光月日和／小紫（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

CV：潘恵子

光月日和の母親。初登場時は旧姓の天月（あまつき）を名乗っている。大人になった日和と瓜二つであり、日和はトキの血を色濃く受け継いでいると言える。長く美しい浅葱色の髪と目が特徴。
浜辺で悪漢に襲われているところを光月おでんに助けられ、その流れで四皇”白ひげ”エドワード・ニューゲートのモビー・ディック号に乗せてもらうことになる。いつしかおでんと思い思われの関係になり結婚。モビー・ディック号の船上でモモの助と日和を授かった。おでんが海賊王ゴール・D・ロジャーの船に移る時に、モモの助と日和と共に同行。世界を旅する冒険に出かける。しかし道中一度ワノ国に戻った時に体調を崩したためモモの助と日和と共にワノ国に残った。

悪魔の実「トキトキの実」の能力者であり、その能力で自身や他者を未来に飛ばすことができる。ただし過去には戻れない。おでんがカイドウとオロチにより処刑された後、炎に包まれたおでん城にて能力のことを赤鞘九人男の一部に伝え、モモの助、錦えもん、カン十郎、雷ぞう、菊の丞の5人を20年後の未来に飛ばし、日和は未来に飛ばさずにそのままその時代に残した。

河松（かわまつ）

CV：水島裕／粕谷雄太（幼少期）

日和の父・光月おでんに仕えた忠臣・赤鞘九人男の一人で「河童の河松」の異名を持つ。また相撲の力士としての実力も高く「横綱河松」とも呼ばれていた。”河童”を名乗っているが、実はトラフグの魚人。幼い時に母親と乗っていた船が難破しワノ国に辿り着いた。母親は怪我をしてしまい国には帰れず、結局その後母親は死んでしまう。魚人は世界的に差別の対象とされることが多かったため、母親は幼い河松に自身を”河童”として生きるようにと言い残して亡くなった。ワノ国の浜でミンク族のイヌアラシとネコマムシと共に子供達にいじめられていたところをおでんに助けられて家臣となる。鍔のない愛刀「外無双（そとむそう）」を武器に「河童流」という逆手による剣術を駆使して戦う。また相撲も得意であり、剣がなくても相撲を使った体術で戦うことが可能。三度笠をかぶっている姿と、古風な喋り方、「カッパッパ」という笑い方が特徴である。

おでん城落城の際に日和を連れて水路から脱出。それから日和が13歳になるまでの7年間、日和を守り、日和を元気づけ、日和のために生きた。河松の尽力もあり一度は消え去っていた日和の笑顔も徐々に戻っていく。しかし日和は年々やせ衰えていく河松を見て、「自分のせいで彼が死んでしまうのではないか」と怖くなり、河松の元を逃げ出してしまう。日和が消えてしまい絶望に打ちひしがれる中、河松はカイドウ達に捕まり兎丼にある囚人採掘場に13年間幽閉されていた。

ルフィ達がワノ国を訪れて兎丼で大暴れした際に同じ赤鞘九人男の雷ぞうや菊の丞と再会。その後日和とも無事に再会を果たした。13年前に逃げ出したことを泣いて謝罪する日和に、河松は優しく微笑み日和の無事を喜んだ。

河松（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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河松（かわまつ）とは、集英社の発刊する『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。ワノ国の氏族・光月おでんの忠臣である赤鞘九人男の一人。”河童”と名乗っているが、トラフグの魚人である。鍔のない刀「外無双」を愛用しており、逆手による剣術「河童流」を使う。また相撲も得意。侍にして最強の力士でもある。長い間、囚人採掘場の牢獄に入れられていたが、主人公モンキー・D・ルフィが起こした騒ぎに乗じて脱獄。打倒黒炭オロチ・カイドウのために戦った。

傳ジロー／狂死郎（でんじろー／きょうしろう）

CV：岸尾だいすけ

日和の父・光月おでんに仕えた忠臣・赤鞘九人男の一人。少年時代は花の都の孤児であり、そのずる賢さで大人を騙して金をせしめて生活をしていた。自分よりも愚かな大人を見下していたが、おでんのことだけは強烈に尊敬している。そのため41年前の「山の神事件」後、錦えもんと共におでんを追いかけ回して最初の家臣になった。黒い髪を頭のてっぺんで一つに結んでおり、メガネをかけた一見穏やかな外見をしていたが、おでんをカイドウとオロチに殺されたことで姿が変貌する。

おでんが処刑された後、カイドウ達の追手の足止めをしていたため錦えもん達と離れ離れになる。そして一人堂に篭もり、おでんを失った悲しみ、守れなかった悔しさ、自分の不甲斐なさ、おでんを殺したカイドウやオロチへの憎しみを抱えて鬼の形相で慟哭し続けた。その結果人の良さそうな人相は凶悪なものへと変貌する。目はキツく吊り上がり、黒かった髪の毛は色が抜けて薄い水色へと変わった。同じ赤鞘九人男が見ても傳ジローと気づかないほど、かつての面影は消えていた。傳ジローは狂死郎と名を変えて、黒炭家御用達両替屋を営む。そしてヤクザ一家「狂死郎一家」の親分となり、「居眠り狂死郎」という異名を持つに至った。

遊郭も営んでいた狂死郎の元に、遊郭で働いていた女性達が花の都をさまよっていた少女を連れてくる。それは河松のところから逃げ出した日和だった。一目で少女が日和であることに気がついた狂死郎は、河松に代わり日和を守っていくことを誓う。日和の正体がバレれば命に危険が及ぶと考えた狂死郎は日和に「小紫」と名乗って生きるように提案し、自分が傳ジローであることは誰にも口外しないようにと伝えた。日和には常に着物に血糊を仕込んでおくように言っており、いざという時は「小紫の死」によって日和を解放するという段取りを事前に組む。その後お座敷で日和がオロチに逆らったところを狂死郎が斬るという大芝居で小紫は死に、日和は人知れず逃された。

傳ジロー／狂死郎（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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傳ジロー／狂死郎（デンジロー／きょうしろう）とは、漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、光月おでんに仕えた家臣集団「赤鞘9人男」のうちの一人である。おでんが処刑されて仲間が離散した後、己の無力さに絶望・怒りに憑りつかれた傳ジローは味方から見ても正体がわからないほどに風貌が変化する。それを利用して「狂死郎親分」となった傳ジローはオロチに取り入り、ひそかに復讐の機会を狙っていた。討ち入り決行のタイミングで正体を明かし、錦えもんたちの助太刀に加わる。

トコ

CV：菊池こころ

日和の父である光月おでんと交流のあった霜月家の当主・霜月康イエの娘。霜月家は光月に仕える五大大名の内の一つであり、屈強な一族であることで有名だった。オロチがワノ国を支配するようになってから、康イエはトノ康と名前を変えてえびす町で暮らしている。トコは都に売られて小紫のいる遊郭で禿（かむろ／遊女の見習い）として働いており、稼いだお金を父に送っていると明かされた。人工悪魔の実「SMILE」の失敗作を食べた影響で笑うことしかできなくなっている。いつも楽しそうに「あはははは」と笑っているが、それが本当の笑顔なのか「SMILE」の影響なのかわからない。

小紫の正体が光月日和であることを知っている数少ない人物。20歳も年が離れているものの、日和からは親友とされている。
小紫と共に黒炭オロチの城での宴に参加するが、その時に光月家の驚異を語って部下に馬鹿にされているオロチを思わず笑ってしまい不況を買う。同じ宴に参加していた麦わらの一味の考古学者ニコ・ロビンに助けられて遊郭に送り届けられるが、その後オロチからトコを殺すように命令を受けた人斬り鎌ぞう／キラーに追われることになった。宴の中でオロチに歯向かって世間的には死んだ小紫／日和と共に逃亡し、ロロノア・ゾロに助けられる。

黒炭オロチ（くろずみ おろち）

CV：岩崎ひろし

『ONE PIECE』物語開始時点のワノ国の将軍。黒炭家はかつて光月家に仕える五大大名の内の一つであったが、光月家の跡取りがなかなか生まれなかった時代にその時の当主が謀反を計画。そのことが露見して一家断絶された。生き残った黒炭オロチも幼い頃から壮絶な迫害を受けて育ったため、光月家を、しいてはワノ国自体に強い恨みを抱いている。光月家がいつか自分を滅ぼしにやってくることを恐れており、いつまでも怯えているため臣下達からは影で馬鹿にされている。自分に逆らったもの、自分に歯向かう者には容赦なく、その場ですぐに斬り捨てたり撃ち殺したりして粛清する冷酷無比な性格をしている。

日和の仮の姿、花魁・小紫に恋をしている。その思いは本物のようで、宴で小紫が自分に歯向かった際に殺すことを躊躇していた。しかし同じ宴に参加していた狂死郎が小紫を斬り捨て殺してしまう。それを見て涙を浮かべて狂死郎に怒り狂うが、謀反者を野放しにすれば他の者に示しがつかないという狂死郎の言葉に言い返せず、小紫を失った悲しみをその場にいた他の者にぶつける様が見られた。

火祭りの夜、鬼ヶ島城内で死んだはずの小紫と再会。優雅に三味線を優雅に弾く小紫の姿を見て、夢か幻か信じられないという思いを抱きながらも自分の好きな曲を弾いてくれとリクエストをする。

黒炭オロチ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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黒炭オロチ（くろずみおろち）とは『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、百獣のカイドウと手を組んでワノ国を牛耳る将軍である。動物系幻獣種「ヘビヘビの実 モデル・八岐大蛇」の能力者。かつてオロチの祖父が大名の座を狙って暗殺を繰り返していたことが露見し、幼いころから迫害から逃れるために貧乏暮らしを強いられた。国民全体を強く憎んでおり、ワノ国を亡ぼすことで復讐を果たそうとしている。食事や酒、女にこだわりが強く、派手好きな性格である。カイドウがルフィに敗北したことにより失脚した。

ロロノア・ゾロ

CV：中井和哉

『ONE PIECE』の主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の剣士。「海賊狩りのゾロ」という異名を持つ三刀流の剣士。緑色の短髪と隻眼が特徴。ルフィの初めての仲間で、『ONE PIECE』でも最古参のキャラクターの内の一人である。「世界一の大剣豪になる」という夢を掲げており、そのため強者との戦いに率先して身を投じる。

日和とはワノ国の鈴後のおいはぎ橋で出会った。オロチの怒りを買ったコトを連れて逃げる日和を助けた際に手傷を負い、気を失ったところを日和に介抱さる。その時に日和がモモの助の妹であることを明かされた。その後なんだかんだと日和を助ける場面が多い。

火祭りの夜、カイドウの居城の鬼ヶ島城内での戦闘に参加。ライブフロアにて最悪の世代の一人スクラッチメン・アプーと戦闘、屋上にてルフィ達と共に四皇カイドウ、ビッグ・マムと戦闘、そして鬼ヶ島城内で大看板の一人キング／アルベルと戦闘をする。キングとの戦闘の際に日和の弾く三味線の音が聞こえていた。

ロロノア・ゾロ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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ロロノア・ゾロとは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の剣士。三本の刀を操る三刀流剣技の使い手。「世界一の大剣豪になる」という夢を持っており、戦闘では積極的に強敵と戦う。黒い手ぬぐい、左目の傷、腹巻き、左耳の三連ピアスが特徴。最初に麦わら海賊団に加入したメンバーであり、副船長と度々間違われるが、公式では副船長という設定は明言されていない。武装色の覇気に優れ、ワノ国では覇王色の覇気にも目覚めた。

ゴール・D・ロジャー

ゴール・D・ロジャーとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、「海賊王」として800年に渡り誰も到達できなかった「偉大なる航路」の主着点「ラフテル」に辿りついた重要人物である。少年のような無邪気さと強者と戦いたいという野望を持つ一方で、仲間を非常に大切にしている為、仲間を傷つけられた時には容赦なく相手を叩き潰す非情さも持ち合わせている。

ガープや金獅子のシキなど多くのライバルと幾度となく戦いを繰り広げていたが、ある時ライバルである白ひげの船に乗っていた「サムライ」光月おでんと交戦する。三日三晩の激しい戦いの後白ひげ・おでんと酒を酌み交わしていたロジャーは、おでんがラフテルに到達するために欠かせない「文字」を操れることを知り自身の船に勧誘した。

白ひげからは反対されたがおでん自身の要望により、妻のトキと息子のモモの助、娘の日和共々ロジャーの船に乗り換える。兄のモモの助は「ロジャーと会ったことがある」と述べていたが、日和はまだ誕生したばかりだった為覚えていなかった。作中にはロジャーが日和を抱っこしてあやしている姿が描写されている。

その後「ラフテル」に到達後、ロジャーは海賊団を解散し、船医のクロッカスから大量の薬を受け取って船を降りる。その後ポートガス・Ⅾ・ルージュと出会って子を設け、自ら海軍に出頭して処刑された。この時の子供が後にルフィの義兄となるエースである。