3月のライオン 第37話(第2シリーズ第15話)のあらすじと感想・考察まとめ

桐山と宗谷の記念対局が始まった。宗谷相手に奮闘する桐山の将棋を、記者たちが議論しながら見守っていた。宗谷と同じ新幹線に乗り合わせた桐山は、宗谷のある行動に気付く。
今回は「3月のライオン」第37話(第2シリーズ第15話)『Chapter.74 白い嵐② / Chapter.75 白い嵐③ / Chapter.76 白い嵐④』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「3月のライオン」第37話(第2シリーズ第15話)『Chapter.74 白い嵐② / Chapter.75 白い嵐③ / Chapter.76 白い嵐④』のあらすじ・ストーリー

桐山は、新人戦の記念対局の場に現れた和服姿の宗谷を見て、なぜか急に子どもの頃、家の庭に迷い込んだ大きな翼の白い鳥を思い出していた。

対局の様子を観覧するために来ていた記者たちが、和装で現れた宗谷を見て驚いていた。記念対局の場では双方スーツ姿で臨むのが通常だったからだ。宗谷は記者たちからのインタビューを受けている際、誤ってスーツがワインで汚れてしまったため、神宮司会長の計らいで、着物道楽の東野名誉九段から着物を借りていた。東野名誉九段は、宗谷に自分の着物を着てもらえるなんて名誉なことで、家宝にさせてもらうと会長に話すのだった。

桐山は、目の前に座って息をし、動いている宗谷を見て、これから自分と対局をしようとしているのと思うと不思議な気持ちになった。昨日記者たちに「あっという間に終わってしまわないように、集中して指したいです」と言った言葉を桐山は思い出し、しっかりしろと自分自身に気合を入れる。桐山は、宗谷との力の差があるのは分かっているが、勝つ目的以外で宗谷の懐に飛び込めば、一瞬で負けるだろうと思っていた。

宗谷と桐山の記念対局が始まった。初手合わせということもあって、互いをしっかり知っておくために相矢倉で指し始めたと対局を見守る人たちは分析した。
宗谷の最初の指し方を見て東野名誉九段が、宗谷から桐山への「もしもしあなたは誰ですか」というような質問状だと神宮司会長に話す。最初に宗谷の指した手が初めて見る手だったため、宗谷は指しながら研究しているのかと桐山は思った。桐山は、確かに宗谷を脅威に感じていたが、次に指していく手を読みながら、宗谷の攻撃を避ければ問題ないと思っていた。
見守っていた人たちは、宗谷に次いで中学生プロになっただけあって、桐山が宗谷相手に良く戦っていると話していた。この段階では桐山の方が良いのではないかという人もいたが、対局の中盤で桐山の方がむしろ優勢を取るのは、むしろ敗北フラグではないかという人もいて議論が起きていた。東野名誉九段は、対局を見守る人たちが議論するほどの実力を桐山が持っていることについて、「議論が起きるだけ大したもんじゃ」と楽しそうに会長に話す。

桐山は、勝負が進む中、自分が指す駒を置き、駒から手を放すと指先にかすかな痛みが走った。そこで桐山はハッと気付く。今自分が指した手は間違っていたことに気付いたのだ。ここで、自分の間違いを宗谷に気付かれれば後がないだろうと桐山は思った。宗谷は桐山の間違いに気づき、予想していた通りの場所に駒を指してきた。後がないと思いながらも、桐山はペットボトルの水を一気に飲み干し、自分を落ち着かせながら次への駒を指していく。厳しい局面を迎えた桐山は、何とかその場を逃げ切る。しかし、宗谷が次の一手となる駒を指してくる。そんな様子を見ていた東野名誉九段が、「宗谷君もまた悩ましい手を指してくる」と話す。この場面を桐山がどのように乗り切るのか、どうすれば正解なのかと、東野名誉九段は2人の対局を楽しそうに見守る中、桐山は淡々と駒を指していく。

頭の中でフラッシュのように駒音が光って、銀色に光る眩しい水が隅々にまで流れ込んでいくように、桐山は夢中で駒を指していた。

桐山は、最後に指した駒から指を離す際、指の表面を引きはがすような感覚があった、手を放した瞬間に、もう後がない、敗着だということが分かったのだ。それと同時に、もしここからの手を全て最善手のみで指し通せたとしたら、宗谷との対局はどこまでいけるのだろうかと思っていた。

宗谷との対局後の翌日、午前中に宗谷と同じ新幹線に乗り合わせることとなった桐山は、宗谷が対局する会場に長居するタイプだと思わなかったが、随分早く戻るのだなと感じた。桐山は、宗谷があまり他人と行動を共にしている姿や、笑って誰かと話しているところも見たことがなかった。自分が子供のころから宗谷を見てきたが、いつも一人でいる姿しか見たことがなかったのだ。
桐山は、ひとりで新幹線のホームで佇む宗谷を見て、不思議な感覚になった。宗谷と闘って負けたにも拘らず、桐山は疲れを感じていなくて、負けて重い気持ちにもなっていなかった。宗谷に勝てるわけがないと思って、はなから諦めて対局に臨んだわけではない。ただ、経験も研究も、年の差という時間の分だけ追いつけていなかったということが桐山には分かったのだ。その差はどのようにして詰めていけばいいのかまだ分からないが、負けても清々しくて楽しい気持ちでいられるのは、本当は宗谷に失礼のようなことに思うのだった。
桐山はずっとただ宗谷を神棚に祀って、勝手に拝んで、まるで人と思っていないような扱いをしていた。他の棋士と闘っているときは、どんなに力の差があっても、相手の思考がある程度読み取ることができるのに、宗谷だけはただ真っ白で思考を読み取れなかった。桐山は将棋を指している間、2人でずっと真っ白い中にいたような気がして、それをとても心地良く感じていた。

記者たちは、こんな感想戦は初めて見たと話していた。それは、2人が一言も話さずに感想戦を進めていったからであった。
対局が終わって感想戦に入ると、桐山はいきなり黙ってすごい勢いで駒を並べ始めた。そして、桐山が敗着となったきっかけの一手ではなく、本譜にはなかった手を指したのを見て、宗谷が小さく頷いた。さらに、桐山が感想戦が終わって一瞬自分の右手の指をちらっと見た時、桐山のその些細な動作だけで、宗谷は「そういうもんだよ」といったのだ。
一言も話さず進む感想戦に、桐山の些細な動作だけで宗谷が発した一言を聞いた記者たちは不思議に思うのだった。

桐山は感想戦の時、考えていたことが口に出てしまっていたのかと思いびっくりしていた。言葉にしていないのに、宗谷には自分の考えていることが通じていたからだ。静かで明るくて、何も怖くない、こんな世界があるのかと思った。

昼過ぎに新幹線が仙台駅に入ったところで動かなくなった。台風の影響で、新幹線の運行を見合わせることになったためだ。新幹線を降りようとした桐山は、宗谷が座席で熟睡しているのを見つける。桐山は、そんな宗谷を放っておくこともできず声をかける。桐山は宗谷に現状を説明するが、その言葉が何も届いていないかのような表情に、胸がざわつくのを感じた。

そして、桐山は宗谷と記者とのちぐはぐなやり取りに対して、疑問だった全てのピースが合致したのだった。

このまま放ってはおけないと感じた桐山は、宗谷の手を引いた。今まで宗谷の周りから音が消えて見えていたが、実際はこの人の中に音が無かったのだ。どうして、いつから音が聞こえなかったのか分からないが、宗谷の耳にはもう何も届いてはいなかったのだ。

仙台駅にはアナウンスが流れ続け、重たい雨の湿気の中、構内には多くの人で溢れかえっていた。桐山は、周りの人たちより出遅れてしまっていたため、切符の払い戻しやホテルの手配などに並ばなければいけないことを宗谷に説明していた。しかし、宗谷の手助けで桐山はスムーズに手配することができた。そのため、桐山は宗谷の耳が聞こえていないということに現実感がなかった。

二人はコンビニで買い出しをして、ホテルへと向かう。桐山が歩き出せば宗谷も歩き出し、立ち止まれば同じように立ち止まった。桐山の後ろを神様が付いてくるのであった。

「3月のライオン」第37話(第2シリーズ第15話)『Chapter.74 白い嵐② / Chapter.75 白い嵐③ / Chapter.76 白い嵐④』の感想・考察

「3月のライオン」の動画放送情報

地上波・BS・CS 放送スケジュール

・NHK総合テレビ 2017年10月14日(土)23:00~、10月21日(土)23:20~(※レギュラー放送時間25:55~)

その他配信系 配信スケジュール

・J:COMオンデマンド メガパック 2017年10月15日(日)12:00~
・Hulu 2017年10月15日(日)12:00~

「3月のライオン」アニメ全話のネタバレ解説まとめ

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