ドキドキ！プリキュア（ドキプリ）のネタバレ解説・考察まとめ

CV：宮本佳那子

トランプ王国出身の少女。11月4日生まれのさそり座。
ジコチューの侵略を受けて必死に戦うも全く歯が立たず、アンジュの決死の助けによってトランプ王国から逃亡、その後行方不明となったアンジュを探している。
そして祖国のトランプ王国を救うという使命を背負っている。
人間界では剣崎真琴と名乗りアイドルとして活動している。人々を歌で笑顔にすることに誇りをもつ。
また、厳しいスケジュールもこなすプロ意識のもち主である。
しっかり者で相手に強気な態度をしているが、かわいいものに執着したり、人間界の知識に疎いといった一面がある。
トランプ王国ではマリー・アンジュに仕える歌姫であり、アンジュの笑顔を見るために歌ったりと敬愛している。
また、アンジュからは妹のように扱われ、2人きりのときには「アン」と呼ぶように求められていた。
幼少時に両親を事故で亡くしているが、「アンジュがいたから寂しくなかった」と述べている。

1人孤独に戦ってきた経緯からマナ達のことを信用していなかったが、マナ達の説得と誠実な態度を見て考えを改め、共闘していくことを誓う。
祖国を滅ぼしたキングジコチューの娘であるレジーナに対しては敵視していたが、マナのレジーナへの気持ちは理解しており、複雑な気持ちで過ごしていた。
しかし、自身もレジーナの素顔を知ることで態度を軟化させていく。

プロトジコチューを撃破したあと、アンジュとの別れを受け入れられず泣き崩れたが、アンジュの「あなたの歌声を世界中の人々に届けてください」と励まされたことで悲しみを乗り越え、再度アイドルとして歌うことを決意する。

円亜久里（キュアエース）

CV：釘宮理恵

小学4年生の少女であり、物語中盤で登場したプリキュアである。
見た目は幼いが物腰は大人びているため厳しい言動も多いが、優れた能力がある者に対しては素直に称賛し、自らも苦手を克服するため努力する性格の持ち主。
甘い物が好物であり、年相応で茶目っ気のある一面もみせている。

正体はアンジュの「プシュケー」の片割れであり、誕生したあとは人間界に不時着し、直後に肉体が約10年分に急成長する。
そのあとは茉里によって保護され、円家の養子となる。
また、茉里を「おばあさま」と呼ぶ。これらの経緯のため、誕生日がない。
マナたちより戦闘能力は上だが、当初変身は5分しか維持できない欠点がある。

当初は戦闘に巻き込むのを避けるために友人を作ろうとしなかったが、マナたちの諭しや、クラスメイトのエルと親友になったことで友人の大切さを学ぶ。
ジコチューとの戦いが終わったあとは、アンジュに向かって「あなたの意思は、わたしが受け継ぐ」と誓った。

アイちゃん

CV：今井由香

「アイ」「きゅぴ」といった言葉で感情を表現するが、次第に片言の言葉を話せるようになる。
背中に生えた羽で自由に飛行するほか、「きゅぴらっぱ〜!」と叫びながら涎掛けについているアップリケのハートマークを発光させることで超能力を発揮する。
プリキュアたちの感情に応じてプリキュアに力を与えるアイテム「キュアラビーズ」を作り出すことが可能。
哺乳瓶を出現させるキュアラビーズを所持している。

正体はベールによって「プシュケー」を失ったアンジュが、妖精として生まれ変わった存在。
その直後に、卵化して人間界の河原に不時着したところをジョナサン（ジョー岡田）によって彼の運営するアンティークショップの「ソリティア」で保管され、第8話でマナたちが初めて店を訪問した際に復活する。
「妖精としてプリキュアに力を与える」「闇の力に対するシールドとしての役割をはたす」ことを使命とする。
そのため、ジコチューの力の源となる「ジャネジー」を減衰させることが可能。
アイちゃん自身は亜久里（キュアエース）のパートナーであり、彼女の変身の際は涎掛けのアップリケから「ラブアイズパレット」が出現する。

ジョー岡田（ジョナサン・クロンダイク)

CV：櫻井孝宏

マナたちに「キュアラビーズ」を渡した人物。
屋台で骨董品やアクセサリーを販売していたが、後にマナたちの住む街で「ソリティア」というアンティークショップを開く。
掴み所のない性格で、六花からは不信に思われている。
当初からプリキュアの秘密やアンジュの行方について知っているのではと疑惑をもたれていたが、六花や真琴から追及を受けてもはぐらかし何も語ろうとしなかった。
正体はトランプ王国の戦士「ジョナサン・クロンダイク」であり、マリー・アンジュの婚約者。
トランプ王国がジコチューに襲撃され、アンジュとキュアソードが地球に脱出したあとに人間界へ来ていた。

キュアソードがアンジュに仕える以前に遠方の警備で城を離れていたため、真琴やダビィとは対面するまで面識がなかった。
その経緯もあってか、真琴からは信用されていなかったが、祖国を守れなかったことを悔やんでいることを真琴に知られて以降は和解している。
トランプ王国の戦士ということもあり身体能力や戦闘能力は常人よりも優れているが、プリキュアに比べて体力が劣るため行動についていけないことがある。
氷漬けになったマリー・アンジュをジコチューたちから奪還したあとは、彼女を追っ手から匿うために姿をくらませていた。
しかし、そのアンジュがダミーであることまでは知らなかった模様。
最終回においては、ジコチューとの終戦後に髪型もスタイルも一新して「トランプ共和国」の初代大統領に就任する。

妖精

プリキュアの変身アイテム「ラブリーコミューン」への変身能力をもつ妖精で、それぞれの動物をモチーフとしており、空中を浮遊するほか人間に変身することが可能。また、ジコチューの闇の鼓動を感じ取ることでその出現を把握することができる。
各々頭の飾りと同色の形が異なる襟飾りをつけている。
シャルル、ラケル、ランスは三姉弟の関係で、シャルルが長女、ラケルが長男、ランスが末っ子である。

シャルル

熱心かつ、がんばり屋だが、マナの軽率な行動を制止できないなど空回りすることもある。
小さいことを理由に過小評価されるのを嫌っており、自分の存在を強くアピールする節がある。
生まれてすぐマリー・アンジュによって地球へ送られたためトランプ王国のことを知らない。
マナのパートナーであり、人間の姿に変身した際は中学一年生くらいの少女の姿になり、マナの生徒会の仕事を手伝った。

ラケル

弟のランスの軽率な行為を諌めるしっかりとした性格だが、泣き虫でもある。
生まれてすぐマリー・アンジュによって地球へ送られたためトランプ王国のことを知らない。
六花のパートナーである。
格好つけた言動をすることもあり、人間の姿に変身した際は小学生くらいの少年の姿になった。

ランス

甘えん坊でマイペースな性格だが、プリキュアへの変身を躊躇うありすを説得する芯の強いところもある。
ありすがプリキュアに覚醒後は彼女の手や頭などにくっついていることが多い。
生まれてすぐマリー・アンジュによって地球へ送られたためトランプ王国のことを知らない。
ありすのパートナーである。
居眠りしていてマナたちに学校の理科室に置いてけぼりにされ、深夜の町中をさ迷っていたところを偶然ありすとセバスチャンに拾われ、2人にプリキュアとジコチューの秘密を教えたことをあかした。
ほかの妖精に比べて未熟なところがあり、よくドジを踏んで災難にあうことが多い。
特にアイちゃんに耳を噛まれ、失神することがしばしばある。
人間の姿に変身した際は小学校低学年くらいの小さな男の子の姿になった。

ダビィ