越前リョーマ(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

越前リョーマ(えちぜんりょーま)とは『テニスの王子様』の主人公で、青春学園中等部1年テニス部レギュラーのスーパールーキーだ。名テニスプレイヤーと呼ばれた越前南次郎(えちぜんなんじろう)の息子で、物心がついた頃からテニスラケットを握っていた。アメリカ生まれの帰国子女で、アメリカのジュニア大会4連覇を誇る実力者だ。性格はクールで負けず嫌い。生意気な面もあるが先輩からも実力を認められていて、可愛がられている。FILAの白い帽子がトレードマークである。口癖は「まだまだだね」。

6月期 Dブロック 全勝でレギュラー入り

越前リョーマvs大石秀一郎 ○6-3●

青学3年の大石秀一郎(おおいししゅういちろう)は 3年生としての意地を見せ食らいつく。越前は大石のアウトになるボールを読み、特に展開はなく6- 3で勝利。Dブロック1位通過でレギュラー入りが決定した。

ストリートコート

越前&桃城vs泉&布川 スコア不明で敗北

地区予選の前、S3の枠を狙う越前と桃城は二人で先に決着を付けようとストリートコートへ向かう。そこは人気のコートで、既に何人もの出番待ち選手がいた。そのコートは1ゲームマッチで負けたら交代する、そしてダブルスのみというルールであった。ダブルスが初めてだった越前はかなりピンチ。1ゲームはサーブだけで勝ったが、泉&布川のペアは玉林中名ダブルスと呼ばれており、即席の越前&桃城ペアはあっという間に負けてしまう。挑発された越前と桃城は逆に奮起し、地区大会準々決勝に向けてダブルスで勝負することを決意する。

地区大会

1回戦 シード

準々決勝

青春学園vs玉林中 5-0で勝利
D2 越前&桃城vs泉&布川 ○6-2●

以前ストリートコートで戦ったペア。玉林中ペアはあの時戦ったのが青学レギュラーだったことと、越前と桃城が本当にダブルスを組んだことに驚いた。玉林中ペアはストリートコートでの試合で余裕の勝利をしているので挑発的だった。だが越前と桃城は「相手の土俵で叩きのめした方が愉快だから」と強気で、序盤から飛ばしていく。しかし玉林中の方がダブルスのスキルは圧倒的である。試合は玉林中のペースであった。越前と桃城はお互い守備範囲が広いので、どっちもボールを取りに行ってしまい反対がガラ空きになってしまうのだ。そこで二人は、真ん中を狙ったボールを「阿!」「吽!」と叫んで合図をする「阿吽戦法」というものを見せる。また、コートの真ん中にラケットで線を引いて、お互いの取るボールの範囲を半分に分けるという無謀な戦略に出た。それぞれがシングルスをしている状態で、桃城の「ダンクスマッシュ」も炸裂。リョーマもラインギリギリを狙うショットで、流れを青学ペアに持っていく。そして即席ダブルスにも関わらず6-2で勝利を収めた。

準決勝

青春学園vs水ノ淵中 3-0で勝利
出場なし

決勝

青春学園vs不動峰中 3-1で勝利
S2 越前vs伊武 ○6-3●

不動峰中2年の伊武深司(いぶしんじ)との試合。リョーマは序盤から「ツイストサーブ」で圧倒する。だが、伊武は「ツイストサーブ」を返して見せた。拮抗した試合の中、「1年はもっと苦労すべきだろ」や「ちょっとむかつくよなぁ ぶっ倒そ」など、伊武のお馴染みのぼやきが入る。伊武は「ツイストサーブ」に似た「キックサーブ」という技を繰り出した。それまで右手でプレイしていたリョーマだったが、「お互い本気でやろうか」と提案し、利き手である左手にラケットを持ち替える。流れは越前が掴み、4-0と突き放した。だが実は伊武が「スポット」という技を使っていた。「スポット」とは、トップスピンとスライスを交互に打たせることで筋肉が縮み上がり、一時的な麻痺状態にして相手の動きを止めるというものだ。リョーマは無理矢理体を回転させ打ち返すが、握力も一時的に麻痺しているのでラケットが手から滑り、ポールに当たって真っ二つになったグリップ部分が目に飛んできた。そして左目の上を切ってしまった。試合は中断され、止血処理をするがなかなか血が止まらない。だがリョーマはやる気満々だった。審判に「血が止まらないと試合をさせられない」と言われたリョーマは、応急処置で無理矢理止血し試合続行しようとする。心配し止める部員もいたが、やる気のリョーマに向かって部長の手塚は「10分でケリをつけなければ棄権させる」と言って試合は続くことになった。リョーマのプレーは鈍ることなく、先程よりもスピードが上がっていた。伊武も「スポット」と死角になっている左側を狙い4- 3と追い上げる。タイムリミットが迫るリョーマは、「スポット」の攻略法を見つけた。ラケットを持ち替えて返球することと、トップスピンを打たせないように体の正面に滑る打球を打ち続けることだ。リョーマはチャンスボールでスマッシュを放つ。そのスマッシュには逆回転がかかっており、伊武の顔面に迫った。伊武は咄嗟に手でボールを受けてしまいゲームセット。6- 3でリョーマが勝利した。

高架下コート 草試合

越前リョーマvs手塚国光 スコア不明で敗北

手塚が顧問の竜崎先生に直接「越前と試合をさせてください」と頼み、高架下のコートで草試合が始まる。詳しく試合は描かれていないが、リョーマは手塚に敗北していた。圧倒的なテクニックと無駄のないフォーム。手塚のテニスは完璧だった。今まで父親である南次郎に勝つためだけにテニスをしていたリョーマだったが、手塚に「越前 お前は青学の柱になれ」と言われ、熱い闘志を燃やした。

都大会

1回戦、2期戦 シード

3回戦

青春学園vs鎌田中 5-0で勝利
S2 越前vs前川 ○6-0●

試合当日リョーマは寝坊してしまい、エントリーの10時に間に合わなかった。エントリーに間に合わないと失格になってしまうため、顧問の竜崎先生はレギュラーでない1年の堀尾にリョーマのフリをさせた。リョーマは無事試合には間に合い、パーフェクトゲームで鎌田中の前川に勝利した。

4回戦

青春学園vs秋山三中 3-0で勝利
S3 越前vs二本松 ○6-0●
(試合描写なし)

準々決勝

青春学園vs聖ルドルフ学園 3-1で勝利
S3 越前vs不二 ○6-3●

聖ルドルフの不二裕太(ふじゆうた)は「左殺し」と呼ばれるほど左利きのプレイヤーに強い選手であった。リョーマの「ツイストスピンショット」も「ライジングショット」であっさり返してしまう。また、「ツイストサーブ」のように勢い良くバウンドする「ツイストスピンショット」でリョーマは 3-1とリードを許してしまった。しかしリョーマは不二の「ライジングショット」を真似て攻略しようと試みる。また、「ドライブB」でボールを大きく打ち上がらせ、ラインギリギリのところでバウンドさせた。これで不二の「左殺し」を封じることに成功した。不二は先輩で顧問も兼任している観月はじめ(みづきはじめ)に「怪我をしている左目を狙え」と言われるが、真っ向からリョーマと戦うことを選んだ。リョーマの勢いは止まらず、「ドライブB」を次々に決め、6- 3で勝利した。

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菊丸英二(きくまるえいじ)とは『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、青春学園3年のテニス部レギュラーである。高い柔軟性で軽快に動き回り、アクロバティックなプレイを見せる。また並外れた動体視力を持つ。ダブルスプレイヤーであり大石秀一郎(おおいししゅういちろう)とのペアは「ゴールデンペア」と呼ばれている。サーブ&ボレーヤーで、前衛での攻撃が得意である。人懐っこく明るい性格で、外ハネの髪と右頬に貼った絆創膏が特徴。語尾に「にゃ」を付けたり、「〜だよん」など、可愛らしい言葉遣いをする。

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財前光(ざいぜんひかる)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、四天宝寺中学校2年テニス部のレギュラーである。顧問曰く「天才」と呼ばれ、試合描写も少ないそのミステリアスさから「能ある鷹は爪を隠す」と表現される。プレイスタイルはオールラウンダー。毒舌でクールな性格かつ、気怠げな態度が特徴。左耳に3つ、右耳に2つのピアスを付けていて、ブログを書いているという現代っ子である。敬語の混じった関西弁に「〜っすわ」という語尾を付ける。本編では出番が少なかったが、人気の高いキャラクターだ。

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鳳長太郎(おおとりちょうたろう)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、氷帝学園中等部2年テニス部のレギュラーである。先輩の宍戸亮(ししどりょう)とダブルスを組んでいて、氷帝最強ダブルスと呼ばれている。プレイスタイルはサーブ&ボレーヤー。「一球入魂」という掛け声とともに放つ「スカッドサーブ」という超高速サーブを使用する。背が高く、短い銀髪が特徴。性格は穏やかでお人好しで顔立ちも良い。また家柄が良く育ちも良い。いつもクロスのペンダントをお守り代わりとして付けている。

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毛利寿三郎(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

毛利寿三郎(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

毛利寿三郎(もうり じゅさぶろう)とは、『新テニスの王子様』にて登場するキャラクターで、U-17日本代表の高校1年生である。播州弁を話すのが特徴で、四天宝寺中学校に在籍していたが、途中で立海大附属中学校へと転校している。自身の才能に甘えて練習を怠っていたため、関東大会で越知に敗北したことで一度は挫折を味わった。試合の後で病院へ行った際に目撃した幸村精市のリハビリ姿に心を打たれ、日本代表に選ばれるほどの努力を重ねた。越知とのペアは「超高校級ダブルス」とも言われてる。

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