人間のあり方
歴史上の人物をサーヴァントという使い魔として従えた7人のマスターたちが、最後の1人になるまで戦い、何でも叶う聖杯を勝ち取るという物語です。マスターが敵と同盟を組んで仲間になって、共闘したり裏切ったりする人間ドラマがあります。マスターが自分のサーヴァントと死別するシーンやマスター一人ひとりにストーリーがあり、感動するシーンがたくさんあります。それに一人ひとり正義があり、正義と正義のぶつかり合いがあり、あまり相手を憎めないシーンがあり、と人それぞれ思うところがあるのでそこも見どころの一つだと思います。それに歴史上の人物の個々の生い立ちまで語られるので、推しキャラのことが深く知れて感情移入してしまい、歴史が好きになりました。そのうえ、作画がとてもきれいで映画でも見ているような感じで胸が躍ります。
主人公の衛宮士郎がギルガメッシュという最強の英霊と戦うシーンが個人的にはとても感動しました。残酷なシーンもありました。マスターのイリヤスフィール・フォン・アインツベルンをサーヴァントのギルガメッシュが目を刺して殺すところがとても残酷で残忍なシーンでした。しかし多少血やグロテスクなシーンがありますが、本当に多少なので、苦手な方も安心して見れます。個人的にラストシーンは想像できなかったためとても驚いて感動しました。