ドールズフロントライン(ドルフロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドールズフロントライン』とは、中国のサンボーンが開発しているスマートフォン用のゲームアプリである。民間軍事会社の指揮官であるプレイヤーは、第三次世界大戦により荒廃した近未来を舞台に、人工知能の反乱により襲い来る機械の兵士たちを撃退するため、銃の名前を冠する戦術人形と呼ばれる機械の少女を率いて戦うことになる。

エピフィラム

草丈30センチほどの離弁花。葉はなく、球根から伸びた茎の先端にゲッカビジンに似た白い花だけが生えている。
元々はコーラップス汚染を浄化するために新ソ連の研究機関90Wishで開発された改良植物であり、その球根は土壌や大気中からコーラップスを吸収、蓄積する能力を持つ。しかし、開花時に生物濃縮されたコーラップスを花粉として放出するという致命的な欠陥を改良できなかったために正式採用されることはなかった。計画が放棄された後も、同機関の科学者であるウィリアムはこのエピフィラムに固執し続けていた。その理由は、エピフィラムの開花により放出される高濃度コーラップスをコーラップス完全免疫所有者の選別に利用するためであった。
パラデウスによって廃棄都市タリンで栽培されている大量のエピフィラムは、難民を使った完全免疫所有者選別の実験だけでなく、OGASに適合できなかった失格異性体たちの処理にも利用されていた。

登場する団体・企業

グリフィン

新人指揮官(プレイヤー)の所属する民間軍事会社で、正式名称はグリフィン&クルーガー(GRIFON & KRYUDER)。ロシア内務省系の退役軍人であるベレゾヴィッチ・クルーガーにより2053年に設立された。戦術人形の有用性に着目し早くから戦術人形と戦術指揮官による部隊を運用している。自律人形製造の大手企業であるI.O.P.社と提携しており、戦術人形や装備の提供を受けている。また、不要になった戦術人形の返却も契約条項に入っている。返却された戦術人形は再改造により民生用として販売される。

イベント「特異点」において、これまでの雇い主であった正規軍のカーター将軍に裏切られ違法人形を所持するテロリスト集団として追討対象になるが、イベント「秩序乱流」の最終盤でI.O.P.社の口利きにより国家保安局の庇護下に入る。

AR小隊

グリフィン所属の特殊部隊「Anti-Rain小隊」の略称。M16A1、M4A1、M4 SOPMODII、ST AR-15の4名で構成されている。(後に追加メンバーとしてRO635が加入)他の戦術人形と違い人間の指揮官を持たず完全自律行動が可能であり、また同型機を持たず破壊されたら再生できない「人間に極めて近い人形」。シナリオパートでの実質的な主人公である。
ゲーム的にはメインストーリーの進行度によって配布される★4の戦術人形であり、その他の入手方法がないため解体したら再入手不可(図鑑からの復元は可能)、編成拡大に代用コアが必須などの特徴がある。(RO635のみ★5)

イベント「秩序乱流」において、M4A1だけでなく小隊の人形全員にルニシアの脳スキャンデータを基にしたメンタルモデルが使用されていることが発覚した。

404小隊

UMP45をリーダーとする戦術人形の傭兵集団で正式名称は「404 Not Found小隊」。UMP9、416、G11が構成メンバーである。
運営自体はある人物が行っているが、グリフィンやI.O.P.社の依頼を受けて汚れ仕事の極秘任務を引き受けている。シナリオパートでもちょくちょく登場し、AR小隊に強いライバル心を見せる。
存在を秘匿された部隊であり、作戦行動においては終了後に共闘した戦術人形から自分たちの記録を消去している。それゆえに「404 Not Found小隊」である。
AR小隊と違いゲーム中で製造が可能なためストーリー進行に関係なく入手可能である。

トンプソン小隊

トンプソンがリーダーを務めるグリフィン内の戦術人形部隊。民間・軍用問わずアメリカ製またはアメリカ軍正式採用の銃とスティグマを結んだ人形で構成されている。
古参かつ歴戦の猛者であるトンプソンが率いているため、よく激戦区に投入される。

FN小隊

FALをリーダーとするグリフィン内の戦術人形部隊。決してエリート戦術人形だけを揃えた部隊ではないが、隊長のFALと副隊長のFive-sevenの才覚により多くの戦果を挙げている。
メンバーの大半はベルギーのFNハースタル社製品を名前に冠する戦術人形で占められているが、特にそういう縛りで構成されたものではないらしい。

パレット小隊

RO635がリーダーを務めるグリフィンの戦術人形小隊。元々はRO635の指揮性能テストのために寄せ集めで編成された部隊である。
作戦終了後も小隊としては存続しており、RO635を助けるために出撃することもあった。エリート人形不在ではあるがM16A1からも「80点」と採点されるぐらいの活躍ぶりを見せる。

ATK小隊

隊長はK2。元々は遺跡警備任務のために臨時編成された小隊であったが、ある事件(「DJMAX」コラボ「Glory Day」を参照)をきっかけに正式な小隊となった。前線での戦闘ではなく警備や哨戒を務める二線級の部隊であり、グリフィン内では部隊としての活躍よりもバンドとしての演奏活動や音楽番組の制作・放送で知られている。
部隊名は「DJMAX」コラボ「Glory Day」のストーリー内においてメンバーのAEK-999、TMP、K2の頭文字を取って付けられた呼び名「ATK」から。
FN小隊の指揮下で動いており、ストーリー内でもM950AやK2の台詞からそれが伺える。

M950AのMODストーリーにおいてエル・クレアや音楽の妖精たちがパルディスキ潜水艦基地の戦いに参加していることが判明、「DJMAX」コラボ「Glory Day」はパラレルではなく正史であることが確認された。

IWS小隊

IWS2000が隊長を務めるグリフィンの戦術人形小隊。全員がオーストリア産の銃とスティグマを結んだ戦術人形で構成されており、優しく人望はあるがうっかり者の隊長IWS2000と冷徹非情な皮肉屋の副隊長AUG、そしてG17とSSG69がメンバーである。AUGによる辛辣なIWS弄りが日常となっているが、AUGにとっては愛情の裏返しである。

ウェルロッド小隊

ウェルロッドMkIIが隊長を務めるグリフィンの戦術人形部隊。全員が英国産の銃とスティグマを結んだ戦術人形で構成されており、潜入工作などを任されている。
当初は新規メンバーであるIDWと古参であるブレンの折り合いが悪くIDWが辛く当たられていたが、ある事件をきっかけにIDWの勇敢さが認められ小隊がまとまることとなった。

Kar98K小隊

グリフィンの古参エリートであるKar98Kが率いる小隊。基本的に他の小隊と行動を共にすることはなく、少数で敵地に潜入して大物狩りをするのが得意。
狙撃手にして隊長のKar98Kと陽動担当のStG44がメンバーであったが、EP10夜戦においてゲーガーを撃破するのに貢献した功績を買われて副狙撃手としてG43、観測手としてMP41が加入することとなった。

I.O.P社

yuku_sakana
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@yukusa_kana

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