ONE PIECE / ワンピース

『ONE PIECE』(ワンピース)とは、尾田栄一郎による日本の少年漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1997年34号より連載されている。略称は「ワンピ」。
海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィを主人公とする、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマン。
夢への冒険・仲間たちとの友情といったテーマを前面に掲げ、バトルやギャグシーン、感動エピソードをメインとする少年漫画の王道を行く物語として人気を博している。また、長年にわたりながら深く練り込まれた壮大な世界観・巧緻な設定のストーリーも特徴である。
国内累計発行部数、初版発行部数など、国内出版最高記録をいくつも保持しているだけでなく、2015年6月15日には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定された。
海外では翻訳版が57以上の国と地域で販売されている。
1999年よりテレビアニメがフジテレビ系列で放送されており、東映アニメーション製作のアニメ作品としては最長のロングラン作品になっている。
原作に存在する残虐なシーンはカット・変更がなされることがあり、それ以外にも場面やセリフ、時系列といった細かい部分での相違点がいくつか見られる。

ONE PIECE / ワンピースのレビュー・評価・感想 (5/7)

ONE PIECE / ワンピース
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幅広い世代から愛されるマンガ

小さいころに出会った一人の海賊の生き方に影響され海賊王を目指す少年の物語。
幼少期からの口癖【海賊王に俺はなる!】の言葉を青年になった今でも豪語し続ける姿は胸を熱くします。
幼少期の毎日ともに過ごしたエース(兄)とルフィ。頂上戦争での初めての共闘はとてもワクワクしました。
だが、その共闘は最初で最後。目の前で大好きな兄を殺されてしまったルフィ。読者の誰もがONE PIECEは登場者が死なない物語で認識されていた為とてつもないショックと衝撃をうけました。ファンのなかではエースロスという造語も出来上がったくらいに。
そしてその後初めて、幼少期から強気で能天気なあのルフィが自分の無力さに涙を流し、自分を攻め続けていた姿は読者の涙を誘いました。
しかし、その地の底から大切な仲間を思い復活したルフィ。相当の覚悟と、夢を引き続き追いかける勇姿に改めて元気をもらいました。
2年の修業を得て更なる成長を遂げたルフィ。2年前にぼろぼろにされたバーソロミューくまを一撃で仕留めてしまう姿は本当かえってきた!としびれました。
新世界の冒険も波瀾万丈で、ルフィらしい冒険が続いており、まだ完結していないこの物語は今後どうなっていくのか、どのような結末がまっているのか、考えるだけでワクワクが止まりません。

ONE PIECE / ワンピース
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やっぱりアラバスタ編は最高

アラバスタ編を再構成した映画です。
原作、アニメと違うところもありますが、短くまとまっていて、原作とはまた違った魅力がありました。
アラバスタ編はやはり最高だなと思います。
ビビちゃんは力はそんな強くないけど、王女としての決意はすごいし、心は強くてかっこいいし、ラスボスのクロコダイルは強く、残忍で、ビビちゃんらの立場に立つと腹が立って仕方のない人だけど、そこから離れてみるとだいぶかっこいい敵キャラです。
ルフィがクロコダイルと戦う方法というのも、自分の血でスナスナの能力を無効化させるという、少年心をくすぐる戦い方でよかったです。
サンジさんの戦い相手のボン・クレーはすごくコミカルなキャラで格好からして異様で大好きですし、ナミさんも女の子同士、ビビちゃんと仲が良かったから、ビビちゃんのためにナミさんが涙するところとか泣けます。
それになんといっても、ベルです。あの偉大なる自己犠牲、もう泣けてしまいます。
それでも止まらない戦争がとても怖かったし、ベルがあんなことになって、本来なら泣き崩れてもおかしくないのに、
声を張り上げて戦争をやめてくださいと叫び続けるビビちゃんがすごいと思いました。
そして、もちろん、ビビちゃんと、ルフィたちの別れのシーンまだ入っていて大満足です。
あれを見ると、こちらも左手を天高く掲げたくなります。

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10

国民的人気漫画!ワンピースの面白さを語る!

漫画「ワンピース」は週刊少年ジャンプにて連載中の作品である。国内累計の発行部数は単行本第95巻刊行時点で、3億9000万部を突破しており、日本最高の漫画である。アニメ、映画、小説、舞台など、様々なメディア化が行われており、その人気は漫画だけにとどまらない。まさに国民的大人気漫画と言えるだろう。ストーリー自体はいたってシンプル。海賊王ゴールドロジャーが残したお宝「ワンピース」を求めて、主人公「ルフィ」が世界中を冒険する物語である。ルフィは、食べると金づちになってしまうが特殊な能力を得ることのできる悪魔の実の一種「ゴムゴムの実」を食べており、身体をゴムのように自由自在に伸ばして戦闘を行うのが特徴である。三刀流の剣豪ロロノア・ゾロ、トナカイで医者のトニー・トニー・チョッパー、ガイコツのブルックなどの個性的な仲間と共に様々な敵と戦い、お宝を探す王道のバトルアドベンチャー漫画である。抜けているところもあるが、仲間思いで一生懸命なルフィの行動やかっこいいセリフに心を打たれる読者も多いだろう。また、バトル漫画にありがちな、インフレして強くなっていく敵をただ倒していくだけの展開だけではない。ルフィ達が訪れる島々では差別、奴隷制度、独裁政権、貧困などが細かく描写されており、現代社会の闇とまっすぐな男ルフィが正面から対峙するさまが物語に大きな深みを与えている。

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深読みしてください?

大人気のワンピースですが、全く話を知らない方に、その魅力をお伝えします?
まず、ワンピースは、ゴムゴムの実を食べゴム人間となった少年が、海賊王を目指す冒険物語です。
少年マンガなので、子供向けに書かれたものかもしれませんが、大人も充分に楽しめる内容だと思います。
話の内容ですが、ゴム人間となった海賊ルフィが、他の海賊と戦います。もちろん、敵は、徐々に強くなっていきますが、その中で、敵ごとに様々なテーマというか、社会や子供たちに向けたメッセージのようなものが感じ取れます。僕は、ワンピースを何度も熟読し、そのメッセージを読み取るのが大好きです。
たとえば、魚人という、人間とは違う種族との戦いにおいてみてみます。
この話では、敵の魚人海賊が人間に凄まじい敵意を持っているという設定となっています。ただこの魚人は、人間から迫害されていたとか、直接的に何かされていたわけではなく、周りからの話のみで、人間に凄まじい敵意を持つようになっていました。その魚人との最終決戦の中でも、一般の魚人の子供たちに、人間がほんとに悪者なのか自分の目で確かめろ?と親が話しています。
この話のなかで、人種差別についても、自分の目で見て真実を知ることは重要なのではと考えさせられました。
このようにワンピースには、毎回深いテーマがありますので、その辺も考えながら読むと更に楽しめると思いますよ。

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8

チョッパーはまだ臆病

チョッパーが主役の映画でした。
チョッパーは仲間になったばかりの設定なので、チョッパーが臆病です。
ちょっとキャラが違うなって気もするし、たしかにそれくらい臆病だったような気もするし、漫画だと旅に出たらすぐ男らしくなったようにも見えたけど、そりゃあ、最初はこんなもんだったかもねって感じです。
チョッパーが主役というこで、舞台も動物島でいろんな動物が出てきたおもしろいです。
敵役のキャラもたっています。騎士道ぽいのが剣士で、世界最強といってるやつが蹴りの名人というのがミソです。そう、サンジさんとゾロがそれぞれ、自分とは違う戦い方のやつと戦うのです。
サンジさんが剣士と戦うのって珍しいし、もうそれだけで見た価値ありだし、ゾロも蹴りとって、いいなあと思います。チョッパーもまだ強いとは言い難い時期ですが、動物たちのおとりになって男らしいし、魅力満載って感じです。
まあ、敵のボスの最終形態はなんていうか、あんまりかっこよくないっていうか、あんなに探してたものを食って、なるのがこれ?って感じですが、まあ、それも面白くていいでしょう。
時間が短いし、そんなに重い話でもないし、見やすくて好きです。

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ONE PIECE ねじまき島の冒険

主要キャラが多いアニメの映画って、全てのキャラを目立たすことって難しいのですが、この頃はまだみんな目立ってるなと思います。
私はサンジさんが好きなのですが、サンジさんが怪我をして捕まったり、敵にカッコつけたりして余計殴られたり、結構目立ってるし、ナミさんのためにがんばってて、ああ、サンジさんっぽいと思いました。
島の技術力を兵器作りに利用しているトランプ海賊団は最低だし、海賊をバカにしてるし、そりゃあ、ルフィらは怒るよねって感じです。
あと、敵の海賊に女キャラがいることもいいですね。
すごくセクシーで見ているだけで楽しいし、彼女とナミさんの戦い?は、ナミさん、さすがですって感じでした。
あと、オリジナルキャラの泥棒兄弟の帰結もよかったです。
弟はまだ小さいし、両親が見つかれば、そこに戻ったほうがいいような気もしますが、ずっと一緒に旅をしてきたんですもんね。
兄貴とは離れたくはないよねと思います。
まあ、とにかくなかなか面白いし、楽しい映画でした。時間が短いってとこもポイント高いです。
まあ、まだ、サンジさんまでしか仲間がいないので、今見ると、チョッパーは?とかロビンちゃんは?とか物足りないところはありますが、なかなか面白かったと思います。

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【ONE PIECE FILM Z】の紹介

『ワンピース』は尾田栄一郎が1997年より「週刊少年ジャンプ」にて連載開始し、コミックの累計発行部数は4億9000万部を超える大人気漫画。刊行数は102巻に達する海洋冒険ロマン。

今回ご紹介するのは、2012年12月15日に公開された、劇場版第12弾『ONE PIECE FILM Z』。
新世界に入り初めての劇場版。

あらすじ
伝説の元海軍大将ゼットが古代兵器にも匹敵する力を持つといわれる、巨大エネルギー・ダイナガンを奪う。
そんなある日の事、波間を漂うゼット救出するルフィ達、やがて全海賊の壊滅を目論むゼットの刃が海賊王を目指すルフィ達に牙を向く。

ゼットについて
NEO海軍総帥。元海軍大将黒腕のゼファー過去の事件から海賊を激しく憎んでおり、全海賊の抹殺企む一方、
現在の海軍にも強い怒りを抱いていた。目的の為なら手段は選ばず、一般市民犠牲すら厭わない苛烈な面があるが、
強い信念を持ち、部下たちからは非常に信頼されており、部下や海兵からは「先生」と呼ばれている。
ゼットの由来は、子供の頃に彼が扮していた正義のヒーローの名前である。
右腕には「バトルスマッシャー」という海楼石で出来た巨大な武器を装着しておりその武器で、ルフィも苦戦した。

ONE PIECE / ワンピース
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ワンピースの流れ

かつて海賊王ゴール・D・ロジャーが残した莫大な財宝を皆が探し求め海賊王の座を狙って海賊時代の幕開けとなる。
主人公、モンキー・D・ルフィは幼少期に悪魔の実、ゴムゴムの実を食べゴム人間となったと同時に悪魔の実の代償、カナヅチ人間となった。
ルフィの憧れであり恩人でもある赤髪海賊団の船長、今では四皇のシャンクスに一緒に旅をしたいと懇願するも断られ、ルフィが自身で海賊団を作る事を決意。
そこでシャンクスの大事な帽子、麦わら帽子をルフィに預ける。立派な海賊になって返すと誓い、麦わら海賊団を結成。そこからのストーリーは仲間を見つけ旅の行手を阻む敵を倒し、着実に海賊王への道を歩んでるが、その旅の中で数々の仲間との裏切りや衝突、大事な人の死があり、こういった経験を踏まえルフィ自身強くなり、成長して今では五番目の皇帝と呼ばれるほどである。ワンピースの世界では空白の百年というものがあり、現在では政府が正義、海賊が悪という位置付けだがロジャーが残した財宝ワンピースを誰かが見つけた時、政府が隠してる空白の百年の真実が暴かれ、お互いの立場が逆転されると思われる。そのワンピースというのは現在では情報ではないのかと言われてる。

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人生で一回は見てみるべし

人生で一回はみておくべき作品です。アニメ大好きな私が自信をもって友人や家族におすすめできる作品です。
絵も綺麗ですし、キャラクターの個性もとにかく強いです。敵でもサブでも色々癖が強めなキャラクターが出てくるので、ハマれる人は多いのではないかと思います。何より奥がとても深いです。え?そうだったの??というような気持ちにしてくれるので、アニメでも漫画でも見ていて飽きることはありまん。次を読みたい、見たい欲を搔き立ててくれる作品です。
一つの作品に色々な要素が含まれていて、ジャンプ系が好きな人・伏線好きな人・ギャグ系が好きな人・バトル系が好きな人・仲間想いに惹かれる人にはとってもオススメです。単純明快ではなく、謎めいているところを紐解いていきたい!という方は是非一度見てみたほうがいいと思います。わくわくドキドキが止まらない作品です。
とても長編で、ひとつひとつ区切りがあるところも魅力的です。漫画にはない部分もアニメとして深く掘り下げられているところもあるので、両方見ることをオススメします。楽しくなりたい気分の時も、悲しく涙を流したいときも、勇気をもらいたいときもワンピースの作品中で全部与えてくれます。本当におすすめなので、見たことない方は絶対一回は見たほうがいいです。

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『ONE PIECE STAMPEDE』奇跡の共闘!最強の敵「ダグラス・バレット」!兄弟の絆!

世界で絶大的な人気を誇るアニメワンピースの劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」は『共闘』という言葉がぴったり当てはまる内容になっていました。原作でも登場する人気キャラクターが1つの目的のために協力しており、原作では絶対に見られないシーンばかりです!そして今回の敵は、あのロジャー海賊団副船長であったシルバーズ・レイリーと互角に渡り合うといわれている、鬼の跡目「ダグラス・バレット」です!バレットは間違いなくワンピース映画史上最強の敵です!バレットは映画開始序盤に、あの最悪の世代相手に能力を使わずして互角以上に渡り合います。ルフィは原作で手ごわかったシャーロット・カタクリを倒した際に使ったギア4・スネイクマンの形態になりバレットを殴りますがバレットはピンピンしています。その後バレットは「ガシャガシャの実」の能力を使い、最悪の世代達に深い傷を与えます。ウソップによって救出されたルフィはウソップの言葉を聞き、またバレットに戦いを挑みに行きます。ほかの場所ではバレットをどうにかしようと海軍、海賊、七武海、革命軍の人間が集まっています。このシーンは絶対原作では見れないのでお見逃しなく!そしてそれら一行とルフィが集まり作戦を立てて再びバレットに挑みます!ここでルフィはまだ原作では使っていない技を繰り出すので鳥肌注意です!奇跡の共闘でバレットを打ち破ったルフィやその他のメンバーは、海軍の軍艦が迫っているので慌てて島から逃げようとしますが、ここでもまたルフィはある人物に助けられるのですがこのシーンは涙ものです!この映画は一つなぎの大秘宝ワンピースや物語の核心に迫っています。登場人物は超豪華です!ぜひ映画館に足を運んでください!

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壮大な冒険の旅

ちいさな頃から見ているアニメがあります。
それは、ワンピースです。
このアニメと出会ったことにより変わったことがあります。
それは、ルフィたちの勇気に元気をもらったことです。
こういった元気をもらったり、夢中になってワンピースに全力で力を注ぐ人は多いのではないかと思います。
ワンピースの見所は仲間の絆と戦闘シーンだと思います。
なかでも、主人公のルフィが闘うシーンでは毎回ハラハラして面白い展開になるので目が離せません。
YouTuberの方々にもたくさんのワンピースファンがいます。
細かい考察や一週間チャレンジ、フィギュア集めなど様々ですが、原作者の尾田栄一郎先生の伏線と呼ばれる物語の進み方がえげつないくらいにすごいです。
最初のシーンから伏線がされているかのようなルフィとシャンクスの出会い。
まさに、麦わらをひとつのテーマにして物語は幾重にも広がり、冒険の旅路を見させてくれます。
また、個性的で面白いさまざまな島が出てくるところもユーモアがたくさんあり魅力的です。
そこでの出会いや、敵との死闘など、感じ得るものが沢山あると思います。
キャラクターにも個性がそれぞれあって、すごく面白いなと思うところも魅力的だと思います。
笑って泣けて最高に楽しくて面白い人を魅了する、日本の誇りといえる漫画だと思います。

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ルフィーが海賊王を目指す中でいろいろなことを訴える物語

主人公モンキーDルフィーが海賊王を目指す物語です。
一言でいえばこれだけなのですが、海賊王を目指す過程で読者にさまざまなことを訴えています。
まずは、仲間の大切さについてです。ルフィーは最初一人で航海にでます。そこから多くの仲間を手に入れます。
ルフィーが最初仲間に誘うときは、必ずと言っていいほど入りたがりません。
しかしルフィーの仲間に対する真剣さや情熱に惹かれ最終的には誰も断ることなく仲間になります。
そして仲間になるシーンはいつも我々に感動を与えてくれます。
次に、世界の社会情勢の問題について訴えるシーンがたくさんあります。
例えば、トニートニーチョッパーと出会うときに描かれたいじめの問題。チョッパーは子供の時あやまってヒトヒトの実を食べてしまったことで
他のトナカイからいじめられるようになってしまいました。私はこのシーンを読んでいじめに対する問題提起を作者がしているのだろうと感じました。
他にも、魚人島における人種差別の問題。これは我々の世界でも起こり得ていることなので、
こういったことはいけないというのをこの漫画を通して訴えているのだと思いました。
この物語のストーリーそのものもとても面白いですが、それ以外で読者に対して訴えている部分に関してもこれから注意して読んでいきたいと思います。

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この漫画を読まずに一生を終えれない

今や国民的人気漫画となっている「ワンピース」。海賊王を目指す主人公ルフィを中心に、大剣豪を目指すロロノアゾロ、世界地図を作る航海士ナミなど個性豊かな仲間が登場する。
悪魔の実を食べた特殊能力を得た海賊達によるバトルシーンは大迫力。主人公ルフィもゴムゴムの実を食べたゴム人間として、次々に飛び出す能力者達に苦戦しながらも成長していく。ルフィ達の奮闘が見るものを魅了する。新たな能力者が登場する度に、この能力者はどんな技を持つのかという期待感が毎回得られることも、この漫画の楽しみだ。
さらに女性キャラはグラマラスに描かれており、入浴シーン水着シーンなど露出の高い場面も多く、そこを期待する男性ファンも数多くいると思われる。
作中では、登場人物が死ぬというシーンも時折見られ、心を打たれる。
ワンピースは少年達だけにとらわれず、大人のファンが多いことも特徴。元スマップの木村拓哉も熱狂的なワンピースファンとして有名だ。
大人の心を掴んでいる理由としては、様々なシーンで見られる名言が大きな理由としてあげられると思う。
まっすぐな登場人物達が、心に響く言葉を迫力のある絵とともに発する。
その魅力に私たちファンは目が離せなくなっている。

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引き寄せる力

主人公ルフィーが海賊王を目指す物語です。
なんと言っても話が長い!
それでも多くのファンがいるのも事実としてあります。
ただただ話が長いわけではなく、登場人物一人一人の設定が細かくされており、どういったキャラクターなのかイメージしやすくなっております。
伏線に関しても予想外のタイミングで回収されるなどサプライズ要素もあります。
初めは一人で始めた冒険だったが、ルフィーの生き様に共感したキャラクターたちが次々と仲間に加わっていきます。
ルフィーから頼まれなくてもついてきてくれるとところにルフィーへの信頼が表れています。
漫画の世界ではあるものの人として学べるところはたくさんあると思います。
なんと言ってもバトルシーンが魅力的!
強敵と戦う際に意外なキャラクターと共闘したり、裏切りがあったりといつも驚かされます。
あと、大事な場面でも仲間を信じて任せるところも胸が熱くなります。
任せられる仲間との信頼関係やその背景などにも考えさせられるところはたくさんあります。
人の上に立つのはどのような人物か、人が集まってくるためにはどのような行動が必要かなども学べます。
組織のトップに立つような人にはぜひ一度読んでもらいたいです。
これからのルフィーの活躍にも目が離せません!

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考察しながら見たい人にオススメ!

ONE PIECEの世界には明かされていない謎がたくさんあり、その伏線が様々なところに散りばめられています。
「これはあの謎のことを示唆しているのかな…?」「この謎はこれと関係があるのかな…?」と考えながら読み進めることが醍醐味でもあると思うので、少年漫画好き、冒険好きだけでなく、ミステリー好きの人にもオススメする作品です!謎が明かされてから話数を遡ってみると、「これはこの謎の伏線だったのか…!」と発見する楽しみ方もできます。隅々まで考え抜かれて作られている作品だと思います。
また、ONE PIECEは長編作品なだけあってキャラクター数がとても多いです。メインキャラクター達を一言で表すと「個性の塊!」だと思いますね。誰一人欠けてはいけない、魅力的なキャラクター達だと思います。
ONE PIECEのキャラクター達は皆、バックグラウンドがあります。過去に経験したことが今の行動につながっているので、敵キャラであっても過去編が描かれることがあり、敵だからといって悪者とは思えないキャラクターも登場してきます。メインキャラクター以外にも魅力的なキャラクターがたくさんいるので、お気に入りのキャラクターを探してみるのもオススメです。

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仲間というものの大切さ

この作品をつい最近アマゾンプライムビデオで1話からみました。主人公ルフィは、はじめは一人での旅立ちでスタートしますが、その人柄から続々と指示する仲間が増えていき様々な冒険を繰り広げていきます。海賊王になるためには一人ではなにもできない、しかし仲間と協力すれば必ずなれると信じるルフィの信念は、現実の世界でもとても大事だと感じさせられるストーリーとなっています。主人公ルフィは一言で言えば自由人。自分のやりたいこと、欲望のまま動き、時には人に迷惑をかけることもあります。しかし、彼は人一倍仲間思いであり、仲間のためなら自分の身を削ってでも敵に向かい闘います。また、彼が発する言葉には名言がいくつか存在し、どれも感動を呼ぶ名言ばかりです。普段はおちゃらけているのにやる時はやる男らしいルフィの姿に共感すること間違いありません。ワンピースの連載は今でも続いており1話からみるとなるといくら時間があっても足りません。しかし、それでも見る価値あるアニメです。アニメも漫画もみたことない人は是非1話〜アラバスタ編(約100話くらい)まで見ていただきたいです。ワンピースの世界観にどっぷりハマること、間違いありません。

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何度読んでも面白い!

漫画もアニメも大人気なので知らない方はいないと思いますが、まだ漫画を読んだことない人、アニメを見たことがない人、絶対読んでください。読まないと人生損しますよ(笑)
この作品は感動したり、「仲間っていいな」と思う場面が盛り沢山です。私は繰り返し何度も読んでいますので、この先どんな展開になるかは分かっているのですが、感動シーンでは毎回絶対に泣いてしまいます(笑)
一番お気に入りの回は、ウォーターセブンです。ここでは前代未聞の大事件を起こしロビンを救出。ロビンはやっとここで正式に仲間に入り、フランキーも新たに仲間になります。思わぬ相手が敵だったり、次々に周りを巻き込んで海軍の元へ乗り込んでいくのはなんともカッコイイです。CP9と戦ったことでギア2を習得し、ルフィもレベルアップしますしね。ウソップとルフィが仲間割れするところはほんとに心が痛かったですが。。。
この回では海賊船も新しくなります!ゴーイングメリー号からサウザンドサニー号へ。クラバウターマンが出てくるシーンはほんとに泣けます!号泣です!(笑)
ここでは伝えきれない話がたくさんあります。
老若男女問わず楽しめる内容です。特にオススメする読み方は、単行本です。1話と1話の間に素敵な絵が書かれていたり、SBSという質問コーナーがあります。作者と読者のやり取りが見られたり、作品について細かいことが書かれていたり、ここを見ることによってより作品を楽しめると思います。
そしてとにかく絵が上手い!素晴らしいです。内容も頭に入りやすいし、読者にとって大事なことだと思います。
少しでも気になった方は是非読んでみて下さい!

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まだ間に合う、今からONE PIECEを読む方へ!読む前に抑えとくべきポイント!

【ONE PIECEとは】
ONE PIECEとは主人公モンキー・D・ルフィが、海賊王を目指して数々の仲間たちと共に冒険していく物語です。

ONE PIECEは1997年より週刊少年ジャンプにて連載が開始され、2021年には1000話到達。コミックスも100巻が発売されました。連載から24年間が経ち、全世界に数多くのファンがいる大人気漫画となっています。

【あらすじ】
海賊ゴール・D・ロジャーはこの世の全てを手に入れ、海賊王となりました。彼が死ぬ直前に放った「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやる、探してみろこの世の全てをそこに置いてきた」という言葉を聞いた全世界の海賊たちが、ひとつなぎの大秘宝《ワンピース》を目指す大海賊時代が到来しました。

主人公ルフィは幼少期に赤髪のシャンクスという海賊に出会い、次第に海賊に憧れを抱き、ルフィの夢は海賊王になることになりました。

【抑えておくべきポイント】

ONE PIECEは笑いあり、涙ありの様々な世代に愛される漫画となっています。純粋に読むだけでも楽しめる作品となっていますが、読者たちを最も魅了しているポイントの1つは作者が幾度となってしかけている《伏線》です。この伏線の考察を楽しんでいる読者も多いことでしょう。1つの伏線の回収をするのに数百話もかかっていたり、物語を動かす大きなカギになることもあるため、1つ1つのコマを何度も読み直すこともあったり、、、
このように楽しみ方は人それぞれでありますが、伏線を読み取るのも非常に楽しめるので、今から読む方は注意しながら読んでみるとより楽しめると思います。

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作品から想像するそれぞれの登場人物(構成員)を考える

タイトルの意味についてですが、pieceを調べてみると 1.〔取り出された〕1本、1枚、1個◆piece of paperやpiece of stringのように全体から取り出された物だが、それ自身で完結しているもの。 2.〔分けられた〕一切れ、一かけら、一片◆piece of cakeのように全体から分けられた一部であることが分かる物。3.〔そろっている物の〕一品、一点 4.〔全体を緊密に構成する〕要素、部品、構成員 5.〔美術・音楽・文学などの〕作品、曲 6.〔抽象的な物事の〕一例、実例、見本◆【参考】piece of luck 7.〔特定のテーマに関する〕意見、主張 など色々意味があります。(出典:英辞郎 on the web)当てはまりそうな意味が何個もありますが、ここでは4.の全体を緊密に構成する構成員という意味から登場人物にスポットをあててみます。まずこの作品の簡単なストーリーをご説明します。主人公のルフィーは自分が育った村に訪れた海賊の船長にとある事件で助けられ、海賊になることを目指します。そして成長したルフィーは一人で村のある島から船出をし、様々な出会いを重ね、仲間を集めて、最終目的地に向けて旅を続けます。最終目的地に過去に訪れたのは海賊王とその仲間だけで、その地には海賊王の財宝があるらしいのです。そこに向かうにはレッドラインと呼ばれるエリアを通らないといけません。そのレッドラインには大小さまざまな島々があり、この物語はそれらの島々での主人公を中心とした仲間たちのストーリーを記してくれています。ちなみにこの作品は100巻を超える刊行の為、数多くの登場人物がいます。その登場人物の個性がバラエティーにあふれて、どの登場人物(メインストーリーの登場人物でも200人以上です)から考えるのか悩みどころです。ですので、メインキャラクターの麦わらの一味にしぼって紹介出来たらと思っています。まずは船長のモンキー・D・ルフィーについて。実はこの漫画は多くの物語が存在し、折り重なって漫画全体を構成しています。ですので、物語によっては、ルフィーは主人公でありながら、少し別の登場人物に主人公の席を貸す事がしばしばあります。しかし、主人公にはかわりなく、目立った特徴としてかなりドライな人物ですが、懐が深く、仲間を疑うことをせず、一度口にしたことは守ります。ただ、だれでもかれでも仲間になれと言って、仲間から止められる一面もあります。名前にもこの漫画のストーリーと関係するネーミングになっているらしく、徐々に明らかになっていくようです。次に、副船長のロロノア・ゾロ。剣士でもあります。ルフィーに負けるとも劣らない戦闘力を持ち、ルフィーの最初の仲間になります。方向音痴という船で旅をする者には致命的な弱点を持ちますが、それを補って余りある戦闘能力は魅力的で旅の中でも戦闘力に特化して成長を続けています。航海士のナミについて。ルフィーやゾロに一番足りない航海術を持った女性で、ナミの参加によってストーリーは安定して進み始めます。初期のころは戦闘能力以外の基礎的な能力である船での食事や医術を少しフォローする役割も兼ねています。しかし、彼女はストーリーと共に大成長を遂げる一人であると言っておきましょう。狙撃手のウソップについて。彼もナミと同じく初期は狙撃手というよりはプチ船大工的な形でチームに貢献します。成長度もナミと同じかそれ以上の大成長を遂げますが、初期のころは戦闘能力についてはナミとどっこいどっこいでしかありません。コックのサンジについて。このあたりから即戦力でもあり、船旅に必要な仲間が続いて現れます。特徴はきれいな女性にとことん弱い騎士道全開の男性です。コックとしての能力はピカ一で、仲間になるのもそのあたりが理由になります。戦闘能力もルフィー、ゾロに引けをとらず、ゾロとは相性最悪で描かれています。船医のトニートニー・チョッパーについて。紹介した仲間全員には仲間になるまでのストーリーがそれぞれ存在しますが、彼にもあります。詳しくは漫画に譲るとして、彼は人間に限りなく近い動物です。しかし、医者としては人間以上で、戦闘能力もあります。考古学者のニコ・ロビンについて。彼女はサンジが大いにドキドキする女性であり、ナミと張り合うぐらいの常識人で、戦闘能力もあり、考古学者です。影のある美人といったところですが、この物語に絶対必要な登場人物であります。船大工のフランキーについて。人間ながら、ロボットに近づいた登場人物で彼の登場以後、船の性能や付加価値が急激に変化します。音楽家のブルックについて。私個人としては彼の参加は少し❔的な感じです。ルフィーのぜひ仲間にしたい職業であることから、参加が決定したのかなと思っています。戦闘能力はしっかりあります。操舵手のジンベエについて。彼も限りなく人間に近い動物ですが、漫画上ではチョッパーと同じく人間のように表現されています。やっと船旅に必要な能力を備えた仲間が揃い、物語が大きくなり、前進していくことでしょう。麦わらの一味に絞って紹介いたしましたが、物語中だけ一時的に仲間になる登場人物や敵方役の登場人物など、数多く登場します。そして物語が進むにつれて、キャラの際立った登場人物がこれからも出てくることでしょう。色々な物語が複雑にからみながら、数多くの登場人物が個性のある人物で描かれ、物語自体を飽きさせずに進め続けるワンピース。これほど面白い漫画は終わることなくこれからもできる限り続けてほしいと願うばかりです。

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ついに漫画100巻発売間際!ワンピース ゴムゴムの実の謎!

週刊少年ジャンプにて連載24年の人気作品『ONE PIECE』!連載期間が長いため「昔は読んでいたが今は…」という方もいるのではないでしょうか?そんな方にも読んでもらいたい、ルフィが食べたゴムゴムの実の謎!その謎が、ワノ國編で少しずつ明らかになってきました。四皇カイドウが率いる強力で数も多い敵と、麦わらの一味+仲間たちとの闘いも必見です。
そこで、主人公ルフィが食べた悪魔の実「ゴムゴムの実」についても触れられています。
ワノ國に入り、新たに麦わらの一味の仲間となったジンベエ。そのジンベエと闘ったカイドウの部下、フーズ・フーがその情報を握っていました。フーズ・フーとは元政府の諜報部員で、現在は強敵カイドウの部下です。フーズ・フーが「諜報部員時代に政府の船でゴムゴムの実を護送していた」と言うのです。護送中にゴムゴムの実は奪われてしまい、その後ルフィが頭角を現しました。
フーズ・フーはこの1度のミスにより投獄されてしまい、酷い罰を受けて命がけの脱獄を計ったと語っています。
フーズ・フーにとっては、その時奪われたゴムゴムの実を食べたのがルフィと分かってからは、麦わらの一味の名を聞くと辛い過去を思い出す程の事件なのです。

この発言でゴムゴムの実は政府に護送されるほどの「特別な実」だということが分かります。
ルフィが食べたゴムゴムの実は、ルフィが憧れている海賊、赤髪のシャンクスが「敵船から奪った」と言っているので、その敵船こそがフーズ・フーが乗っていた政府の護送船であることが判明します。これは『ONE PIECE』第1巻の内容と繋がるので、見事な伏線回収とも言えるでしょう。
赤髪のシャンクスはその事実を知って奪ったことになり、未だに謎な部分は多いですがこれから「ゴムゴムの実」の真の力も含め、明らかになっていくのが楽しみです。

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ONE PIECEのここがすごい!名作の歴史&実績とストーリー

漫画『ONE PIECE』について、「全く見たことがない」、「ストーリーが複雑そうでなかなか手が出しづらい」という方へ向けて少しでも参考になればと思います。
また、これまでの歴史や簡単なあらすじ等を順番に解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください(ネタバレ等はございませんのでご安心ください)。

『ONE PIECE』は1997年に集英社の週刊少年ジャンプにて連載開始し、1999年にはアニメがスタートしました。また、2000年公開の映画『ONE PIECE』をはじめとする計14作品が映画化されています。
週刊少年ジャンプでの長期連載作品としては、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(1976-2016年)に次ぐ歴代2位です。
単行本の国内累計発行数が4億部を突破し、2015年6月には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」として
ギネス世界記録に認定されています。また、海外でも人気が高く、約57ヶ国以上の国と地域にて翻訳版が販売されており、海外での累計発行部数は9000万部を超えています。

ここで、なぜこんなにも人気なのか、そのストーリーについて簡単にまとめようと思います。
人気の理由はまさに王道漫画そのものの展開にあると思います。
一つの莫大なお宝を目指して仲間たちとの数々の冒険や絆を中心に描き、その中で数々の敵とのバトルシーンやギャグシーン、感動的なシーンがふんだんに詰め込まれており、読者の心を掴みます。
やはり、「冒険」、「絆」、「バトル」、「感動」などのキーワードは強いです。
【ストーリー】
主人公のモンキー・D・ルフィが海賊王を目指して様々な冒険をめぐり、成長していく物語です。
圧倒的な強さを持つ敵やライバルと切磋琢磨しながら繰り広げる冒険の数々は、日常生活には無いワクワク感を届けてくれます。

主に『ONE PIECE』の歴史と実績、簡単なストーリーについてまとめました。
ストーリーについてはかなり簡潔にしましたので、少しでも興味が出てきた方は是非これを機会に読んでもらえると幸いです。

ONE PIECE / ワンピース
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少年の頃の夢を思い出させてくれる名作!

国内累計発行部数4億部超えの大人気マンガ、ONE PIECE。
ひとつなぎの大秘宝”ワンピース”を求め、多くの人々が海に繰り出す大航海時代、海賊王を目指して旅をするルフィとその仲間たちの強い絆と熱い信念は、少年たちはもちろん、多くの大人をも魅了しています。
個性豊かなキャラクターも大きな魅力の1つ。
マンガ連載1000話目を記念して行われた、総勢1174名のキャラクターの中から世界一を決める人気投票企画では1位のルフィを筆頭に、麦わらの一味や、共闘する海賊たちの名前が連なりました。
しかし、劇場版で歴代1位の興行収入を誇る作品は、実は海賊ではなく海軍がメインに据えられたストーリであることをご存知ですか?
68.7億円の興行収入を記録し、歴代ダントツ1位の成績を収めているのが、2012年公開の「ONE PIECE FILM Z」という作品です。
「FILM Z」への高評価と共に強い支持を得ているのが、映画オリジナルキャラクターであり、元海軍大将のゼファーという男です。
彼は誰よりも強い正義心を持つ男でした。
しかし、とある悲惨な事件をきっかけに、その心は挫かれ、今や世界を巻き込むテロリストと化してしまいます。
そんな中、かつての教え子の1人であり、海軍大将を辞した青雉・クザン、そしてルフィたちとの邂逅を経て、ゼファーは彼の原点たる正義の心を取り戻していきます。
映画のタイトルでもあり、ゼファーが自称として何度も叫ぶ「Z(ゼット)」という名は、実は彼が幼少期に正義のヒーローへ扮する際に名乗っていた名前でした。
これは映画の最後に明かされるのですが、劇中打ちのめされながらも「俺はZだ!」と叫んでいた彼には、ずっと正義を信じ全うしたいという思いが宿っていたのです。
現代社会に生きるわたし達も、理不尽な目に遭い、やりきれない思いを抱えることも多くあります。
その内、小さい頃に抱いていた夢や希望を忘れてしまう人も少なくありません。
ゼファーも不条理な世界の中で、もがき苦しみ生きた人物です。
それでも正義のヒーローでありたい、という純粋な思いを持ち続けていました。
痛ましくも前向きな男が、最後には小さい頃と同じ輝きを取り戻し、自分の信じる道を全うする姿は、泥臭くも逞しく、多くの人の心を打ちました。
王道少年マンガの先頭を走るONE PIECE。
その劇場版で最も評価されている「FILM Z」は、少年の頃の無垢な夢と信念を思い出させてくれる名作の1つです。
劇場版は原則マンガのスピンオフの立ち位置で描かれるので、原作を深く知らない人でも楽しめる構成となっています。
ファンのみならず、是非大人のみなさんにこそオススメしたい映画です。

ONE PIECE / ワンピース
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これを読めばハマっちゃう!?ONE PIECEマニアにあなたもなれる!

あなたは『ONE PIECE』というマンガを読んだ方が良いです!
いきなり、こんなこと言われても読まない人が大半だと思います(笑)。「なんでそんなこと言われなくちゃいけないんだよ」という気持ちをグッと堪えてください。
あなたは『ONE PIECE』というマンガはご存知ですか?
きっと読んだことがない方も今までに1度は聞いた事があると思います。

内容をちょこっとだけ知ってる人は、「腕が伸びるんでしょ?」とか「ゴムゴムのなんとかでしょ?」、「海賊の話でしょ?」という人が多いと思います。
そうです!それ全部正解です。
ゴムゴムの実を食べ、腕が伸びるようになったゴム人間が海賊王を目指すお話です。ざっくり言うとこんな感じです(笑)。

では、なぜ『ONE PIECE』を読んだ方がいいのか…。それは面白いからです。
ただ「面白いから」だけでは、あなたは読まないと思います。

このマンガはルフィという海賊王を目指す少年が1人海を出て、いろんな島で仲間を集め、友情や愛情、絆をテーマに冒険していく物語です。
少年マンガの王道のような物語ですが、これを勧めるにはちゃんとした訳があるのです。
このマンガは「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されました。
海外では翻訳版が42以上の国と地域で販売されており、コミック単行本全世界累計発行部数は4億8000万部を突破しています。それだけではなく、第67巻では初版発行部数405万部(国内出版史上最高数)という記録を樹立しました。
57巻以降の単行本は初版300万部以上を10年以上続けているなど、国内出版の記録をいくつも保持しているマンガです。もう数字だけ見ても凄すぎます!!かつてここまで売れたマンガは他にあるでしょうか。
これだけ売れているのなら、読まない理由はないです!

そして、主人公のルフィはいろいろな島へ旅をするのですが、最初はもちろん仲間なんて1人もいないので、周りがみんな敵の状態から始まります。
まず最初にルフィの生まれ故郷でもある「東の海」(イーストブルー)にてその事件は起こります。東の海では有名な海賊金棒のアルビダは恐れられていて誰も逆らえません。その海賊船にたまたま居合わせたルフィはひょんなことからアルビダを撃退し、次の街へ向かうのでした。
次の街というのが海軍基地がある街でした。海軍というのは正義の象徴で海賊の敵、つまりルフィの敵にあたるということです。その街にやってきたルフィは“海賊狩りのゾロ”という異名を持つ男と出会います。

本当はもう少し内容を書きたかったのですが、このレビューを読んで「ONE PIECEを読みたい!」と思ってくれた方のために取っておきます(笑)。
そんなこんなで旅をしながら仲間を集めていく主人公ルフィによる、笑いあり涙あり感動ありの海洋冒険ロマンです。

これであなたも『ONE PIECE』を読んだ方が良いといった理由が理解できたことでしょう。
続きはぜひ単行本を買って楽しんでください!

ONE PIECE / ワンピース
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唯一無二の王道バトル漫画

この漫画はあまりにも有名すぎるので、今更お勧めする必要はないと思う人もいるかもしれないが、敢えて私はお勧めしたい。この漫画の特筆すべき点は、バトル漫画らしからぬ情報量であるということだ。
10年以上も掲載しているので登場するキャラクターの数がとても多く、漫画の中に残される伏線の量も膨大だ。ONE PIECE界隈では伏線の謎を解き明かそうと多くの考察がなされている。
だが尾田栄一郎先生は毎回奇想天外な展開で伏線を裏切ってくる。それが多くの人を伏線へと駆り立てているのかもしれない。
またこの漫画は現実世界のことを投影したような差別、生まれによる身分の違いなどについても描かれている。
人と同じ言葉を話し、心を通わせることができる魚のような姿をした生物「魚人」。彼らはその見た目から、人に嫌悪され、差別されている。しかし彼らには夢がある。それは太陽の下、地上で生活することだ。
この魚人の例のように現実世界の問題を皮肉ったような描写も多くある。
バトルやかっこいいシーンだけでなく、シリアスでダークな部分が含まれているところが今もなお根強い人気を誇っている理由なのかもしれない。
ONE OIECEとは何なのか、ラフテルはどこにあるのか、麦わら海賊団の旅はどの終結するのか、これからの展開に目が離せない。