今まで生きていた中で一番の作品
女子高生が南極を目指すという物語です。ありえない設定だと思う方もいらっしゃると思いますが、意外と設定はしっかりしています。どうやって行くのとかお金はどうするのとか。彼女たちはそこもきちんと乗り越えていきます。
まず登場人物が魅力的。まずキャラデザが可愛いのですが、それを抜きにしても本当に良い子たちです。そして声優陣が豪華。全員主役レベル。メインの4人組は勿論周りを取り巻く大人も超豪華。それだけでも見る価値はあります。
そしてみんな等身大の女子高生が描かれています。結月ちゃんは芸能人ですが、芸能人という点を抜きにすると普通の女の子です。4人の他愛ない会話とかもすごくリアルです。大爆笑ではなくクスっと笑える会話も良いです。多分製作陣が天才です。(実際いしづかあつこさんの作品は名作揃い。)
日常会話も凄く良いのですが、いざという時には泣かせてきます。南極に足を踏み入れた時の「ざまあみろ」だったり、日向の元チームメイトに対して啖呵を切ったところだったり、お母さんのメールを受信したところだったり。今まで見た作品の中で一番泣けました。報瀬ちゃんがひたすらかっこいいです。いや、みんなかっこいいです。そしてみんな優しいです。最初の1、2話を見てやめてしまったという人も居ますが、是非5話まで見て欲しいです。そこからハマります。9話くらいからは毎話泣きます。