北斗の拳の必殺技まとめ

『北斗の拳』とは原作・武論尊、作画・原哲夫による日本の漫画である。アニメや映画など、様々なメディアミックスがなされた。199X年に起きた核戦争によって文明と人々の秩序が失われ、資源をめぐって争いが繰り返される世紀末が舞台。そんな世界で救世主として現れた伝説の暗殺拳"北斗神拳"の伝承者・ケンシロウの生き様を描くハードボイルドアクションである。今回、誰もが憧れ一度はマネをしたであろう北斗神拳の技の数々を紹介する。

突進しながら拳で連続攻撃を仕掛ける。「北斗百裂拳」のジャギバージョンのような技。ケンシロウの「北斗百裂拳」より威力は劣る。

北斗羅漢撃(ほくとらかんげき)

兄弟の中でケンシロウの最初の相手となったのがジャギである。そのジャギが闘いの中で使用したのがこの「北斗羅漢撃」である。
両腕を素早く動かし、無数の腕の残像を作り出す。その状態のまま相手に突進して高速の突きを繰り出すという強烈な技。技名に含まれているように阿修羅を彷彿をさせる。他の兄弟に遅れをとるジャギが憎しみ、恨み、妬み、嫉み、ありとあらゆる感情、その全てを捨てられし者だけが極められる技として取得した。

ちなみにジャギは本人が口にしている座右の銘「バカめ!勝てばいいんだ、なに使おうが勝ち残りゃあ!!勝てばよかろうなのだ!」の通り、含み針を使用してでも勝つために攻めたが、ケンシロウに全てを見切られ敗北した。最後まで他の兄弟に勝てなかったが多くの仲間に慕われていたジャギは無念であっただろう。

北斗千獄拉気拳 (ほくとせんごくらっきけん)

司刑隊が支配する郡都、X郡都の司刑隊長であるダルジャに対し、ケンシロウが使用した。
顔面に強烈な初弾を打ち込み相手をひるませた後、極限まで力を溜めこみ凄まじい数の拳を相手の全身へと叩き込む奥義。

無想転生(むそうてんせい)

北斗神拳の究極奥義であり深い哀しみを背負う事で習得できる。作中ではケンシロウとラオウが習得した。
「無想転生」とは、「無から転じて生を拾う」という意味である。

「あらゆる敵の攻撃に対して無想にして適切な反撃を行い、敵にとっては無想、故に予測不能な攻撃を仕掛ける技。」という公式の説明の如く、その実体を空に消し去ることによって敵の攻撃をかわし、その身体に一撃を与える。無想転生を発動させた相手をには、ありとあらゆる攻撃が通じず、回避も無効となる。
なお、この奥義を習得した者同士が戦った場合、ラオウ曰く「赤子の喧嘩同然の勝負になる」らしく、全ての奥儀が意味をなさなくなってしまう。ケンシロウとラオウが最終決戦で対峙した際は全霊の拳による殴りあい「死闘」となった。

南斗聖拳

南斗獄屠拳(なんとごくとけん)

南斗聖拳の技。シンがケンシロウに対して使用した。
飛び蹴りから突きを繰り出し、両肘、両膝を切り裂く。北斗神拳の伝承者となったケンシロウを一撃で戦闘不能にした。

南斗千首龍撃 (なんとせんしゅりゅうげき)

シンが使用した南斗聖拳の技。リベンジしてきたケンシロウに対して使用した。
肉体を突き抜くほどの手刀を多数繰り出す。その突きの速さは手が何本にも見えるほどだが、力をつけてきたケンシロウは技を見切った。
原作では名前がなく、アニメで名前がついた。

南斗飛燕斬(なんとひえんざん)

南斗聖拳の技。漫画には登場せず、アニメでシンが使用した。
垂直に飛び上がり、飛び蹴りを放つ。蹴りが外れた場合でも衝撃波で体が裂ける。効果範囲が広いので、多数を相手取るときに有効な技である。

南斗飛竜拳(なんとひりゅうけん)

シンが使用した南斗聖拳の技。原作では使用されず、アニメオリジナルとなっている。
呼吸法によって体を硬質化させた相手に使用した。正拳突きを連発し、硬質化した体を打ち砕いた。

南斗施鷲斬(なんとししゅうざん)

『ユリア外伝—慈母の星—』でシンが使用した南斗孤鷲拳の技。
無数の手刀を繰り出す。その姿は羽を広げた鷹のように見える。

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