桃太郎電鉄(桃鉄)のネタバレ解説・考察まとめ

『桃太郎電鉄』とは、ハドソン(現在はコナミデジタルエンタテインメント)で発売されていたすごろく形式のボードゲームである。一般的に「桃鉄」と省略されて呼ばれることが多い。生みの親はさくまあきらで、これまでシリーズ化されていた。
プレイヤーは電鉄会社の社長となり、各地の物件を購入して、最終的に総資産額トップを目指す。

ドジラ(ドジラース)・モモスラ

ドジラやドジラースは主に該当する主に大都市の物件駅の物件、モモスラは農林物件が多い該当する物件駅の物件を数件以上所有しているときに一定の確率で出現する。

ドジラやドジラースは1つの物件駅を攻撃する。モモトラマンがスタンバイ状態の場合、ドジラやドジラースと戦わせることができる。
モモトラマンが勝てばドジラやドジラースは退散する。
しかしモモトラマンが負けた場合、またはスタンバイ状態ではない場合、その物件駅の物件は未購入の状態にしてしまう。
ドジラースの場合はさらに周辺の駅も攻撃して物件を未購入の状態にしてしまう。

モモスラは初め、物件駅の上に卵の状態で登場する。数ヶ月後に孵化して物件駅を攻撃する。
卵の状態であれば金太郎カードを使うことで登場する「金太郎」、モモトラマンで取り除くことができる。しかし卵の取り除きに失敗、もしくは孵化までに何も対応しなかった場合、物件駅の物件は未購入の状態にされてしまう。

スリの銀次

有名人や歴史上の偉人などに変装して登場するスリの銀次。

持ち金が一定額以上の時、プラス駅、マイナス駅、カード駅、カード売り場などに止まったときに発生する。
スリの銀次が現れて、プレイヤーの持ち金を盗んでいく。盗む額は全額、半額、4分の1の額などランダム。
パトカードを持っているときには持ち金を盗まずに退散する。

豊作・凶作

水田を所有しているとき、9月に一定確率で発生する。豊作凶作のいずれかが発生する。

豊作:臨時収入が入る。
凶作:被害が発生し、その額を払う。

大雪

大雪が降ったことにより、スキー場が繁盛したことで臨時収入が入る。

12月から2月に発生する。大雪が降った地域によって損益が異なる。

北海道や北陸などのスキー場がある地域:臨時収入が入る。
東京などの大都市:大雪により被害が発生、その額を払う。

日本シリーズ

プロ野球チームを1球団以上所有しているときに一定の確率で発生する。
他のプレイヤーの球団またはCPU球団(他のプレイヤーが球団を所有していない場合)と日本一をかけて戦う。
勝敗の決め方はスコアボードにルーレット形式で数字を入れていく方法で、1回から9回までこれを繰り返す。
勝てば臨時収入が入るが、負ければ損害額を支払わなければならない。引き分けの場合はやり直しになる。

借金

借金でマイナスになっている。後ろにいるのは貧乏神が変身したキャラクター「キングボンビー」。

現在の持ち金よりお金を多く取られた場合、持ち金はマイナスになり借金状態となる。貧乏神やキングボンビーなどの悪行、損害系イベント、冬場のマイナス駅に止まるなどによって起こることがある。
もし借金状態になり、物件を所持している場合は、それを売って借金返済を行い持ち金をプラスに戻す。
物件がない場合、また物件を売り尽くしてもなお借金の場合は、持ち金がマイナスのままゲームが続行される。持ち金はプラスであれば白字や黒字で表示されるが、マイナスであれば赤字で表示される。
「徳政令カード」を使ったり、ワープ駅や目的地駅(作品による)に止まったりすると、借金を手っ取り早く帳消しにできる。

『桃太郎電鉄シリーズ』の登場人物・キャラクター

これから桃太郎電鉄シリーズに登場するキャラクターについて、主なものを紹介する。
本シリーズに登場するキャラクターは同じハドソン製作の「桃太郎伝説」に由来するキャラクターがいる(桃太郎、金太郎、浦島、夜叉姫、スリの銀次など)。

主要メンバー

桃太郎や金太郎、浦島、夜叉姫といったメンバーはゲーム中では架空のテレビ局PBSの関係者である。

桃太郎

昔話でおなじみの桃太郎。桃太郎電鉄ではPBSのキャスターとして勤めていて、イベントなどでニュースを読む際に登場する。ゲームスタート時の説明など、全般的にゲーム進行に関わる。
この他にゲームのオープニング映像では悪行を行うキングボンビーをやっつけるヒーローとして登場し、その後ゲームスタート画面でも中央に大々的に登場する。
また、「桃太郎電鉄V」で桃太郎ランドで遊ぶモードでのプレイヤーキャラクターである。
人間4人で遊ぶ場合、最初のプレイヤーの社長デフォルト名が「ももたろ(モモタロ)」である。

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