ルフィーが海賊王を目指す中でいろいろなことを訴える物語
主人公モンキーDルフィーが海賊王を目指す物語です。
一言でいえばこれだけなのですが、海賊王を目指す過程で読者にさまざまなことを訴えています。
まずは、仲間の大切さについてです。ルフィーは最初一人で航海にでます。そこから多くの仲間を手に入れます。
ルフィーが最初仲間に誘うときは、必ずと言っていいほど入りたがりません。
しかしルフィーの仲間に対する真剣さや情熱に惹かれ最終的には誰も断ることなく仲間になります。
そして仲間になるシーンはいつも我々に感動を与えてくれます。
次に、世界の社会情勢の問題について訴えるシーンがたくさんあります。
例えば、トニートニーチョッパーと出会うときに描かれたいじめの問題。チョッパーは子供の時あやまってヒトヒトの実を食べてしまったことで
他のトナカイからいじめられるようになってしまいました。私はこのシーンを読んでいじめに対する問題提起を作者がしているのだろうと感じました。
他にも、魚人島における人種差別の問題。これは我々の世界でも起こり得ていることなので、
こういったことはいけないというのをこの漫画を通して訴えているのだと思いました。
この物語のストーリーそのものもとても面白いですが、それ以外で読者に対して訴えている部分に関してもこれから注意して読んでいきたいと思います。