ソウルイーター(Soul Eater)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ソウルイーター』 (SOUL EATER) は、大久保篤による日本の漫画作品。『月刊少年ガンガン』にて、2004年6月号から2013年9月号まで連載され、2008年4月から2009年3月までアニメシリーズも放送された。
「職人」であるマカとその「武器」ソウルが、死神様の武器「デスサイズ」を作り出すための戦いをベースに、鬼神との熾烈な争いが描かれる。

発言頻度は少なかったがマカの決めセリフであり、CMなどで頻繁に使われていた。敵と相対した際に発せられる言葉であり、マカと言えばと問われると真っ先に思い浮かべられるセリフでもある。

この勇気を世界中のみんなに見てもらおう!!! この魂の共鳴を!!!

マカが発した漫画『ソウルイーター』を締め括る最後のセリフである。ラストデスサイズとなったソウルが大衆の前でピアノを演奏している様子を眺め、彼が遠い存在になってしまう恐怖を覚えたマカが、ソウルの「マカのおかげで逃げることをやめた」「この音も二人で作ってきたものだ」という言葉に勇気をもらったときに叫んだもの。人は簡単に恐怖するが、簡単に勇気ももらえる。その勇気を世界中に伝えていこうといこうという決意のセリフであり、何度鬼神が復活しても人間はそれに負けない力があるという意味が込められた、作品を締め括るにふさわしい言葉である。

ピアノから逃げたり何かを捨てたからって生まれ変われる訳無いからな。どうせなら全部引きずってやろうと思ってね

最終話において、ピアノから逃げ自身の「姓」も捨てていたソウルがそれらと向き合い、すべてを引きずって生きていく決心を固めた際のセリフ。作品を通して自身の境遇に苦悩し続けていたソウルの成長の証であり、「主人公」ソウルの物語の結末とも言える。以後彼は「ソウル=イーター」から「ソウル"イーター"エヴァンス」へと名を改めた。

俺が進む道は生者を殺す鬼の道じゃない。死者を生かす武の道だ!!!

妖刀モードを御するため、椿の精神世界で『中務の意志』と対面した際のセリフ。それは倒れていった者達の想いすらも背負っていくという重い決意の宣言であり、武を極める道を進もうとも決して鬼神の道へは進まないという答えでもあった。ブラック☆スターが迷いを振り切った瞬間であり、武神への確かな一歩を踏み出したターニングポイントであるセリフ。

神にできる事が俺にできないわけねェだろ!!! 俺にできねェ事は俺にしかできねェ事だ!!!

鬼神の放ったビームを口から飲み込み吐き出した際に言い放った台詞。つまりは出来ないことなど何もないという事である。実にブラック☆スターらしい尊大な台詞であり、口にした事すべてを現実にしてきた彼の生きざまを象徴している名台詞。彼の芯が初期から何一つブレていないことが分かる台詞でもある。この人間離れした芸当には鬼神もビビった。

青くさいことと思うかもしれない。だが理想は持つだけでは意味がない。理想を掴む努力をしなければ。酸いも甘いも経験した先のない思想で理想をつぶすのが大人の考えと言うのなら───俺のことはずっと子供(キッド)と呼べばいい!!

魔女との交渉を終え月へと急ぐキッドが、魔女からの支援を信じ敵の攻撃の中を突っ切る際に言い放った台詞。死武専と魔女との確執は深く、根拠なく信じるのは愚かだという正論に真っ向から反論した。事実魔女達の支援は実現し、鬼神打破に大きな進展を見せる事となった。父死神様の時代とは違う新しい時代の到来を予見させる名セリフであり、キッドの指導者である神としての精神的成長が伺える。

規律は変わろうとしているんだ…。俺も変わらなければならない!

左右対称を絶対信条とするキッドが、右腕にのみバンダナを巻き付けた際に放った台詞。この行動は今までのキッドではあり得ない行動であったため、変わりゆく世界の為にキッドもまた変わっているのだということが読者へ即座に伝わった名シーン。

『ソウルイーター』の主題歌

OP曲

T.M.Revolution『resonance』

ソールイーター OP resonance-T.M-Revolution

youtubeから転載。https://www.youtube.com/watch?v=K_rk3MWWQJA

Tommy february6『PAPERMOON』

ED曲

6btoshiiiii
6btoshiiiii
@6btoshiiiii

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