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n1kameyamaのレビュー・評価・感想

ゼノブレイド2
9

素晴らしいRPG

ゼノブレイド2は2017年12月1日に任天堂スイッチ用RPGとして売されたゲームです。このゲームは雲海という雲の海に浮かぶ巨神獣(アルス)という生き物の上で生活していた主人公のレックス。レックスは雲海の下にあるお宝を引き上げる仕事をして生計を立てていたところにおおきな依頼がレックスのもとに舞い込みます。その依頼をきっかけに作品のヒロインホムラと出会い、ホムラの故郷である楽園という場所に連れていくとレックスは約束する。その道中レックスとホムラはいろんな人と出会い、一度は挫折をするものの一歩一歩着実に成長していくことが感じられる作品となっております。初めて間もない頃は操作が少し難しいかもしれませんが、やればやるほど上達するゲームとなっております。そしてそのやりこみ要素は豊富に設けられており、広大なマップと綺麗なグラフィックとが相まって長時間やっていたくなるようなゲームです。キャラクター一人一人の作りこみとそれに沿った各自のストーリーを見てクリアするだけでもかるく70時間以上を費やすかもしれません。一つのゲームをできるだけ長時間やっていたいと考えている方にとてもおすすめです。ぜひともこのゲームを一度手に取ってみましょう!

ファイナルファンタジーVIII / FINAL FANTASY VIII / FFVIII / FF8
6

RPGゲームソフト感想

1999年にスクエアからプレイステーション用として発売されたRPGソフトで、タイトル通り同社の看板シリーズ「ファイナルファンタジー」シリーズの8作目にあたります。
主なあらすじは兵士養成学校パラムガーデンに所属する主人公スコールは少女リノアとの出会いや蘇った魔女との闘いに巻き込まれ、数奇な運命を辿っていく…という流れです。
前作「Ⅶ」が商業的にもシリーズとして大成功をおさめ、そのため本作は前作よりも予算が倍増され、ハリウッドとの連携や200名にも及ぶスタッフによる実に豪華な制作体制が敷かれ、ゲームの要所要所で流れるPSソフト屈指のCGムービーの出来やシリーズ初のオーケストラの導入を始め、発売前後もTVでよく取り上げられるなどゲームファン以外の客層にも幅広く宣伝された事もあり、新たなFFファンの開拓もかねてFFの名を更に広めるきっかけになった作品といえます。
ストーリー面ではスコールとリノアの恋模様を中心にライバル・サイファーや魔女イデアの謎を絡めた愛憎入れ混じるメロドラマ的な雰囲気が印象的で、ゲーム中途中で入れ替わるプレイヤーキャラ・ラグナの真相など、ドラマ面でも完成度の高さが伺えます。
また、キャラクターのステータスをカスタマイズできるジャンクションといったシステムや、従来の召喚獣にあたるキャラをG・Fと称したりと新規システムも多彩でした。

男はつらいよ 柴又より愛をこめて
10

式根島の景色、きれい

家出中のあけみちゃんと式根島に行くので、すごく景色のいい映像が流れます。海の近くの自然温泉があったり、景色のいい丘みたいなのがあったり、行ってみたいなと思いました。あけみちゃんに恋をする茂さんもすごく優しげでいい青年だなと思います。あけみちゃんも人妻なのに、そんなことになっちゃって大変だったなと思いました。あけみちゃんの家出騒動はすごくおもしろくて、社長さんがテレビに出て呼びかけたり、大変でした。テレビで泣く社長さんを、みんな呆れてみてましたが、娘がいなくなりゃあ、あれくらい心配すると思うのに、みんな、ひどい!と思いました。まあ、あけみちゃんが柴又に帰ってきてよかったです。マドンナは、島の教師です。島で子どもたちと仲良く、しっかり教育していて、だいぶしっかりとした、凛とした女性でした。寅さんが憧れるのも無理ないなって感じだし、生徒たちも憧れの先生みたいでした。そのマドンナの恋もステキだなと思いました。情熱とか女学生のような甘い恋とかそんな感じではなかったけど、娘さんを思いやる二人、仲良く買い物とか食事とかして、親しくなっていったのでしょう。大人の恋とか結婚ってそういうのがいいのかもしれません。寅さんは振られちゃってかわいそうでしたけど、同じ失恋をしたもの同士で飲み明かしたり、楽しそうだと思いました。

アイカツ! / Aikatsu!
10

アイカツが大人に好かれるワケ

ここで紹介させていただくアニメはテレビ東京系列で放送されていた「アイカツ」です。
恐らくここでアイカツと聞いて、小さい娘向けのアニメだから大人には合わないんじゃないかと一蹴してしまう方も少ないくないかなと思いますが、それはとても勿体ないなと思ってしまいます。
そこで、アイカツとはどんなストーリーなのかと言うところを簡単に紹介していこうと思います。
今作の主人公「星宮いちご」は弁当屋さんの看板娘であり、ある時にクラスメイトの「霧矢あおい」に誘われトップアイドル「神崎美月」のライブを見てアイドルに憧れる所から始まります。
ごく普通の中学校に通っていてアイドルとは程遠い「星宮いちご」だったが、アイドルに憧れる気持ちが日に日に強くなりトップアイドルを数多く輩出するスターライト学園に転入を決めるのである。
スターライト学園に転入してからは、所謂アイカツ(アイドル活動)を日々こなしていきトップアイドルを目指していく。
大まかなあらすじだけ読むとごく一般的なストーリーで、やっぱり小さい娘向けなんだろうと思うかもしれませんが、トップアイドルを目指していくストーリーは自分の目標のためにひたむきに頑張る姿はむしろ大人になったあなたに刺さることでしょう。
また、アイカツは女児アニメとは思えないような多様な楽曲でファンを集めております。
アイドルらしい可愛らしい曲からガンガンなROCK曲、おしゃれなEDM調の曲と、様々な曲で沢山のステージを彩っており飽きさせないと言った沢山の大人のファンを味方につけているのが魅力だと思います。

GOEMON(映画)
7

俳優の顔ぶれだけでもワクワクする。

紀里谷和明監督作品の2作目となるこの作品。

スピード感も映像的にも、そして江口洋介さんはじめ、要潤さんや広末涼子さんなど人気俳優たちが目白押しで出演しています。

もちろんストーリー性も悪くはない。

というよりもとても良かったのですが、 逆にこのストーリーで行くならもっと演出が古臭い感じの方がよかったのではないかと思います。

昔の時代劇のような演出もありかも。

なぜかと言うととても綺麗なCGで細部を表現しているので、近代的なところもあり、だったらいっそのこともっとパンチが欲しいというかどことなく物足りなさを感じました。

逆にこのCGで行くなら、アクションをもう少し複雑にするとか。

広末涼子さんの茶々姿もキレイなのですが彼女の今のイメージと、私が描いている歴史上の茶々のイメージとはちょっとかけ離れていて、こちらも違和感。

広末涼子さんの透明感や純粋そうなところに「はねっかえり」「負けん気」「無邪気でちょっと短気」みたいなどちらと言ったら落ち着きのないところがあればもう少し良かったのかも?と思います。

と、いろいろと言ってますが楽しかったんです。

だからこそ、「もう1押し!」が欲しかった。

例えばゴエモンか忍者の誰かが生き残り、ラストに心のよりどころみたいなものや、何かを予感させるところがあったりなど。

脚本、演出、俳優、どれをとっても四番打者と言った感じで、それがより集まれば必ずしもよいとは限らないという感じ。

良いんだけど、期待している分、残念かも。

男はつらいよ 私の寅さん
10

留守番寅さん

いつもとは逆に、寅さんがとらやで留守番をするシーンがあります。1人で寂しくとらやにいてイライラとかもするんだけど、みんなが帰ってくるときにご飯を用意したり風呂を沸かしたりしてあげたりしていて、ああ、寅さん優しいなと思いました。ヒロインは岸恵子さんです。絵描きさんで、すごく自分をもっている自立した女性でした。金持ちでハンサムな知り合いのことを大嫌いといったり、かっこいい感じの人でした。岸さんは寅さんの友達の妹という役回りなのですが、この友人が昔さくらが好きだったという設定があります。でも、そのころのさくらってほんとこども、幼稚園児くらいじゃないのかと一瞬不穏な気持ちになりました。この友達もあまり稼げてなくて、好きなことやってて寅さんによく似た感じでした。やっぱ、類は友を呼ぶって感じですかね。岸さんとの恋は、他の人とかそういうことではなく、絵があるし、寅さんのことはそう見ることははできないということで終わってしまいます。結構はっきり振られたなと思いました。その後、岸さんは外国に行ってしまいます。そこから手紙が届きます。ヒロインから手紙が届くというエンディングもよくありますが、この終わり方結構味わい深くて好きです。

SHAME -シェイム-
9

主人公の恥じていることを扱った映画

セックス中毒の兄(マイケル・ファスベンダー)と恋愛依存症の妹(キャリー・マリガン)がそれぞれに抱える心の傷(恥)について扱った映画です。

終始、主人公(マイケル・ファスベンダー)が行きずりの女性(時には男性)とセックスをしている映画です。
セックスシーンもエロさはなく、主人公がセックスをしているシーンの表情は、どれも苦しみに悶えて、痛みを感じているようにも受け取れます。

主人公はセックスをすることによって、心に抱えた傷(恥)から現実逃避しているようにも感じました。

何故、この兄妹は心に傷(恥)を負うことになったのかはラストまで明確には説明されませんが、具体的なことはネタバレになるので書きませんが、恐らく、この兄妹が育った生い立ちに関係していることが示唆されます。

映画の全体的なトーンは、常に暗く乾いた雰囲気でアクが強い作品のため、観る人を選ぶ作品です。しかしどんよりと暗い雰囲気の中にも主人公の葛藤や苦悩が描かれているため、全く退屈しない、むしろ主人公の痛みがひしひしと伝わって来るような映画でした。

マイケル・ファスベンダーとキャリー・マリガンの演技力に改めて驚いた作品でした。
まだ観たことがない方はぜひ観るべき映画だと思います。

Fate/stay night [Unlimited Blade Works] / Fate/stay night [UBW]
10

人間のあり方

歴史上の人物をサーヴァントという使い魔として従えた7人のマスターたちが、最後の1人になるまで戦い、何でも叶う聖杯を勝ち取るという物語です。マスターが敵と同盟を組んで仲間になって、共闘したり裏切ったりする人間ドラマがあります。マスターが自分のサーヴァントと死別するシーンやマスター一人ひとりにストーリーがあり、感動するシーンがたくさんあります。それに一人ひとり正義があり、正義と正義のぶつかり合いがあり、あまり相手を憎めないシーンがあり、と人それぞれ思うところがあるのでそこも見どころの一つだと思います。それに歴史上の人物の個々の生い立ちまで語られるので、推しキャラのことが深く知れて感情移入してしまい、歴史が好きになりました。そのうえ、作画がとてもきれいで映画でも見ているような感じで胸が躍ります。
主人公の衛宮士郎がギルガメッシュという最強の英霊と戦うシーンが個人的にはとても感動しました。残酷なシーンもありました。マスターのイリヤスフィール・フォン・アインツベルンをサーヴァントのギルガメッシュが目を刺して殺すところがとても残酷で残忍なシーンでした。しかし多少血やグロテスクなシーンがありますが、本当に多少なので、苦手な方も安心して見れます。個人的にラストシーンは想像できなかったためとても驚いて感動しました。

西川貴教 / T.M.Revolution / ティー・エム・レボリューション
8

バンド、ソロ歌手と来てついに4回目のデビュー!

西川貴教といえば、紅白出場、ガンダムなどのアニメ作品の主題歌を持つ「T.M.Revolution」ですが、実は「T.M.Revolution」がデビューする前にバンド「Luis-Mary」としてデビューしており(ブレイクできなかった為に解散)、T.M.Revolutionとしての活動を10年間した後に、バックバンドのメンバーを引き連れた新しいバンド「abingdon boys school」を立ち上げています。
そして満を持して本名で新しくデビューしたのが「西川貴教」です。
T.M.Revolutionと西川貴教の違いは、T.M.Revolutionの作曲が浅倉大介、作詞が井上秋緒と決まっていた物を一切なくして、様々なアーティストと音楽活動をしていくという物です。
2019年にはSINGularity(シンギュラリティ)というアルバムをリリース。
ロックからオーケストラまで、長い音楽活動での人脈を使った布陣で、布袋寅泰が作曲したUNBROKENはT.M.Revolution時代のアップテンポな楽曲をより力強いものにしています。
LUNA SEAのベーシストJとコラボしたREAL×EYEZ(リアライズ)は20年以上の親交を裏切らない楽曲で、仮面ライダーゼロワンの主題歌としてリリースされました。

Diner / ダイナー
8

蜷川実花ワールド全開!!

蜷川実花が監督を務めているだけあり、総合的に見て芸術的な作品だったと思います。
評判を聞く限りではそこまで期待できるような映画ではなかったのですが、個人的には心に刺さりまくる映画でした。もともと小説が原作であるので、原作を超える映画を作るのは難しいですが、この映画は一つの作品としてみることができました。ただ、映画というだけあってキャラクター全ての背景が全くつかめないので、小説も後ほど読むとより楽しめるかと思います。
キャストに関してはこの組み合わせは神でしょ!というくらいマッチしていて、いい意味で役者の無駄遣いでした。蜷川監督ならではのキャスト集めでさすが!の一言に尽きます。全員のセクシーさと美しさがもう心を鷲掴みでした。また一つ一つの動作が素敵でかつ狂っていて、見入ってしまう世界観は、さすが蜷川監督にしか表現できないものが感じられました。
それから、この映画の中で出てきている料理も素敵で魅せられました。あの狂った日々の中で味も見た目も完璧な料理を提供している姿にも心打たれますし、是非レシピ公開をしてほしい(笑)
本当に目を離す隙のない映画で、久しぶりに映画館へおかわりしに行く映画に出会えた気がしました!!