やっぱりアラバスタ編は最高
アラバスタ編を再構成した映画です。
原作、アニメと違うところもありますが、短くまとまっていて、原作とはまた違った魅力がありました。
アラバスタ編はやはり最高だなと思います。
ビビちゃんは力はそんな強くないけど、王女としての決意はすごいし、心は強くてかっこいいし、ラスボスのクロコダイルは強く、残忍で、ビビちゃんらの立場に立つと腹が立って仕方のない人だけど、そこから離れてみるとだいぶかっこいい敵キャラです。
ルフィがクロコダイルと戦う方法というのも、自分の血でスナスナの能力を無効化させるという、少年心をくすぐる戦い方でよかったです。
サンジさんの戦い相手のボン・クレーはすごくコミカルなキャラで格好からして異様で大好きですし、ナミさんも女の子同士、ビビちゃんと仲が良かったから、ビビちゃんのためにナミさんが涙するところとか泣けます。
それになんといっても、ベルです。あの偉大なる自己犠牲、もう泣けてしまいます。
それでも止まらない戦争がとても怖かったし、ベルがあんなことになって、本来なら泣き崩れてもおかしくないのに、
声を張り上げて戦争をやめてくださいと叫び続けるビビちゃんがすごいと思いました。
そして、もちろん、ビビちゃんと、ルフィたちの別れのシーンまだ入っていて大満足です。
あれを見ると、こちらも左手を天高く掲げたくなります。