中間管理録トネガワ / Mr. Tonegawa: Middle Management Blues

中間管理録トネガワ / Mr. Tonegawa: Middle Management Blues

『中間管理録トネガワ』とは福本伸行の人気作品である『賭博黙示録カイジ』の作中に登場する利根川幸雄を主人公にしたスピンオフ作品である。兵藤会長の機嫌を伺いつつも部下である黒服をまとめる立場、いわゆる中間管理職である利根川幸雄の苦悩と葛藤を題材にした作品で、『月間ヤングマガジン』で2015年7月号から2018年2月号まで連載。 2018年7月から12月まで日本テレビの深夜アニメ枠、AnichUで放送されていた。単行本は全10巻発売で完結している。

中間管理録トネガワ / Mr. Tonegawa: Middle Management Bluesの関連記事

中間管理録トネガワ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

中間管理録トネガワ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『中間管理録トネガワ』とは福本伸行の人気作品である『賭博黙示録カイジ』の作中に登場する利根川幸雄を主人公にしたスピンオフ作品である。兵藤会長の機嫌を伺いつつも部下である黒服をまとめる立場、いわゆる中間管理職である利根川幸雄の苦悩と葛藤を題材にした作品で、『月間ヤングマガジン』で2015年7月号から2018年2月号まで連載。 2018年7月から12月まで日本テレビの深夜アニメ枠、AnichUで放送されていた。単行本は全10巻発売で完結している。

Read Article

賭博黙示録カイジ(福本伸行)のネタバレ解説・考察まとめ

賭博黙示録カイジ(福本伸行)のネタバレ解説・考察まとめ

『賭博黙示録カイジ』とは、1996年~ 1999年に「週刊ヤングマガジン」で連載された福本伸行によるギャンブル漫画、及びそれを原作とするアニメ、映画のこと。働きもせず、しょぼい酒と博打に明け暮れる自堕落で最悪な毎日を送る若者カイジが、保証人としてかつてのバイト仲間の借金を返済するためギャンブルの世界へ足を踏み入れ、その後様々なギャンブルに挑んでいく様が描かれる。

Read Article

上京生活録イチジョウ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

上京生活録イチジョウ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『上京生活録イチジョウ』とは原作・萩原天晴、漫画・上原求、新井和也、協力・福本伸行による漫画。福本の代表作『賭博破戒録カイジ』に登場する消費者金融を主とする帝愛グループ傘下の裏カジノ店オーナーの一条聖也(いちじょうせいや)を主人公としたスピンオフ作品である。この作品は後に、1玉4,000円する悪魔的パチンコ台「沼」を開発するなどして、帝愛の上層部にのし上がることになる一条の入社前の高卒で岡山から上京し燻っていた日々を描いたギャグ漫画である。

Read Article

1日外出録ハンチョウ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

1日外出録ハンチョウ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『1日外出録ハンチョウ 』とは原作・萩原天晴、漫画・上原求、新井和也、協力・福本伸行による漫画。福本の代表作『賭博破戒録カイジ』の主人公とチンチロ博奕で合間見えるハンチョウこと大槻太郎(おおつきたろう)を主人公としたスピンオフ作品である。消費者金融を主とする帝愛グループは多くの劣悪債務者を地下強制労働施設に収容する。そこで勤労意欲を促す最高価勤労奨励オプションが“1日外出券”である。この作品は“1日外出券”を頻繁に購入する大槻が限られた1日をいかに謳歌するかが描かれているギャグ漫画である。

Read Article

賭博破戒録カイジ(福本伸行)のネタバレ解説・考察まとめ

賭博破戒録カイジ(福本伸行)のネタバレ解説・考察まとめ

2001年~2004年に「週刊ヤングマガジン」で連載された福本伸行によるギャンブル漫画、及びそれを原作とするアニメ、映画のこと。自堕落でどうしようもない毎日を送るカイジが、保証人としてかつてのバイト仲間の借金を返済するためギャンブルの世界へ身を投じていく様を描いた前作「賭博黙示録カイジ」の続編として、再びカイジが勝負の世界で奮闘する様子が描かれる。

Read Article

賭博堕天録カイジ(福本伸行)のネタバレ解説・考察まとめ

賭博堕天録カイジ(福本伸行)のネタバレ解説・考察まとめ

2004年から「週刊ヤングマガジン」にて連載されている福本伸行によるギャンブル漫画。保証人としてかつてのバイト仲間の借金を肩代わりさせられたことをきっかけにギャンブルの世界へのめりこんでいく様が描かれた「賭博黙示録カイジ」、そして膨れ上がった借金の代償として地下労働を強いられ、そこから地上へと戻ってくるまでが描かれた「賭博破壊録カイジ」の続編として、再びカイジが勝負の世界で奮闘する模様が描かれる。

Read Article

アニメ・漫画に出てくる、見ているだけでよだれが出てくる美味しそうな食べ物たち

アニメ・漫画に出てくる、見ているだけでよだれが出てくる美味しそうな食べ物たち

アニメ・漫画で度々登場するのが、食べ物のシーン。しかし食べ物は現実、色のグラデーションや光の吸収率や反射率などがまちまちで、絵として表現するのは至難の技なのです。けれども、そんな中でもその独特な食べ物たちを極めて美味しそうに書いたアニメや漫画があるのです。今回はそんなシーンにこだわって、たくさんの美味しそうな食べ物をまとめてみました。

Read Article

カイジに格言を学べ!

カイジに格言を学べ!

「金は命より重い」という言葉を聞いた事はありませんか?これは有名なカイジからの言葉です。このようにカイジから学べる事は非常に多く、あなたの人生にとって非常に有用かもしれません。そこで今回はカイジから名言をご紹介。これを読んだあとは非常に金に対してシビアになっていること間違いないでしょう。あんまりシビアだと嫌われることもあります。気をつけて!

Read Article

中間管理録トネガワ / Mr. Tonegawa: Middle Management Bluesのレビュー・評価・感想

中間管理録トネガワ / Mr. Tonegawa: Middle Management Blues
8

「賭博黙示録カイジ」を知らなくても楽しめます。

本作は福本伸行さんが原作の漫画(及びアニメ)「賭博黙示録カイジ」に出てくる悪役・帝愛グループの利根川幸雄が主人公のスピンオフ作品です。
カイジ本編とは違い、利根川さん含む帝愛グループの幹部や黒服軍団たちの非常にコミカルでアットホームな姿が描かれています。兵藤会長もカイジでのバイオレンスで狂気的な部分がうまく笑いに変換されていて、軽快で絶妙なナレーションによるツッコミのおかげもありなんだか可愛らしいおじいちゃんに見えてくるほどです。
黒服軍団のごく普通のサラリーマン的な会話や、ちょっとあまずっぱい空気が漂う恋愛ネタもあり、かと思えば帝愛グループらしい突き抜けたエピソードもありますが、下品さやシュールさがないので、人を選ばず面白いと感じることが出来ると思います。
会長を始め破天荒な幹部メンバーに比べて主人公の利根川さんは常識人ポジションで、それゆえに苦悩する姿は郷愁すら誘いますが、決めるべきところはきちんと決め、なにより部下への思いやりがあるので、まさに理想の上司像という感じで、この作品で利根川さんのファンになる方は多いのではないでしょうか。
また、アニメ版は、福本さんといえばコレと言っても過言ではないくらいの名物効果音「ざわ…ざわ…」を元に、名前に「ざわ」か「さわ」のつく有名な声優さんたちが担当しており、毎回どなたが演じておられるのかチェックするのも楽しみのひとつです。また、おしゃれでかっこいいオープニングソングもポイントが高く、利根川さんの渋い決め姿にときめきます。
アニメ版はもう1つのカイジからのスピンオフ作品「1日外出録ハンチョウ」のストーリーも楽しめるのでおすすめです。

中間管理録トネガワ / Mr. Tonegawa: Middle Management Blues
5

黒服達と利根川の裏の顔

2クール24話で構成されていて、面白いところは面白かった。

良かった点として2点ある。
1点目がナレーターだ。
初めて見てみると、ナレーターの声に違和感を感じる人たちが絶対いるだろう。自分もその一人であった。しかし、中間管理録トネガワを見続けるにつれ、そのナレーターにはまってしまう。カイジのナレーターとはまた違った面白さがあるのだ。
2点目としては時々大槻を主人公とした回だ。
時々、彼を主役としてアニメが展開されることがあり、その中身が欲望を与えるものなのである。例えば、大槻が学生の時にかつてよく来ていた中華料理店に再訪した際に、新たなメニューとしてオムレツライスが追加されていたのだが、大槻はそれを頼んだのだ。その「オムレツライス」は見た目はごく普通のオムレツ定食なのだが、オムレツの中にはチャーシューや刻みネギが入っている。これを見たものは食欲をそそられてしまうと思う。あるいは食べたくなる人もいるだろう。私もその一人だ。以上が私が大槻の回を推す理由だ。

おそらくこれを見ようと検討している人はカイジを見た人であろうと思う。最初はなんだこのアニメはと思うかもしれない。だが、どうかそう思っても何回か続けてみてほしい。さすれば、きっとこの素晴らしさがわかると思うから。

中間管理録トネガワ / Mr. Tonegawa: Middle Management Blues
10

現実味のあるギャグアニメです

漫画「カイジ」のスピンオフ作品であり、ギャンブル好きでも楽しめる内容となっています。
タイトルの通り、とあるファイナンス企業の中間管理職であるトネガワという人物を中心に、現実にもあるような社会問題と対峙しながら乗り越えてく物語となっていて、社会人には共感できる
場面が多々あるところが魅力的だと思います。
例として挙げるのであれば、そのファイナンス企業の上司であるトネガワが部下である黒服(体格や顔立ちの差はあるがサングラスとスーツは統一)と信頼関係やコミュニティを話数を重ねていくうちに築き上げてくリアルさを楽しめます。また、タイトルではトネガワとなってはいますが、もう一人の主人公として、そのファイナンスで借金を抱えてしまったオオツキという人物がおり、普段はそのファイナンスの下で地下労働の班長している。
その労働は特殊で、借金返済までは地下で拘束されてはいるが支給されるオリジナルの通貨を支払うことで外出権を得られ、一時的に一般人のように生活ができる。借金を抱えているオオツキではあるが、頭がきれる方でその外出権を利用しては、一般人が普段しているような行動より充実させた形で短い時間で卒なくこなしていくところが魅力的となっています。それは特に飲食を中心にしており、見ていてる方も食欲をそそるほどのものです。

中間管理録トネガワ / Mr. Tonegawa: Middle Management Blues
10

キャラの個性が強いスピンオフ作品

『中間管理録トネガワ』は、元々カイジに出てきた帝愛グループのナンバー2、利根川幸雄を主人公にした作品です。

カイジで描かれていたトネガワは、優秀かつ冷酷で債務者たちをゴミ同然のような見方をするようなキャラクターでした。
そんなキャラクターが主人公の作品なので、初めは債務者たちを更にどん底に突き落としていくような暗い話なのではないかと思っていました。
しかしアニメを観始めると、印象がだいぶ違いました。

主人公のトネガワが、帝愛グループの会長の兵藤と、部下の黒服たちの間で葛藤する様子を描いた、まさに中間管理職の苦労を面白く描いたアニメでした。
会長の理不尽な指令に翻弄されつつも、優秀なトネガワは仕事をしっかりこなしていくので、黒服たちをまとめ上げ会長の要求を叶えていきます。
時には黒服たちからの不満を聞き、リーダーとしてチームをまとめたり、個性が強い部下にも翻弄されたりと毎回笑える展開になっています。

またトネガワ自身のキャラクターもだいぶ個性が強く、仕事で忙しい中どうにかプライベートの時間を作ろうと出張を旅行気分で行ったり、出張先で部下たちが飲み会に誘いやすいような環境を自ら作ったりと面白い場面がたくさんあります。

原作のカイジとはまた違うトネガワが見れる『中間管理録トネガワ』、おすすめです。

中間管理録トネガワ / Mr. Tonegawa: Middle Management Blues
9

中間管理職の辛さを知れる

『カイジ』というマンガをご存知でしょうか。このマンガはアニメ化・映画化され多大なる人気を集めていますが、『中間管理録トネガワ』では、『カイジ』の登場人物である帝愛グループNo.2の利根川にスポットをあてています。
『カイジ』のように残酷性、ギャンブル性の無い作品で一見つまらないと思われがちですが、中間管理職という上からは理不尽なことを言われ、かつ下にいる者をまとめ上げないといけない、という現代の社会情勢を大げさに、分かりやすくしたマンガです。ギャグマンガ的要素も含んでおり作画がきれいなので子供にも読みやすいです。帝愛グループ自体究極のブラック企業であるので、こういった企業で働いている方にもおススメです。
月刊ヤングマガジンに掲載されているということもありジャンプ作品等よりも値段が少しだけ高く、次話への更新スピードが遅いものの読む価値があるということは「このマンガがすごい!2017」オトコ編第1位に選ばれているということから明らかでしょう。
また、同作者による『1日外出録ハンチョウ』も同時におススメしておきます。

親タグ

兄弟タグ