宇宙よりも遠い場所 / よりもい / A Place Further Than The Universe

宇宙よりも遠い場所 / よりもい / A Place Further Than The Universe

『宇宙よりも遠い場所』(そらよりもとおいばしょ)とは、マッドハウス製作のオリジナルアニメ作品。国内外で絶賛された作品で、「2018年 最も優れたテレビ番組」の1つに選出された。略称は「よりもい」。
何かを始めたいが何も始められない高校2年生の玉木マリは、周りに無理と言われ続けながらも夢を諦めない少女、小淵沢報瀬と出会う。高校を中退した三宅日向と、タレントをしているために友達を作ったことのなかった白石結月の二人も巻き込み、4人はそれぞれの理由から“宇宙よりも遠い場所”こと『南極』を目指していく。

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宇宙よりも遠い場所(よりもい)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

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『宇宙よりも遠い場所』とは、それぞれの目的から南極を目指す少女たちの姿を描いたアニメ作品。 高校2年生の玉木マリ(キマリ)は、同級生の小淵沢報瀬が“南極で行方を絶った母を追う”ために並みならぬ努力していることを知り、彼女と共に南極に行くことを決意。フリーターの三宅日向、タレントの白石結月もここに加わり、彼女たちは一致団結して南極を目指していく。 キマリたちのみならず、それを見守る大人たちにも、数多くの名言が存在する。それらは国境を越えて多くの人々の心を震わせ、世界的な評価を受けるに至った。

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宇宙よりも遠い場所 / よりもい / A Place Further Than The Universeのレビュー・評価・感想

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とにかく素晴らしい作品

女子高生4人が南極を目指して行動する話。
何かを始めたくても、中々始めることが出来ないという方は多いでしょう。主人公もその一人で、高校生という期間を何もしないで過ごすのはもったいないと思っています。要するに青春をしたいと考えていました。

社会人になって毎日会社へ行き、夜に家へ帰ってきて、次の日もそれを繰り返す。そんな毎日はつまらないと私は思います。生活をするために会社へ行っておりますが、その生活がつまらない会社へ毎日行くことにより、充実しておりません。仕事が楽しいと思える人はいいですが、その割合は少ないと思います。
その多数の方が普段生活している中で、何となく頭の中がもやもやしていて。なんでもいいです。何かちょっと自分の生活にエッセンスを取り入れたいと潜在的にでも感じていて、だけど自分自身に変な理由をつけて行動をためらう方は多いのではないでしょうか?
私が会社員なので例としましたが、つまらない日々を送っている人、そんな方がこの作品を見ればかなり背中を押してもらえることでしょう。

私自身もこの作品を見て単身でスペインに旅行へ行くことを決意することが出来ました。それまでは仕事が忙しいだとか、疲れているだとか、意味の解らない理由をつけて行動できていませんでした。もちろん、作品としても優秀で海外でも評価されているようです。

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彼女たちの青春は”南極”だった

あらすじは、何かを始めたいと思いながらもなかなか一歩を踏み出せずにいた高校2年生の玉木マリ(たまき まり)ことキマリは、ある日100万円の入った封筒を拾ったのをきっかけに、南極を目指す少女・小淵沢報瀬(こぶちざわ しらせ)と出会う。高校生が南極に行くのは不可能だ、と言われながらも絶対にあきらめようとしない報瀬の姿に心を動かされたキマリは報瀬とともに南極を目指す、という物語。
2018年にニューヨーク・タイムズ紙において「最も優れたテレビ番組」の一つに選ばれるほど高い評価を受けた本作だが、その大きな魅力は「思春期のブラックな感情をリアルかつ絶妙に描いている」というところです。
作中でキマリらが南極に行くことを周りの人にバカにされるが、物語が進んでいくにつれて周りの目が変わってくる。多くの作品だと主人公らを評価する流れになるが、この作品では嫉妬からデマをSNSで流されたり、陰口を言われるようになるという展開になる。そういった人間味あふれているリアルな演出がこの作品では多い。筆者がこの作品で一番印象に残っているシーンが、初めて南極に降り立った時、報瀬の一言目が「ざまあみろ」だったところ。今まで馬鹿にされ続けた鬱憤、それをエンジンにして頑張り続けてきたことすべてが、「ざまあみろ」という一言に表れている。きれいな言葉ではなく、あえて少し汚い言葉を出すというリアルさ。しかし、そういったブラックな感情や人間味あふれるリアルさを描きながらも作品を通して暗くなりすぎない、その絶妙な演出がほかのアニメ作品や青春をテーマにした作品にはない大きな魅力だと思います。
そして、もう1つの魅力は「それそれが動き出すために、南極に行く」というところです。というのも、この作品のメインキャラクターはキマリと報瀬を含めた4人なのだが、それぞれがそれぞれの悩みで「止まっている」状態にある。キマリは「何かしたい」という思いは持っていたが、人に流されやすい性格のせいで、なかなか一歩踏み出せずにいた中で、自分で南極に行くことを決め、その過程で「何かしたい」で止まっていた自分が動き出していく。報瀬は南極で行方不明になった母の死を実感できず、南極に来ても受け止めることが出来ずに止まっていた中で、仲間とともに過ごしていく中でその未練を断ち切り動き出していく。「新しいことにチャレンジしてみたい。でもなかなか一歩出ずにいる」そんな人にこの作品は刺さりやすいのではないでしょうか。
また、この作品は中高生の人にぜひ見てほしいと思います。思春期にしかない「後先考えずに行動すること」や「人との付き合い方の難しさ」などがリアルかつ明るく描かれています。また、大人になってこの作品を見直してみると、別の視点から見ることが出来るのではないかと思います。

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一歩踏み出したいとき、背中を押してくれる。

『宇宙よりも遠い場所』

これは報瀬の亡き母の書いた本のタイトルです。
彼女の母親は南極観測隊で、この本は南極について書かれた本です。

報瀬は母に会うために南極を目指しますが、ただの女子高生にできるわけがないと周囲から馬鹿にされていました。

そんな時に、出会ったのが、同じ高校に通うキマリです。

キマリはある日、駅で長身黒髪の美少女が走っているのを目撃します。
その時、彼女の鞄から封筒が落ちます。
それを拾うキマリ。
なんと封筒の中身は100万円でした。
いきなり100万円だなんて驚いちゃいますね!

その美少女の正体こそが、報瀬だったのです。
彼女は南極に行くためにバイトでお金を稼いでいたのです。

100万円を届けに行くキマリ。
その時の出会いがまた衝撃的です。
必死に貯めた100万円をなくしてしまったショックにより、高校のトイレの一室にこもる報瀬。
100万円と恨めしそうにブツブツ呟いているところを目撃してしまうキマリ。
完全に怪しい子ですよね。
報瀬が出てきたところで、声をかけますが最初は警戒されてしまいます。
そこでちらりと100万円の封筒を見せると、張り詰めていた空気が崩れたかのように顔をくしゃくしゃにさせながら抱き着いてくる報瀬。
すました美少女なのかと思ったら、喜怒哀楽のある親しみやすい子でした。

その後、キマリと報瀬は色々な話をしますが、そこでキマリは報瀬のことを応援する!と力ずよく宣言します。
その後、報瀬はキマリに尋ねます。

「じゃあ、一緒に行く?」

ここで爽やかな挿入歌が流れます。このタイミングがまた気持ち良くて、ドキドキの物語の始まりを見事に演出していると思います。

キマリは失敗を恐れてなにもしない自分を変えるために、一緒に南極に行くことを決意します。

そして、仲間の輪は4人にまで広がり、南極を目指して、笑いあり、涙ありの青春物語が繰り広げられていきます。

思わず自分も南極に行って、青春したい!と思わせてくれるような素敵な作品です。

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すべてのアニメを過去のものにした。最高の青春ロードストーリー!

明日どこにいるのか、明後日どこを進んでいるか想像できない世界にそれでも、踏み出す。

初めて遠くに旅行に出るときに、自分の空になった部屋に「行ってきます」と言ったことはないですか?
想像しているうちは楽しいけど、いざ足を動かすと怖くなってしまうことはないですか?
それでも、踏み出したことでかけがえのないものを得たことはないですか?

このアニメは、そういった誰もが感じたことのある、初めての冒険をもう一度味わえる作品です。
大きな挑戦をするからには、これまでの殻を破る必要があります。
中には、思い切って手放さなければいけないものもあるかもしれません。
その冒険に、手放したものを超える価値があるのか、思い切るだけの意義があるのか、そんなことは分かりません。
それでも、ここじゃないどこかへ、今しかできない大きいことを、自分を変えるため、得難いものを得るために、主人公たちは南極に向かいます。

女子高生、南極へ行く。突拍子もないテーマです。
ある意味では、昨今流行りの「オッサンのやることを、女子高生にやらせるシリーズ」の1つの終着点とも言えるかもしれません。
最終回では、堺雅人主演「南極料理人」を思わせるシーンも登場します。
ただ、見どころは「南極」というテーマ設定だけではありません。全13話の、その多くの時間は、南極に向かうための主人公たちの挑戦が描かれています。
その、一切の妥協のないストーリー展開。全13話の根底には常に一貫したテーマが大きな川のように流れながらも、一話一話、その回に発生したトラブルや出来事は必ずその話で決着させる。捨て回や、カタルシスを貯めるための後味の悪い話は1つもありません。
それでいて見終えた後の満足感はすさまじい。それは30分とは思えない秀逸な脚本と、こだわりぬかれた絵に支えられています。
背景のカラーチャートは国内シーンと海外シーンで空気感を変えるためにテレビアニメとしては異色の2パターン設定を設け、その豊かな背景の中をよく動くアニメーションでキャラクターたちが生き生きと活躍します。

旅行が好きな方、良質なアニメーションが好きな方、青春ストーリーが好きな方に、是非おススメしたい作品です。

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考え方をいい意味で変えさせてくれる作品

宇宙よりも遠い場所、通称「よりもい」は南極を目指している女子高生4人の物語です。南極に行きたい目的はそれぞれ違いますが、だからこそ4人の思いが一つにまとまるとき、感動してしまいます。一話ずつにアクションがあり、感動する要素が多いこの作品で、泣かない人がいるのでしょうか。さらに、この作品は、現在、多くの人が悩んでいるであろう、「人間関係」を取り扱っているシーンが多いように感じられます。私自身、性格は人見知りで、小さいころからよく人間関係に悩まされていました。しかし、この作品をみたことにより、人間関係への考え方が変わりました。自分のことを大切に思ってくれて、自分もその人のことを大切にしたいと思える人だけ親しくすればよいと実感しました。他人に馬鹿にされ鼻で笑われても自分が信じたいことを信じて、絶対無理だと他人に裏切られても自分だけはあきらめない強さを持つ主人公に強く感銘を受けました。この作品は4人の女子高生それぞれから多くの大切なことが学べて、南極に行きたいという目標に向かってまっすぐ進む4人を見ていると、自分も何か大きなことを成し遂げてみたい、といったやる気がわいてくる作品です。ぜひこの作品をみてください。

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宇宙よりも遠い場所

4人の女子高生が南極に行く青春アニメ。
それぞれがみんな違う悩みや環境の中で出会い、共に南極を目指すことをきめる。
見所は、女子高生たちが成長していく姿と、何と言っても南極について知ることができる所。
今までにない、南極×女子高生という全く異なるイメージのものの組み合わせを創り上げた作者はすごいなと思う。
南極圏の環境の厳しさと普段の日常とを比較すると、とても面白い。知識も身に付くので子供と一緒に見ると良い。
また、南極の景色がとてもきれいに描かれている。特にすごく広い空、すごく冷たくてどっしり構えた氷山、写真のように鮮明な映像にはとても見入ってしまう。景色も壮大で癒される。吹雪いている映像も、とても厳しくて寒い様子が伝わってくる。
南極の生き物もかわいくて、特徴も知ることが出来るので、子供と見ていて勉強になる。
国立極地研究所や海上自衛隊の協力により、私たちの知らない南極観測の事も内容に盛り込まれている。
女子高生のそれぞれのキャラクターもみんな違っておもしろい。みんな個性を持ち、とっても可愛い。声も魅力的だ。
どれをとってもこの作品は素晴らしい。家族で見るにも自信を持ってお勧めの作品。
レビューを書いていると、もう一度見たくなってくる。

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アニメ『宇宙よりも遠い場所』の魅力とは?

『宇宙よりも遠い場所』(以下:よりもい)は、一言で言うと、女子高生4人が南極へ行くストーリー。
主人公は「青春したい!」と望みながらも、なかなか一歩踏み出せない女子高生『玉木マリ』(キマリ)。
同じ学校の『小淵沢報瀬』が落としてしまった『100万円』を拾ったことをきっかけに、2人で南極へ行くことになるのです。
「南極に行くってどういうこと?」と思うかもしれませんが、彼女たちは本当に南極を目指します。
報瀬は観測隊員だった母親が南極で行方不明になったことで、南極へ行こうとアルバイトを続けてきました。
そんな彼女の姿勢に感銘を受けたキマリは、報瀬と一緒に南極へ行く決意をするのです。
突拍子もない2人の冒険に加わるのは、キマリのアルバイト仲間の『三宅日向』と、女優の『白石結月』。
一見性格も価値観もバラバラな4人が、全力で『南極』という途方もない目標を追いかけていきます。
女子高生である彼女たちは(日向は高校を中退していますが)、若々しいパワーに溢れる反面、繊細さで複雑な悩みも抱いています。
明るく元気に、たまにぶつかり合って喧嘩して、笑い合って成長して……。
時に暗くネガティブな感情を吐き出す彼女たちのキャラクターが、とても人間臭く魅力に溢れています。
よりもいを単なる女子高生の青春モノで終わらせないのが、周囲で支えてくれる大人たちの存在。
南極観測隊員として4人ともに南極へ行く大人たちも、それぞれのドラマがあるのです。
10代の人ならばキマリたちの、大人になってしまった人たちは彼女たちを見守る隊員たちの目線で。
わくわくする壮大な物語を楽しめるのではないでしょうか!

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何処にでもいる女子高生から何処にもいない唯一無二の女子高生に

主な内容は「見知らぬ女子高生4人が知り合って、協力をしながら南極を目指していく」というものです。
これだけ聞くとありふれた(?)ほのぼのしたアニメに思えますが、主人公の玉木マリが平凡な日常から脱したいけど出来ない、という視聴者と同じような思考のため共感しやすいので入りが良かったです。
そこに南極に行くことを目指している小渕沢報瀬に出会い、一緒に南極を目指すのですが、最初の頃は二人ぼっちだったのに徐々に仲間が増えていきます。
その仲間と一緒に南極に行けることなるのですが、まずここで実際に行けるってなった時に、今までの並々ならぬ苦労も周りの反感も良く描かれていたので、視聴者も一緒に喜べました。
南極に行っても難関は山ほどあるのですが、南極という普通は行けないところの話なのに、乗組員や女子高生たちは私たちと同じようなくだらないことで悩んだりします。いつ他人から友達になったか分からない、という白石結月など。たくさんの悩みをみんなで考えて解決していく中で、自分でもこうしたいと思える共感部分が随所にありました。
後半になるにつれて、小渕沢報瀬が何故南極にこだわっていたかが明確になっていきます。そして最後には、最初は他人だった、でも一緒に南極に来て友達になれた3人によって救われたところで、涙が止まらなくなりました。

この13話全てを見終えると、心が浄化された気持ちになり明日への活力と自分でも何かできる気がする!という気持ちになれます。

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今まで生きていた中で一番の作品

女子高生が南極を目指すという物語です。ありえない設定だと思う方もいらっしゃると思いますが、意外と設定はしっかりしています。どうやって行くのとかお金はどうするのとか。彼女たちはそこもきちんと乗り越えていきます。
まず登場人物が魅力的。まずキャラデザが可愛いのですが、それを抜きにしても本当に良い子たちです。そして声優陣が豪華。全員主役レベル。メインの4人組は勿論周りを取り巻く大人も超豪華。それだけでも見る価値はあります。
そしてみんな等身大の女子高生が描かれています。結月ちゃんは芸能人ですが、芸能人という点を抜きにすると普通の女の子です。4人の他愛ない会話とかもすごくリアルです。大爆笑ではなくクスっと笑える会話も良いです。多分製作陣が天才です。(実際いしづかあつこさんの作品は名作揃い。)
日常会話も凄く良いのですが、いざという時には泣かせてきます。南極に足を踏み入れた時の「ざまあみろ」だったり、日向の元チームメイトに対して啖呵を切ったところだったり、お母さんのメールを受信したところだったり。今まで見た作品の中で一番泣けました。報瀬ちゃんがひたすらかっこいいです。いや、みんなかっこいいです。そしてみんな優しいです。最初の1、2話を見てやめてしまったという人も居ますが、是非5話まで見て欲しいです。そこからハマります。9話くらいからは毎話泣きます。

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南極へ行く青春アニメ!!

とても夢の詰まったアニメ!!
宇宙よりも遠い場所。

それぞれ違う想いを持ったメンバーが集まり、南極に行くと言う目標に向かって行くアニメです。

南極観測部隊だった母を持つ小淵沢報瀬。
南極に行くと言う夢を皆に馬鹿にされても諦めない。
芯の強い女の子。
南極に母を捜しに行く。

報瀬の話を聞いて南極に興味を持った玉木マリ。
いつも気持ちは動くのに体が動かず結局行動に移せない自分に悩むが、報瀬の夢がいつしか自分の夢に!

高校を中退してアルバイトをしながら大学受験をすると言う目標をもったしっかり者だが、明るい性格の裏には中学時代に仲のよかった有人との間いにイザコザがあり人間関係に悩む。

子供の頃からタレントをしているため、とても冷静で大人びた一番年下の高校生。
タレントの仕事関係で中々学校に行けないため親友ができないことが悩み。

南極行き、それぞれの悩みにぶつかっていく…

南極について無知な片が多いはず!
このアニメを見て、南極に行くまでに実際にどんな事必要なのか、南極とはどんなところなのか、普通の生活では知らないことも知れるので勉強にもなるし、またこのアニメを見て南極身興味を持てるような内容になっているので是非いろんな方に見て頂きたい作品です!

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南極を目指す少女たちの青春ストーリー

さまざまな事情を抱えた少女4人が南極を目指して悪戦苦闘する、笑いあり涙ありの青春アニメです。ニューヨーク・タイムズ紙の「2018年 最も優れたテレビ番組(海外番組部門)」に選出され、海外でも高い評価を受けている作品です。
南極を目指しす4人が個性が強く、とても魅力的です。
主人公の玉木マリはある日、南極に行きたがっている小淵沢報瀬と出会います。報瀬の母は南極で行方不明になり捜しに行くという。彼女は気が強くしっかりしてはいるが、天然なところもありポンコツ扱いされることも。
二人が南極に行く計画を立ててるところに三宅日向が加わります。彼女は素直で明るい性格だが、とあるトラウマを抱えており、高校には進学せずアルバイトをしていました。南極を行く途中にその過去が明るみになっていきます。
三人で計画を立てたものの、やはり南極に行くのはそう簡単でなく暗礁に乗り上げそうになります。そんなとき、出会ったのが芸能活動をしている女子高生の白石結月。彼女は仕事で南極に行くのだが、ある悩みが。
こうして南極に行く算段がついたものの、南極に到着するまでには数々の困難が待ち受けています。最後、報瀬が母の真相を知るシーンは泣けます。
見終わったあと、とてもすがすがしい気分になり、どこか旅に出かけたくなる、そんな作品です。

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嫌なところ一つもなし

このアニメ、最後まで見て嫌なところが一つもありませんでした!爽快です笑。
内容は、女子高生達が自分達の目的のために南極に行く!という笑いあり、涙あり、の純情青春ストーリーです!青春と聞くと熱く感じますが、主人公の女子高生4人が全員ちょっと馬鹿でなんか涼しく観れます笑。
南極が寒そうというのもありますが、絵もとてもキレイです。通学の電車、帰り道の夕暮れ、夜の繁華街、アニメで表せる美しさをとても出せていると思います。作画のクオリティーがとても高いです!南極も行ったことないですが超きれいでリアル!とても過酷なのでしょうが行ってみたいなと思いました。
そして声優さん!私、声優さんの事あまり詳しくないのですが、主人公4人を演じた声優さんの演技は本当に素晴らしいものだと思いました!12話の最後のシーンは日本アニメ至上一番と言っていいほどの名演技だと思います。絶対泣いちゃうのでハンカチの用意をした方が良いかと笑
13話完結なのですが、本当に綺麗に終われていて話のスピード、濃い内容とすごく気持ちよく観れます。数々の名作アニメがある中、こんなにツッコミどころの無いアニメは私の中ではこの作品だけかもしれません笑。超おすすめです。

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女子高生4人が南極を目指す感動アニメ

「宇宙よりも遠い場所」は、南極へ行くという1つの目標を通じて知り合った女子高生4人による青春ストーリーです。
第1話を見てまず思ったのが、作画の美しさ。演出も凝っていて、女子高生ほとんどが使っているであろうSNSのパロディ風タイトルは目を引くものがありました。
序盤は、平凡な毎日を送りながら何かに挑戦したい、と思いながらもその1歩を踏み出せない主人公の玉木マリ(たまき・マリ)と、周囲に何を言われても自分の夢・目標のために努力している同級生の小淵沢報瀬(こぶちざわ・しらせ)の対比が印象的になっています。
ストーリーの肝となる報瀬の母は南極観測隊員で、彼女が中学生の時に南極で行方不明に。それ以来ずっと南極に行くため1人で頑張っていました。
キマリ(玉木マリの愛称)はそんな報瀬を見て、共に南極に行くことを決意。女子高生が自力で南極に行くなんて非現実的な考えかもしれませんが、彼女達の強さや純粋な気持ちに心打たれます。
その後、高校を中退しアルバイトしながら大学受験を目指す三宅日向(みやけ・ひなた)、タレントをしており仕事で南極に行くこととなった白石結月(しらいし・ゆづき)と出会い、それぞれ事情を抱えながらも「南極」という1つの目的地を目指して友情を深めていきます。
4人とも性格が全く異なり、途中で何度も衝突することがありましたが、少しずつ信頼を深めて本当の友情を知っていく描写に涙することも。
南極×女子高生という新しいジャンルのアニメでしたが、ラストは本当に感動して「見てよかった!」と思える作品でした。

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よりもい、それは忘れがたい青春の記憶

女子高生4人が南極へ行く物語。と書くと一体どこにドラマ性などがあるのか果たして謎ですが、実際は毎回のように涙腺崩壊ポイントがあり、リアルタイムで視聴していた当時はティッシュが手放せませんでした。自分のように鬱屈とした青春を送った人間でも、4人の次第に何かを成し遂げていく姿に、「これぞ青春だ」と胸が洗われるような思いでいっぱいでした。
主人公たち4人のキャラクター設定が、萌え系アニメにありがちなディフォルメされた女子ではなく、それぞれに重い何かを背負った人物像系であるところが、物語をぐっと引き締めているポイントだと感じます。報瀬は南極へ行こうという思いだけは誰にも負けないものの、母親を南極で失った心の傷と戦い続けていますし、日向は一回空気を読まなかったことで高校を退学するはめになってしまいますし、ゆずは生まれてこの方ボッチで、友情というものが何かよくわかっていません。そんな中で割とお気楽なのがキマリだと感じます。他のキャラクター設定が重い分、キマリの明るさや天然ボケっぷりが、物語をシリアス一辺倒へ偏らせなかった要因ではなかったでしょうか。
女子高生が南極へ行くという青春真っ最中の王道展開と、キャラクターの過去が奇跡のようなかみ合わせで合致し、傑作になった作品です。

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感動青春ストーリー

女の子達が南極に向かうお話で、南極までの過酷な体験ストーリと思いそうですが、どちらかというと着くまでの青春ストーリーです。

南極にいく女の子たちのひとりひとりに、ちょっとした葛藤があり、友達が今までいなくて、南極に行くという理由で友達になれた子や、人間関係で部活をやめた子、死んでしまったお母さんに会いに行く為など、理由は皆それぞれで性格もバラバラなのに、南極に着いた頃には皆仲良くなっていて、非日常で協力していく事で仲良くなっていくのが微笑ましかったです。
なにより、私は南極に着いた後に、宇宙との通信のようにテレビを南極と元居た地元との通信する時に、部活でトラブルあった子が、トラブルの原因をつくった子達が出てきて応援するという場面で、その子が何を話したらいいか困っていた時に、南極に一緒に行った子が助けてくれたシーンがとても好きです。すっきりしました。
青春も忘れてしまい、日常だけを淡々と生きている中、ちょっとした非日常が欲しいなと悶々としてる人がいたら、オススメしたいなと思いました。
絵柄も可愛く、変にリアルでもなく、ちょどいいアニメ感とリアルが入り混じった内容でオススメなアニメです。

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大人から子供まで楽しめる名作

「宇宙よりも遠い場所」=南極です。
作品名は、元宇宙飛行士の毛利衛さんが南極の昭和基地に招待された際に、宇宙までは数分で到達するのと比較して南極へ到達するのに何日もかかることを評した「宇宙よりも遠いですね」に由来します。
内容としては、それぞれの事情を抱えた4人の女子高生が、南極探検隊の一員となって昭和基地に行く、というものです。
特に印象に残った点は2つあります。

一点目は南極に行く4人のうちの一人、小淵沢報瀬のエピソードです。
彼女の母親は過去に南極探検隊の一員であり、探検中の事故で行方不明になっているという背景があります。彼女が南極に行く目的は「母親の遺品を見つける」というものであり、南極で最後には遺品のノートパソコンを見つけるのですが、それまでの彼女の心境の変化がつぶさに描かれており、遺品を発見するシーンでは私は思わず引き込まれ、涙ぐんでしまいました。

二点目は、同じく南極4人組の一人、三宅日向のエピソードです。
彼女は高校の陸上部でイジメのような目に遭い、中退してアルバイトをしているところを、主人公の玉木マリに誘われて南極行きの一員となります。本作品を見た当時、私も理由があって仕事を辞めていた時期だったことから、似たような?境遇の彼女の心の動きに同調し、見せ場のシーンではこれまた思わず涙ぐんでしまいました。
それ以外にも、南極探検のスケールの大きさなどが随所に描写されており、
大人から子供まで楽しめる作品だと思います。

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毎話泣いた作品は初めて

主人公キマリみたいな「何かしたい」という感情を抱く人はきっと多いと思う。そんなキマリがあるきっかけで「しらせ・ひなた・ゆづき」の三人の少女と共に南極を目指すことになる壮大な青春物語である。
なかなか一歩が踏み出せないキマリが、たまたましらせという女子生徒に出会い、南極で行方不明になっている母親がいて自ら赴いて探しに行くところからキマリも勢いで共に行くことになる。その最中にひなたとゆづきとも出会い四人で南極を目指すことになる。
「まだ子供だから連れていけない」という大きな壁が始めにあったが彼女たちはある機転でその壁をクリアし、それからも様々なアクシデントを乗り越えていく。
そして共に旅をすると同時にこの四人の少女はそれぞれ辛く苦しい事情があることが分かり、それが物語をもっと深く掘り下げていく。けれどもテンポが非常に良くコメディも所々に入れたりしていていつまでも負の部分に浸かっていることはなく大体が明るい雰囲気であり、むしろ話の最後はスカっとする展開が多い。そして音楽も演出も素晴らしい。
レビュータイトルに「泣いた」という個人的な感情を入れたが、毎話毎話がとにかく濃いので様々な感情が湧き上がってくる。私としては長らく南極で行方不明だったしらせの母の死をああいう風に表現したのは凄いとしかいいようが無かった。
もし「なにかしたいけど…」という戸惑った気持ちがあれば、このアニメはそんな人の背中を軽く押してくれるのではないかとも思う。
最後に、脚本も作画も気合を入れていたので圧倒されたが「 文部科学省、国立極地研究所、海上自衛隊、SHIRASE5002(一財)WNI気象文化創造センター」等、凄い人々の協力の下で行われていたということで納得した。

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女子高生、南極に行く!

南極に行きたいと思った人はいるだろうか?宇宙に行きたい人は多いかもしれないが、南極は少ないだろう。南極なんて、寒いだけだ。
しかし、その場所に行くという野望を持った、女子高生がいた。女子高生の名は、「小淵沢報瀬」。南極に行くために、アルバイトで100万円を貯める猛者だ。報瀬は努力家だが、ポンコツである。彼女は、100万円を落としてしまったのだ!それを拾ったのが、キマリこと主人公の「玉木マリ」。キマリは高校二年生になっても、まだ青春を送れていない自分にヤキモキしていた。そんなキマリが力強く『南極に行く!』と宣言をする報瀬に応援すると伝える。
すると、報瀬は『じゃあ、一緒に行く?』と応えるのだ。キマリと同じバイト先の「三宅日向」やアイドルの「白石結月」を加えて4人は南極へ向かう。

熱い。展開が熱い。南極のくせに熱いのだ。この熱さを後押しするのは、報瀬が南極に行く理由だ。報瀬の母親は、南極調査員で、南極で行方不明となっている。母はもう亡くなっているだろう。でも、南極になにかがあるかもしれない。その希望を胸に、報瀬は南極に行くのだ。

アニメとしての面白さだけでなく、南極の教養としても面白い。船の説明と作業内容など、細かく調査しているのがわかる。ネットなどでも、「よりもい」と呼ばれ、大人気だ。ぜひとも鑑賞してほしい。

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南極を目指す女子高生たちの青春ストーリー

ノーゲーム・ノーライフの制作スタッフが手掛けるオリジナルアニメーション。
何かを始めたいと思いながら中々一歩を踏み出すことができない、女子高生の玉木マリことキマリが、南極を目指す少女の小淵沢報瀬や、高校を中退し大学受験に励む三宅日向、北海道在住の美少女タレント・白石結月たちと出会い、南極を目指す青春ストーリー。
この作品は文部科学省、国立極地研究所、海上自衛隊、SHIRASE5002(一財)WNI気象文化創造センターらの協力のもと制作されており、女子高生が南極を目指すという一見ファンタジー感があると思いきや、徹底した取材によってリアルな描写が描かれている。ストーリーも然る事ながら、シンガポールの街並みや南極の景色がとてもリアルに描かれており、きれいな背景となっている。
それぞれが何か問題を抱えつつ時にはぶつかり合い、切磋琢磨し、周りの大人たちに支えられながら成長していくというストーリーが視聴者として何か一歩踏み出したくなるようなアニメです。是非たくさんの方々に見た頂きたいです。

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21世紀最高のアニメです。

簡単にあらすじを説明すると、4人の女子高生が南極を目指す青春アニメです。
声優陣も豪華でして、水瀬いのり、花澤香奈、井口裕香に早見沙織と、今をときめくメンバーが集結しています。
確かに、絵はちょっとオタク向けかもしれませんが、それで敬遠せずに一度でいいので見てください。最初のころは、ギクシャクしていた4人が一つの大きな目標に向かってがんばりながら、成長していきます。このアニメの一番良いところは、バランスだと思います。ひとつ間違えれば、面白くなくなってしまうかもしれないところを絶妙のバランスで、いろんなことが起きていきます。ちょっとした笑いもあれば大きな感動もある、そして、見た人みんなを幸せに出来るすばらしいアニメです。
このアニメで一番好きな回は、第11話です。このお話は今思い出すだけでも泣くことができるくらい感動します。みなさんは親友のために本気で怒ることができますか。本当の友達とはいったいなんなのか、そういうことを考えさせられます。ただ、この回だけでは泣けないかもしれないので、必ず1話からみるようにしてください。そうすれば、号泣必須です。
またいつかこの4人で旅に出ることを期待しています。

宇宙よりも遠い場所 / よりもい / A Place Further Than The Universe
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女子高生が南極を目指す、青春ストーリー

好奇心旺盛な主人公マリは、高校時代に素敵な想い出を残したいと日々を憂いている。
とあることから南極を目指す少女しらせと出会い、彼女の熱意に心動かされたマリは、共に南極を目指すことを誓う。次第に仲間も集まり4人の女の子の旅が始まる。

想像も出来ない世界に物語は動き始め、可愛い女の子たちに元気をもらえるような作品です。
キャラクターデザインも良く、人気声優を起用しているだけあって見応えがあります。
重くならない程度にシリアスを織り交ぜつつも、基本はコメディー調。そのバランス加減がとても心地いいです。いわゆる女の子日常系の作品とは少し違って、キャラが成長していく過程があるので応援したくなります。
そんな勇気を持って1歩を踏み出した、若さという好奇心と力を持ち合わせた彼女たちに共感して視聴を続けていますが、7話まで視聴した段階では少々凡庸な印象を持ち始めています。
もう少し陰影があってもいいのではと感じていますが、スタッフ陣が優秀なメンバーですから終盤に向けての展開を期待しております。

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