ何が…終わりだよ…ふざけんな…こんな…希望も絶望もしない終わり方なんて…」と吐き捨てる。
しかし、容赦なくエクスカリバー号は崩壊をしていく。
そんな中、「早く逃げないと」と慌てる言子は、瓦礫に埋もれたモナカを見つける。
そして言子はモナカに近付き「さっきまでの私は演技をしていただけです。私は今もモナカちゃんが大好きですよ。だから…モナカちゃんはモナカちゃんは最後まで、カッコ良く、可愛らしく、死んでくださいね。永遠にさようなら」と言ってどこかへ行ってしまった。
言子が去った後、モナカをスルーして出て行こうとする灰慈。
モナカは「お兄ちゃん!モナカに復讐したくない!?お兄ちゃんの手でモナカを殺したくない!?」と呼びかける。
しかし、灰慈は未だに呆然としており「希望…?絶望…?そんなもんどこにあるんだよ…」と言って、モナカに目もくれずそのまま出て行ってしまった。
一人残されたモナカは笑い出し「ああ、そっか…これが1番絶望的なんだね…」と呟いた。
その直後、轟音がしてエクスカリバー号は沈んでいった。
十神を助けに向かっていたこまると腐川。
こまるは腐川に対し「あのさ…まだ腐川さんに言ってなかったよね?子供も大人も助けるって…どうするのか」と話を切り出した。
腐川は「そ、そんなの…この街を出た後で、苗木達に相談して決めれば…」と言いかけたが、こまるは「私ね、この街に残るよ」と遮るように言った。
モナカが気付いた時には、召使いの背中におんぶされていた。
召使いは、瓦礫の街をモナカを背負いながら歩いている。
モナカと同じ様に召使いも今回の結末にはガッカリしていたが、ひとまずは最後まで見届けようとモナカの所に戻ってきたらしい。
「いっそ戦争が起きれば良かったのにね…そうしたらきっと、素晴らしい希望が生まれていたはずなのに」と召使いは残念そうに言った。
続けて「モナカちゃん、2代目になってみない?」と、2代目江ノ島盾子はモナカがなればいいと提案する。
しかし、そう言う召使いにモナカは「…キモイ」と一言だけ答えた。
その頃、神社にあった秘密の抜け道から塔和シティーから抜け出した十神は、誠に通信していた。
「生き残った『要救助民』も一緒だ」と十神は言い、秘密基地に居た大人達を一緒に脱出させてきた事を誠に知らせた。
しかし、「こまると腐川の姿はない」と十神は淡々と言った。
驚く誠に「説明は…本人からしてもらえ」と言って、ケータイで撮影した、こまるからのメッセージ映像を流した。
「えーっと…お兄ちゃん見てる?私がいなくて驚いたでしょ?なんか、最後まで心配かけてごめんね。あのね…言いたい事は色々あるんだけど…まずは、どうして私がそこにいないのか説明しておくね」と、こまるが話しだした。
時は遡り、十神救出直前に、こまるが街に残ると腐川に言い出した時。
腐川は「これまで、逃げて平和な暮らしを取り戻す為に頑張ってきたんでしょ?丸っきり逆の行動じゃない!」と戸惑いを隠せなかった。
こまるはそれに対し「さっき、私が『どっちも守りたい』って言った時にね…それまでの怖い気持ちとか迷いとか…急にどっかに吹っ飛んでっちゃったんだ」と真面目に答えた。
続けて「なんか、勇気が出てきて、それが本当に自分のやるべき事だって、自信が持てたからなんだと思う」と言った。
そして、このまま十神や腐川と一緒にこまるまで街から出て行ってしまったら、この街はどうなってしまうのか。
未来機関がやってきて、塔和グループの過去を知ってしまったらどうなってしまうのか。
更には「絶望の残党」まで集まってきてしまったら。本当にモナカの言う通り戦争が起きてしまう。
そうならないように、最後まで諦めず、この街に残り、どちらも守ると、こまる自身が決断したのだ。
そして、「腐川さんは十神さんと一緒に外に行って、未来機関を説得してきてほしい」と頼んだこまる。
しかし、腐川は怒っていた。
「あんたが残るって言ってんのに、あたしだけ帰るわけにいかないじゃない!あたしだって、『あんたと一緒』って決めちゃってるんだし…」と最後は恥ずかしそうに腐川は言った。
そして「あたしも一緒に残るわよ。あたしが自分で決めた事だから…文句は言わせないわ」と付け加えた。
その後、十神を救出し、「だからね…わたしがこの街に残ることにしたのは、誰かに強制されたりした訳じゃなくて…ちゃんと、自分で決めたことなんだよ」と誠に語り掛けた。
こまるは、誠のようになれる訳ではないし、誰かの希望になれる訳ではない。
だからこそ、誠達が「絶望の残党」をやっつけて、この街に迎えに来てくれる日を待つ事にした。
それと、両親については結局分からずじまいだった。
こまる達が再び拷問部屋に行った時には、何も残っていなかったからだ。
けれど、分からないという事は、まだ元気でいる可能性も残っているという事。
こまるは、「それを信じる事にした」と笑顔で言った。
そして最後に「今度会う時は…お兄ちゃんがビックリするくらいに成長してるかもよ。じゃあね、お兄ちゃん」と言って映像は終わった。
「そういう事だそうだ」と十神は誠に言った。
続けて「俺達はこのバカげた争いをさっさと終わらせ、あいつらを迎えに行かねばならない…あいつらの期待を裏切るわけにいかないからな」と言った。
その言葉に誠も頷き、「十神クン、ボクは決めたよ。もし次にこんな状況になったら…たとえ、それがどんなに危険な罠だろうと…ボクはそこに飛び込んでいくよ。自分の手で…ちゃんと終わらせる為にね」と力強く言った。
十神も「希望は伝染する…か。いいだろう…俺もしばらくはお前に協力してやるよ」と笑った。
荒れ果てた塔和シティーで、こまるは今日も元気だ。
腐川は相変わらず「あんたの寝相とイビキのせいで…安眠できないのよ!」と怒っている。
「それなら一人で寝ればいいじゃん」と言うこまるに、腐川は例の十九一の一件からすっかり幽霊を信じたようで「幽霊が出たらどうすんのよ…」と怯えていた。
気を取り直した腐川は「ほら、さっさと行くわよ。あたしらが目を光らせてないと…連中はすぐ争いを始めるんだから…」と言って歩き出す。
こまるは「ねー、ちょっと待ってよー!冬子ちゃんってばー!」と腐川を追いかけた。
『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』のゲームシステム
苗木 こまる
プレイヤーは基本的に苗木こまるを操作し、「拡声器型ハッキング銃」で敵への攻撃・妨害・探索補助をしてゲームを進めていく。
ハッキング銃には様々な効果があり、銃に装填する「コトダマ」を切り替える事で効果を変えられる。
コトダマ発射の流れは、Lボタンで構え、右スティックで照準調整、Rボタンで発射。
構えている間もこまる自体の移動は可能だが、視点は固定となる。
コトダマの切り替えは十字キーでも、□ボタンで出て来るコトダマの一覧でも変更が出来る。
こまるが普通の女子高生である為、アクションゲーム特有の回避や防御等は出来ない。
武器もハッキング銃のみであり、近接戦には向かない為、距離を取り遠目から狙うシューティング要素も強い。
コトダマ
ハッキング銃に装填する弾。
全部で8種類あり、基本は弾数に制限がある。
コトダマの種類はストーリー進行によって増えていく。
弾数はコトダマ毎に異なり、それぞれ「モノモノマシーン」等で手に入る「予備弾倉」によって回復する。
ただし、回復の機会は多くない為、通常戦闘時の撃ち過ぎには注意。
ボス戦のみ、弾数がある程度減少しているとライフ・バッテリーと共にフィールドに出現する。
自発破壊(コワレロ):青アイコンの通常弾。発射すると真っすぐ飛び、モノクマにダメージを与えられる。モノクマの弱点となっている左目の赤い部分に当てると大ダメージを喰らわせられる上に、次の自発破壊の威力が大幅アップ。
強制作動(ウゴケ):緑アイコンの探索補助弾。攻撃力はなく、フィールドを進む為に電気自動車を動かして道を作ったりと、特定のオブジェクトを稼働させる役割を持つ。弾数制限はない。
操作舞踊(オドレ):ピンクアイコンの攻撃補助弾。モノクマに当てると、その場で無防備に踊りだす。その間、余裕を持って狙いを定めて撃破する事が出来る。また、このコトダマを撃つと特殊な効果を発揮するモノクマもいる。
透明観察(カンサツ):紫アイコンの探索補助弾。攻撃力はなく、特殊なペンキで描かれている透明な落書きを見つける役割を持つ。
逆流噴射(フキトベ):水色アイコンの攻撃補助弾。射程や威力はあまりないが、広範囲に使える弾であり、相手を大きく後ろに吹き飛ばす事が出来る。強制的に距離を取る事も可能。
送電麻痺(シビレロ):黄アイコンの攻撃弾。モノクマに大ダメージと麻痺を与えられ、近くのモノクマや水たまりにも感電させる事が出来る。攻撃弾だが、謎解きで使用する事も多いコトダマ。
連撃燃焼(モエロ):赤アイコンの攻撃弾。自発破壊よりも速射性があり、マシンガンのような役割を持つコトダマ。他のコトダマと違い、弾数も多い為素早い攻撃が可能。
回路接続(ツナガレ):虹色アイコンの特殊弾。このコトダマを当てたモノクマを一定時間操作出来るようになる。ただし、モノクマ操作時はこまるが無防備になる為、使いどころが難しい。解除はいつでも可能。
デコダマ
強制作動・透明観察以外のコトダマに装備出来る、コトダマパワーアップアイテム。
各チャプターで存在するショップでのメダル交換で入手出来る。
各コトダマにはデコダマスロットが2つあり、攻撃力や弾数、弾速をパワーアップする事が可能。
デコダマシステム以外ではコトダマの強化が出来ない為、入手はしておいた方が良い。
また、組み合わせによっては「Good」や「Excellent」といった表示がされて、ボーナスが発生。
スキル
フィールドに落ちている参考書を拾うと習得出来る、ゲームを進める上でのサポート能力。
各スキルには、消費スキルポイントが決まっていて、最初は着けられる物が少ない。
スキルポイントはレベルアップによって上昇し、ゲームを進めていく中で着けられるスキルが多くなる。
種類としては体力や回復量増加、メダル獲得増加等もあれば、近くの敵を自動的にロックオンするタイプ等、様々。
ゲームオーバー / ゼツボウタイム
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目次 - Contents
- 『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』の概要
- 『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』のあらすじ・ストーリー
- 監禁生活
- 謎の黒服集団の助力
- 人類史上最大最悪の絶望的事件
- 脱出失敗
- 希望の戦士
- 腐川冬子との合流
- 殺すリスト
- コロシアム
- 大門の死
- 白いモノクマ
- 塔和タワー
- 苗木誠
- 超高校級の絶望
- クロクマ
- 攫われるこまる
- 渚の考え
- 召使い
- 腐川とこまる
- 楽園
- 最後の希望
- 渚の死
- 塔和ヒルズ
- 言子の裏切り
- 江ノ島盾子とモナカ
- 葛藤するこまる
- ビッグバンモノクマ
- こまるの決断
- 『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』のゲームシステム
- 苗木 こまる
- コトダマ
- デコダマ
- スキル
- ゲームオーバー / ゼツボウタイム
- モノックマンルーム
- ジェノサイダー翔
- モノクマ
- モノクマ
- ボンバーモノクマ
- サイレンモノクマ
- ジャンクモノクマ
- ガードモノクマ
- ボールモノクマ
- ビーストモノクマ
- デストロイモノクマ
- 『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』の登場人物・キャラクター
- メインキャラクター
- 苗木 こまる(ナエギ コマル/CV:内田彩)
- 腐川 冬子 / ジェノサイダー翔(フカワ トウコ/CV:沢城みゆき)
- 希望の戦士
- 大門 大(ダイモン マサル/CV:潘めぐみ)
- 煙 蛇太郎(ケムリ ジャタロウ/CV:上坂すみれ)
- 空木 言子(ウツギ コトコ/CV:荒浪和沙)
- 新月 渚(シンゲツ ナギサ/CV:伊瀬茉莉也)
- モナカ(CV:平野綾)
- その他
- モノクマ(CV:大山のぶ代)
- モノクマキッズ
- シロクマ
- クロクマ
- 塔和 灰慈(トウワ ハイジ/CV:三木眞一郎)
- 苗木 誠(ナエギ マコト/CV:緒方恵美)
- 十神 白夜(トガミ ビャクヤ/CV:石田彰)
- 葉隠 浩子(ハガクレ ヒロコ/CV:石黒千尋)
- 朝日奈 悠太(アサヒナ ユウタ/CV:青山桐子)
- 不二咲 太市(フジサキ タイチ/CV:宮田幸季)
- 召使い(CV:緒方恵美)
- 仲島花音(ナカジマ カノン)
- 『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』の用語
- 超高校級
- 人類史上最大最悪の絶望的事件
- 塔和シティー
- 希望の戦士
- 『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ジェノサイダーと腐川が同時に出現
- ゲーム内に「どこでもいっしょ」のトロとクロが登場