TAKUYA_M@TAKUYA_M

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TAKUYA_M

TAKUYA_Mのレビュー・評価・感想

白蛇:縁起
10

中国で大人気 歴史を超える愛の物語

「白蛇:縁起」 は中国で大絶賛されたアニメーション映画です。そのモチーフは、中国の伝統的な四大民間説話の一つである「白蛇伝」で、妖怪である蛇(白)と蛇が苦手な青年(宣)による100年を超える愛の物語となっています。日本では吹き替え版の青年、宣の声優をSnowManの佐久間大介さんが務めたことで注目を浴びましたが、その内容は期待値をはるかに超えたとても素晴らしいものでした。
細かい設定やサイドストーリーをたくさん織り交ぜつつ、緩急のあるストーリーは、始めから終わりまで一瞬のまばたきも許さず、時間を忘れるほどです。また、中国的な風景や衣装、キャラクターの指の動きや表情は計算されつくされ、この作品の世界観にどっぷりとつかることができます。作中の音楽や主題歌も伝統的な中国を思わせる曲調で、まるで中国を旅しているようでした。
アクションあり、恋愛あり、ファンタジーあり、感動あり。伝説の物語と星術をもとにした壮大な世界観と、白と宣の出会いと別れにきっとあなたも心奪われるはずです!老若男女問わず、アニメは苦手…という方でも楽しめる作品となっています。壮大で感動的な作品を見たいという方にピッタリです。

ポルノグラフィティ / Porno Graffitti
10

詳しくなくても1度は聞いたことがある曲

アーティスト名は知っているけど曲は知らないという人も一度アルバムを聴けばあの歌だと思う曲がきっと見つかると思います。
すでに20周年を迎えるも時代に合わせ多様な曲を生み出してくれています。なので、どんな人にもマッチした曲が見つかるのではと思います。すでに聴いたことある方も、もう一度曲の歌詞を読み返せば違った世界やより深い世界が見えてくると思うので再度楽しんでもらえると思います。学生の時にはあまり深くはわからなかったことも大人となり社会を経験していくなかで見える世界が広がります。その中で、あらためて共感できることも多々あると思います。
聴いてみようかなと思うのであればベストアルバムがやはりおすすめですが、少しでもいいなと思っていただけるのであればシングル曲のカップリングにも注目してみてください。隠れた名曲が見つかると思います。
そして、さらに興味が出てきたのであればライブDVDも見てみてください。疾走感あふれる曲からエネルギッシュな曲、哀愁漂う曲など季節が変わるかのように色とりどりにライブを作り上げてくれています。定番の振りもありますので、ライブに行こうと思う方はぜひDVDで予習してみてください(笑)。

リメンバー・ミー / Coco
10

音楽と死をテーマとしたピクサーの名作

「リメンバー・ミー」とは、ディズニー・ピクサーが送る感動作で、音楽と死がテーマになっています。「リメンバー・ミー」の素晴らしい点を何点かあげるとすれば、まず映画に登場する音楽です。今作のテーマ曲である「リメンバー・ミー」はもちろん観客の胸を打つ曲が勢揃いです。映画のBGMにも注目してみてください。耳を澄ませて聞いてみると、メキシコの親しみ溢れる街並みや、カラフルで鮮やかな死者の国にピッタリな曲がそれぞれの場面で使われています。次に、キャラクターの魅力です。主人公の少年ミゲルは、音楽を心から愛する純粋な少年です。見た目は平均的な感じでどこにでもいそうな等身大の少年という印象を受けます。ピクサーのスタッフは、ミゲルだけでなくその家族も、誰かに似ているような親しみを感じやすいように描いたと語っています。家族という誰にでも普遍的なテーマだからこそ、キャラクターも自分の知っている誰かに当てはめやすいような外見で描かれています。音楽とキャラクターだけでなく、死者の国のデザインは呆気にとられるほど凄いです。とにかくカラフルで鮮やかで、死の恐ろしいイメージからはかけ離れた、楽しく明るい世界です。そこで暮らすガイコツも皆愉快で楽しそうです。是非ともリメンバー・ミーの世界に浸ってみてください。

ミッドナイト・イン・パリ / Midnight in Paris
9

とにかく美しいパリ。文学好きだとなお楽しめそう。

パリが舞台になっているということで鑑賞。内容はとても興味深いです。1920年代を代表するスコット・フィッツジェラルドやアーネスト・ヘミングウェイなど、著名な作家陣が続々と登場し、それぞれちゃんと伝記に沿ったキャラクターになっているんじゃないかなと思います。
アメリカのとある映画脚本家が処女小説の執筆に奮闘しており、婚約者家族とのパリ旅行中に、ひょんなことから憧れの1920年代、いわゆるジャズ・エイジのパリにタイムスリップし、作家本人たちと交流を深めながら、原稿の推敲をしてもらったり、ある女性に恋心を抱いたり、いろんな体験を経て懐古主義である自分と向き合っていくような流れです。
現代に不満を抱き、過去に生まれたかったと言う主人公。しかしタイムスリップした先で恋に落ちた女性もまた、19世紀末から始まったベル・エポックの時代が一番美しく、その時代に生まれたかったと話します。
主人公であるギルは、結局どの時代に生きていても過去に思いを馳せて現代をなかなか受け入れることができない人がいるということに気づきました。
一緒に来ていた婚約者とは最初から何かと意見が合わず、最終的には婚約を破棄し、パリに残って生きていくことを決意した主人公でした。
ジャズ・エイジやベル・エポック、そして今のパリの美しさを余すことなく描いた作品で、話の展開もテンポが良い方だと思います。
美しいパリを観たい方、著名な作家陣の生活を垣間見たい方、文学好きの方などにおススメです。

キングダム(映画) / Kingdom (2019 film)
9

実写版と侮ることなかれ!

漫画からの実写化。しかも原作は3300万部以上を売り上げる大ヒット作。「これは地雷でしかない」「期待できない」と多くの方は思うでしょう。しかし、この映画「キングダム」、原作単行本のあとがきに記載されている通り、原作者の原泰久先生が前向きに、熱意を持って制作に協力されているんです(原先生は幼少時から大の映画好きで、映像関係の勉強もされていたそう)。その甲斐あってか、原作ファンの期待を裏切らない熱量!各キャストの迫力はもちろんのこと、スタッフ全員が熱い想いと原作愛を持って作ったんだろうなと、伝わってきます。
スクリーン上で、信に、政に、王騎に会えます。楊端和がそこにいます。誰が演じているかなんて忘れてしまう、そのくらいの熱さがあります。ストーリーは原作と比較すると、多少の変更はありました。原作と登場する場所が入れ替わっている人物がいたり、新規設定のついたキャラクターがいたりします。ただ映画終盤を盛り上げるための演として理解できる許容範囲で、問題ないレベルでしょう。
そして忘れてはならないのが、中国ロケの壮大さ!漫画や絵だけではなかなか伝わりにくい、中国の広大さ、人の数、戦の再現性、どれも映画ならではの見所だと思います。物語は単行本でいう5巻程度までなので、果たしてどこまで続くのか…それだけが唯一不安ですが、続編も観たくなる作品です。

はねバド! / Hanebado!
10

バドミントン女子達の成長物語

この作品はバドミントンのスポ根要素と、女の子同士の友情や嫉妬などが情緒豊かに描かれた漫画です。まず評価できる点はバドミントンの試合描写がかなり細かく描かれていて、バドミントン経験者でなければここまで細かくは描くことができないと思いました。スポーツ漫画が読みたい方でも満足できる内容になっていると思います。更に自分として最高に推せる点は、キャラクターが魅力的すぎてみんな応援してしまいたくなる点です。主人公とライバル校の主将が試合をするのですが、その主将が人間としてかなり魅力的に描かれています。周りからも「自分より周りのことを優先しすぎ」とたしなめられるくらいです。実際にこの試合でも勝ちを優先すれば勝てたであろう内容だったのですが、2つ後輩の主人公にその手を使うことを潔しとしなかったため試合に敗れています。私は彼女を推していたのでショックで2日くらい立ち直れないほどだったのですが、確かに彼女らしい選択だと解釈することもできると思います。この作品はあからさまに百合を描いている作品ではありませんが、それ故に細かな心理描写からはねバドで百合の沼に落ちたというくらい素晴らしい作品なので是非オススメしたいです。

来る
8

出来ればシリーズ化してほしいけど…

原作タイトルが『ぼぎわんが、来る』で、映画は『来る』。いまいちヒットしなかったのは、まずタイトルが良くないと思います。映画は妻夫木聡扮する夫と黒木華扮する妻とが、田舎の法事やら結婚式やら、嫁の立場から見たら悪夢のような生活で始まります。妻夫木がほんとクソみたいな夫です。イクメンパパの子育てブログとかやってて。実際には子供のオムツすら替えない。ああいうのいるいる…みたいな感じでイライラしました。茶番感がすごい結婚式とか、妊婦を働かせるホームパーティとか。前半が地獄だったので、あとのホラー展開はむしろスカッとしました。柴田理恵の霊能者がマジでかっこいい。こんなかっこよくていいのかってぐらいかっこいいです。霊能者がどんどん集まるところとか熱い展開。女子高生たちが巫女さんだったり。妻夫木の友人の民俗学の教授が黒木華の浮気相手だったってだけで設定が生かされてないのが気になりました。もっと「アレ」について色々語ったりしたらいいのにと思いました。松たか子と小松菜奈の霊能者姉妹がめちゃくちゃかっこよかったので出来ればシリーズ化してほしいけど、無理かなあ。もうちょっと映画がヒットしていれば…、と残念です。

FAKE TYPE.
10

ヒップホップとエレクトロスウィングの融合「FAKE TYPE.」

「FAKETYPE.」は、トップハムハット狂とDYESIWASAKIによって結成された音楽ユニットです。
ニコニコ動画で発表されているラップやヒップホップ音楽は「ニコラップ」と呼ばれています。メンバーの二人はもともとニコラップ界隈において活躍しており、「FAKETYPE.」の音楽にもヒップホップの要素が多く含まれています。しかし、「FAKETYPE.」の音楽はただのヒップホップではなく、別のジャンルの音楽であるエレクトロスウィングも組み合わさっており、独自の作風を生み出しています。
彼らは数々の楽曲を発表しており、「FAKESTYLE」や「UrbanCaravan」などのひょうきんでありつつ格好いい曲、「文通」や「ツキ」のように明るいながらも少し優しげな楽曲、はたまた「WitchHat-魔女と帽子のワルツ-」や「Devil'sWedding」のようにファンタジーでダークな曲など、さまざまな音楽を聴かせてくれます。
また、彼らは「FAKEJAZZ」というアルバムも出しているのですが、これに収録されている作品は既存のジャズ音楽に歌詞やボーカルを加えたもので、有名どころの楽曲をまた違った視点から楽しむことが出来ます。ヒップホップやラップ、エレクトロスウィングというジャンルに興味がある人、また、今まで聴いたことのない音楽を聴いてみたいと思っている人にオススメの音楽ユニットです。

モンスターハンター4 / モンハン4 / Monster Hunter 4 / MH4 / モンスターハンター4G / モンハン4G / Monster Hunter 4G / MH4G / Monster Hunter 4 Ultimate / MH4U
10

モンハン初心者におすすめのRPG色の強いタイトル

モンハンを初めてプレイする人に是非、お勧めしたいのがこの4G。使用可能な総ての武器について、NPCが、チュートリアルでの模擬戦を通じて、実際に操作をしながらコツや技の出し方、動きの基本などをポイントをおさえて教えてくれます。

「おお、これはわかりやすい。これなら今まで使ったことのない武器にもチャレンジしやすいし、今後のシリーズではきっとこんな感じのチュートリアルがついてくるんだな」と思ったんですが、モンハンⅤではさっぱり不親切なチュートリアルに戻っていて、がっくりした記憶があります(笑)。

ストーリーもキャラバンで各地を巡り、行き先の村での困りごとを解決していくストーリーで、RPGにかなり近い感覚でプレイできます。初めての大型モンスターとのエンカウント時には、映画のようなムービーがついて見応え抜群。

ただ一つ難を言えば、プロローグシーンでいきなりラスボス級の超巨大モンスターとタイマンバトルが始まるので、アクションゲームに慣れていない人はビビってしまうことです。(うちの姉がそうでした…)もちろん、プロローグですので撃破条件はゆるゆるなのですが、「まずは小さなモンスターで慣れていきたい」という人には敷居が高いかもしれません。
それ以外は文句なしにおすすめです。

エド・シーラン / Ed Sheeran
10

甘い歌声に惚れ惚れします…

やっぱり彼なんといってもすごいのが、彼の歌声です。初めて聞いたときはまさにワォ…って感じでした。ぜひYouTubeで検索してみてください。すごいです…そのぐらいの言葉しか出ません。今世界でもTOP10に入るぐらいのシンガーなんですよ。
個人のオススメの曲はShape of You Dive The A team です。Shape of Youは世界でもすごく流行りましたね。エドシーランはもともとギターでメロディに甘い声を乗せてう歌うスタイルだったのですが、それをエレクトリックに包んだところ、大ヒット!ということですね。すごいや。ですがこの偉業は天才という言葉だけでは済ましてはいけませんよ。エドシーランは昔障害を患っていて、ろくに喋る事も難しい状態だったそうです。そこから、世界を取ったということはやっぱりすごいですよね。
エドシーラン、ぜひ彼の歌声に魅了されちゃってください!

塔の上のラプンツェル / Tangled
10

幅広い年代の女性にオススメ

「塔の上のラプンツェル」は、映画館で観ました。その時に感じたのはディズニーならではの可愛く、そしてドキドキハラハラといった世界観があり、観ている人を惹きつける魅力があったのを覚えています。

あらすじは、誘拐されたお姫様がずっと塔の上に閉じ込められ、偽の母に育てられ外の世界を全く知らずに生きてきたお姫様のお話です。

登場人物は、主人公のラプンツェルとラプンツェルの相棒パスカル(カメレオン)と偽の母、ゴーテルとお話の最後にラプンツェルと結ばれるフリン、フリンの相棒となるマキシマスが主に出てきています。映画の中盤辺りで出てくる酒場の荒くれ者たちは盛り上げ役の良い意味での脇役だと思います。

みどころは、外の世界を全く知らないラプンツェルがフリンと冒険するところです。ラプンツェルは自分の誕生日にだけ空に上がる灯籠を見るため外の世界へと踏み出すのです。灯籠を2人で見るシーンはとてもロマンチックな雰囲気で、素敵でした。

子どもはもちろんディズニー映画が大好きな若者や幅広い年代の女性にオススメです。

外の世界を知らずに生きてきたラプンツェルは初めて外の世界を冒険し、楽しさ、素晴らしさを感じたり、偽の母に初めての対抗心が芽生えたりとラプンツェルの人生を大きく変える映画だと思いました。

中間管理録トネガワ / Mr. Tonegawa: Middle Management Blues
10

キャラの個性が強いスピンオフ作品

『中間管理録トネガワ』は、元々カイジに出てきた帝愛グループのナンバー2、利根川幸雄を主人公にした作品です。

カイジで描かれていたトネガワは、優秀かつ冷酷で債務者たちをゴミ同然のような見方をするようなキャラクターでした。
そんなキャラクターが主人公の作品なので、初めは債務者たちを更にどん底に突き落としていくような暗い話なのではないかと思っていました。
しかしアニメを観始めると、印象がだいぶ違いました。

主人公のトネガワが、帝愛グループの会長の兵藤と、部下の黒服たちの間で葛藤する様子を描いた、まさに中間管理職の苦労を面白く描いたアニメでした。
会長の理不尽な指令に翻弄されつつも、優秀なトネガワは仕事をしっかりこなしていくので、黒服たちをまとめ上げ会長の要求を叶えていきます。
時には黒服たちからの不満を聞き、リーダーとしてチームをまとめたり、個性が強い部下にも翻弄されたりと毎回笑える展開になっています。

またトネガワ自身のキャラクターもだいぶ個性が強く、仕事で忙しい中どうにかプライベートの時間を作ろうと出張を旅行気分で行ったり、出張先で部下たちが飲み会に誘いやすいような環境を自ら作ったりと面白い場面がたくさんあります。

原作のカイジとはまた違うトネガワが見れる『中間管理録トネガワ』、おすすめです。

最高の人生の見つけ方 / The Bucket List
10

タイトルなし

ジャック・ニコルソン演じる「エドワード」とモーガン・フリーマン演じる「カーター」の2人が死とは、生とは、友人とは。多くのことについて考えていく作品です。
主人公はどちらもおじいちゃん。しかし、片や大病院をいくつも経営する大富豪(エドワード)、片や顔中を油で汚しながら家族を養う「普通」を体現した男(カーター)。最近ではその「普通」も十分すごいんですが…。

本来であれば絶対に関わることのなかった二人が、ひょんなことから接点を持つ。場所は「病室」。共通点は「ガン」。余命宣告を受けているほど症状の進行している2人が意気投合するのに時間はあほどひつようありませんでした。

2人は強引に退院し、2人でつくった「死ぬまでにやりたいことリスト」のタスクを消化する旅へ。
エドワードは金に恵まれたが、人には恵まれなかった。
カーターは人に恵まれたが、金には恵まれなかった。
そんな凸凹の二人が生み出す化学反応とは。
タスクを消化するにつれ、2人だけの話ではなく、近く死を迎えるであろう男の家族たちも巻き込む感動ストーリーに。

タスクの内容は本当に様々で、スカイダイビングをすることだったり、幼少期にあこがれた高級車をブチ壊しながらサーキットで走ったり。
失うものがなくハメを外したジジイとはこうもおそろしいものか。(誉め言葉)

「世界一の美女とキスをする」のタスクは何度見ても泣いてしまいます。

そして、やはり死は訪れてしまうもの。
先にカーターが亡くなってしまうのですが、その後「景色のいい場所に埋葬してほしい」というカーターの願いをかなえるために病を抱えながらもエドワードがエベレストへの登頂を成功させます。横柄で他人を信用などしなかったエドワードがそこまでの行動を起こすとは。
友情は確かにそこにあったのだと思わせてくれます。

新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busan
10

ゾンビ映画なのに泣いた

止まらない逃げ場のないソウル発釜山行きの特急列車の中で、次々に乗客がゾンビに感染していく。その中で生き延びようとする人々の人間ドラマ。
仕事に夢中で家庭を顧みず離婚したであろう冷たい利己的な父親が、絶対絶命の危機的状況の中で人としてのあるべき姿に気づき、コミュニケーションをうまく取れなかった娘を必死で守り抜こうとするはなし。
展開に無理もあるはずなのに、有無を言わさずゾンビが走って襲ってくるので(この辺りは怖さもありますが、むしろ爽快感すら感じる勢いであっぱれ。)どんどん濁流に飲み込まれるように物語に入り込んで、テンション高く一気にラストに流れ着いたという感じでした。
コン・ユ演じる父親と娘との間の溝も一気に埋まっていくんですが、そこも違和感なく最後は泣いてました。
マ・ドンソクは強面だけど心が優しくて情の深い男がよく似合う。
この作品でもその良さが存分に発揮されていてそこも泣けます。
娘役の子役がまたうまい。韓国の子役は本当にうまいですね。
本当に大人並みの演技してる。ナチュラル。嘘がない(日本の子役にも期待したいところ…)。
もちろんコン・ユの力もあるけど、ラストの感動は子役の女の子の演技力によるところが大きいかなと思いました。

スーパードンキーコング3
9

シリーズ最高傑作

「スーパードンキーコング3~謎のクレミス島~」は、1996年にスーパーファミコンのソフトとして発売されました。
前作と前々作でおなじみのディディーコングがドンキーコングと島を探検する、と書き置きを残したままいなくなってしまいました。心配になったディクシーコングはクレミス島を訪れてリンクリーコングに話を聞きました。ドンキーとディディーは姿を見かけたけど、どこに行ったのかはわからないと言われたディクシーがファンキーを訪ねたところ、冒険の助けになるからと、赤ちゃんのディンキーコングを連れていくように言われました。これがディクシーとディンキーのクレミス島を謎を巡る冒険の始まりです。
今作品は任天堂とレア社とがタッグを組んで製作しただけあって、シリーズの中ではかなり趣が異なっています。牧歌的な湖、工場のある島、雪山やリフトで渡ることができる渓谷といった多岐に渡る風景で一つの島が構成されています。
隠れステージであるロストワールドのボス・キングクルールを倒し、各エリアのボーナスステージを全てクリアして条件を満たすと、真のエンディングを見ることができます。島のあちこちの洞窟に封印されているバナナバードを解放すると、バナナバードのクイーンがキングクルールをやっつけてくれます。
2015年にはゲームボーイアドバンスのソフトが発売されましたが、パシフィカのたきつぼというステージが新たに追加され、BGMも一新されています。スーパーファミコン、ゲームボーイアドバンス共に軽妙なBGMは人気も高いです。

KREVA / 畠山貴志 / Dr. K / DJ908
9

KREVAの魅力

HIPHOPアーティストのKREVAが大好きです!
メジャーで出ているアーティストのなかには、HIPHOPかぶれのようなものや、ラップ擬きのものがあるなか、KREVAの歌にはたくさんの魅力があると感じます。
まず、歌が上手いです。ラップのグルーヴ、息継ぎ、強弱がすごく聞きやすいし、かっこいいなと思います。そして声も魅力的です。若い人には出せない年を重ねたからこその渋い声が好きです。
そしてルックスや仕草のかっこよさもあります。ただ見かけでやっているのではなく、生き方、ライフスタイルそのものがまさにHIPHOPというかんじで、そこから来る見た目には本物のかっこよさがあります。
数あるKREVAの歌のなかでも有名な[イッサイガッサイ]という曲では、万人受けの親しみやすさと、ヒップホップ好きにも好まれるグルーヴ感がすごくすきです。
また、曲だけでなく、ラップバトルもかっこいいし、r&bを歌ってもすごくカッコいいと思います。他のアーティストとコラボした歌も全部好きだし、ライブのパフォーマンスでも、その場でしか味わえない空間の演出、気持ちを歌にのせるパフォーマンスが最高にかっこいいなと思います。これからもKREVAの出す曲には要チェックです!!!

デビルサマナー ソウルハッカーズ
9

仲魔集めがやめられない

真女神転生シリーズの外伝みたいな作品でメガテンシリーズからの世界観は繋がっていませんが仕様は似ています。
キャラやBGMはメガテンシリーズのようにスタイリッシュでかっこいいので違和感はあまり感じません。
ただロウ、カオスは悪魔にだけで自分に反映されることはなくなっています。
悪魔合体はもちろんあり、この作品は悪魔集めをやりやすくなっていて、ついつい合体にはまってしまいます。メガテンシリーズと違い合体事故を故意に起こせてギャンブル的な楽しみもできます。
二周目で出来ることも増えてくるのもオススメポイントです。
シリーズでよく見る悪魔も健在でデザインは多少変わってたりしますが、特別気になるところもありません。
外伝はちょっと、と思っていましたけどやってみるとはまりにはまってしまいました。手元で悪魔を合体できる仕様なのもいいです。
ストーリーは少し古い部分もありますがミネッサの最後のところはゲームなのに感動してしまったり、強弱があって中だるみが全くありません。
リーダーを助けたい人は二周目を頑張ると幸せになれます。
自分のこだわりな仲魔を集めるだけじゃなく、スキルを継承させて苦労してできた悪魔で編成したPTを動かすのが楽しくて仕方ないです。

ラブライブ! / Love Live!
9

最後まで見れば「みんなで叶える物語」という言葉に納得できる

2015年劇場版公開から2016年μ's活動休止の発表が行われてもなお、色褪せない人気を誇っているラブライブ!ですが、普段アニメを見ない人からすれば抵抗感の強い作品かもしれません。その理由は等身大の少女たちを描きつつ、大きな目標を達成しているというところにあります。

アニメは現実離れした部分があるかもしれませんが、μ'sたち9人はいずれも現実性を帯びているキャラクターとなっており、一人一人の生い立ちや振る舞いを見れば共感できる部分があります。
リアルなキャラによって紡ぎ出される物語はいずれも秀逸で、過去のストーリーとリンクする部分もあることから、何度も見直せるアニメでもあります。
また一難去ってまた一難といったように様々な困難が直面していきますが、それらをどのようにして乗り越えていくのか、また挫折を味わいながらも頑張っていく彼女たちの姿に注目です。
そして最後に忘れてはいけないのが劇中を彩る挿入歌で、物語を大きく盛り上げる曲たちはそれぞれにどのようなテーマがあるのかを見抜いてみてください。
ストーリーとリンクしている曲たちの中には涙を誘うものがありますので、深く見てみることでラブライブ!が騒がれた理由を知ることができるでしょう。

鬼談百景
9

タイトルなし

残穢とリンクする作品があると伺ったが、それは書物の時だけで、映画版は鬼談百景のリンクすると言われる2話を既に残穢に取り入れていたので、映画「鬼談百景」には収録されていないので、映画版での残穢と鬼談百景のリンクはナレーションが竹内結子ということだけで、中身は懐かしの「ほんとにあった怖い話」や「新耳袋」を彷彿とさせるものだった。どろぼうという話が何故どろぼうという題名なのか私にはピンとこないのだけど、最近でも産み落とした赤ん坊6人をバケツに詰め込んで殺したというニュースを聞いたのでおとぎ話とは決めつけられない現実があると思う。あと、肝試しツアーをしている若者が幽霊にビビらされるラストが幽霊の顔面アップENDはちょっとありきたりすぎて飽きた感がある。あれ、遠くのカメラから車と幽霊の状態を映したショットは出さない方がよかった。あのシーンのせいですごく冷静になったし、笑えた。でラスト幽霊顔ドアップでくるんでしょって、すごい予想できてて初っ端から白けた。密閉はよっぽどこの男悪いことしたんだろうけど、いくらなんでも助けてあげてもって思ってしまう。いまどき黒い長髪と白い体は定番過ぎいて怖くない。でも、幽霊怖いでしょって話ばかりじゃなく、どろぼうや密閉のような生きてる人間も怖いよっていうのがあってよかった。

機動戦士Ζガンダム / Mobile Suit Zeta Gundam
10

ガンダム初心者でも見れる!

私は26歳になりますが、一度もガンダムシリーズを見たことがありませんでした。しかし、パチンコで興味本意でZガンダムを打ってみたところ、演出の内容が気になり本編を見てみようと思いました。そもそもパチンコでは初代ガンダムのパチンコ台はもともとあり、登場人物や機械がかっこいいという風に感じていました。
シャアという人物がいることは御存じの方が多いかと思います。ガンダムの主人公のアムロ・レイのライバルです。そのシャアという人物も出てきています。
Zガンダムのストーリーは機動戦士ガンダムの7年後のストーリーで、一年戦争というアムロ・レイとシャアが戦った後のストーリーで、主人公は機動戦士ガンダムでは登場しなかったカミーユ・ビダンと言う人物が主人公です。
機動戦士ガンダムの内容から七年がたち連邦政府と、反連邦組織との戦いの話ですが主人公カミーユは反連邦組織の一員となります。
主人公なのに反政府組織の一員?と思われますでしょうが、連邦軍は平気で人を殺したりする連中になってしまったので、客観的には反連邦組織のほうが正義に見えます。
そのような戦いの中、カミーユがいろいろな人との出会いの中で成長していく物語で、まったくガンダムを見たことなくても普通に見られます。

オーバーロードII / Overlord II
7

第2期アニメ『オーバーロードⅡ』の感想です

『オーバーロードⅡ』は『オーバーロード』の第2期目となるアニメです。原作は小説です。
ソードアートオンライン、ログホライズンなどを筆頭としたネットゲームもののアニメ大好きな私が一期を見て世界観に引き込まれ、とても続編を待ち望んでいた作品です。
私は強くてニューゲーム系のアニメがとても好きです。

オーバーロード、オーバーロードⅡのおおまかな内容は、ユグドラシルというオンラインゲームのサービス終了と同時にゲーム内に取り残されてしまった主人公モモンガ(アインズ・ウール・ゴウン)が、過去にユグドラシルでレベリングなどをして鍛えたであろう己のスキルやパラメーターと、ギルドメンバー達と共に集めたワールドアイテムなどを駆使し、サービス終了後のユグドラシルで戦うというものです。己のステータス、スキル、アイテムを使った派手な戦闘、NPCの管理が見どころです。

現在視聴済みのオーバーロードⅡ9話までの私的な感想です。
1~3話 正直1期と比べてしまうと物足りませんでした。導入部分、伏線部分だと思われますので回収に期待したいところです。
4、5話 コキュートスの派手なバトル、バトル後のモモンガのNPC管理が見られわくわくしましました。
6~9話 新たな話の始まりと見られます。セバスがとにかくかっこいいです。9話時点でまだ話が終わっておらず、本格的な戦いがはじまりそうな続きが気になる伏線で終わっています。

東京事変 / Tokyo Jihen / Tokyo Incidents
10

椎名林檎とテクニシャン揃いのイカしたバンド東京事変

私は音楽がとても好きで様々な曲を聴くのですが、東京事変というアーティストが特に好きです。東京事変はシンガーソングライターの椎名林檎率いるバンドで、しばらく前にすでに解散してしまっています。
当時ソロ活動で成功を収めていた椎名林檎が始めるバンドということもあって、どの楽器のパートもテクニシャン揃いとなりました。パートはボーカル、ギター、ピアノ、ベース、ドラムでありギターとピアノは途中でメンバーを交代しています。メンバーは順に椎名林檎、ヒラマミキオ、H ZETT M、亀田誠二、畑利樹で、ギターとピアノが途中で浮雲と伊沢一葉に変わります。
リリースしたアルバムは、教育、大人(アダルト)、娯楽(バラエティ)、スポーツ、大発見(ディスカバリー)、color bars、とテレビ番組をモチーフにしています。
有名な曲は、教育に収録されている群青日和や、スポーツに収録されている、能動的三分間、閃光少女などです。
主に作詞をしているのはボーカルの椎名林檎で、作曲は椎名林檎と後期のピアノの伊沢一葉が手がけることが多く、音楽性は私の主観になるのですが、ロックの中に椎名林檎の独特な世界観があり、そして演奏の高度な技術とセンスで、暗く明るく飽きさせないサウンドを演出していると感じています。
私はピアノとドラムを演奏するので、東京事変の高度なテクニックとセンスがリアルに感じられ、聴いていてとても楽しいです。
東京事変はとてもいいと思います。また椎名林檎のソロもいいです。
私のいちおしのアーティストです。

オフコース
10

我が青春時代とともに駆け巡った音楽

若い頃に、友達からよくオフコースのカセットを借りて曲を聞いていました。丁度会社に入り、右も左も分からず、仕事や恋愛に色々悩んでいた時。そのような時に、オフコースの透き通った声や素晴らしいコーラスやドラムの音など、今まで聞いたことのない素敵な曲を沢山聴き大変癒されたものです。
オフコースの曲のほとんどは恋愛ものですが、丁度その頃人生初の恋愛に挑んでいました。なので聞いていてとても共感できましたし、彼にも聞かせてあげたい内容の曲ばかりで、その頃の私にはドンピシャリのアーティストでした。このアーティストの右に出るものは30年過ぎた今でもまだいません。オフコースを聞くと、私の青春全てをこまごまと詳細に思い出すことが出来ます。

私が得に好きな曲は、僕の贈りもの、やさしさにさようなら、愛を止めないで、生まれ来る子供たちのために、時に愛は、言葉にできない、夏の日、緑の日々、たそがれ、ENDLESS NIGHTS、EYES IN THE BACK OF MY HEART、たしかな事、等です。はっきり言ってほとんど全てです。一曲ずつにコメントを書きたいくらいです。英語の歌を出した時は結構発音が下手だとか、とやかく言われたそうですが、当時の日本の中高生にはかえって聞き易かったのではないでしょうか。いつまでも皆さん長生きして復活して欲しいです。

銀魂 / Gintama
10

子供から大人まで楽しめる

子供から大人まで楽しめるアニメだと思います。
ブラックジョークや下ネタ等をかなり含むので、家族で見るには少し気まずいかもしれません。
気分が落ち込んでる時に銀魂を見ると、くだらないギャグや、ブラックジョーク、下ネタ等で笑えて元気が出ます。
ただのギャグアニメかと思いきや、戦闘シーンや感動シーンなどもあり、かなりおすすめ出来ます。戦闘シーンは他の戦闘漫画に負けず劣らず素晴らしい迫力です。
ヒロインが死んだ魚の目をしていて一見駄目人間のように見えますが、芯が強く決める時は決めるかっこいい男です。
主人公を取り巻くキャラ達も個性的で魅力的です。
ヒロインはヒロインらしくないですが、家族愛に満ち溢れた精神的にも強い女の子で、女の子の憧れるタイプの方です。
主人公の元で働いてる男の子は主にツッコミ役で、アイドルオタクですが決める時はまるで別人のようにかっこいいです。
主人公グループと敵対してる新選組の方々も個性溢れる魅力的な人達です。
ゴリラストーカーや、ニコチン中毒のマヨラーや、サド王子と言われるイケメンなど面白い方々です。
全ての話しおすすめしたいところですが、まず銀魂を気になったら将軍が出てくる話しを見てもらいたいです。
将軍が出てくる話はどれもギャグ回でとても笑えます。
是非見てみてください。