男はつらいよ 柴又より愛をこめて

男はつらいよ 柴又より愛をこめて

『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』とは、1985年12月28日に公開された山田洋次監督による映画作品。渥美清主演による人気コメディ映画「男はつらいよ」シリーズの第36作である。タイトルの『柴又より愛をこめて』は映画『007 ロシアより愛をこめて』に由来し、シリーズ第16作以来20作ぶりにタイトルから「寅次郎」表記が除かれた。マドンナ役に栗原小巻を迎えたほか、川谷拓三や田中隆三らが出演している。
物語は、タコ社長の娘・あけみが家出したことから始まる。頼まれた車寅次郎は身を寄せ先である伊豆の下田から式根島へと彼女を追い、島で出会った美しい教師・真知子に一目惚れする。あけみを連れて帰京したのち、上京してきた真知子と再会した寅次郎だったが、彼女から堅物の男性・酒井との結婚について相談を受ける。寅次郎は寂しさを抱えつつも真知子の幸せを第一に考え、その背中を優しく押して再び旅へと出て行くのだった。
本作は興行的・評価ともに高く評価され、第10回日本アカデミー賞において優秀監督賞(山田洋次)、優秀主演男優賞(渥美清)、優秀助演女優賞(美保純)、優秀音楽賞(山本直純)、優秀美術賞(出川三男)、優秀録音賞(鈴木功、松本隆司)など多数の部門で優秀賞を受賞した。

男はつらいよ 柴又より愛をこめてのレビュー・評価・感想

男はつらいよ 柴又より愛をこめて
9

あけみちゃんが活躍。

あけみちゃんがかわいい作品でした。
旦那と喧嘩して、寅さんと式根島に行っちゃって、そこの旅館の息子に惚れられてしまうという。
そりゃあ、若い女が一人で旅行しているし、独身と思うかもね。
でも、まず、恋人の存在とか聞かないのかなとか思いました。
寅さんのほうのマドンナは、すごくしっかりした女性でした。
島の学校の先生なのですが、これは子どもたちのアイドルというか、お母さん的な存在になるなと思える人物です。
島という遠いところの人だし、柴又に帰ってきた寅さんはふぬけでしたね。
なかなか会えないところに住んでますもんね。
その後、東京に出てきた先生と再開して、寅さんも元気になったけど、またしても振られていました。
先生は亡くなった友人の夫からプロポーズを受けていて、その相談を寅さんにしていました。
寅さんってすごく話しやすいし、何を言っても優しくしてくれそうだから、マドンナから恋の相談も受けやすくてかわいそうです。
でも、短期間でそれだけ信頼してもらえるなんて、さすが寅さんだと思います。
エンディングは、ともに先生に失恋した元生徒たちが一緒に失恋飲み会をするようで楽しそうで何よりでした。
寅さんは若い子とも仲良くできてすごいなと思いました。

男はつらいよ 柴又より愛をこめて
10

式根島の景色、きれい

家出中のあけみちゃんと式根島に行くので、すごく景色のいい映像が流れます。海の近くの自然温泉があったり、景色のいい丘みたいなのがあったり、行ってみたいなと思いました。あけみちゃんに恋をする茂さんもすごく優しげでいい青年だなと思います。あけみちゃんも人妻なのに、そんなことになっちゃって大変だったなと思いました。あけみちゃんの家出騒動はすごくおもしろくて、社長さんがテレビに出て呼びかけたり、大変でした。テレビで泣く社長さんを、みんな呆れてみてましたが、娘がいなくなりゃあ、あれくらい心配すると思うのに、みんな、ひどい!と思いました。まあ、あけみちゃんが柴又に帰ってきてよかったです。マドンナは、島の教師です。島で子どもたちと仲良く、しっかり教育していて、だいぶしっかりとした、凛とした女性でした。寅さんが憧れるのも無理ないなって感じだし、生徒たちも憧れの先生みたいでした。そのマドンナの恋もステキだなと思いました。情熱とか女学生のような甘い恋とかそんな感じではなかったけど、娘さんを思いやる二人、仲良く買い物とか食事とかして、親しくなっていったのでしょう。大人の恋とか結婚ってそういうのがいいのかもしれません。寅さんは振られちゃってかわいそうでしたけど、同じ失恋をしたもの同士で飲み明かしたり、楽しそうだと思いました。