バトルシップ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『バトルシップ』とは、ピーター・バーグによる2012年のアメリカ映画。元々は、海外のボードゲームを主体に映画化されている。多額の資本を投入し、映画化され、国内では評価の高い映画と言える。
孤立された状況下で、宇宙人の戦艦と戦うというストーリーである。他の星からやってきたエイリアンと、主人公の乗る艦との闘いが見所で、最新鋭の艦と未知のエイリアンの戦艦との戦いが手に汗して観られる。

アレックス達のアメリカ海軍の提督。つまり最高指揮者に当たる。リムパック艦隊の指揮をとる。
そしてサマンサの父でもあり、厳格な性格で、当初は娘に取り付こうとするアレックスをはたき落としていた。
しかし今回の戦いで、彼への印象は変わり、相変わらず辛口だがアレックスを見る目を変えてきている。

ジミー・”オーディ”・オード(演:ジェシー・プレモンス)

この物語の中で、ややではあるが、唯一のマスコット的存在。
エイリアンのヘルメットから、日光の直視は耐えられないという弱点を見抜く。
好青年な雰囲気を持ち、アレックスや、コーラとも親しい関係でいる。

ミック・キャナルズ(演:グレゴリー・D・ガトソン)

アメリカ陸軍の退役兵である。両足は膝から義足をしており、歩行訓練の為に今回、サマンサと山に登る事にした。
途中でエイリアンの存在を知り、キャルの情報を元に、身を隠しながらアンテナ発信基地に向かう。エイリアンの行動を妨害しようとするのであった。
また、途中、エイリアンと直接的に戦うが、1対1で、エイリアンのヘルメットを奪い、視力を弱らせた所、義足で絞め技を行い、エイリアンの意識を奪った。

キャル・ザパタ(演:ハミッシュ・リンクレイター)

ビーコンプロジェクトのメンバーの一人。オアフ島施設に勤めている。
当初より、宇宙人との接触は危険であると訴えていた。
その為か、少し離れた所に飛ばされたとも思われる。
予想していた通りになってしまったのか、地球外生命体が侵略者として接触してきた事に足を震わせた。
アンテナ基地に近い所におり、脱出を試みたが、部下がエイリアンにより殺された。
敵を討つどころではなく、当初は自分の命を真っ先に考える、普通の意味では正直とも思われる者であったが、サマンサとミックに出会い、情報を与えてしまったが為に、エイリアンの行動を阻止する一人に混ぜられてしまった。
しかし彼の功績は大きく、アレックスの艦にバリアを素通りさせて無線を飛ばし、アンテナ基地の位置を知らせるという大役を行った。

サブキャラクター

ウォルター・"ビースト"・リンチ(演:ジョン・ツイ)

アメリカ海軍兵曹。アレックスの艦の乗組員。
不時着した物体への調査にアレックス、コーラと共に向かい、ボートの操縦を担当した。
アレックスの艦の上官がいない事をアレックスに伝え、アレックスが指揮官だと伝える。

ノグレディ博士(演:アダム・ゴドリー)

国際ビーコンプロジェクトの本部にいる、外的生命体の研究の責任者。すでにプラネットGの存在も確認している。
状況を正しく判断し、各部署に海に不時着した物体が地球外のものであると判断する。そして、通信用艦も送り込んでいたと解析する。
その判断を、素早くおこない、忠告を行う。
キャルにもその旨を伝える。

ブラウリー中佐(演:リコ・マックリントン)

アレックスの乗る艦、「ジョン・ポール・ジョーンズ」の艦長。
エイリアンの艦の攻撃により死んでしまう。
彼亡き後、アレックスが本艦の指揮を執らざるを得なくなってしまう。

国防長官(演:ピーター・マクニコル)

アメリカ合衆国長官。
政治的に物事を進める。その為、意見を述べる者の所属を意識して接する傾向にある。
地球に不時着した物質が、プラネットGからの飛来物であるという仮説を頭ごなしに否定する。
最終意見を総理大臣に伝える役割の立場である為に、ことごとく慎重に意見を取り入れようとする。

mo_0u0rio6
mo_0u0rio6
@mo_0u0rio6

Related Articles関連記事

新宿スワン(漫画・ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

新宿スワン(漫画・ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『新宿スワン』はアンダーグラウンド系の日本の漫画である。作者は和久井健。講談社『週刊ヤングマガジン』で、2005年20号から2013年45号まで連載された。スカウトマンをテーマにした物語で、和久井にとって連載のデビュー作品となった。主人公は19歳の白鳥龍彦、通称タツヒコ。ライバルの死や暴力団がからむ違法薬物の取引、そして信頼していた仲間の裏切り、そして、タツヒコの知らないところで大きな復讐の計画が動き出していた。数々のトラブルに見舞われながらも逃げずに立ち向かうタツヒコの成長する姿を描く。

Read Article

ステキな金縛り(三谷幸喜)のネタバレ解説・考察まとめ

ステキな金縛り(三谷幸喜)のネタバレ解説・考察まとめ

『ステキな金縛り』とは三谷幸喜が監督したコメディ映画。三谷幸喜が生誕50周年に作られたエンターテイメント作品である。ストーリーはドジっ子弁護士の宝生エミが殺人事件を担当。被告人のアリバイを証明できるのは落ち武者の幽霊だけ。弁護士と落ち武者の幽霊が協力して、被告人の無罪を証明するために奮闘する映画になっている。主人公の宝生エミ役を演じた深津絵里は、第35回日本アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされ、その他の豪華キャストに落ち武者の幽霊・更科六兵衛役を西田敏行、速水弁護士役を阿部寛が演じている。

Read Article

ブラッシュアップライフ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

ブラッシュアップライフ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブラッシュアップライフ』とは、2023年1月に日本テレビで放送されたタイムリープ系ヒューマンコメディドラマである。脚本はバカリズム。主演は安藤サクラで、夏帆や木南晴夏などが出演する。市役所に勤務する近藤麻美は、ある時交通事故に遭って、33歳で亡くなってしまう。しかし死後の世界の受付で、来世でオオアリクイへの転生を告げられた麻美は徳を積んで再び人間に生まれ変わるために、赤ん坊から人生をやり直すこととなる。本作はザテレビジョンドラマアカデミー賞などで、多数の賞を受賞し高く評価された。

Read Article

新宿スワンの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

新宿スワンの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『新宿スワン』とは、和久井健による漫画作品で、スカウト業界を舞台に夜の新宿で繰り広げられる熾烈な生存競争を描いている。主人公・白鳥龍彦を中心に、裏社会での激しい人間模様が展開され、読者に深い印象を与えてきた。熱い友情、壮絶な戦い、内なる葛藤を描いた名言・名セリフの数々は、多くのファンの共感と評価を得ており、人生の教訓として広く語り継がれている。

Read Article

【新宿スワン】綾野剛らに野次馬殺到で浜松での撮影が一時中止…関ジャニ∞大倉忠義のロケにも不安の声【クローバー】

【新宿スワン】綾野剛らに野次馬殺到で浜松での撮影が一時中止…関ジャニ∞大倉忠義のロケにも不安の声【クローバー】

2015年に公開された映画『新宿スワン』。その撮影が浜松で行われることになった際、綾野剛ら映画の出演者たちに野次馬が殺到しました。当然、現場は大パニック…撮影が一時中止されるほどの騒ぎになりました。浜松では関ジャニ∞の大倉忠義が出演する映画『クローバー』の撮影も予定されており、こちらにもファンが押し寄せるのではないかと不安視されています。芸能人を見かけてテンション上がる気持ちはわかるけど、彼らは仕事で来てるんです。どうか邪魔しないであげてください。

Read Article

沢尻エリカの演技力が再評価された作品まとめ【ファーストクラスなど】

沢尻エリカの演技力が再評価された作品まとめ【ファーストクラスなど】

「パッチギ!」や「1リットルの涙」で高い演技力を見せた女優・沢尻エリカ。しかし「別に」発言でイメージが急降下、その後はゴシップ週刊誌やワイドショーを騒がせるようになってしまいました。そんな彼女でしたが、久々に出演したドラマ「ファーストクラス」の演技が再評価され、イメージが急上昇!ここでは、沢尻エリカの演技力が再評価されるきっかけとなった作品を紹介していきます!

Read Article

目次 - Contents