のだめカンタービレ(漫画・アニメ・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『のだめカンタービレ』とは二ノ宮知子による日本の漫画作品。クラシック音楽をテーマにしており、講談社『Kiss』にて連載された。第28回講談社漫画賞少女部門賞を受賞。ドラマ、アニメ、映画、小説、ゲーム、CD、韓国でのドラマ化など、多種多様にメディア化され、世間にクラシック音楽ブームを起こした。千秋とのだめが音楽を通じて出会った人々との交流で成長していく様を描いている作品。主人公「のだめ」こと野田恵とエリート音大生・千秋真一が音楽を通じて出会った人々と交流し、成長していく様を描く。

CV:諏訪部順一

10月23日生まれ。血液型B型。身長178cm。群馬県出身。
実力派チェロ奏者。ボストン留学から日本に帰国。RSオケの創設メンバー。
かなりの女好きで、押売コンクール優勝時に3人の彼女たちがお祝いに駆けつけバッティング、修羅場になった。
RSオケの女子はレベルが高かったが、後に帰ってきたいという思いから手を出さずにいた。
彼女の1人である島袋いずみの夫から暴力を受け、足を骨折した過去がある。ボストンでも女性関係でトラブルを起こし、日本へ逃げ帰ってきた。

高橋 紀之(たかはし のりゆき/演:木村了)

CV:石田彰

ヴァイオリニスト。パリのコンセルバトワールに17歳で留学。ブッフォン国際ヴァイオリンコンクールで3位入賞。RSオーケストラの公演で衝撃を受け、コンマスとして入団したいと千秋に直談判をした。留学する三木清良の後釜としてRSオケのコンマスの座に就いた。千秋をかなり気に入っており、千秋留学の話を聞きショックを受けた。
日本に帰国した三木清良とは、コンマスの座を常に争っている。

江藤 耕造(えとう こうぞう/演:豊原功補)

CV:中井和哉

4月6日生まれ。血液型O型。身長175cm。桃ケ丘音楽大学ピアノ科教授。大阪府出身。
関西弁を話すエリート教師。優秀な生徒のみを担当し、「エリート専門江藤塾」と呼ばれ、ハリセンを手に持ちスパルタ熱血指導をする。優秀な生徒は自宅に招き、泊まり込みでレッスンをする。あだ名は「ハリセン」
千秋真一の担当だったが、教育方針に反抗され口論の末、担当を交代した。
のだめと千秋が連弾をした時それを聞いていて、のだめの実力を知った。一流のピアニストに育てるためいつものようにレッスンを開始しようとするが、のだめに拒否され指導方針を変更。ハリセンを捨てた。
のだめがコンクールに出場する際には自宅に泊まらせ連日にわたり熱心な指導をした。
のだめからは「のだめと千秋のボケとツッコミ」という日本のエスプリの師であると言われている。

妻のかおりはかつて声楽をやっており、のだめがコンクールで着用したドレスはすべてかおりの物。

谷岡 肇(たにおか はじめ/演:西村雅彦)

CV:小形満

桃ケ丘音楽大学ピアノ科教授。落ちこぼれ専門と言われている。
のだめの担当教師として3年間のだめの望むように「もじゃもじゃ組曲」や「おなら体操」の制作に尽力した。
「やる気のない生徒にやる気を出させるほど、やる気のある教師でもない」と自分で言っていた。江藤から破門された千秋の担当になり、壁にぶつかってもがいていた千秋をのだめとの連弾をさせることにより、壁を乗り越えさせた。

多賀谷 彩子(たがや さいこ/演:上原美佐)

CV:生天目仁美

4月7日生まれ。血液型A型。身長157cm。神奈川県出身。千秋の元カノ。多賀谷楽器社長令嬢。声楽科所属。容姿端麗、プライドが高い。千秋からは「底意地が悪い」と言われている。海外に行けず落ち目になった千秋と別れたが、未練を持っている。スランプに陥った時に千秋とヨリを戻そうとするが断られてしまった。
学祭で彩子が所属するオペラ研究会が上演した「COSI FAN TUTTE(コシ・ファン・トゥッテ)」は女の貞節などないという哲学者に言われた2人の男が自分たちの恋人の貞節を試すため自分たちは遠くへ行ったことにして、変装して相手を変え、恋人を口説く物語。主人公ドラベッラは他の男にすぐに心を揺らし、妹フィオルディリージは自分の操は岩のように堅いと男を跳ね除ける。
ライバルの菅沼沙也が演じた主人公・いやらしい浮気女ドラベッラは、男と別れた後、いつも千秋に声をかける自分の真似をしている、と聞かされた。みっともない自分を認め開き直ってその思いを歌に込めた瞬間、スランプを脱した。

菅沼 沙也(すがぬま さや)

画面左が菅沼沙也

CV:新井里美

彩子の同級生でライバル。大学祭で彩子が欲しがっていた役を演じることになり好評を博した。彩子曰く「見ていて恥ずかしくなるぐらいイヤらしい演技」は、千秋に未練を残す彩子をモデルにしていた。
千秋からは「小さな枠に収まりきれない演技力がある」と評された。

後に、白い薔薇歌劇団の主宰を務め、千秋の指揮でRSオケと「魔笛」の公演をした。

カイ・ドゥーン

画面左がカイ・ドゥーン

CV:斧アツシ

ドイツ人。ベルリン弦楽四重奏団の1人。三木清良の師匠。元ベルリン・フィルのコンマスを務めていた。若い頃、シュトレーゼマンと共にマルレオケに所属していた。
シュトレーゼマンが桃ケ丘音楽大学を去った後、講師として招かれた。理事長・桃平美奈子を巡ってシュトレーゼマンと争っていた。「百戦錬磨の世界のコンマス」称されている。
清良が出場した押売コンクールを見に日本に来ており、RSオケの第1回公演を聞き、千秋に興味を持ち、RSオケの練習に突然参加し、千秋を含む団員を指導した。
「ヨロシク」を間違えて「ヨロシコ」と発音している。

千秋の両親

三善 征子(みよし せいこ)

CV:三石琴乃

千秋真一の母。家族を顧みない夫・千秋雅之と離婚し実家の三善家に戻っている。若い芸術家を援助する財団を運営しており、のだめの援助もしている。パリでのだめと千秋が生活していたアパルトマンは三善家の持ち物。
千秋の飛行機恐怖症を取り除いたのだめを気に入っており、メル友となっている。千秋に「のだめちゃんはあなたの天使なんだから、大切にしなさいよ」という程のだめを気に入っている。

千秋 雅之(ちあき まさゆき)

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